パソコンの第8世代とは、前モデルと比べて性能がUPし、使いやすさが向上しています。
あなたは、その差についてご存知でしたか?
そこで、第8世代とは他のモデルとどう差があるのか詳しく調べてみました。
合わせて、CPU、メーカー、中古PCの選び方や第8世代とはいつまで使えるモデルなのかなど、わかりやすくお届けしていきます。
PCと合わせて、持ち運びやすさと機能性を追求した、ロジクールのワイヤレスマウス M350sをご紹介します!
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目次
パソコンの第8世代とは前モデルよりCore数などが増加している

パソコンの第8世代とは第7世代と比較すると、コア数とスレッド数の増加により処理能力が向上するなど4つの特徴があります。
まずは、第7世代と比較したときのポイントをお伝えしていきますね!
これから細かく説明していきますが、パソコンの性能を比較するときに知っておきたいキーワードがいくつかありますので、押さえておきましょう♪
コンピュータの頭脳と言われる部分で、コンピュータ内で計算処理や制御を行う中心的な部分です。
CPU(頭脳)の中核となる部分のことで、その数が多いほど、複数の作業を同時に効率よく処理できます。
CPU(頭脳)が同時に実行できる作業の数を示し、多いほど効率的な並列処理が可能になります。
CPU(頭脳)の動作速度のことで、数値が高いほど、処理速度が速くなります。
CPU(頭脳)が発する熱の量のことで、数値が大きいほど、冷却性能の高いCPUクーラーが必要になります。
CPU(頭脳)内部にあるメモリ(データを記録する部品)のことです。容量が大きいほど、データのやり取りがスムーズになります。
CPU(頭脳)の性能は、上記の要素によって左右されます。
それでは、キーワードを押さえた上で、シリーズごとで第7世代と比較してみましょう♪
背景色がグレーで、下の4桁の数字の頭文字が8となっているものが第8世代を意味しています。
型番 | コア数 | スレッド数 | クロック周波数 | 熱設計電力(TDP) | キャッシュメモリ |
Core i7-7700K | 4コア | 8スレッド | 4.2Hz〜4.5Hz | 91 | 8 |
Core i7-8700K | 6コア | 12スレッド | 3.7Hz〜4.7Hz | 95 | 12 |
Core i7-7700 | 4コア | 8スレッド | 3.6Hz〜4.2Hz | 65 | 8 |
Core i7-8700 | 6コア | 12スレッド | 3.2Hz〜4.6Hz | 65 | 12 |
型番 | コア数 | スレッド数 | クロック周波数 | 熱設計電力(TDP) | キャッシュメモリ |
Core i5-7600K | 4コア | 4スレッド | 3.8Hz〜4.2Hz | 91 | 6 |
Core i5-8600K | 6コア | 6スレッド | 3.6Hz〜4.3Hz | 95 | 9 |
Core i5-7600 | 4コア | 4スレッド | 3.5Hz〜4.1Hz | 65 | 6 |
Core i5-8400 | 6コア | 6スレッド | 2.8Hz〜4.0Hz | 65 | 9 |
型番 | コア数 | スレッド数 | クロック周波数 | 熱設計電力(TDP) | キャッシュメモリ |
Core i3-7350K | 2コア | 4スレッド | 4.2Hz〜4.2Hz | 60 | 4 |
Core i3-8350K | 4コア | 4スレッド | 4.0Hz〜4.0Hz | 91 | 8 |
Core i3-7100 | 2コア | 4スレッド | 3.9Hz〜3.9Hz | 51 | 3 |
Core i3-8100 | 4コア | 4スレッド | 3.6Hz〜3.6Hz | 65 | 6 |
確かに第7世代よりスペックが向上していることがわかります。

うーん。スペックが良くなったのは分かったけど、つまりどういうところが変わるの?

では、もっと分かりやすく4つでまとめて解説しますね!
