御朱印を毎回もらうのは問題ない!他のマナーや関西のおすすめ神社も!

あなたは御朱印ごしゅいん集めを始めてみたけど、「毎回もらっても大丈夫かな?」「マナー違反になっていないかな?」と悩むことはありませんか?

  • 御朱印を毎回もらうのは問題ない?
  • 神社で怒られることがあるって聞いたけど本当?
  • 御朱印を代わりにもらうのはダメ?
  • 関西で御朱印集めにおすすめの神社を教えてほしい!

同じく御朱印集めを始めた私が、気になるマナーや注意点、もらい方まで詳しく調べてみました!

この記事でわかること
  • 同じ神社やお寺を参拝し、毎回もらうことは問題ない!
  • 基本的にマナーを守って参拝すれば、御朱印をお願いして神社で怒られることはない
  • 代わりにもらうことは、参拝した証にもらうという本来の意味からズレてしまうので注意!
  • 関西でおすすめの神社である「生田いくた神社」「阿部野あべの神社」「岡崎おかざき神社」を紹介♪

この記事を読めば、毎回「これは大丈夫かな?」と不安になることなく、御朱印めぐりができるようになりますよ♪

御朱印を毎回もらうのは問題ない!気をつけたいマナーや使い方も

同じ神社やお寺を参拝し、毎回御朱印ごしゅいんをもらうことは問題ないとされています!

私も御朱印帳を買いましたが、分からないことだらけで、友人に教えてもらいながら参拝に行っていました!

まず、御朱印とは「参拝しました」という参拝の証としていただく印になります。

参拝するときに失礼にならなければ、もらい方は基本自由です!

あなた

なるほど!

1ヶ月前に行って書いてもらったけど、また参拝して毎回もらうのは大丈夫なんだね!

気をつけたいのは、一度の参拝で複数書いてもらいたい場合です。

もし数種類の御朱印を用意している神社や、あなたがなかなか行けないような場所だったら、一度に複数欲しいと思うこともありますよね。

マナーとしては「一度に複数いただくのは良くない」とされています。

お参りした証なので、参拝するごとにいただくというのが基本となっているからです。

そのため、1回の参拝で1種類までと決められている場所もあるようです。

ただし、神社によって対応が違うため、一度に複数ほしいあなたは事前に確認しておくと良さそうですね!

また、一つ一つ手で書いていただくので時間がかかることも考え、混んでいるときは控えるなど周りのことを考える必要があります。

神社仏閣ラバー

参拝して神仏との出会いを大切にすることで、御朱印が集まってくるという考え方を大事にしたいですね♪

御朱印のもらい方は参拝して印をもらってお礼を渡すだけ!

もらい方は、参拝して、社務所しゃむしょに行き、御朱印帳を渡して、お礼を渡す、の4ステップになります。

初めていただくときは、必要なものが何なのか、どこでもらえるのか、など分からないことだらけですよね。

簡単にいただくときの流れを説明しますね!

STEP

参拝する

まずは参拝し、神様へのご挨拶をおこないましょう。

STEP

社務所に行く

神職しんしょくさんや巫女みこさんがいる受付として社務所というのがあるので、そこでいただくのが一般的となっています。

「御朱印受付」や「御朱印はこちら」などの案内が出ていることもありますよ!

STEP

御朱印帳を渡す

カバーや飾りは外しておいて、書いてもらいたいページを開いた状態で渡しましょう。

STEP

初穂料はつほりょう(お礼として渡すお金)を納める

基本的に料金が明示されていますが、そうでない場合は相場である300円〜500円を渡すようにしましょう。

必要なものは御朱印帳と初穂料のみで、難しいやり取りもないので、安心してもらいに行けますね!

