胸の筋違いを疑う時の治し方は病院の指示次第!何科を受診すべきかも!

ふとした動作をおこなったときに胸に痛みを感じて、「筋違いかも…」と思った経験はありませんか?

  • 胸の筋違いが疑われるときの治し方は?
  • 胸がつるのは、心筋梗塞などの病気に関係している?
  • 胸筋を伸ばすストレッチの方法は?
  • 胸の痛みは、何科を受診したら良いの?

私もどこかに痛みを感じたときには、ネットで治し方を調べることが多いので、今回「胸の筋違い」について詳しく調べてみました!

この記事でわかること
  • 胸の痛みがあるときは、「筋違いだろう」と自己判断せず、病院で指示された治し方を実践するのがよい
  • 胸がつるような痛みは、心筋梗塞や他の病気が原因の可能性がある
  • 自宅でも簡単にできる、おすすめストレッチを3つ紹介
  • 何科を受診すればいいか迷ったときには、循環器内科を受診しよう

胸痛を感じたときに考えられる原因から、受診の流れまで、わかりやすく解説していくので、参考にしてみてください!

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胸の筋違いを疑ったときの治し方は病院の指示に従うのがよい

胸痛の原因はさまざまなので、「筋違いだろう」と自己判断せず、病院に指示された治し方を実践することがおすすめです。

ふとした動作で、急に胸の痛みを感じると、あなたは筋違いを疑うかもしれません。

ただし、胸痛は病気が原因で起こることもあるので、注意が必要です。

たとえば、表面近くが痛む場合は、神経・筋肉の炎症やケガ、風邪などの可能性が考えられます。

この場合、せきや呼吸のたびに痛むことがあるようです。

深いところ(内臓)で痛みが生じている場合は、重大な病気が隠れていることもあるので、できるだけ早く受診するようにしましょう。

また、肺などの呼吸器や、腸などの消化器が原因となる場合もあります。

これらの症状は一例なので、痛みが続く場合は自己判断せず、専門医に診てもらうようにしましょう。

胸の筋違いだけでなく、ストレートネックも放置してしまいがちですが、早めの受診が大切です。

こちらの記事では、セルフチェックの方法も紹介しているので、「もしかしてストレートネックかも…」と思ったあなたは、ぜひチェックしてみてください!

骨や筋の炎症が原因の痛みはふとした動作で起こることがある

咳やくしゃみ、身体の動きなどで痛みが出る原因として、よく挙げられるものに「骨の炎症」と「筋の炎症」があります。

  • 骨の炎症

胸に痛みが生じている場合、肋骨ろっこつ胸骨きょうこつの間が痛む、「肋軟骨炎ろくなんこつえん」と呼ばれている疾患であることがあります。

咳やくしゃみをしたり、重い荷物持ち上げたりすることで痛みが生じ、通常は数週間程度で自然に治まることが多いと言われています。

ただし、中には別の疾患が隠れていることもあります。

痛みがある場合は、自己判断で解決せずに病院を受診しましょう。

肋軟骨炎の疑いがある場合には、内科や整形外科を受診すれば、湿布や鎮痛剤を処方されることが多いようです。

  • 筋の炎症

筋肉に急な力が加わることで、筋肉や筋膜などの組織を痛めることがあります。

胸以外では、首の寝違えや足の肉離れなども、症状の重さは違えど、筋の損傷の1つです。

また、筋肉が過剰に緊張していると、神経や血管が圧迫されて、手足のしびれなどを起こすこともあるでしょう。

耐えられる程度だと放置してしまいがちですが、病気や骨折が隠れている可能性があります。

「どうせ筋違いだろう」と治し方を自己判断せず、専門医に診てもらうことが回復の近道にもなりますよ!

小胸筋症候群は筋の過緊張が原因で起こると言われている

筋の過緊張かきんちょうで起こる例として、「小胸筋しょうきょうきん症候群」という疾患があります。

小胸筋とは大胸筋の外側にある筋肉で、過度な緊張状態となることで、その下にある神経や血管が圧迫され、症状が現れるそうです。

仰向けになったときに肩が床につかなければ、小胸筋が過度に緊張している可能性があります。

症状は肩こりをはじめ、手先のしびれやだるさなどが生じ、悪化すると指先や手に力が入りにくくなります。

筋肉のつりでも痛みを生じる!原因はミネラルや水分の不足など4つ

筋肉がつることでも痛みが生じることがあり、原因としてはミネラルや水分の不足など、主に4つが挙げられます。

そもそも「筋肉がつる」とは、筋肉が収縮や痙攣を起こしている状態のことです。

胸にも筋肉があるので、つることで短時間の痛みを感じることがあります。

では、なぜ筋肉が急に収縮したり、痙攣を起こしたりするのか、原因を詳しく解説していきますね。

筋肉がつる原因とされているもの4つ
  • ミネラルや水分の不足
  • 筋肉の疲労
  • 冷え
  • 姿勢
  • ミネラルや水分の不足

カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラルが不足すると、筋肉をうまく動かせず、つりやすくなります。