コア数とスレッド数の増加で処理能力が向上してより快適に動く
第8世代ではコア数の最大値が6コア/12スレッドとなり、第7世代の最大値の4コア/8スレッドよりも増加したことで、パフォーマンスが向上しています。
コア数とスレッド数が増加すると、複数のタスクを同時に処理する能力(マルチタスク性能)が向上します。
つまり、第8世代とは第7世代に比べてサクサク快適に動くようになったということです。
キャッシュメモリ自体も上がっているので、動画編集やゲーム、複数のアプリケーションを同時に使用する作業などが、よりスムーズに行えるようになります。
具体例としてあげると、動画編集やゲーム配信のように複数の処理を同時に行う作業では、第7世代と比べて20~30%ほどの性能向上が見られると言われています!
ただし、ベースクロック(基本的な動作周波数)は、第8世代のほうが低い場合があります。
でも大丈夫です!
これは、省電力性を重視した設計によるものとなっています。
ターボブースト機能(負荷に応じて動作周波数を自動的に引き上げる機能)により、必要なときにパフォーマンスを発揮するようになっています。
総合してみても、第7世代より快適に使えることがわかりますね!
グラフィックス性能の向上でより高解像度の出力が可能になった
第7世代と違うところの1つとして、内蔵グラフィックスも強化されたことにより、4K映像や高解像度のなめらかな映像出力が可能になりました。
まず、第7世代のIntel HD Graphics 620から、第8世代ではIntel UHD Graphics 620へと名前の変化があります。
HDとUHDの主な違いはというと、名前の通りUHD(Ultra High Definition)4Kコンテンツの再生に対する最適化が施された点です。
実は、グラフィックコア自体は、基本的には第7世代と同じものなのですが、メモリ帯域の改善やビデオコーデック(デジタルビデオの圧縮、解凍)の改善がありました。
それにより、4Kの映像をスムーズに再生できるようになりました。
また、DorectX 12のサポートで、より高度なグラフィックやゲーム処理を可能にしました。
第7世代に比べて解像度が約2倍に上がり、家庭用PCでも高画質な映像体験ができるようになった点がおすすめのポイントです。
第8世代は性能が向上した点で価格もやや上がる
第8世代は第7世代と比較して、新しいモデルで性能が向上したため、価格は多少上がります。
中古市場では、第8世代のパソコンが第7世代よりも高価で取引されることが一般的です。
一例ではありますが、同じシリーズの第7世代の中古PCが2万円台で手に入るところ、第8世代では3万円台で紹介していました。
しかし、価格は販売店や商品の状態、付属品などによって変動します。
具体的な価格を知りたい場合は、各販売店の最新情報を確認することをおすすめします!
第8世代はWindows11に対応しているがそれ以前は不可!
第8世代はWindows11もサポートしていますが、第7世代より以前のものは対応していません。
もし、Windows 11へのアップグレードを検討している場合は、第8世代以降が必要になります。
ただ、一部はWindows11に対応していないものもあるようなので、正確な情報を得るためには、Microsoftの互換性リストで確認することをおすすめします。
Windowsのバージョンをアップすると、主にセキュリティの強化や新機能の追加、不具合の修正などに対応することができます。
快適に安心して使うためにも、Windows11のアップグレード可否も合わせてご検討くださいね!

第8世代とは「一般ユーザー向けPCでも高性能が手に入る時代」を象徴する世代と言われているよ!
パソコンの世代の違いを型番から読み解く!CPUの選び方も解説

パソコンの世代の違いは型番で読み解くことができ、数字やアルファベットで容易に見分けることができます。
適したCPUを選ぶためには用途を明確にし、あなたに見合ったメーカーや性能、シリーズを吟味することが重要です。
これまでの情報で、第8世代とは前のモデルと比較して性能が向上しているPCであることがわかったと思います。
ここでは、型番での見分け方、性能やCPUメーカーの違い、そしてあなたにぴったりのCPUを選ぶためのポイントの4つを初心者にも分かりやすく解説します。
特に世代の違いの見分け方はやはり知っておきたいですよね!
ただ、そもそもパソコンの世代をどうやって確認するのかをまず知っておきましょう!
方法は3つあります。
- スタートメニューから確認する方法
- タスクマネージャーで確認する方法
- DirectX 診断ツールを使って確認する方法
一番簡単だと思う、スタートメニューから確認する方法を一緒に見ていきましょう。
Windowsの場合は、左下のスタートメニューから確認できます。
スタートメニューをクリックする
設定をクリックする
システムをクリックする
バージョン情報をクリックする
プロセッサという部分にCPU情報が書かれている
確認方法がわかれば、自分のものとこれから購入しようとするものの比較ができますね!