続けて、気をつけたいマナーや注意点についても紹介していきますね♪

気をつけたいマナーや注意点を紹介!参拝してからいただくなど5つ

いただくときに気をつけたいマナーや注意点を、5つ紹介します。

気をつけたいマナーや注意点
  • 参拝してからいただく
  • 受付時間に気をつける
  • 御朱印帳は開いてから渡す
  • 書き方に注文をつけない
  • もらえない場所もある

<参拝してからいただく>

御朱印は「参拝した証」なので、参拝してからいただくものと考えられています。

ただ、必ず参拝したあとに御朱印帳を渡す必要はなく、先に社務所に預けておくこともできるようです。

特に大きい社寺だと参拝客が多く、待ち時間が長くなることもあるので、先に預けておいて、参拝後に受け取ると決まっている場所もあります。

いただき方が決まっている場所以外は、様子を見て参拝のタイミングを選ぶと良さそうですね♪

<受付時間に気をつける>

どの神社も受付時間が決まっているので、事前に確認していく必要があります。

もし神職さんや巫女さんがいたとしても、受付時間外に行くのは失礼となるため、やめておきましょう。

また、大きな神社だと交代で書いてくれる人がいるかもしれませんが、小さいところだと時間帯によっては書く人がいないこともあります。

12時〜13時といった昼食時は避けるなど、タイミングを見て行くのが良いかもしれませんね!

<御朱印帳は開いてから渡す>

絶対というわけではなく、そのまま渡しても問題はありません!

カバーや飾りがついている場合も、事前に外して渡すと良いですね!

空白のページをすぐに開けなくて手間取ってしまうあなたは、しおりなどを挟んでおくのもおすすめですよ。

私は金澤神社で参拝したときにいただいたしおりを間に挟んで使っています♪

<書き方に注文をつけない>

「ネットやSNSに投稿されているものと同じように書いてほしい」と注文をつけたり、「ネットで見たものと違う」という方がいるそうです。

書き手によって異なる1つ1つのオリジナリティが魅力でもあります。

書いていただいたものに文句をつけることは、マナー違反にもなるので気をつけましょう!

神社仏閣ラバー

周囲や神社の事情を考えること、相手への思いやりの気持ちをもつことが大切ですね!

場所によっては書き置き(あらかじめ御朱印が書かれた状態の和紙)のみを扱っている社寺もあります。

こちらも書き置きだからといって、価値が変わることはないので、感謝していただくようにしましょう!

<もらえない場所もある>

そもそも御朱印を置いていない神社やお寺があり、行ってももらえない可能性があります。

例えば浄土真宗じょうどしんしゅうのお寺では、目的は教えを聞くことで、御朱印を集めることではないため、置いていないそうです。

どんなお寺でもらえないのかなど、この後詳しく紹介するのでチェックしてみてくださいね♪

御朱印についてよくある疑問を5つ紹介

よくある疑問として、待ち時間に何をしていたら良いかなど5つ紹介します。

よくある疑問
  • 書いてもらっている間の待ち時間は、何をしていたらいいの?
  • 初穂料はお釣りが出ないようにしたほうがいい?
  • 神社用とお寺用を別で用意したほうが良い?
  • 御朱印帳を忘れてしまったら?
  • どうやって保管しておいたらいい?

<書いてもらっている間の待ち時間は、何をしていたらいいの?>

先ほど紹介したマナーや注意点を守って、周りへの敬意を払うことを忘れなければ、基本的にはどのように待っていても問題ないと考えます。

ただし、大声で騒いだり、飲食をしたり、無断で動画や写真を撮ったりするのはマナー違反となります。

「敬意をもってお参りする」「周囲や社寺の迷惑にならない行動」に気をつけていただくようにしましょう♪

<初穂料はお釣りが出ないようにしたほうがいい?>

絶対ではありませんが、できるだけお釣りが出ないほうが良いと考えられます!

お釣りが出ないように小銭を用意していくとスムーズに納めることができますよ♪

初穂料(お礼として渡すお金)は、大体300円〜500円となっています。

うっかり1000円や5000円しか持っていなかった場合は、お札でも大丈夫か事前に確認してみましょう!

初穂料が決まっていない神社で、「お気持ちをお納めください」と言われた場合は、300円〜500円を納めると良さそうです。

お気持ちで支払う場合は、出したお金が代金となるため、小銭をあらかじめ準備しておくことをおすすめします。

また、最近は凝ったデザインのものもあり、1000円くらいすることがあるので要注意です!

