よく寝る愛犬を見ていると、気持ち良さそうでこちらも癒されますよね。
犬の寿命や健康と睡眠時間はどのような関係があるかご存知でしょうか?
愛犬には長生きしてもらいたいですから、ほかの犬と比べて大食いでたくさん寝るというのは安心していいのかどうか疑問ですよね。
そこで睡眠時間の長さと食欲の有無が寿命に関係あるかどうか調べました!
本記事ではシニアに入った犬の特徴も紹介しているので、ぜひ参考にしてください♪
犬の7歳は高齢になるので、なるべく食事は栄養バランスを考えられたものがいいですよね。
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目次
犬はよく寝る状態でも寿命に影響はない!急な変化がポイント
犬は人に比べると睡眠時間が長い生き物なので、よく寝るとしても寿命に影響はありません。
犬の睡眠時間の平均は12〜15時間といわれているので、1日の半分を寝て過ごしていても基本的には心配しなくてよいでしょう。
なぜ人に比べて犬はこんなに長く寝るのかというと、レム睡眠の割合が大きいからです。
レム睡眠とは、浅い眠りのことで、それに対して深い眠りのことをノンレム睡眠といいます。
人はレム睡眠が約20%、ノンレム睡眠が約80%といわれていますが、犬はレム睡眠が約80%、ノンレム睡眠が約20%といわれています。
このように、犬の睡眠は人よりもかなり浅いため、その分長く寝る必要があるといわれています。
犬の寿命は睡眠時間も大切ですが、それ以外の要素、食事・生活環境・犬種なども大きく影響します。
そのため、ほかの子より愛犬はよく寝るからきっと長生きする、とは一概にいえません。
いつもよりよく寝るのは、たくさん遊んで疲れきった心と身体を回復させようとしている可能性もあります。
大切なのは、睡眠時間や食欲の度合いがいつもと変わりないかどうか。
以前よりよく寝るようになった、あまりご飯を食べなくなった、などの変化を見逃さず、早期に獣医に相談することが大事を防ぐきっかけになります。
眠りが浅いのは、野生のときに敵の襲撃に備えてすぐ逃げられるようにしていたから、といわれています。
食欲や睡眠時間の変化でケガや病気の可能性も考えられる
愛犬の食生活や睡眠状態が以前と変わった場合、ケガや病気の兆候かもしれません。
ここからは注意すべき犬の変化についてご紹介していきます。
- 睡眠時間が急に増えた
- ご飯を食べずに眠り続ける
- いびきが苦しそう・大きくなった
- まったく眠らない
主に、睡眠時間の変化と食欲の有無が気をつけるポイントです。
犬はケガをしていたり、病気などで体調が悪いと、活発に動かずにベッドでじっと自主的に安静にすることがあります。
眠ることで治癒を促そうと本能で感じて、睡眠時間が極端に増えることがあるので、以前にも増してよく寝ると感じたら注意を払ってあげてください。
また逆に、まったく寝なくなった場合も、ケガや病気が睡眠を妨げているかもしれません。
犬は、新しい環境で緊張状態が続いたり、ストレスを感じたりすると一時的に眠れなくなることがあるので、そちらも加味してしばらく様子を見ましょう。
よく寝る、あまり寝ない、どちらも気をつけて!
なおかつ、お腹が空いて眠れなくなっているケースも考え、食欲があるかどうかを確認してください。
睡眠時間も大事ですが、もっとも注意すべきは食欲があるかどうかといえます。
よく寝る、もしくはあまり寝ない、という一過性の症状がみられても、食欲があれば問題ないとされることが多いです。
注意すべきは食欲がなく元気もないという状態です。
ケガをしていたり病気を患っていたりすると、睡眠時間の変化だけじゃなく、なぜかご飯を食べなかったり、散歩に行かなかったり、普段と違う行動をとることが多いです。
睡眠だけじゃなく愛犬の様子をトータルで見てあげることでケガや病気の早期発見につながります。
シニア犬は筋力や内臓機能の衰えにより睡眠時間が長くなる
犬は7歳でシニアになると筋力や内臓機能が衰えていくので、睡眠時間が長くなるという老化現象が表れることが多いです。
犬の年齢別で睡眠時間の平均を比べてみましょう。
- 子犬(0〜2歳)…14〜17時間
- 成犬(3〜6歳)…12〜15時間
- 老犬(7歳以上)…17〜19時間
子犬は見るものすべてに興味津々なので、時間を忘れて遊びまわります。
そのため興奮が冷めず、なかなか寝付けなくなることがあるので、しっかり飼い主が睡眠時間を管理してあげましょう。
また老犬は体力の衰えにともない睡眠時間が長くなります。
眠らずにウロウロ徘徊している場合は認知症の可能性もあるので、ちゃんと眠れているかを要チェックです!