自分のパソコンのCPUは型番で見分けることができる

CPUは、型番を見ることで簡単に見分けることができます。
まずは、自分の使っている端末の特徴を知り、比較対象を見定めていきましょう♪
- 第1世代:
Core i7-870のように、”870″と数字が3桁で表されています。
- 第2〜第9世代:
Core i7-8700K のように、「i[シリーズ]」の後の最初の数字が世代を表しています。
例えば、第8世代とは、下5桁の頭が8であることで見分けます。
上記の場合、シリーズがCore i7で、第8だということがわかります。
- 第10世代以降:
Core i9-14900K のように数字が5桁で、最初の2桁が世代を表しています。
この場合、シリーズがCore i9かつ数字が5桁なので、第14だということがわかります。
Intel Core iシリーズはi9がプロ仕様で最上位のシリーズ
Intel Core iシリーズは、Core i3、i5、i7、i9といった種類があり、数字が大きいほど高性能になります。
初心者向けのモデルです。
インターネットや文章作成など、ライトに使う人におすすめのモデルとなります。
他のシリーズに比べて低性能ではありますが、低価格で手に入れることができます。
多くの用途で快適に使えるバランスの良さが魅力のモデルです。
性能や価格も中程度の製品を指します。
普段使いに十分な性能を備え、コストパフォーマンスが高いシリーズです。
ハイスペックモデルに位置します。
動画編集やゲームなど、負荷の高い作業もスムーズに利用できます。
ただし高性能な分、ある程度予算も必要なシリーズです。
最上位モデルです。
プロレベルのクリエイティブ作業や、高度な処理を必要とする場合に最適なモデルです。
3Dゲームや、動画クリエイター、ゲーム配信者などリッチ使いの人におすすめです。
性能がいい分コストが高いため、性能を十分に活かせるか吟味が必要です。
Core i3はネット検索や文章作成などの軽い使用で低価格で抑えたい場合に良さそうです。
逆に最上位シリーズのCore i9は、3Dゲームやゲーム配信などプロレベルで使用する場合に最適なようですね♪
これで、あなたにピッタリなシリーズを選べそうですね!
CPUの型番末尾にあるアルファベットはCPUの特性を表す
CPUの型番の最後には、アルファベットが付いていることがありますが、これはCPUの特性を表す重要な記号です。
あなたのPCの型番を調べて、どんな特性があるのか見ていきましょう。
サフィックス | 意味 |
K | オーバークロック対応をしていることを表しています。 オーバークロックとは、製造元が定めた定格クロック周波数を超えて動作することが可能な状態や機能を指しているので、通常よりも高パフォーマンスを引き出すことができます。 |
F | 内蔵GPU無ということを表しています。 CPUにグラフィック処理機能(内蔵GPU)が搭載されていないことを指し、映像出力を行うためには、別途グラフィックボード(外部GPU)が必要です。 画面が映し出されないので、作業が不可能になってしまいます。 |
KF | オーバークロック対応はしているが、内蔵GPUがないことを表しています。 上記の通り、Kの特性とFの特性を併せ持ったものとなります。 |
X/XE | ハイエンドモデルということを表しています。 つまり、同種の中で最も高性能かつ高機能であることを指しています。 |
H | ノートPC向けの高性能モデルということを表しています。 Hシリーズは性能重視な設計のため、動画編集やゲーミング、3Dレンダリングなどの高負荷な作業に適したノートPCということです。 |
U | Hシリーズの対照としてUシリーズがあります。 こちらのシリーズは、ノートPCの中でも省電力設計であることを指しています。 Uシリーズは、軽い作業や日常利用に最適なノートPCです。 |
例えば、Core i7 8700Kという型番だった場合は、以下の通り読み解けます。
Core i7シリーズのハイスペックモデルで、第8世代、型番が700のオーバークロック対応を施されたPCであることがわかりますね!
