授乳クッションと円座クッションは兼用ができるか、実際に使ってみた先輩ママの声やお役立ち情報を調べてみました。
ただでさえ出費がかさむ時なので、買ったはいいけどあまり使わないとなってしまったら悲しいですよね。
私も初産では会陰切開をしたので、抜糸するまでは円座クッションがないと痛すぎて座れず、授乳する度にとても辛かったです。
この記事では、兼用できて高評価のレビューが多いお役立ちアイテムをご紹介します。
産前は寝るのも大変、腰の痛さや産後の痛みや痔の辛さなど、かなりの期間受けるダメージを軽くしてくれるサポートグッズがあったら便利ですよね♪
先輩ママたちの評価も高く、1つのアイテムで産前から産後までの長い期間活用できちゃうなんて、私も欲しかったアイテムです。
洗濯機で洗えて「抱き枕」と「授乳クッション」が兼用できる優れものです。
目次
授乳クッションと円座クッションは兼用できる!決め手は高さ♪
円座クッションでも高さがあるようなタイプは授乳クッションとしても充分兼用できます。
「授乳クッション」と「円座クッション」は、名前が違うから全く違う物なのかなと思っていませんか?
授乳クッションとは、授乳するときに赤ちゃんの高さを調節したり、体重を支えたりして授乳をしやすくするための育児アイテムです。
一方、円座クッションとは、産後の痛みや痔の痛みなどで思うように座れないあなた向けのクッションです。
元々の用途は違いますが、円座クッションや他のクッションでもある程度の高さがあれば、赤ちゃんを支えられるので兼用ができちゃいます。
赤ちゃんは体温がちょっと高めなので、身体が密着するママもお互いに汗だくになってしまうと、避けたい時間になってしまい残念ですよね。
特に夏場の授乳は、私もかなりの暑さを感じて常に汗ばんでいましたから肘の内側にあせもができてしまったことがあります。
毎日授乳は、回数も時間も侮れないものなのです。
成長と共に段々体重が増えてくる赤ちゃんの身体を支えながらの授乳が少しでも快適になれば、一緒にいられる時間が楽しくなりますよね♪
ママの腕は添える程度で済みますから余計な力もいりません。
授乳クッションを使うことで体温も伝わらなくなりますので、赤ちゃんとママの間で汗をかくことも少なくなります。
でも、高さが足りないとママが前屈みになって姿勢が崩れるので、腰や腕に負担がかかり逆効果になるので要注意です。
授乳クッションと円座クッションを兼用するのでしたら、高さのあるものを選んでみましょう。
授乳クッションと円座クッションの違いは必要な期間!
授乳クッションと円座クッションの違いは、産後に最も必要になる期間の長さです。
最も必要になる期間の目安としては授乳クッションは1年以上、円座クッションは1ヶ月ほど(これは会陰切開をした場合の目安の期間)です。
授乳クッションと円座クッションは、どちらも姿勢の矯正が期待できるアイテムですが、目的と効果的に使える部分が違います。
授乳クッションは、主に赤ちゃんの授乳の時に負担がかかる腰のサポートしてくれます。
授乳をしている期間は、使用すると考えて間違いないでしょう。
円座クッションは、デリケートゾーンの痛みを軽くするためにドーナツ型やU字型をしています。
会陰切開や裂傷などダメージがあると、何かが傷に触れるだけで痛いので「ただ座ること」でも産後は大変なのだなと思ってしまいますよね。
抜糸をしたり傷が治ったりすることで、座った時に痛みや辛さを感じなくなると不要になることが多いです。
ですので出産が2人目以降で会陰切開をしていない、もしくは帝王切開の場合は最初からあまり必要ないこともあるようです。
授乳クッションと円座クッションの違いは使用する目的や期間ですが、どちらの良いところも併せ持つ優れものも沢山あるので、大きな違いはなくなっているようですね♪
清潔感を重視している商品も多く、丸洗いができるタイプが便利なようです。
授乳クッションと円座クッションの違い以外の「授乳クッション活用法」など、詳しい情報がコチラにも書かれていますのでご覧になってみてくださいね♪
産後は円座クッションでデリケートゾーンのダメージをサポート!