どんな犬種も7歳から老犬なの?
平均的には7歳からですが、身体の大きさによって微妙に違ってくるようで、小型犬は11歳以上、中型犬と大型犬は8歳以上、超大型犬は6歳以上から老犬といわれています。
- 小型犬(10kg未満)
- 中型犬(10〜25kg)
- 大型犬(25〜40kg)
- 超大型犬(40kg以上)
老犬になれば感覚が鈍ったり、反応が遅れることは日常茶飯事です。
これらの基準を目安に、愛犬がシニア期に入ればどのくらい老化が進んでいるかを日頃から気にかけて、少しでも長生きできるように環境を整えてあげましょう。
愛犬の老化は年齢以外に、どこで判断できるの?
老犬になることで見られる特徴はたくさんあるので、まずは体力や筋力の低下により見られる症状から、ご紹介します。
- 睡眠時間が長くなる
- 大きい音にあまり反応しない
- 外に出ても走らない
- 遊ぶ頻度が減る
- すぐ疲れる
- 食欲が落ちる
- おしっこ・うんちの量が減る
- 段差を上がれなくなる
- 白髪が目立つ
- 身体がぷるぷる震えている
老犬になると疲れやすくなり、あまり外で活発に遊ばなくなることが多いです。
犬は散歩をすることで運動し、さまざまな匂いや感触から刺激を受け心を潤しますが、老犬になると散歩ですら億劫になり一日中ベッドに横たわることも増えます。
老犬の場合、散歩は1回10分程度を2〜3回に分けて行うことで負担を減らしてほどよく身体を動かせます。
暑い夏にはこまめな水分補給を、寒い冬にはセーターなどで防寒対策をして、万全な状態で散歩を楽しみましょう。
もし、あまり元気じゃない、あまりご飯も食べない、だけど太るといった症状の場合は、甲状腺機能低下症というホルモンの病気も考えられます。
皮膚にシワができたり寒さに弱くなったりと、あたかも老化が原因のような症状が多いので、ホルモンの病気の可能性も視野に入れて愛犬を観察しましょう。
老化現象かと思ったら病気の症状という場合もあるんだね!
人と同じで犬も昔に比べ平均寿命が延びたので、老化とはうまく付き合っていきたいですね。
次に、感覚が鈍ったり内蔵機能が衰えたりして表れる、特に注意すべき症状をご紹介します。
これらの症状は、病気が引き起こしている可能性もあるので、知っておくことで愛犬の健康を守ることにつながります。
- 食べこぼしが増える
- お腹を壊すようになる
- 粗相をする
- 目覚めたときの瞬膜の戻りが遅い
- 食べこぼしが増える
いつもと同じお皿・同じご飯でも食べこぼしが増えたと感じる場合、考えられるのは歯槽膿漏です。
歯槽膿漏とは歯茎の炎症が進行してしまい膿が発生している状態をいいます。
老犬は長生きしていると、歯槽膿漏になる確率が高くなるので、もし食べこぼしが目立つようなら、症状が進行して噛み合わせに影響を及ぼしているからかもしれません。
食べこぼし以外にも、口の中を痛がったり、口臭がきつかったり、出血があったりという症状もあります。
歯槽膿漏の予防には歯磨きが効果的なので、習慣化できればシニアになっても愛犬が歯を失わずに食事を楽しむ可能性を広げられます。
- お腹を壊すようになる
犬はシニア期に入れば内臓機能の低下は少なからず表れます。
消化機能が衰えてしまうと、いつもの食事を与えても下痢をしやすくなってしまいます。
そのため、ご飯はやわらかいものに切り替え、なるべく消化のいいものを用意するようにしましょう。
下痢になると極度に体内の水分が失われ脱水症状を引き起こす危険性があるので、こまめに水を飲んでくれるように工夫しましょう。
しばらく様子を見ても下痢が改善されない、もしくは嘔吐したり、便に血が混ざっていたり、元気がない様子が続いたりした場合は早めに獣医さんに相談しましょう。
- 粗相をする
内臓機能と筋力が低下すれば粗相はどうしてもしてしまいます。
おしっこを我慢する力が足りず、おトイレにたどり着くまでに漏らしてしまう。
逆に、出し切ることができず、膀胱に溜まったおしっこが不本意に漏れ出てしまう。
そんなとき大事なのは、粗相してしまった愛犬を包み込む寛大な心。
犬は頭がいいので自分の失敗に戸惑い、不安を感じる子も多いです。
そんなときは攻めずに構わずに、漏らしてしまったおしっこを即座に片付けてあげることが、愛犬への最大の配慮とされています。