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普段現金は持ち歩かないあなたも、参拝に行くときはお札と小銭に分けて、多めに持っておくと安心ですよ♪

<神社用とお寺用を別で用意したほうが良い?>

基本的に分けなければいけないというルールはないので、一緒でも問題ないとされています。

ただし、ごく稀にお寺と神社が混ざっているのは良くないとし、断られるケースもあるようです。

そのような場合に備えて、それぞれ別のものを用意しておいても良いかもしれません。

あなた

御朱印帳の他にも納経のうきょう帳っていうのを聞いたことがあるんだけど、分けるために使うもの?

納経帳はお寺用として分けるというよりは、霊場巡礼れいじょうじゅんれいのようなお寺の巡礼専用で使うものになります。

それぞれの違いを詳しく解説しますね♪

  • 御朱印帳

神社やお寺を参拝した証として御朱印をいただく帳面。

基本的には「印章」「参拝日、社寺しゃじ(神社やお寺)の名前、神様や仏様の名前」が記されます。

  • 納経帳

主に霊場巡礼(例えば四国八十八ヶ所など)で使われる専用の帳面。

読経どきょう写経しゃきょうなどでお経をお寺に納めた証としてもらい、参拝した日付は書かないのが特徴です。

2回目以降の巡礼では、最初にもらった印の上に、新たに朱印だけを重ねて押す「重ね印」がおこなわれます。

参拝の回数だけ印が重ねられていくので、納経帳が朱色に染まっている方もいるんだとか!

すごいですよね!

ちなみに、神社の場合は「重ね印」はせず、参拝するごとに新しいページに御朱印をいただくことになります。

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分けるかどうかは「余すことなく御朱印めぐりしたい」や「観光したときにもらえればいい」など目的で決めると良いですよ!

<御朱印帳を忘れてしまったら?>

私もよくあり、持ってきていれば…と思ったことは一度や二度ではありません。

でも、実は忘れてしまっても御朱印を受け取ることができるんです!

持ってくるのを忘れたことを伝えれば、多くの社寺で別紙に書いていただくことができます!

他にも、あらかじめ紙に書いた書き置きというのもあるので、置いてあるか確認してみましょう♪

持ち帰ればあなたの御朱印帳に貼り付けることもできるし、ファイルで丁寧に保管することもできますよ!

<どうやって保管しておいたらいい?>

本来は神棚かみだな仏壇ぶつだんに保管するものですが、現代では神棚や仏壇がある家も少ないため、他の保管方法をとることが多いようです!

これが正しいという保管方法は特になく、「粗末に扱わない」「神様への敬意を忘れない」という気持ちが大切とされています。

例えば、ケースに入れておく、貴重品と同じように保管する、ホコリや湿気が少ない本棚に置いておく、なども良いとされています。

あなたの家に合ったやり方で、大切に保管するようにしましょう♪

御朱印帳を使う前に確認しておくと良いポイントは5つ!

使い始める前にチェックしておくと良いポイントとして、種類によっては表題を書くことなど5つ紹介します。

使い始める前に確認しておくポイント
  1. 種類をチェックし、必要であれば表題を書く
  2. 名前や住所を記入する(任意)
  3. 1ページ目は飛ばして使う(任意)
  4. 片面と両面どちらで使うか決める
  5. カバーを用意する

<種類をチェックし、必要であれば表題を書く>

御朱印帳には以下の3種類があります。

  • 表紙に「御朱印帳」と書かれているもの
  • 白紙のラベルだけ貼ってあるもの
  • 白紙のラベルが付属として付いてくるもの

表紙に御朱印帳とすでに書かれているものはそのままで問題ありません!

もし白紙のラベルがついている場合は、あなたの手で「御朱印帳」と書く必要があります。

特に書き方の決まりはなく、納経帳や集印帳と書く人もいるようです。

もし購入した社寺で書いてほしい場合は、事前に表題を書いてもらえるか確認しておくと安心ですよ!