ミネラルは体内でつくることができないので、意識的に摂取し、バランスの良い食生活を心がけることが予防に繋がります。

また、水分不足は血行を悪くするので、筋肉に十分な栄養が行き渡らず、結果的につりやすくなると言われています。

汗をかく季節や、運動後は特に注意しましょう!

  • 筋肉が疲労したとき

長時間の運動や、普段使わない筋肉を急に動かしたときも、つりやすい状態と言えます。

たとえば、スポーツジムに通い始めたからといって、急に過度な負担がかかる筋トレをするのはNGです。

  • 冷え

寒い環境では、血流が悪くなるので、筋肉が収縮しやすくなります。

「夜寝ているときに急に足がつって、目が覚めてしまった…」なんて経験はありませんか?

「普段通りに過ごしていたのに、なぜ急に筋肉がつったんだろう?」と心当たりがないときは、冷えが原因かもしれません。

軽いストレッチで血行を良くしたり、足元を温めたりすることで予防しやすくなりますよ♪

  • 姿勢

デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいると、血行不良になり、疲労が蓄積してしまいます。

気づいたときに身体を伸ばしたり、正しい姿勢を維持できるよう適度な筋トレをおこなったりすることで、疲れが溜まりにくくなります。

姿勢をサポートしてくれるベルトやコルセットは、筋肉が働かなくても支えられると判断してしまい、かえって収縮しやすくなることがあるようです。

もし、筋肉がつることが多いと感じるあなたは、これらの方法を試してみてください!

万が一、筋肉がつったときの治し方としては、ストレッチをして筋肉を伸ばしたり、温めたタオルを当ててマッサージしたりする方法が効果的と言われています。

ただし、胸に痛みが出るときには、病気が隠れていることもあります。

短時間で症状が治まらない場合や、圧迫されるような強い痛みがある場合には、安易に「筋肉のつり」と決めつけずに受診しましょう。

胸がつるのは心筋梗塞をはじめ様々な病気が原因の可能性も!

胸がつるような痛みを感じる場合、心筋梗塞をはじめとした、さまざまな病気が原因となっている可能性があります。

胸の痛みを感じる病気の例は下記のとおりです。

胸痛の原因となる病気

<呼吸器系の病気>

  • 胸膜炎
  • 気胸
  • 肺炎

<心臓や血管の病気>

  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 不整脈
  • 大動脈解離かいり

<神経・筋肉・骨の病気>

  • 骨折
  • 帯状疱疹たいじょうほうしん
  • 肋軟骨炎ろくなんこつえん
  • 肋間神経痛ろっかんしんけいつう

<消化器系の病気>

  • 逆流性食道炎

<心因性>

  • 心臓神経症

心臓や呼吸器系の疾患では、胸を締め付けられるような痛みが生じることがあります。

息が苦しい、意識が朦朧もうろうとする、冷や汗が出ているなどの症状がある場合には、救急で受診してください。

症状が比較的軽い場合も、痛みが頻繁に生じたり、長時間続いたりする場合には、内科(呼吸器内科や循環器内科)で診てもらうようにしましょう。

また、「胸がつる」などの気になる症状がある場合、質問に答えるだけで、どんな病気の可能性があるかAIがチェックしてくれるサイトもあるようです。

疾患の候補だけでなく、適切な診療科を知ることもできるので、病院に行くかどうか迷っているあなたは、まず試してみてもよいかもしれませんね!

心筋梗塞の前兆は足や腕に現れることもある

心筋梗塞の前兆は、胸痛だけでなく、足や腕、歯、あごなど、一見関係なさそうな部位に現れることがあるので注意が必要です。

心筋梗塞とは、心臓に栄養を送る血管が詰まって血液が届かなくなることで、心筋が壊死えししてしまう病気です。

胸痛や胸部の圧迫感以外にも、足のしびれや痛み、つりやすくなるなどの症状も心筋梗塞の前兆として現れることがあるようです。

足や胸がつるような比較的軽い痛みだと、気に留めず放置してしまいがちですが、今までと異なる症状だと感じたときには、注意しておきましょう!