IntelやAMDなどのCPUメーカーは用途と予算で選ぶ

Intelは汎用性を重視する場合、AMDは動画編集やマルチタスクなど高コスパを求める場合におすすめです。
これまでIntelのシリーズについて詳しく触れてきましたが、ここではAMDというメーカーにも触れていきましょう♪
AMDは、最近高性能とコスパが評価され、シェア率をどんどん拡大してきています。
2024年の第4半期では、台数シェアが25.1%、売上シェアが35.5%と過去最高を更新しています。
特にRyzenシリーズが人気で、Intelに引けを取らない製品となっているようです。
AMDの型番の見方ですが、Intelと同様Ryzen 3,5,7,9で性能のランクを表しており、続く番号が、世代、性能(SKU番号)、CPUタイプ(サフィックス)となります。

AMDの型番はRyzen 7(シリーズ) 5800X(世代番号+SKU番号+サフィックス)の順で記載されているよ!
- シリーズ:
Ryzen 3は、初心者向けのモデルで軽作業に適しており、基本的な作業や日常的な使用にぴったりなシリーズです。
Ryzen 5は、一般用途とゲーミング向けのモデルで、バランスの取れた性能によりゲームや多くのアプリケーションに対応することができます。
Ryzen 7は、動画編集など高負荷作業やゲーミング向けで、特に動画編集や3Dレンダリングに良いパフォーマンスを発揮します。
Ryzen 9は、最上位モデルで、プロフェショナルな用途向けでクリエイティブな作業や重いデータ処理に最適なモデルです。
- 世代番号:
上記の例にあるRyzen 7 5800Xの場合、「5」なら第5世代と読み解けそうですが、正しくは、”第4世代”となります。
上記の通りIntelと違って、世代番号=世代と読み解けないのが、頭を混乱させるところです。
4桁の数字の1番最初を見て、早見表で判断するのが最も早くおすすめなので、下に早見表を用意しておきますね!
世代 | 型番の数字 | 型番例 |
第1世代 Zen | 型番4桁の数字の最初の1文字が「1」 | Ryzen 7 1700X |
第2世代 Zen+ | 型番4桁の数字の最初の1文字が「2」 | Ryzen 7 2700X |
第3世代 Zen2 | 型番4桁の数字の最初の1文字が「3」 | Ryzen 7 3700X |
第4世代 Zen3 | 型番4桁の数字の最初の1文字が「5」 | Ryzen 7 5700X |
第5世代 Zen4 | 型番4桁の数字の最初の1文字が「7」や「8」 | Ryzen 7 7700X Ryzen 5 8600G |
第6世代 Zen5 | 型番4桁の数字の最初の1文字が「9」 | Ryzen 7 9700X |
- SKU番号:
モデル内での性能ランクを示し、数字が大きいほど高性能ということがわかります。
- サフィックス(末尾のアルファベット):
Xは、高クロックモデルを意味し、高いパフォーマンスを引き出すことができます。
Gは、内蔵GPU搭載モデルの意味で、映像出力が可能だということがわかります。
無印の場合は、標準モデルであることを意味しており、特に高いパフォーマンスを必要としないユーザーや、安定性を重視するユーザーに向いています。
HX/Hは、高性能のノートPCを意味しています。
高い処理能力を持ち、ゲーミングや動画編集、3Dレンダリング、クリエイティブな作業など、高いパフォーマンスを求められる用途に最適です。
Uは、省電力重視のノートPCを意味しています。
バッテリー寿命を最大化しつつ、日常的な作業や軽い処理(ウェブブラウジング、オフィスワーク、ストリーミングなど)を十分にこなすことができます。
AMDの型番の見方がわかったところで、Intelとの比較をしてみましょう♪
〈Intelの強み〉
- ゲームや負荷の高いアプリに強いと言われています。
- 汎用性が高く、一般用途やゲーム配信にも適しています。
- 価格は高めですが、安定した性能を提供しています。
〈AMDの強み〉
- 動画編集やCG制作などのクリエイティブ作業に最適だと言われています。
- 電力効率が良く、コストパフォーマンスが高いです。
- 「Zen5」では、ゲーム性能も向上し、特にRyzen 7 7800X3Dなどのゲーム特化モデルも注目されています。
まとめると、ゲーム中心はIntelで、クリエイティブ作業かつ予算重視の場合はAMDも選択肢のひとつとなりそうです!
違いを知ってあなたの用途に合った選択をするのが良さそうですね!