<名前や住所を記入する(任意)>

デザインが似ているものも多いため、参拝者が多い社寺や事前に預けるシステムだと、他のものと混ざってしまうことがあるようです。

混ざってしまったときに、すぐあなたのものだと分かるように、表紙裏に名前や住所を書いておくと安心できますよ。

セキュリティ的に抵抗がある場合は、頭文字だけ書いたり、印をつけておくだけでも良いかもしれませんね!

<1ページ目は飛ばして使う(任意)>

1ページ目は空けておくという使い方もあるようです。

1ページ目は全国の神社の中心とされている「伊勢神宮いせじんぐう」に書いてもらいたいという考えだそうです。

絶対に空ける必要はなく、社寺で販売しているものだと、1ページ目にはすでにその社寺の御朱印が入っている場合もあります。

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すでに1ページ目に書いてもらったあなたも気にせず、自由に御朱印集めを楽しみましょう♪

もし、1ページ目を空けておきたい場合は、書いていただく前に伝えておくのが良さそうですね!

<片面と両面どちらで使うか決める>

両面が白紙になっているものが多いため、片面のみに書いてもらうか、両面に書いてもらうか、迷うあなたもいると思います。

これもどちらにしないといけないという決まりはないので、好きなほうを選ぶと良いとされています。

ただし、紙質によっては裏面に移ってしまうため、書くことを断られたりする可能性もあるので注意しましょう!

選ぶときの参考に、片面使いと両面使いのそれぞれのメリットとデメリットを紹介しますね♪

  • 片面使いの場合
    • メリット:裏移りの心配がなく、キレイな状態で保管できる
    • デメリット:冊数が増えてしまうため、保管する場所を確保する必要がある
  • 両面使いの場合
    • メリット:1冊でたくさん集められるので、冊数やコストを減らせる
    • デメリット:裏移りしてしまう可能性があるため、断られることがある

<カバーを用意する>

御朱印帳は表紙が上質な作りだったり、紙も和紙だったりと、デリケートな素材でできているものが多いです。

突然の雨で濡れてしまう可能性もあります。

そんなときに備えて、カバーをつけておけば、安心して持ち運ぶことができますね♪

ネットでいろんなカバーが販売されているので、ぜひチェックしてみてください!

御朱印帳を選ぶポイントは製本の違いや紙質など5つ

選ぶときにどんなポイントを確認すれば良いか、製本の違いなど5つ紹介します!

  • 製本の違いで選ぶ
  • 紙質で選ぶ
  • サイズで選ぶ
  • 色やデザインで選ぶ
  • 神社やお寺で選ぶ

<製本の違いで選ぶ>

製本には以下の3タイプがあります。

  • 蛇腹じゃばら
  • 中綴なかとじ式
  • 和綴わとじ式

蛇腹式は、紙を山折と谷折で交互に折りたたんだ加工で、一気に広げられるので、集めた御朱印が見やすいのが特徴です!

売られている御朱印帳の中でも蛇腹式のものが多い印象です。

私もこのタイプを持っていて、御朱印の数が増えるほど広げたときにワクワクできるのが、お気に入りポイントです♪

中綴じ式は、見開きになってる紙を重ねて中央で止める加工で、雑誌のようなイメージで持ち運びやすいのが特徴です。

和綴じ式は、重ねた紙の束の右側に穴を開けて、糸で綴じる加工で、接着されていないのであとから並べ替えられるのが特徴です。

<紙質で選ぶ>

裏移りするような紙質が薄いものはなるべく避けたほうが良さそうです。

特に両面使いするつもりの場合は、裏移りしない厚みがあって質の良いものを選ぶことをおすすめします!

ツルツルしたものは墨が乾きにくく、閉じたときに他のページについてしまう可能性があるので、吸水性のあるものが良いでしょう。

<サイズで選ぶ>

サイズは、以下の2種類があります。

  • 小さいサイズ:縦16cm横11cm(文庫本サイズ)
  • 大きいサイズ:縦18cm横12cm(B6)

私は持ち運び重視で小さいサイズにしました!

迫力あるサイズで御朱印を残したい場合は、大きいサイズがいいですね♪

書き置きをもらって貼る場合も、大きいサイズのほうが貼りやすいので、キレイに残すことができますよ。

<色やデザインで選ぶ>

色やデザインでビビッときたものを選ぶのも良いですよね♪

私は大好きな青っぽい色のものを選んで、今もお気に入りの1冊になってます!