また、心筋梗塞などの血管の病気を予防するには、生活習慣を改善することが大切だと言われています。

生活習慣の改善例
  • 食生活の改善
  • 適度な運動
  • 禁煙・節酒せっしゅ
  • ストレスの管理と睡眠

<食生活の改善>

食生活については、塩分や脂質を摂りすぎないことや、魚に含まれるEPAやDHAという栄養素を積極的に摂ることが大切です。

<適度な運動>

ウォーキングなどの有酸素運動を定期的におこなうことも、血行促進などの効果が期待できます。

<禁酒・節酒>

たばこは血管を傷つけてしまうので、控えるのがおすすめです。

また、適度なお酒は血行を良くしますが、飲みすぎると高血圧や肥満などの原因になるので注意が必要です。

<ストレスの管理と睡眠>

ストレスや睡眠不足も動脈硬化を起こしやすくなることから、心筋梗塞の原因となると言われています。

少し意識するだけで、あなたの毎日もより充実したものになりますよ♪

予防はしたいけど、何から始めればいいか悩んでいるあなたには、隙間時間でできる運動やストレッチなどがおすすめです!

胸筋のストレッチおすすめ3選!自宅で簡単にできる方法を紹介♪

自宅でも簡単にできる、胸筋を伸ばすおすすめのストレッチを3つ紹介します。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっていると、胸筋が硬くなり、ひどくなると肩こりや頭痛の原因となることがあります。

自宅で簡単にできる方法を3つ紹介しますので、隙間時間にぜひ試してみてくださいね♪

肩と胸を伸ばすストレッチ
  1. 身体の後ろで両手を組む
  2. そのまま肩甲骨を引き寄せるように、両手を後ろに伸ばす
  3. 胸が開いた状態で、15〜30秒キープする

道具を使わず、いつでもできるので、デスクワークの息抜きにもぴったりですよ♪

ローラーやバスタオルを使うストレッチ
  1. フォームローラーや、筒状に巻いたバスタオルを用意する
  2. ローラーが背中の中心にくるように、仰向けになる
  3. 深呼吸しながら手を広げて、背中と胸を伸ばす

バスタオルなど自宅にある道具で代用できるので、ぜひ試してみてください。

背中が伸びる感覚が気持ちよくて、私もハマってしまいました!笑

壁を使ったストレッチ
  1. 壁が横にくるように立つ
  2. 肘が胸の高さになるように、壁に片手をつく
  3. そのまま、反対方向に身体をひねって、胸の筋肉を伸ばす
  4. 反対側も同様におこなう

有名なストレッチなので、あなたも試したことがあるかもしれませんね。

テレビを見ながらや作業の合間に、適度なエクササイズを取り入れるだけで、自然な姿勢を保ちやすくなりますよ!

フォームローラーは、さまざまなストレッチや身体のメンテナンスに使うことができます。

こちらの記事では、おすすめ商品や使い方、期待できる効果まで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!

胸の筋肉をほぐすメリットは姿勢がよくなるなど4つ

胸筋をほぐすことで得られるメリットは、姿勢がよくなるなど4つあります。

胸の筋肉をほぐすことで得られるメリット4つ
  • 姿勢がよくなる
  • 深い呼吸ができるようになる
  • 肩こりが軽減される
  • 腕や肩が使いやすくなる

胸の筋肉をほぐすことは、呼吸を助ける筋肉に柔軟性が出て、深い呼吸がしやすくなると言われています。

また、自然に胸が開くので、よい姿勢を保ちやすくなり、腕や肩の可動域が広がったと感じることもあるでしょう。

姿勢がよくなることは、肩や首の負担を減らすことにも繋がります。

私もデスクワークが多く、肩こりの症状があるので、これからしっかりほぐしていこうと思いました!

姿勢の悪さやストレスがあると呼吸が浅くなりやすい

姿勢が悪い状態だと胸郭きょうかくが広がりにくくなり、呼吸が浅くなってしまいます。

胸郭:肋骨などを含む骨格のことで、心臓や肺を保護し、呼吸を助ける役割をもつ部位です。

浅い呼吸は交感神経を優位にしやすく、ストレスや緊張を高める原因になる可能性があります。

胸郭を動かす筋肉を「呼吸筋」と言い、呼吸筋をうまく使えるようになることで、しっかりと深い呼吸ができると言われています。

デスクワークやスマホを使うことが多いあなたは、呼吸筋を柔軟に使えるよう、ストレッチなどを取り入れることで、深くゆっくりとした呼吸が身につきますよ!

