ドライフラワーのコサージュって、ナチュラルな色合いや質感がとてもおしゃれで素敵ですよね!
今回は、「ドライフラワーのコサージュを手作りしたい!」というあなたのために、作り方を調べてきました♪
手作りのアクセサリーって、憧れがある一方で「初心者にできるかな…」と不安も感じますよね。
この記事を読んで、あなたもぜひ世界に一つだけのオリジナルコサージュ作りに挑戦しましょう!
記事後半では、100均アイテムだけでコサージュが作れるか、造花のコサージュの作り方などについて解説しています♪
ドライフラワーを使ったアクセサリー作りには、硬化スプレーがあると安心ですよ!
ドライフラワーはどうしてもお花が取れやすいので、仕上げに硬化スプレーをかけておけば壊れにくく長持ちします♪
花材の持ち味を失わないほどよい硬化具合と、持ちの良さが人気のスプレーです!
ドライフラワーのコサージュの作り方2選♪どちらも下準備が要!
ドライフラワーを使ったコサージュの作り方の大事なポイントは、土台作りやワイヤリングなどの下準備にあります!
ハンドメイドのアクセサリーって女性なら一度は憧れちゃいますよね♪
卒業・入学・結婚式…晴れの日を素敵に彩るコサージュを自分で作りたいと、あなたは思っていますね?
手作りコサージュも、使う花材で雰囲気がグッと変わります。
生花で作れば華やかで元気な印象になりますし、ドライフラワーで作れば落ち着いたシックな雰囲気になります。
今回は、ナチュラルな色合いで花材として人気の高いドライフラワーを用いたコサージュの作り方をご紹介します!
「ボンドを使った作り方」と「ワイヤーを使った作り方」の2通りをご説明しますので、お好みの作り方でトライしてみてくだいね♪
ボンドを使った作り方の良さは、不器用な人でも簡単に作れるところです。
今回は、筆者である私もコサージュ作りに挑戦してみました!
ペンチとボンドは、もともと家にあるものを使いました。
材料調達はダイソーだったのですが、ドライフラワーなんかはもうすでにミニブーケになっていて「もはやこれにピン付けたら完成では…?」って感じでした。
ですがそれではつまらないので、一応ブーケをほどいて、使いたいお花をピックアップしてみました。
例えセンスがなくても、重ねていったらそれっぽくなりそうな予感がします…!!
ではさっそく、作り方手順を写真付きで説明してまいります♪
①土台作り
今回はボンドを使った作り方ですので、まずは花材を置く土台を作ります。
フェルトの土台を作り、そこにコサージュピンを付け、ボンドで留めます。
今回購入したフェルトは、裏面にもともとのりが付いているタイプだったのでしたが、強度を確保するためボンドも使いました。
ボンドが乾かないとピンが動いてしまうので、乾くのをしばし待ちます。
②花材を重ね、装飾用のリボンをつける
コサージュピンのボンドが乾いたら、作った土台の上に花材→ボンド→花材→ボンドと重ねていきます。
え、待って……ボンドがめちゃめちゃ見えてるけどだいじょぶそ……?????
一応乾くと透明になるボンドだったのですが、透明になったとしてもボンドが丸見えになる気がして、上からリボンを巻きました。
③ボンドが乾くのを待つ
ボンドが乾く前にパーツが取れてしまうと嫌だったので、重しを乗せてしっかり接着させます。
くっついたかな…というところで重しを外し、丸1日乾かしてみてできあがったのがこちら!!
大優勝、大勝利!!!! やったー!家庭科の成績が万年2の私にも上手にできたよ~!!!!
ちなみにピンのついている裏面はこんな感じになっています。
花材を重ねながらボンドをつけているときは「ホントにくっつく…?」と心配でしたが、乾いたらきちんとくっついてました♪
コサージュ作りは初めてでしたが、所要時間は大体1時間程度でした!(乾かす時間は除く)
一般的にお花を使ったアクセサリーは、生花であれドライフラワーであれ、加工がしやすいように茎にワイヤーを巻き付ける「ワイヤリング」の工程を挟むことが多いです。
ワイヤリングをした方が強度が出るのですが、作業に慣れていないとワイヤーをかける工程でお花がどんどん落ちていってしまいます。
せっかく素敵なコサージュを作ろうと思っていたのに、下準備の段階でお花が全部取れてしまった…となってしまっては悲しいですよね…。
その点、ボンドを用いた作り方ですと、ワイヤリングが苦手・アクセサリー作りに慣れていない場合も、簡単にキレイに仕上げることができます。
ボンドは花用のもの、また仕上げに硬化スプレーを仕上げると、よりキレイに仕上がります!