社寺オリジナルのものから、最近ではキャラクターとコラボしたものまで、幅広いデザインの御朱印帳が販売されています。

社寺や書店、ネットでも購入できるので、ぜひお気に入りのものを探してみてください♪

<神社やお寺で選ぶ>

あなたのお気に入りの神社やお寺があったら、そこで買うのもおすすめです!

社寺がイラストで入っていたり、武将ゆかりの場所だと家紋が入ったデザインのものもあったりします。

社寺で買うと、1ページ目にはその神社やお寺の御朱印がいただけるのもポイントです♪

いつもの必需品に加えて、御朱印帳も持っていくとなると多機能なリュックが欲しくなりませんか?

グレゴリーのルーヌ22は、ポケットがたくさんついているとても優秀なリュックになっています!

この記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください♪

御朱印で怒られることは神社でほぼない!もらえないケースを紹介

基本的にマナーを守って参拝すれば、御朱印をお願いして神社で怒られることはないので安心してください!

神社で怒られることはほとんどないですが、マナー違反やこちらの確認不足で注意される可能性があるかもしれません!

断られる・怒られる可能性のあるケースをいくつか紹介するので、チェックしてみてください。

マナー違反や確認不足でもらえないケース
  • そもそも御朱印を置いていない社寺でお願いしてしまった
  • 休憩時間(12時〜13時が多い)など書き手が不在のときに行ってしまった
  • 1人1冊といわれたのに、何冊もお願いしてしまった
  • 御朱印帳ではなく、ノートなどに書くようお願いしてしまった
  • 記念スタンプなど、他のものが混ざっていて断られてしまった
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気づかないうちに断られる原因を作ってしまわないように気をつけたいですね!

さらに詳しく「御朱印を置いているけどもらえないケース」と「そもそも置いていないケース」に分けて、解説していきますね!

書き手が不在など御朱印を置いているけどもらえないケース

御朱印を置いているけどもらえないケースがあるので、気をつけたい点を2つ紹介します!

置いているけどもらえないケース
  • 書き手が不在・多忙のため対応できない
  • 日蓮宗にちれんしゅうでは「御朱印」ではなく「御首題ごしゅだい」をもらう

<書き手が不在・多忙のため対応できない>

小さな社寺で書き手が少ない場合など、休憩に入っていて対応してもらえないこともあります。

いつ行っても必ずもらえるものではないことを頭に置いておきましょう!

受付の時間は社寺によって違いますが、比較的多いのが9時〜16時になります。

また12時~13時は休憩中の場合も多いので注意しましょう!

初詣はつもうで期間のような祭事で忙しいときは、書き置きの御朱印(あらかじめ紙に書いてあるもの)であることも多いです。

「せっかくだから書いてほしい」と無理にお願いせず、もらえなかったときは、また改めて参拝に行きましょう!

調べるときは、公式サイト以外にSNSで情報を発信している社寺も多いので、両方確認しておくのがおすすめです!

<日蓮宗では「御朱印」ではなく「御首題」をもらう>

日蓮宗のお寺だと、御朱印ではなく「御首題」をもらうことになります。

御首題とは、日蓮宗特有のもので「南無妙法蓮華経なむみょうほうれんげきょう」という題目が真ん中に大きく書かれたものになります。

日蓮宗を信仰している証としていただくもので、他の宗派とは分ける意味があるようです。

そのため、本来は日蓮宗専用の御首題帳が必要になり、他の宗派が混ざっている御朱印帳は断られる場合があります。

他の宗派が混ざっている場合には「妙法みょうほう」(妙法蓮華経の略)とだけ書いた御朱印を渡すお寺もあるようです。

お寺によっては混ざっていても、御首題を書いていただける場所もあるようなので、事前に確認しておくと安心できますね!