たとえば、先ほど紹介した下記の「胸筋を伸ばすストレッチ」でも、息をしっかり吸って、吐ききることを意識しながら取り組んでみるとよいでしょう♪

肩と胸を伸ばすストレッチ
  1. 身体の後ろで両手を組む
  2. そのまま肩甲骨を引き寄せるように、両手を後ろに伸ばす
  3. 胸が開いた状態で、15〜30秒キープする

意識しながらゆっくり呼吸をすることで呼吸筋のストレッチにもなります。

胸の痛みで何科か迷ったら循環器内科を受診しよう!

胸の痛みがあり、何科を受診すればいいか迷ったときには、まず循環器内科を受診するとよいでしょう。

循環器:心臓や血管など、血液や水分を循環させるための器官のことです。

胸痛には、心臓などに関わる大きな病気が隠れていることがあります。

循環器内科では、命に関わる心筋梗塞や狭心症の検査をすることが可能なので、まずは異常がないか診てもらうようにしましょう。

私自身や家族にも、いつ症状が現れるかわからないので、何科を受診すべきか、事前に知ることができてよかったです。

ただし、胸痛が起こる原因はさまざまなので、呼吸器内科や消化器内科、心療内科で原因が見つかることもあります。

受診したら、どこがどんな風に痛むかを詳しく伝えて、指示を仰ぐようにしましょう!

胸痛で受診したときの検査の流れを解説

胸痛で受診したときの代表的な検査の流れを解説します。

あらかじめ、どんな問診や検査があるのかを予測できれば、スムーズに進めやすいですよね!

代表的な検査とその流れは下記のとおりです。

代表的な検査と流れの例
  1. 問診

症状や既往歴きおうれき、生活習慣など詳しく質問されることが多いです。

  1. 診察

心臓や呼吸の音を聴いたり、血圧や脈拍の測定をおこないます。

  1. 検査

心電図やレントゲン、エコー、血液検査など、症状に合わせた検査をおこないます。

  1. 診断と治療法を決定

医師から、診断や治療の説明を受けます。

診断には、痛みの程度や生活習慣も影響することがあります。

問診では「いつから痛むか」や「痛みの強さ」、「どんな痛みか」、「他の症状の有無」など、できるだけ詳しく伝えることが大切です。

事前に質問されることをわかっていれば、万が一のときにも落ち着いて症状を伝えられそうですよね!

私もこれから病院を受診する際には、問診でできるだけ詳しく伝えるようにしようと思います。

突然の激痛や意識障害などがある場合は救急を受診するべき

突然の激痛や意識障害などがあるときは、迷わず救急を受診しましょう。

下記のような症状がある場合は、危険度が高く、素早い処置が必要な可能性があります。

救急で受診したほうが良いケース
  • 突然の激痛
  • 意識が朦朧とする
  • 呼吸がしにくい・息切れがある
  • 痛みが30分以上続く
  • 冷や汗をかく
  • 吐き気や嘔吐がある
  • 胸以外の部位にも痛みが広がっている

胸以外の場所に痛みがある場合も、注意が必要ということには驚きでした。

ただ、症状によっては「救急車を呼んでもいいのかな?」と悩むこともありますよね。

私自身、家族の病気やケガで、何度か悩んだことがあります…。

もし悩んだときには、「#7119」にかけると救急の電話相談窓口に繋がります。

実際に利用したことがありますが、看護師や医師の方が、症状や状況に合わせて指示を出してくれたので、安心することができました!

地域によっては、対応していないこともあるので、事前に調べておきましょう。

また、対応時間も地域によって異なるので、注意が必要です。

胸の痛みには、重大な病気が隠れていることがあるので、自己判断で受診しないのは危険です。

早く見つけることで、スムーズに治療が進むこともあるので、悩んだときには受診するようにしましょう。

まとめ

  • 胸の痛みの原因はさまざまなので、「筋違いだろう」と自己判断せず、病院に指示された治し方を実践することが大切
  • 胸がつるような痛みを感じる場合、心筋梗塞や他の病気が原因の可能性もある
  • 自宅でも簡単にできる、胸筋を伸ばすおすすめのストレッチを3つ紹介
  • 何科を受診すればいいか迷ったときには、循環器内科を受診しよう

胸にも大きな筋肉があるので、筋違いを起こすことはありますが、誤った治し方をすると症状が長引く原因となります。

また、大きな病気が原因で痛みが出ている可能性もあるので、安易に筋違いだと決めつけず、受診することがおすすめです。

病院を受診すれば適切な治し方や処置を提案してもらえるので、あなたも安心して治療に専念できるでしょう。

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