産後のリカバリーに力を発揮する円座クッションは、デリケートゾ-ンのダメージをしっかりサポートします。
「円座クッション」や「ドーナツクッション」とも呼ばれているクッションをご希望でしたら、産後の退院時までに用意すれば充分間に合います。
産院でも、円座クッションや座面が円座になっている椅子など用意しているので出産直後は、貸してくれることが多いからです。
特に会陰切開や裂けてしまった場合、座る度に痛みを感じてしまうとせっかく赤ちゃんと一緒にいてもただ辛いだけの時間になって悲しいですよね。
私も産院で丸い穴の空いている椅子に座った時、あんなに辛かった痛みを全く感じなくなったのでとってもビックリしました。
産後の円座クッションは、他にも不安定になりがちな姿勢を安定させたりお尻、腰回り、背中にかかる負担を和らげてくれたりする役割があります。
バスタオルで代用もできますが「座るのが辛い」場合には、1つ持っていると安心です。
抱き枕として使えるタイプは、産前から産後、育児期と長い期間使い続けられるので人気も高いです。
産後のママの身体は、悲しくなってしまうくらい大きなダメージを受けた状態になってしまいます。
- 出産時の帝王切開の傷や会陰切開、会陰裂傷、痔などの傷による痛みによるダメージ
- 妊娠中に赤ちゃんの成長に合わせて開いてしまった骨盤の影響から崩れた姿勢のダメージ
そして、出産に関わる身体のダメージ期から、しっかり身体を休める休息の時期を越えて産後2か月を過ぎるころには大切な回復期を迎えます。
ひらいた骨盤は、産後に元に戻るかどうかも個人差がありますので『いつまで』が分からないのです。
私は2人目を産んだあとに、骨盤の歪みからくる「腰の痛み」で辛い思いをしていましたが、なぜかちょうど1年くらいで、ピタリとおさまりました。
いつまでか分からないからといって、放っておくと骨盤のゆがみから内臓の位置も変えてしまうので消化器系や生殖器系の不定愁訴に繋がってしまう可能性も出てきます。
回復期に、正しいアイテムを選んで正しい座り方をするだけでダメージからしっかりと回復できるとしたら、試してみたくなっちゃいますよね♪
原因 | 身体の状態 | ダメージ |
骨盤の歪み | 腰の筋肉や靭帯に負担がかかる | 腰痛 |
骨盤の歪み | 消化器系の不調 | 胃痛・下腹部の不快感・不定愁訴 |
骨盤の歪み | 生殖器系の不調 | 生理不順・不定愁訴 |
骨盤の歪み | 姿勢に影響 | 肩こり・頭痛・猫背・前かがみ |
脚部の筋肉 | バランスを崩す | 膝痛 |
円座クッションは、使い方次第で回復期の姿勢サポートにかなり活躍するアイテムになります。
身体の回復をより効果的にする円座クッションの正しい座り方!!
円座クッションは、産後に「正しい座り方」で座ることで「痛み」を軽くするだけでなく腰回りの姿勢を良くしてくれるので、より効果的にママの身体の回復をサポートします。
<正しい座り方>
- 床に座る:床に直接の場合は、クッションを使って胡坐で座ります。
授乳やおむつ替え、着替えなどをするために床に直接座る場面が多くなる時に活躍するのが円座クッションです。
床に座る時になぜ?と思うかもしれませんが、骨盤を立てて姿勢を正すために大きな役割を果たすので、強力なリカバリー力を発揮してくれます。
一日に何回も、そして長い時間座っていることが多くなりますから、それだけ姿勢に対する働きかけもできて効果が期待できますよ!
- 椅子に座る:椅子に座る時は2つのステップ(3つのポイント)を押さえます。
座った時に両方の足の裏が床に着いている
お尻(座骨)がしっかりと座面についている(骨盤を立てて座っている)
右足・左足・座骨の3つのポイントをしっかり意識して、座るようにしてくださいね。
足が宙ぶらりんになっていると背中や肩の筋肉を余計に使ってしまい、よい姿勢がとりづらくなてしまいます。
椅子に座った姿勢で身体を両足でささえながら、骨盤がしっかりと立っていればOK!です。
椅子の正しい座り方など、姿勢に関してのことは、コチラにも詳しく書いてありますので読んでみてくださいね♪
<やってはいけない座り方>
- 横座り(お姉さん座り)
正座をした時にしがちな、足を横に出して姿勢を崩す座り方です。
授乳時には利便性が高いのですが、身体には良いことはないです。
- ぺたんこ座り
両膝を広げてお尻をぺたんと床に着ける座り方です。
骨盤の歪み、骨盤底筋群の筋力低下から尿漏れに繋がる可能性があります。
円座クッションの産後におすすめ商品3選!あなたにあった選び方も
円座クッションで産後におすすめの商品は『gyu gyu』など、あなたにピッタリの3つをご紹介します!
