バレーの試合を観戦中、このような疑問を持ったことはありませんか?
私も試合を観戦することが好きなので、詳しく調べてみました!
この記事を読むと、選手の役割は上手い順で決まるか否かがわかります。
バレーの詳しいルールも説明しているので、最後まで読んでくださいね♪
高校バレーを題材にした人気アニメ「ハイキュー!!」の影響で、バレー人気が高まっています!
そんな「ハイキュー!!」で登場する横断幕が、タオルになりました。
ディスプレイとして飾っておくのもいいですね♪

目次
バレーのポジションは上手い順ではなく適性などで判断

バレーのポジションは上手い順ではなく、それぞれの役割に合った適性や体格、性格などを判断材料にして指導者が決めることが多いようです。
バレーのポジションは5つあり、それぞれに求められるスキルが違うので見てみましょう!
どのポジションも高い能力が必要とされているので、上手い順では決めていないんですね!

運動能力に長けている選手は、重要ポジションに置きたいという意見もみられますが、基本的に上手い順では決めていないそうです。
それぞれのポジションが役割を担い、お互いを支え合うことでチームが成り立っています。
でも、ポジションの役割がわからないまま観戦していても、楽しさが半減してしまいますよね…。
次の章では、それぞれの役割について詳しく解説していきますね!
セッターは攻撃の流れを組み立てる絶対的司令塔
セッターは、攻撃の流れを組み立ててチーム全体のバランスを取るため、コート上の「絶対的司令塔」と言われています。
レシーブされたボールを正確な判断でトスして、スパイカーが打ちやすいように攻撃をつなげます。
正確なオーバーヘッドパスだけでなく、相手ブロッカーをだますフェイントトスを使うこともあるんですよ!
セッターは、試合全体を見ることができる広い視野や、一瞬で判断する能力が求められます。
また、高い技術力とリーダーシップも必要不可欠で、バレーの中で最も重要なポジションと言えるでしょう。
セッターの動きに注目して見てみると、観戦がもっと面白くなりますよ♪
アウトサイドヒッターは攻撃も守備もこなすオールラウンダー
アウトサイドヒッターは、攻撃も守備もこなすオールラウンダーで、スパイクだけでなくレシーブなどでも活躍する万能なポジションです。
左右両方から攻撃をしますが、主にレフトからスパイクを打ち、チームの得点を狙います。
アウトサイドヒッターは「攻撃の要」としてチームを支えるため、身長の高さやジャンプ力、強いメンタルが必要となるでしょう。
また、サーブレシーブや守備もこなすので、安定感と判断力も求められます。
攻撃でも守備でもチームに大きく貢献し、アウトサイドヒッターの質はチームの強さに匹敵すると言えるでしょう。
ミドルブロッカーはブロックと速攻で活躍する守備の要
ミドルブロッカーは、前衛の中央で相手のアタックをブロックし、守備と攻撃の両方で活躍するポジションです。
コートの中央に立ち、相手の攻撃をブロックしたり、速攻などの素早い攻めの技をしたりすることも求められます。
相手のアタックに対して、ネット前で飛んでブロックする必要があり、身長が高い選手がミドルブロッカーに選ばれることが多いようですね。
ミドルブロッカーの能力は、相手のアタックをどれだけ防ぐことができるかが関わってきます。
しかし、レシーブを弱点とする選手も多く、後衛に回ったときにリベロと交代することがあるようです。
オポジットは強力なスパイクを打ち得点を狙う攻撃のエース
オポジットは主に得点を狙う役割で、強力なスパイクを武器に攻撃を続けるポジションです。
オポジットとは英語の「opposite」が語源で、「対角」という意味を持ちます。
コート上で「セッターの対角」に配置されます。
オポジットは、前衛でも後衛でも守備には回らず、攻撃専門でスパイクやバックアタックで得点を取りに行きます。
高いジャンプ力や、常に攻撃する選手の力強さに魅了されますよね♪
リベロはレシーブなどの守備でチームを支える
リベロはスパイクを打たず守備に専念し、レシーブやカバーでチームの守りを支えて安定させるポジションです。
バレーの試合の観戦中、1人だけ違う色のユニフォームを着用している選手を見たことはありませんか?
リベロは、他の選手とは違う色のユニフォームを着用し、アタックなどの攻撃をせずに、レシーブやトスを回す守備専門の役割を持ちます。
相手の強烈なアタックに素早く反応する姿は、とてもかっこいいですよね。
他の選手と比べると身長は高くないですが、小さな体でどんなボールも受け止めるので、私も応援に力が入ります!
バレーのポジションはローテーションしながら時計回りに動く