粗相をした場合、膀胱炎や腎不全などの病気の疑いがあるので、こちらも早めの受診をおすすめします。
- 目覚めたときの瞬膜の戻りが遅い
犬には瞬膜という白い膜が瞼と目玉の間にあり、目を閉じると出てきて開けると目頭側にひっこみます。
老化にともないこの瞬膜の動きも遅くなり、目を開けてもしばらく戻らず出ていることがあります。
遅くても戻ればいいのですが、瞬膜が出た状態が長く続く場合は迷わず受診をおすすめします!
瞬膜に異常が見られると、チェリーアイやホルネル症候群が疑われます。
どちらも老化とは関係なく発症する病気なので、デリケートな瞬膜の状態を日常的に確認して、すぐ気づけるようにしましょう。
犬もシニアになれば注意すべきことが増えるね。
調べてみてわかりましたが、どこでも必ずのようにあげられるチェックポイントは「食欲」と「元気」です。
ケガや病気をすると「睡眠」「食欲」「元気」のどれかは必ず変化すると思うので、ひとつの参考にしてください。
そして、動物病院の定期検診をお忘れなく!
また、シニアになってしばらくすると10歳ごろから認知症になる犬が多くなります。
認知症は、呼びかけても反応がなかったり、おトイレをよく失敗するようになったりなど、老化現象と同じような症状なので、それも踏まえて愛犬をよく観察してください。
シニア犬になったら毎日のヘルスケアで異変に気づける
愛犬が年をとったら、毎日の行き届いたヘルスケアが健康を促進し、異変にいち早く気づくきっかけになります。
冒頭でお伝えしたように、犬はよく寝るからといって長生きするわけではありません。
なのでここからは、なるべく愛犬に長生きしてもらうために飼い主ができることをご紹介します。
- 睡眠環境を整える
- バランスのとれた食事を与える
- 身なりを清潔に保つ
- 適度な運動を心がける
- 睡眠環境を整える
長生きするには人と同様に、犬も睡眠の質が大切です。
特に、小さな物音でもすぐ起きてしまうぐらい犬は浅い眠りをしているので、違和感やストレスを極力減らした状態が理想的。
気持ちいい感触で安心してもらうため、犬用のベッドにお気に入りのクッションや毛布を用意してあげましょう。
適切な温度は夏だと25〜27度、冬だと20〜25度といわれていて、老犬である場合は少し高めに設定するのがコツです。
湿度は40〜60%程度を維持して、乾燥による皮膚の炎症や湿気による呼吸困難を防ぎましょう。
もし暖房をつける場合は犬の寝床に風が直接当たらないように風向を設定してください。
老犬は少し暖かくしてあげる必要があるんだね。
シニアになると自分での体温調整が難しくなるので、屋外では服を着せてあげて屋内との温度差による負担を減らしましょう。
- バランスのとれた食事を与える
犬にとっていちばんの楽しみと言っても過言ではない食事は、長生きしてもらうための栄養を補給する大切な行為でもあります。
身体を作るためのタンパク質や内蔵の活動を促すビタミン類やミネラルなど、バランスよくとれるようなドッグフードやサプリメントを選びましょう。
老犬になると味覚や嗅覚が鈍くなるので、ご飯を温めたりお湯でふやかしたりして、匂いを引き立ててあげると食欲増進につながります。
- 身なりを清潔に保つ
長毛種の場合はできれば毎日、ブラッシングをしてあげましょう。
換毛期に関わらず、抜け毛をしっかり取り除いてあげることで皮膚と被毛が清潔に保たれます。
ブラッシングする際に皮膚の状態も確認すれば異常が現れたときにすばやく気づくこともできます。
なにより犬にとって、飼い主さんとのスキンシップはこのうえなく嬉しく幸せなこと。
限られた時間のなかで叶う、愛犬とのコミュニケーションを存分に楽しんでください。
また、犬は歯周病になりやすいので、できれば毎日の歯磨きで口腔内ケアをしてあげてください。
- 適度な運動を心がける
犬が大好きな散歩は運動により体力の低下を防ぎ、ストレスを解消させ、長生きを促します。
前述したように、年をとると散歩を面倒くさがる子もいるので、様子を見つつ時間と頻度を調整してください。
もともと社交的な犬にとって、外に出たり違う犬と触れ合ったりすることは良質な刺激です。
歩きたがらない場合はペットカートに乗せれば外に連れて行けるので、おひさまに当たるだけでもして、精神衛生を保ちましょう!