私ぶきっちょだから…ボンドで貼りつけるだけなのはとってもありがたい~!
初めてアクセサリー作りに挑戦するあなたも、ボンドを使った作り方なら簡単に素敵なコサージュが作ることができますよ♪
では次に、ボンドのコサージュより壊れにくい仕上がりになる、ワイヤーを使った作り方手順を解説していきます!
ワイヤーを使った作り方の良さは、加工のしやすさと強度が出るところにあります。
使った花材や材料はこちらです!(※写真の英字プリントの紙は使いませんでした)
それではこちらも、大事な下準備から始めますね!!
①ワイヤリング
アクセサリー作りやフラワーアレンジメントなどで、花材を加工しやすいようにワイヤーを巻きつける工程を『ワイヤリング』といいます。
ワイヤリングをすることで、自分が思った方向に花材を曲げたり、茎の長さが足りない花材の補強をしたりすることができます。
またワイヤーを使うことで、経年劣化でドライフラワーが崩れたりボロボロになったり、といったアクシデントを防ぐこともできます。
こちらの花材は、花とワイヤーが接着剤でついていたのですが、強度を上げるためワイヤーをかけてみました。
ワイヤーをかけて、その上からフラワーテープを巻いています。
100均で買ったワイヤーが銀色だったので、緑色のフラワーテープを巻くことでうまく色が馴染みました。
今回の花材は、茎の部分もそのまま使えそうだったのでよかったのですが、用意した花材が花の部分しかない場合、茎をワイヤーで作らないといけません。
私が購入したワイヤーはビーズなんかに使う柔らかめのワイヤーだったので、もう少し硬めのワイヤーの方が加工しやすいと思われます。
購入時には気づかなかったのですが、実は『園芸コーナー』にお花用のワイヤーがあるんだとか…。
用意する花材に合わせ、使い勝手のよさそうなワイヤーを選ぶようにしましょう!
②花材をワイヤーでまとめる
ワイヤリングができたら、花材をバランスを見ながら重ね、ワイヤーでまとめます。
もはやこれだけでも、けっこういい感じになってます。
ボンドと違い、乾く時間を待たなくて済むのがいいですね♪
③飾り付け用の紐とコサージュピンをつける
ワイヤーが見えなくなるよう、上から飾り紐を巻きつけます。
その際に、コサージュピンも一緒に巻き付けてしまいました。
そして今回できあがったのが、こちらのコサージュです!
え……私、ハンドメイドアクセサリー作家になれるんじゃない…??
こちらも所要時間は1時間程度でした!(上のボンドを使ったコサージュの、ボンドが乾くのを待つ間に製作しました♪)
コサージュを晴れの日一回限りの使用でなく普段使いをしたいあなたは、ワイヤーを使った作り方がおすすめです。
ワイヤーを使った作り方なら花材一つ一つが補強されるので、自作した思い入れのある素敵なコサージュを長く使い続けることができますよ♪
さて、ここまで2パターンの作り方をご紹介しましたが、どちらも大事なのは『下準備』です!
土台作りやワイヤリングを丁寧にすることで、壊れにくく仕上がりもキレイなコサージュを作ることができます!
『下準備を丁寧に』ということを差し引いても、どちらも想像より簡単に高クオリティーのコサージュを作ることができました!
アクセサリー作りってやったことなかったけど、初心者の私でもできそうって思った~♪
手作りに対するハードルが下がったようでしたら、ぜひ世界で一つだけのオリジナルコサージュ作りに挑戦してみてくださいね!
せっかくコサージュを手作りするなら、お花も自分で選んで加工したいあなたはこちらの記事もおすすめです♪
ドライフラワー加工に向いているお花の紹介もありますので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!