中古パソコンの選び方のポイント!購入前の入念なチェックが重要

中古PCを選ぶ際は、購入前に用途に見合った性能の判断や店舗の十分なリサーチ、購入予定品の動作チェックが重要です。
中古PCの購入は、新品に比べて安価に入手できる魅力がある反面、注意すべき点もいくつかあります。
購入時に気を付けるべきポイントを、6つのポイントに分けて解説します!
- 動作確認と外観チェック
- スペックと用途の一致
- 保証やサポートの有無
- OSライセンスの確認
- バッテリーの状態(ノートパソコンの場合)
- 取引先の信頼性
〈1.動作確認と外観チェック〉
実際に電源を入れてOSが正常に起動するか、各種アプリケーションが問題なく動作するか確認します。
特に、USBポートやHDMI、LANポートなどの各種端子が正常に動作しているかは重要です。
キーボードのキーやタッチパッド、ディスプレイの画面にキズやドット抜けがないかをチェックしましょう。
またノートPCでは、ディスプレイとキーボードを繋ぐ部分に無理な力が加わっていないか、全体の状態を確認することも大切です。
〈2.スペックと用途の一致〉
これまで、CPUの見方について学んできましたね!
自分が主に使う用途(ビジネス、プログラミング、ゲーム、動画編集など)に応じて、必要な性能を持っているかを確認します。
マルチタスクや重い処理が必要な場合は、性能の高いCPUを選びましょう。
メモリは8GB以上は目安ですが、用途によってはそれ以上が必要になる場合もあります。
またストレージについては、SSD搭載モデルであれば、読み込み速度が速く、快適に利用できる可能性が高いです。
ゲームやデザイン作業をする場合は、内蔵GPUだけではなく、専用グラフィックボードが搭載されているかも確認しましょう。
〈3.保証やサポートの有無〉
中古品の場合、メーカー保証が切れていることも多いですが、販売店が独自の保証サービスを提供している場合もあります。
保証内容や期間を事前に把握し、万が一の故障に備えることが重要です。
もしも購入後に問題が発生した場合に備え、返品や交換の条件についてもしっかり確認しましょう。
〈4.OSライセンスの確認〉
OSが正規ライセンスでインストールされているか、またはライセンスキーが付属しているかを確認することが大切です。
正規ライセンスがない場合、後から追加費用が発生する可能性があります。
〈5.バッテリーの状態(ノートパソコンの場合)〉
ノートパソコンの場合、バッテリーの残存容量や劣化状況は非常に重要です。
購入前にバッテリーテストを実施してもらうなど、確認をとることがおすすめです。
バッテリー交換が容易にできるモデルか、または交換部品が入手可能かどうかも確認しておくと安心です。
〈6.取引先の信頼性〉
中古PCの販売業者やオンラインショップの評価、口コミ、レビューを参考にすることで、トラブルのリスクを低減できます。
信頼性の高い業者から購入することで、万が一の不具合時にも適切なサポートが受けられる可能性が高くなります。
また第8世代とは、2017年頃に発売されたPCなので中古の良品を選ぶときの参考にしてください!
以上、6つのポイントを押さえて、安心で快適な中古PCを選んでくださいね♪
PCを2台持ちの場合は、こちらの記事でより快適に使いやすくなる方法をチェックしてみてください♪
ドッキングステーションやKVMスイッチなど、あなたのPC環境をより最適なものにする情報が盛りだくさんですよ!
第8世代のCore i5はいつまで使えるかは利用目的による!

Intel第8世代のCore i5プロセッサがいつまで使えるかは、使い方や求める性能によって大きく変わりますが、軽い作業中心ならあと数年使える可能性があります。
ただ、第8世代のCore i5がいつまで使えるかは、4つの要素を押さえることで判断ができるようになります。
- PCで何をするのか用途を明確にし、性能を見定める軸にする
- 求めるWindowsのサポート範囲を決める
- 周辺機器との互換性に問題がないか調査する
- 使いやすいPCはどんな状態なのか個人の許容度と見比べる
それでは、もう少し詳しく見ていきましょう!