バレーの選手のポジションは、試合中に時計回りに1つ動き、ローテーションしながらゲームを展開していくというルールがあります。
ローテーションには4つのルールがあります。

このルールを守らないと反則になってしまいます。
また、ローテーションするタイミングも決まっているので覚えておきましょう。
相手チームから始まるサーブで、自分のチームが点を取ればサーブ権が移動するので、このタイミングで時計回りに移動します。
自分のチームのサーブで始まって点を取った場合は、サーブ権は移らないのではポジション移動は行いません。
6人制のバレーは、ローテーションのルールがありますが、9人制のバレーはポジション移動のルールはありません。
ローテーション順などは試合前にラインアップシートに記入
ローテーションの順番やサーブ順は、チーム監督が各セットの試合前に「ライン・アップ・シート」にスターティングメンバーと背番号を書きます。
このシートは、「オーダー表」や「目玉」と呼ばれているので、聞いたことがあるかもしれませんね。
ライン・アップ・シートには「セット数」「チーム名」「背番号」「監督氏名」を記入します。
セット中は、ローテーションの順番やサーブ順を変更することはできません。
ルールを守ることで、正確なポジション移動を行い、円滑に試合を進めることができるのです。
また、バレーの実況で「S1ローテ」などと聞いたことはありませんか?

「S」はセッターの意味で、数字は①~⑥まであります。
「S6ローテ」の場合は、セッターは後衛の⑥の位置に配置されているということですね。
ローテーションによって、攻撃パターンや守備の戦術が異なるので、選手の位置はとても大事です。
バレーの得点のルールは1セット25点を3回先取すると勝利となる

6人制のバレーのルールは、1試合につき5セット行われ、1セット25点の得点を先に3回獲得したチームが勝利します。
このルールは、国際大会などでも採用され、3セットマッチの場合もあるんですよ。
3セットマッチの場合は、2回先取したチームが勝利です。
また、5セット目や3セット目まで試合がもつれることを「フルマッチ」と呼び、最終セットは15得点先取すると勝ちとなります。
両チーム24点で得点が並んだ場合は「デュース」となり、先に2点差をつけたチームが勝利です。
最後まで諦めない選手の姿に、一瞬たりとも目が離せませんよね!
その他のバレーのルールは以下のとおりです。
- 9人制のバレー「1セット21点で3セットマッチ」
- ソフトバレー「1セット15点で3セットマッチ」
- ビーチバレー「1セット21点で3セットマッチ」

ソフトバレーは4人制、ビーチバレーは2人制で行われます!
同じバレーでもルールや人数が違うんですね!