ドライフラワーのコサージュの作り方100均アイテム編♪
ドライフラワーのコサージュ作りは100均にあるものだけでできるので、初挑戦でも気軽にトライできます♪
コサージュの手作りが初めての場合、失敗してしまうことも想定したらなるべく材料費を抑えたいですよね。
今回は初挑戦だし、とりあえず100均で材料調達できないかな?
もし100均だけですべての材料が揃えば、安く済むだけでなく手芸店や花材を扱っている問屋などをはしごしないで済むので、一石二鳥ですよね♪
結論から申し上げますと、花材・飾り付け用の素材・ペンチなどの器具なども合わせ、すべて100均で調達することができます!!
今回は、筆者である私も実際に100均のアイテムだけでドライフラワーのコサージュ作りに挑戦してみました♪
あなたもこれを読んだら、今すぐ近所の100円ショップへ行きたくなるかも…♪
使えそうと思ったものを片っ端から買いましたが、合計で1600円(税抜)でした!!
いやあ~最近の100円ショップって本当に品ぞろえが豊富ですごいですよね…!!
特にドライフラワーなんかは、おしゃれな雑貨屋か『東京堂』のような花材専門の問屋へ行かなきゃ揃えられないかと思っていました…。
もともと家にあったため今回は購入しなかったのですが、「ペンチ」や「クラフト用ボンド」なども取り扱いがありました。
私もコサージュを作るのが初めてだったので、作り方を説明してくれているサイトや動画をたくさん見ました。
花材をまとめ、飾りつけてコサージュピンをつける…という流れは大体どこも同じのようでした。
花材をまとめる際、ワイヤーを使うのか接着剤(ボンド・グルーガン・瞬間接着剤など)を使うのか、という違いがあるくらいでした。
では、私が実際に100均アイテムで作ってみたコサージュがこちら!!
造花のコサージュが1つとドライフラワーのコサージュが2つの、合計3つも作れちゃいました♪
ワイヤーを使った作り方とボンドを使った作り方で挑戦し、3つ合わせると大体3~4時間ほどで仕上がりました!
正直難しい工程はほとんどなく、しいて注意したことと言えばドライフラワーが崩れないよう丁寧にやさしく作業する…ということくらいでしょうか?
材料の購入金額1600円でコサージュ3つってことは、1つあたり500円程度でできた計算なので、そう考えるとめちゃめちゃコスパがいいですよね♪
できあがったコサージュは、胸元に使うだけだけでなく帽子につけてみたり、普段使わないときは吊るしてインテリアにしたりするのもよさそうです!
せっかく上手に作れたコサージュ、晴れの日のタイミングにしか使えないのはもったいないですもんね!
今回私はダイソーですべての材料を調達しましたが、ハンドメイド用の材料はセリアも種類が豊富なようです。
コサージュ作り初挑戦のあなたは、まずはぜひお近くの100均へ行ってイメージを膨らませてみてくださいね♪
造花のコサージュの作り方を解説♪自由度が高く応用が利く!
造花を使ったコサージュの作り方は、花材を好きなように加工できるため、自由度が高く応用が効くのがメリットです!
造花の良さは、季節に関係なく好きな花を揃えられ、生花のような発色なのに劣化する心配がないところですよね♪
しかも最近の造花はクオリティーが高く、ほとんど生花と変わらない見た目をしています。
確かに、触ってみるまで本物かそうじゃないか分かんないことあるよね!
結婚式のブーケも、生花じゃなくて造花(アーティシャルフラワー)で費用を抑えるケースも増えてるらしいよ~
造花だと、季節関係なく自分の好きな花をブーケにできますもんね!
私も自身の結婚式のブーケを、母が一番好きな花であるスズランを使いたかったのですが、1月挙式で時期が外れていたため断念しました。
そっか…造花にすればよかったのか…今更だけど…(笑)
ウェディング用にヘッドドレスを自作したいとお考えのあなたはこちらの記事もおすすめです♪
一生に一度の思い出ですから、こだわりの詰まったオリジナルのヘッドドレスが作れたら素敵ですよね…♪
ではここからは、造花を使ったコサージュの作り方の手順をご紹介いたします!
筆者の私が実際に作ってみたので、どんな仕上がりになるか合わせて確認してみてくださいね♪
- 扱いやすいように、造花を分解したりワイヤーをかけたりする
- バランスを見ながら増加を重ね、ワイヤーでまとめる
- 飾り付け用の紐やインテリアペーパーで装飾する
- コサージュピンをつける
造花を使ったコサージュの作り方の良さは、その自由度の高さです!