- PCで何をするのか用途を明確にし、性能を見定める軸にする
軽い作業の場合:
Web閲覧、メール、Officeソフト(Word, Excel, PowerPointなど)の使用や動画視聴などであれば、第8世代Core i5でも十分快適に動作するでしょう。
オフィスソフトやWebブラウザも、Core i5の性能で十分に動作するため、ここ数年は問題なく使用できると思われます。
中程度の作業:
簡単な動画編集、画像編集、プログラミング、オンラインゲーム(軽いもの)などであれば、設定次第でまだ使える可能性があります。
ただし、最新の高負荷なゲーム(特にFPSやリアルタイム戦略ゲーム)などでは、パフォーマンスの低下が目立つ可能性があります。
PCで最新のゲームを快適にプレイしたい場合は、次世代のCPUへのアップグレードを検討するほうが良いと思います。
重い作業:
高画質な動画編集、3Dゲーム、高度なプログラミング、AI関連処理などには、性能不足を感じる可能性が高いです。
特に4K動画編集や高解像度の3Dレンダリングなどでは、より多コア・高クロックのCPUが求められるため、第8世代Core i5は限界を迎えることがあります。
クリエイティブ作業を頻繁に行う場合、前向きにアップグレードを検討することをおすすめします。
- 求めるWindowsのサポート範囲を決める
Windows 10は2025年10月14日にサポートが終了します。
第8世代とはCore i5の場合、Windows 11の最小システム要件を満たしているモデルが多いですが、一部満たさないモデルもあります(TPM 2.0など)。
なので第8世代とは、Windows10から11に切り替わったPCだということがわかりますね。
Windows 11にアップグレードできない場合でも、セキュリティアップデートが提供されるWindows 10を使い続けることは可能です。
ですが、いずれはサポートが終了することを念頭に置く必要があります。
- 周辺機器との互換性に問題がないか調査する
新しい周辺機器(特に高速なSSDや外部GPUなど)を使う場合、第8世代Core i5の性能がボトルネックになる可能性があります。
マザーボード(PCの土台となる基盤)の規格によっては、新しい周辺機器を接続できない場合もありますので、お持ちの周辺機器との接続に問題がないか調べておきましょう。
- 使いやすいPCはどんな状態なのか個人の許容度と見比べる
最新のCPUに比べて、第8世代のCore i5は起動時間や処理速度が遅いと感じるかもしれません。
どの程度の速度や快適さを求めるかは、個人差があります。
例えば、複数のプログラムを同時に使用しても遅延が目立たないかを確認してみることで、遅いと感じる場合は、このまま使い続けるか見直しをしてもいいかもしれませんね!
第8世代のCore i5がいつまで使えるかは、軽い作業中心ならあと数年で使える可能性があることがわかりました。
Windows 10のサポート終了後も、使い方によってはさらに長く使えるでしょう。
ただし、中程度の作業以上を快適に行いたい場合は、パソコンの買い替えを検討する時期に来ているかもしれません。
特に、Windows 11へのアップグレードを考えている場合は、要件を満たしているか確認が必要です。
将来的に重い作業を行う予定がある場合は、より新しいCPUを搭載したパソコンへの買い替えをおすすめします。
パソコンの世代のおすすめを用途別でご紹介!型落ちも狙い目

パソコンの世代のおすすめは、用途によっては型落ちでコスパ良く購入するのも狙い目です。
まずは、あなたがパソコンで何をしたいのかを明確にすることで、求めるスペックや価格、選ぶメーカーの目星を付けられるようになります。
ここでは、最近よく利用されている第14世代、第13世代、第12世代を比較して、パソコン選びの方法を用途別でご紹介します!