犬は寝過ぎでも20時間ほどであれば問題ない
犬は20時間以上眠っている場合、寝過ぎではありますが、一過性であることが多いので必要以上に心配しなくても大丈夫です。
犬は犬種や性格によっても睡眠時間に差があるため、20時間以上寝ていても、それだけで異常とは判断できません。
起きている間は元気で食欲も通常通りであれば、しばらく様子見でも大丈夫です。
犬は体格の差で、体調不良やケガなど関係なく睡眠時間が長くなります。
- 大型犬
大型犬はその大きな身体を動かして生活しているため、小型犬より多くの体力を消耗します。
消耗した体力を回復させるため、睡眠時間が長くなると考えられています。
- 子犬
子犬は1日に、成犬時の体重1kgあたり2〜4gほど増加するといわれています。
発達を促すためにはたくさんの栄養と睡眠が必要不可欠なので、20時間以上寝る子もいるようです。
子犬の睡眠は平均14〜17時間だけど、たくさん遊ぶと20時間眠ることもあるんだね!
子犬は育ち盛りですから、自分の体力に関係なくはしゃいでしまいます。
十分な睡眠がとれているか飼い主が気を配ってあげましょう。
犬種によっても睡眠時間は微妙に変化するようです。
- チワワ…約10時間
- 柴犬…約11〜15時間
- ゴールデン・レトリーバー…約18〜20時間
もし愛犬がチワワなどの小型犬であれば、20時間以上の睡眠は寝過ぎの恐れがあります。
また、犬種にかかわらず目安として1日に15時間以上の睡眠が続いた場合は、念のため注意を払うという意識を習慣にしておきましょう。
ちなみに、人はどのくらいの睡眠時間が寝過ぎか知っていますか?
愛犬とともに長生きしたいあなたは以下の記事をチェック!
愛犬がいつもより寝るならメンタルの不調も考えられる
愛犬がいつもより寝る原因は疲労やストレスからくるもののほか、心の病である可能性もあります。
愛犬の寝過ぎが心配であれば、以下のような原因が考えられます。
- 新たな人・犬との交流による緊張
- 日照時間の変化
- 環境変化によるうつ状態
- 関節炎などの痛み
- 心臓病や糖尿病などの病気
痛みをともなう関節炎は老犬に多いですが、それだけではなく肥満や過度な運動、偏った食生活などがよく寝る原因になる場合もあります。
そのような原因とあわせて、愛犬の精神面も日頃からチェックしておきましょう。
人と同じように犬も季節の変わり目は、日照時間や気温の変化で体調が揺らぐことがあります。
あなたは秋から冬にかけて強い眠気に悩まされたご経験はありませんか?
日光を浴びる時間が減ると、脳内成分や神経伝達物質の量が変化するため、体調のみならず精神的にも不安定になりやすいです。
犬も同じように、日照時間の変化が脳と身体に影響を及ぼし、眠くてしかたない、気分が落ち込むといった症状が出ることがあります。
また、よく寝ることに加えて、飲む水の量が増えたり、おしっこの頻度が極端に増えるなどといった排尿行動に異常がみられた場合は糖尿病や腎臓病の疑いも出てきます。
血気盛んな成犬だからといって、心や身体を病んでしまう可能性はゼロではありません。
犬もうつ病になります!