バレーの得点獲得ケースは相手コートにボールが落ちるなど3つ
バレーの得点が入るケースは、相手コート内にボールが落ちる、相手選手が触れたボールがコート外に落ちる、相手チームが反則した場合にそれぞれ1点ずつ獲得します!
じゃんけんやコイントスでサーブ権を得たチームの「サーブ」から試合が始まります。
ボールが相手コートの内外に落ちたり、反則があるまで打ち合いの「ラリー」が続き、この瞬間は観るものを魅了しますよね!
相手チームがサーブを打ち、自分のチームが得点を入れると「サーブ権」獲得となります。
サーブに関するルールは3つあります。
他にも反則となるルールがいくつかあるので紹介しますね!
ドリブル(ダブルコンタクト) | 同じ選手が2回ボールに触れる(ブロックはノーカウント) |
フォアヒット(オーバータイムス) | 4回以上ボールに触れて相手コートに返す |
キャッチボール(ホールディング) | ボールを掴む、長時間受け止める |
ペネトレーション・フォールト | 相手チームのコートに侵入 |
タッチネット | プレー中の選手の体、ユニフォームがネットに触れる |
オーバーネット | 相手側のコートにあるボールに触れる |
マーカー外通過 | ボールがマーカーの外側を通過し相手コートに入る |
反則のルールを知っていると、解説者の話も理解できて、観戦がますます楽しくなりますよ♪
また、バレーの点数は紙に書くことが主流でしたが、近年では「スコアボードアプリ」や「得点板アプリ」を利用するようになってきています。
リアルタイムでデータ分析ができるアプリも人気で、弱点を克服しパフォーマンス向上に役立てることができるようです!
バレーの専門用語やルールを解説!
バレーの試合観戦中って「今のはどういう意味?」って思うことがあるんですよね。


観戦を楽しむために、専門用語やルールを解説していきますね!
6人制のバレーは、前衛と後衛3人ずつに分かれ、手や腕などを使ってボールを打ち、3回以内に相手コートに返します。
ただし、ブロックは3回のうちに入りません。
コートの広さやネットの高さはこちらです。

後衛の選手は、アタックラインより前で攻撃してはいけないルールがあります。
下の表で、試合中によく聞かれる主要な専門用語を紹介しますね!
ラリー | ボールがコートに落ちたり、ミスやアウトになったりせずに長く打ち合うこと |
レシーブ | 相手選手が打ったボールを拾うこと |
トス | 味方が攻撃を打ちやすいようにボールを上げるプレー |
スパイク | 上げられたボールに合わせて、ジャンプして勢いよく攻撃すること |
ブロック | 相手のボールを両手を伸ばしてジャンプして防御すること |
サービスエース | 相手が返せない好サーブによる得点のこと |
バックアタック | 相手の意表をつき、後衛から打つスパイク |
ワンタッチ | スパイクしたボールがブロックする選手の手に当たること |
アドバンテージ | デュースの状態でどちらかのチームが1点得ること |
こんなにたくさんの専門用語があるんですね!意味がわかったので、試合観戦が楽しくなりそうです♪

チームを支えるコーチ陣は監督など5つの役割がある
チーム全体を支えるコーチ陣は多様化していて、監督をはじめとする5つの役割があります。
どのスポーツにも共通しますが、常に戦い続ける選手には専任のコーチ陣がチーム全体のサポートをしています。
- 監督
- コーチ
- メディカルトレーナー
- フィジカルコーチ
- アナリスト
選手にとって、さまざまなコーチ陣の存在は心強いでしょうね♪

スポーツ観戦も楽しいですが、実際に運動をしてみたくなったあなたには、こちらの記事がおすすめです!
トライアスロンは、水泳・バイク・ランニングの3種目を行う競技です。
ぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
アウトサイドヒッターとオポジットの違いは守備をするかしないか

アウトサイドヒッターもオポジットも、強い攻撃性を必要とするポジションですが、両者の違いは守備をするかしないかという点です。
以前はレフトやライトと呼ばれていたポジションです。
左右両サイドから攻撃をするため、「ウィングスパイカー」と呼ばれることもあります。
アウトサイドヒッターは、強い攻撃性だけではなく、サーブレシーブやトス、ブロックなどの守備もこなすオールラウンダーとしての役割があります。
オポジットは「対角」という意味で、セッターの対角に位置し、主にライト側に配置されます。
アウトサイドヒッターとは違い、レシーブなどの守備はせずに、強烈なスパイクやバックアタックなどを得意とする攻撃専門で「スーパーエース」と呼ばれています。
右側から攻撃するため、左利きの選手が多いそうですよ。
また、オポジットに該当する選手は少なく、Vリーグレベル以上のチームでポジションが置かれるのが一般的です。
学生のチームなどではオポジットではなく、アウトサイドヒッターとして左右に配置されるんですね!