では、実際に作ってみた様子をご覧いただこうと思います♪
今回用意した花材は、100円ショップにあったこちらの3つです!
材料を買いにいったのが6月だったので、ひまわりが店頭にたくさん並んでいました。
すでにドライフラワーを使ったコサージュを2つ作っていたので、今回はちょっとはつらつとしたフレッシュなイメージのコサージュにしようと思います。
①花材を扱いやすいように分解・接着する
まずは、造花を扱いやすいように加工していきます。
こちらの造花はリング状になっていて、このままだとブーケにしにくかったため、花や葉をすべて外してしまいました。
造花は大体、花のトップの部分が取れるので、イメージ通りに加工しやすくていいですよね!
こちらの造花は2本で1セットだったのですが、そのままだとかさばりそうだったので、葉っぱの部分を外してしまいました。
分解したひまわりは茎がないので、そのままだとコサージュとして束ねにくいな…ということで白いお花とドッキングしてしまいます。
一本切って、その部分にひまわりをくっつけちゃいました♪
造花だと、このへんの思い切った加工も気にせずやれるのがいいですね!
一度分解した造花は花や葉が取れやすくなってしまうので、接着する際はボンドを使うと安心です。
②バランスを見ながら造花をまとめる
あとは好きなように造花をまとめて、ワイヤーで留めるだけです。
造花は、生花・ドライフラワー・プリザーブドフラワーなど数ある花材の中でも一番頑丈なので、気を遣わない分さくさく作業が進みます。
③飾り付け用の紐や英字ペーパーをつける
ここまできたら、あとは好きなように飾り付けるだけです!
ここもセンスの見せ所になるので、いろいろと試行錯誤しました♪
英字のインテリアペーパーを使ってみたかったので、茎の部分は麻紐でシンプルにまとめました。
英字ペーパーに穴をあけて、そこに造花の茎の部分を刺します。
根元部分だけだと英字ペーパーがグラグラ動くので、上の方に穴をもう一つ開けてオリーブを貫通させました。
まじまじと見ると、オリーブが一つだけ後ろに行っちゃってるのが変な感じなんですが、ぱっと見はそこまで気になりませんでした!
④コサージュピンをつける
最後にコサージュピンを、英字ペーパーにくっつけて完成です。
ペーパーにそのままピンをつけると強度に不安があったので、フェルトを足して補強しています。
そして、初挑戦の造花コサージュの出来上がりがこちらです!!
おしゃれすぎん? もはやハンドメイド作家名乗ったら普通に売れるレベルじゃない??
造花を使えば、季節に関係なく好きなお花を選べますし、分解したり接着したりと自由に加工できるのも嬉しいですね♪
今回は洋風なコサージュを作りましたが、水引や和風な端切れを飾りつけに使って、成人式や結婚式の和装などの髪飾りにアレンジするのもよさそうです!
最近は100円ショップなどで取り扱う造花の種類もかなり増えていますので、ぜひ気になるあなたは造花コーナーをチェックしてみてはいかがでしょうか!
まとめ
- ドライフラワーを使ったコサージュの作り方の大事なポイントは、土台作りやワイヤリングなどの下準備にある
- ドライフラワーのコサージュ作りは100均にあるものだけでできるので、初挑戦でも気軽にトライ可能
- 造花を使ったコサージュの作り方は、花材を好きなように加工できるため、自由度が高く応用が効くのがメリット
今回は、ドライフラワー・造花を使ったコサージュの作り方をご紹介しました♪
不器用&おおざっぱな私が実践してみてましたが、ま~ったく難しく感じませんでしたよ!
ほとんどの材料が100均で揃うことも分かりましたし、あなたもお気軽にコサージュ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか!!
せっかく作ったコサージュを、長く使いたい・気軽に普段使いしたいあなたには、硬化スプレーでの仕上げをおすすめします!
最後にシューっと振りかけるだけで、花材の色あせや劣化、湿気や虫から守ってくれる優れもの♪
ハンドメイド作家さんやフローリストさんもよく使う人気アイテムですので、これからお花を使ったアクセサリー作りを始めるならぜひ1本持ってみては?