愛犬の睡眠時間に変化が出たら行動パターンを観察する
愛犬の睡眠時間が長くなったり短くなったりして不安であれば、まず寝床を変えたり消灯時間を決めたりなど工夫してみてください。
もし愛犬の睡眠時間に変化を感じたら、まずは寝床の環境を変えてあげましょう。
- 寝床を変える
犬は狭くて暗いところが落ち着くので、寝付きが悪い場合はまず寝床の場所を変えることからおすすめします。
- ベッドとトイレを離す
人と同じように犬も寝床は清潔を好むので、トイレが近いとストレスを感じることもあります。
- 決まった時間に消灯
規則正しい生活リズムが身についていれば体調が安定しやすいです。
- 愛犬の1日のスケジュールを把握
動物病院に診てもらう際には日頃の体調や習性など、あなたの愛犬ならではのデータが必要です。
睡眠時もそうですが、食事やトイレなどの行動パターンも観察して、もしものときの備えとして愛犬データを収集しておきましょう。
犬が寝てばかりでも食欲はあるなら肥満に注意
寝てばかりいるけれど以前と変わらず食欲はあるという犬は、運動不足で太ったり、床ずれを起こすリスクがあるので、注意が必要です。
もし愛犬が寝てばかりいても食欲があるのであれば、現時点で心配する必要はないものの、生活習慣は見直さなければいけません。
長時間の睡眠が原因で炎症や不調につながることがあります。
- 脱水症
- 床ずれ
- 血行不良
- 肥満
- 脱水症
寝てばかりいると気づかぬうちに脱水状態になっていることがあります。
起きている間にちゃんとお水を飲んでくれているか確認しましょう。
- 床ずれ
長い時間、同じ体勢で横たわっていると床ずれを起こすことがあります。
もともと皮膚が弱い犬種の場合は、特に注意してください。
- 血行不良
人は正座を長時間すると足がしびれてきますが、犬も同じように身体の一箇所が圧迫されしびれを来すことがあります。
体勢を変えて血流が戻ればいいのですが、圧迫された状態で長時間放置すると皮膚が壊死する可能性もあります。
- 肥満
運動量が減り睡眠時間が増えたことにより太ってしまうというのは、老犬に多くみられます。
肥満になると身体を支える足腰に負担がかかり関節炎を引き起こしかねないので、シニアに入った愛犬の体重管理はとても重要です。
年をとっても食欲はあるから安心、というわけじゃなさそうだね。
食欲があることはいいことです!大事なのは、睡眠と食事と運動のバランスです。
どうしても本能で生きる犬はどれかが欠けても理性で解決しようとはならないので、飼い主さんが管理してあげなければいけません。
実は、体調がすぐれていなくても食欲はある、というケースもあります。
もともとよく食べる犬は多少のケガや不調を感じてもご飯が出てきたら食べてしまう、という子もいるので、日頃の愛犬の様子をよく観察することが一番の備えになります。
末長くよろしくね!
まとめ
- 犬は人に比べると睡眠時間が長い生き物なので、よく寝るとしても寿命に影響はない
- 犬は20時間以上眠っている場合、寝過ぎではあるが、一過性であることが多いので必要以上に心配しなくてもよい
- よく寝る、なおかつ以前と変わらず食欲もあるという犬は、運動不足で太ったり、床ずれを起こすリスクがあるので、注意が必要
人と同じように犬も寿命の長さに、睡眠や食事などの生活習慣が深く関わっているようです。
睡眠不足はいけませんが、かといってよく寝ることが良いわけでもないため、病気や不調の判断は難しいかもしれません。
寿命をコントロールすることはできませんが、なるべく健康に長生きしてもらえるよう、ちょっとの変化も見逃さず、すぐに獣医さんに相談するよう心がけましょう。
愛犬には年をとっても元気に長生きしてほしいですよね!
だったらシニア入りしたわんちゃん用のドッグフードに切り替えてみてはいかがでしょう?
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