ポジションには位置と役割の2つの意味がある
アウトサイドヒッターやオポジットなどの呼び名が広がったことにより、ポジションには「位置」と「役割」の2つの意味を持つようになりました。
試合中は選手たちがコートの中をローテーションして移動するので、役割も変わると思ったことはありませんか?
あります!選手の位置が変わるたびに、担当する役割も変わると思っていました…。

ポジションの意味の違いがわかると、バレーの観戦がもっと楽しくなりますよ♪
ポジションには2つの違いがあります。
<位置を表すポジション>
- レフト
- ライト
- センター
選手の位置を表し、ネット寄りの3人を前衛(フロント/フォワード)、後ろ側を後衛(バック)と言います。
前衛の中央をフロントセンター、後衛の左側をバックレフトなどと表します。
<役割を表すポジション>
- アウトサイドヒッター
- オポジット
- セッター
- ミドルブロッカー
- リベロ
選手のプロフィールや、試合の実況などで使われます。
選手がいる位置が変わっても、本来の役割は変わらないんですね♪

以前の役割を表すポジションは「レフト」「センター」「ライト」「セッター」でした。
それが、「レフト」を「アウトサイドヒッター」などと呼ぶようになったのは、1990年以降のことです。
国際大会や英語圏で使われていたバレー用語が日本にも浸透したそうですよ!
石川祐希選手は男子日本代表のアウトサイドヒッター
石川祐希選手は男子日本代表のアウトサイドヒッターで、不動のエースとして国内だけでなく世界でも活躍し続けています!
また、ネーションズリーグ2023年と2024年のベストアウトサイドヒッターに選ばれ、ベストアタッカーや得点王にも輝いています!
2024年に行われたパリオリンピックで、男子日本代表のキャプテンも務めていましたよね♪

石川祐希選手の強みは、高いスパイク力と冷静な判断力でしょう!
男子日本代表のキャプテンとして、安定したリーダーシップも魅力の1つです♪
西田有志選手は男子日本代表のオポジット
西田有志選手は男子日本代表のオポジットで、爆発的なジャンプ力と強烈なスパイクで観客を魅了するプレーが特徴です!
左利きから繰り出されるパワフルなスパイクは、とてもかっこいいですよね!

西田有志選手の強みは、高いジャンプ力と最速120kmを超えるサーブ、そして得点力でしょう!
さまざまな強みを持った選手を知ることで、バレーをもっと応援したくなりますね!
お気に入りのソファで試合観戦をしませんか?
こちらの記事では、へたらないおすすめのソファを紹介しているので、購入の際の参考にしてくださいね♪
まとめ

- バレーのポジションは上手い順で決めることはなく、役割に合った適性や体格、性格などによって指導者が判断する
- 試合中の選手のポジションは、時計回りに1つ動いてローテーションしている
- バレーのルールは1試合につき5セット行い、1セット25点を3回先取すると勝利となる
- アウトサイドヒッターとオポジットの違いは、守備をするかしないかである
バレーのポジションの役割は、それぞれ求められる能力に違いがあり、上手い順で決めていないことがわかりましたね!
敢えて上手い順で示すなら、1位は絶対的司令塔の「セッター」という意見もあるようです。
選手の役割やルールを知って、楽しんでバレーの観戦や応援をしてくださいね♪
プリント面はシャーリング生地で、柔らかな肌触りで使い心地バツグンです!
サイズは約34✕80cmで、綿100%の今治製のスポーツタオルです。
バレーが好きな人への贈り物としてもおすすめですよ♪