- gyu gyu
- MOGU
- AILEBEBE
- gyu gyu
授乳クッションと兼用できるのでおすすめです!
長く使うので、ヘタらないように中身は極小ビーズのタイプです。
- MOGU
洗い替えのカバーもついているので、汗や赤ちゃんが汚しても大丈夫です。
- AILEBEBE
適度なクッション性は、お母さんだけでなくが赤ちゃんにとっても座り心地が良いはず!
赤ちゃんのお座りレッスンにも役立ちます♪
長い期間、一つのアイテムを使いたいのでしたら産前から産後まで使える「抱き枕タイプ」がおすすめです♪
私は、妊娠中に横になると腰痛で悩まされていましたが、足の間にクッションや座布団を挟むと、腰がとても楽になりました。
実は、その姿勢が『シムス体位』という身体の左側を下にした「うつ伏せ」に近い寝姿勢だったのをかなり後になってから知りました。
妊娠後期になると、お腹を圧迫するうつ伏せでは寝ることができなくなりますので、抱き枕になるクッションを使って楽な寝姿勢で身体をゆるめてあげられると良いですよね。
円座クッションの硬さも、柔らかすぎるとお尻が沈んで座面に痛い所が当たり辛くなってしまいます。
反対に硬すぎても長時間座っているとお尻が痛くなったり痺れたり辛くなったりしてしまいます。
産後のママには、適度な弾力性を持った低反発や高反発の弾力性がおすすめです。
【低反発】
・姿勢を良くしたい
会陰切開の傷が痛んだり裂けてしまったりして辛さのあるデリケートゾーンを優しくサポートします。
【高反発】
・硬い座り心地が好き
体重がしっかりある場合は、沈み込まないのでしっかりと腰を支えることができます。
円座クッションは、厚めで中心の穴は大きめのモノがおすすめです。
穴が小さいと傷に触れやすくなるので痛みを感じることがありますが、穴が大きめだと傷に触れにくくなるので身体への負担が軽くなります。
形はU字型の方が「深く座ることができる」「通気性」「傷に触れない」などO型よりもメリットが多いです。
ボタンを留めると円座になり、外すと抱き枕になるタイプは産前から長い期間ママの身体をサポートしてくれます。
上記のポイントを参考に、あなたの欲しいサポートやリカバリーの条件に合ったタイプのクッションを選んでみてくださいね。
デザインや堅さ、使い方によっても色々と選べますからあなたにぴったりのクッションを見つけてみてくださいね。
まとめ
- 円座クッションでも高さがあるようなタイプは授乳クッションとしても充分兼用できる!
- 授乳クッションと円座クッションの違いは、産後に最も必要になる期間の長さの違い
- 産後の円座クッションは、デリケートゾーンのダメージをシッカリサポート♪
- あなたにぴったりの円座クッションを見つけるための選び方と、おすすめを3つご紹介!
円座クッションと授乳クッションは、主に使う時期の違いが一番大きいのですが、兼用することはできます。
産後は円座クッションとして使用し、痛みがなくなってきたら授乳クッションとして、そして赤ちゃんのお座りトレーニング用にと兼用して長い間活用することも可能です。
上手に兼用する方法を見つけて、様々な場面でサポートになるあなたにぴったりの“クッション”を見つけて下さいね♪
産前は、妊婦さんにとって楽な寝かたといわれる“シムス体位”が自然ととれるように作られているので身体の負担を軽くしてくれる「抱き枕」です。
産前・産後の大きく変化するママの身体に合わせて使い方を変えながら長く使うことが出来ます。
普段頑張り過ぎちゃうあなたへ、極上のリラックスタイムをプレゼントしてくれることでしょう♪