人が常駐していない社寺などそもそも御朱印を置いていないケース

そもそも御朱印を置いていない社寺として、知っておきたいケースを2つ紹介します。

そもそも置いていないケース
  • 社務所や授与所じゅよしょがなく、人が常駐していない社寺
  • 多くの浄土真宗のお寺では御朱印がない

<社務所や授与所がなく、人が常駐していない社寺>

神職さんや巫女さんが常駐している社務所や、お守りや絵馬などを売っているような授与所がない小さな社寺では置いていないことが多いです。

置いてあるかどうか、事前にホームページやSNSなどで調べておくと安心できますよ!

<多くの浄土真宗のお寺では御朱印がない>

もともと御朱印とは、お寺にお経を奉納した証としてもらえるものでした。

お経の奉納は、ご先祖さまの追善供養ついぜんくよう(生きている人が亡くなった人の冥福めいふくを祈って行う供養のこと)のためでもあります。

浄土真宗では追善供養をおこなわない教えがあるため、置いてないことが多いようです。

例えば有名なお寺だと、京都の西本願寺にしほんがんじ、東本願寺、東京の築地つきじ本願寺などは御朱印がありません。

ただし、浄土真宗でも京都の佛光寺ぶっこうじなどでは「法語印ほうごいん」といわれる法語(教えの言葉)をメインにした御朱印がもらえるようです!

参拝記念という他の形でもらえる場所もあるので、事前に確認してからいくと安心ですね♪

御朱印を代わりにいただくことは本来の意味とは異なるので注意

御朱印を代わりにいただくことは、「参拝した証にもらう」という本来の意味からズレてしまうので注意が必要です。

本来、御朱印は「神社やお寺を訪れて参拝しましたという証」でいただくものになります。

代わりにいただくとなると本人は参拝していないことになるので、本来の意味とは離れてしまいます。

一部の社寺では「代理参拝は禁止」などの注意書きを出しているところもあるようです!

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病気の方のためなど、やむを得ない理由で代わりにいただく場合は、理由を添えて一度確認してみるといいかもしれません。

遠方や身体的理由で行きたいけど行けない…でも欲しい…というあなたもきっといると思います。

そういったことに配慮して、御朱印を郵送してくれる社寺もいくつかあるようです。

もし郵送でいただく場合は、遠く離れた場所から社寺がある方に向かって拝む「遥拝ようはい」をすることが大切です!

家の中からはもちろん、各地に遥拝所と呼ばれる場所があるので、近くの遥拝所から祈りを捧げることができます。

あなた

集めることを目的とせず、神様や仏様と縁を結んだ証としていただく気持ちが大事なんだね!

また、複数もらおうとする人の中には、ネット上で転売するといった行動をとる人もいるようです。

一部のマナーが悪い人によって、社寺が御朱印自体をやめてしまうケースもあるようなので、そういった場所では買わないように気をつけましょう!

御朱印集めを関西でするならここ!おすすめ神社3選

関西で御朱印集めをするのにおすすめの神社である「生田いくた神社」阿部野あべの神社」岡崎おかざき神社」を紹介します!

今回は私の独断で選んだ御朱印集めにおすすめの神社として、以下の3つを紹介します!

  • 生田神社(兵庫県)
  • 阿部野神社(大阪府)
  • 岡﨑神社(京都府)

関西といえば、山の上で御朱印をいただける場所があることをご存知ですか?

こちらの記事では、京都の愛宕山あたごやまといわれる山頂にある神社を紹介しています!

他にも関西で楽しめる絶景スポットがたくさんあるので、ぜひチェックしてみてくださいね♪

兵庫県の生田神社には切り絵でできた美しい限定御朱印がある

月ごとに6種類の限定御朱印があり、切り絵でできた美しいものなどデザインが凝っていておすすめです!

生田神社の御祭神ごさいじんである稚日女尊わかひるめのみことは、機織はたおりの神として伝えられています。

そのため、糸と糸を織り成すように良きご縁を結ぶとして「縁結び」「安産祈願」「恋愛成就」などのご利益があります。

  • 「familiar ファミリア」とコラボした御朱印帳や御朱印帳入れなどのグッズがある
  • 月によって限定の御朱印があり、迷うほど種類がたくさんある!