用途に合わせてのパソコン選びももちろん重要ですが、予算の兼ね合いも考えていきたいところですよね。
もし予算重視であれば、前の世代のCPUでも十分な性能を発揮する場合もありますので、あえて型落ちを狙うのもおすすめです。
これまでは、第8世代とは第7世代と比較してどうかという観点でお伝えしてきました。
ここでは、もっと選択肢を広げるために、Intelの中で比較的ユーザーの多い第14世代、第13世代、第12世代を比較したいと思います♪
でもその前に、第12世代以降を比較するために、1つ押さえておきたいキーワードがあります。
第12世代から、Pコア(性能)とEコア(効率)を組み合わせた初のハイブリッド設計となっているので、そこを押さえた上で見てみましょう。
- PコアとEコア:
第12世代から導入された新しい構造設計のことです。
高性能なPコアと省電力なEコアを組み合わせることで、高いパフォーマンスと省エネ性を両立します。
世代 | コードネーム | アーキテクチャ | 特徴 | 主な改善点 | ターゲット層 |
第12世代 | Alder Lake | ハイブリッド | 高性能コア (Pコア) と高効率コア (Eコア) を組み合わせた初のハイブリッドアーキテクチャ。 DDR5メモリ、PCIe 5.0に対応。 | シングルスレッド性能とマルチスレッド性能の両立。 電力効率の改善。 | 幅広いユーザー。 普段使いからゲーム、クリエイティブ用途まで。 |
第13世代 | Raptor Lake | ハイブリッド | 第12世代の改良版。Pコア、Eコアの性能向上。 キャッシュ容量の増加。 | Pコア、Eコアのクロック向上。 マルチタスク性能の向上。 ゲーム性能の向上。 | 第12世代よりも高い性能を求めるユーザー。 特にゲームや動画編集など、負荷の高い作業を行うユーザー。 |
第14世代 | Raptor Lake Refresh | ハイブリッド | 第13世代のマイナーアップデート版。 | クロック周波数の若干の向上。 一部モデルでコア数が増加。 | 第13世代からの乗り換えは必須ではない印象。 最新のCPUを求めるユーザー。 |
- コア数:
第12世代: 最大16コア (8 Pコア + 8 Eコア)となっています。
第13世代: 最大24コア (8 Pコア + 16 Eコア)搭載されています。
第14世代: 一部のモデルでコア数が増加 (例: i7-14700Kは20コア)しているものあります。
特に第13世代以降、Eコアの数が増加し、複数のタスクを同時に処理するはやさが向上しています。
- クロック周波数:
世代が新しくなるほど、クロック周波数が向上しています。
各世代で最大クロック周波数が増加しており、1つの作業においてもはやい処理速度を発揮するなど、性能が向上しています。
- キャッシュ容量:
第13世代でキャッシュ容量が大幅に増加したことにより、データアクセス速度が向上しています。
- メモリ:
いずれも DDR5、DDR4に対応しています。
DDR4よりもDDR5のほうが動画編集、画像編集などの負荷の高い作業がよりスムーズに行えます。
- 電力効率:
TDPは125Wで一定ですが、世代ごとの製造プロセスの改良により、同じTDPでも効率的な動作が期待できます。
以上を踏まえると、普段使いなら第12世代でも十分に活躍しそうですね♪
ただ私は、第8世代とは普段使いであと数年使えるPCいう情報もありましたので、今すぐ第12世代に切り替えるべきかはもう少し検討したいと思います。
ゲーム重視で考える場合は、グラフィックの性能が良い第13世代以降が良さそうですね!
動画編集など負荷の高い使用に関しては、第13世代以降でコア数が多いほうがおすすめです。
性能は重視したいものの、価格も抑えたい場合は、家電量販店のスタッフに相談したり、価格比較サイトを参考にするのも良さそうです♪
また、実際に使用しているユーザーのレビューを確認するのが安心ですよね。
やっぱり高いお金を払うので、失敗したくない!
最適なPCに出会ったあとは、より快適に作業に集中できるよう、こちらの記事で体のケアもしてみてくださいね!
ストレートネックにならないようなPC作業の姿勢についても触れていますので、参考にしてみましょう。
まとめ

- パソコンの第8世代とは、第7世代と比較するとコア数とスレッド数の増加により処理能力が向上するなど4つの特徴がある
- パソコンの世代の違いは型番で読み解くことができ、数字やアルファベットで容易に見分けることができる
- 第8世代のCore i5がいつまで使えるかは、軽い作業中心ならあと数年使える可能性がある
- パソコンの世代のおすすめを用途別でご紹介!型落ちも狙い目
第7世代に比較して第8世代とは、性能が向上していることに加え、Windows11のアップグレードにも対応している製品があることがわかりましたね!
第8世代とはこのまま使い続けるべきPCか、それとも新しく買い替えるべきかじっくり吟味して決めたいですよね。
この記事が、少しでもあなたのパソコン選びにお役に立てたら嬉しいです♪
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