御朱印だけでなく、とても可愛い御朱印帳や入れる袋が売っているのも、とっても良いですよね!

神戸発祥の子供服ブランドのfamiliarがまさかコラボしてるとは知りませんでした…。

私も次行ったときにはぜひ買いたいなと考えています♪

月ごとの限定の御朱印は、切り絵でできているものもあり、美しい作りに惚れ惚れしてしまいますよ!

限定御朱印は公式サイトからの購入もできるので、ぜひチェックしてみてください♪

私は一度、年始に生田神社で参拝して、書き置きの御朱印をいただいたことがあります。

神戸のマークや建物が描かれていて、とても可愛い御朱印で嬉しかったです♪

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アクセスしやすい場所にありながら、境内けいだいには「生田の森」といわれる豊かな自然もあって気持ちが落ち着く神社ですよ♪

大阪府の阿部野神社は境内にある旗上稲荷社と2種の御朱印がある!

阿部野神社は本社だけでなく、境内にある旗上稲荷社はたあげいなりしゃでも御朱印をいただくことができます!

南北朝時代に活躍した北畠顕家きたばたけあきいえと、その父の北畠親房きたばたけちかふさが御祭神としてまつられている神社になります。

本社とは別に摂末社せつまつしゃといわれる小さい神社が境内にたくさんあるので、ご利益の種類が豊富なのも魅力ですね!

  • 月替わりで絵柄が変わり、季節を感じる限定御朱印がいただける
  • 境内にある「旗上稲荷社」の御朱印もあり、可愛らしいお稲荷さんが描かれている

月替わりの御朱印の他にも、夏祭やお正月など行事ごとの特別御朱印もおこなっているようです。

御朱印で季節を感じられるなんて、風情があって素敵ですよね♪

境内には旗上稲荷社があり、五穀豊穣ごこくほうじょうや商売繁盛のご利益があります。

朱色の美しい鳥居とたくさんのお稲荷さんがあり、不思議な感覚に包まれそうな神社です♪

また、アニメでも大人気の「逃げ上手の若君」という作品とコラボした御朱印などもあったそうです!

数量限定のため、現在もおこなっているか、公式SNSなどで事前に確認してから参拝することをおすすめします♪

京都府の岡﨑神社ではウサギが描かれた可愛い御朱印が人気♪

岡﨑神社では可愛らしいウサギがモチーフとなっており、あとから見返しても癒される御朱印がいただけます♪

岡﨑神社の御祭神は、子授けや安産、縁結びの神として信仰されています。

別名「ウサギ神社」とも呼ばれ、一般的な神社では狛犬ですが、岡﨑神社では狛ウサギが出迎えてくれますよ♪

  • ウサギをモチーフにした可愛らしい御朱印がいただける!
  • 通常の御朱印の他に、京都十六社朱印めぐりでいただける限定御朱印もある

京都十六社朱印めぐりとは、京都にある16の古社をめぐり、御朱印をいただく巡礼旅です。

岡﨑神社は16ある古社の1つで、京都十六社朱印めぐり限定の御朱印がいただけます!

限定御朱印にもウサギがいて、とっても可愛いですよ♪

私もウサギが大好きなので、御朱印集めの旅をするときに、ぜひ訪れてみたいなと思いました!

境内のいろんな場所にウサギがいるので、参拝するだけで癒される神社ですね♪

まとめ

  • 同じ神社やお寺を参拝し、毎回御朱印をもらうことは問題ない!
  • 基本的にマナーを守って参拝すれば、御朱印をお願いして神社で怒られることはない
  • 御朱印を代わりにもらうことは、参拝した証にもらうという本来の意味からズレてしまうので注意!
  • 関西で御朱印集めをするのにおすすめの神社である「生田神社」「阿部野神社」「岡崎神社」を紹介♪

毎回もらうことは問題ないと分かったので、これから気にすることなく、お気に入りの社寺に行くことができますね!

関西の観光スポットと合わせて、おすすめ神社にもぜひ立ち寄ってみてください♪

基本的なマナーや注意点に気をつけながら、御朱印めぐりを楽しみましょう!

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