米びつは大きいものが多いので、処分しようと思っても「何ごみになるんだろう?」と捨て方に悩むこともありますよね。
私自身、以前買い替えたときにはこのような疑問をネットで検索したことを覚えています。
そこで今回は私が調べた知識を使いながら、処分方法についてお伝えしていきます。
この記事を読めば、あなたも米びつの捨て方が分かるだけでなく、他の不用品が出たときにも対応できるようになりますよ!
こちらはこの記事でも紹介している山崎実業towerの米びつです。
プラスチック製でふたが透明なので、一目で米の残量を確認することができます。
丸洗いできるので、面倒なお手入れの負担も少なくすみますよ♪
目次
米びつがプラスチック製の場合の捨て方はサイズや自治体で異なる
プラスチック製の米びつは、地域ごとに決められたサイズ内なら可燃もしくは不燃物、サイズ外の場合は粗大ごみというように、大きさで捨て方が変わることが多いです。
可燃物に分類されるものは、一般ごみや普通ごみなど地域によって呼び方はさまざまですが、紙くずや食品の廃棄物など、焼却炉で燃やすことができるもののことです。
不燃物になるものは金属やガラス、プラスチック製品などの燃えないもの、もしくは燃えたときに有害な物質が出るものが分類されます。
自治体の焼却炉の性能によって分類のされ方が異なるので、注意が必要です!
可燃や不燃物として処分できるサイズについては、「最も長い辺が30cm未満のもの」や「指定のポリ袋に収まるもの」のように自治体ごとに決められています。
同じ物でも、住んでいる地域によって捨て方が異なることがあるんだね!
必ず捨てる前に、住んでいる地域の公式サイトや分別パンフレットをチェックして、正しい方法で処分しましょう!
ここからは、可燃もしくは不燃物として処分される場合と粗大ごみになる場合、それぞれ捨て方の流れにどのような違いがあるのか詳しく見ていきます。
知らずに誤った分別方法で出してしまい、回収されなかったとなっては、余分に手間もかかって悲しいですよね。
注意点もお伝えするので、米びつの捨て方に悩んだときは参考にしてくださいね!
小さいサイズの米びつは可燃もしくは不燃ごみになることが多い!
最も長い辺が30cm未満の比較的小さい米びつは、ほとんどの自治体で可燃や不燃物として、それぞれ指定の収集日に出すことができます。
可燃や不燃物として出せる場合には、事前手続きなどは不要なことが多いです。
指定のポリ袋など出し方が決まっている場合はそれに従い、それぞれの収集日に出すようにしましょう。
可燃ごみは週に2〜3回、不燃ごみは月に数回の収集日が設けられていることが多いみたい!
今回実際にいくつかの自治体を調べてみたところ、長辺が30cm未満の比較的小さいサイズの米びつは、一般ごみとして捨てられる地域がほとんどでした。
しかし、大きさの基準は長辺の基準が1m未満のものや、幅・高さ・奥行きの合計の長さが1m未満のものなど、自治体によってまちまちです。
一見粗大ごみに分類されそうな大きさのものも、自治体によっては捨てることが可能な場合があります。
30cm以上だから必ず粗大ごみになるというわけではないので、住んでいる地域の基準を調べてみてくださいね!
誤った分別方法で出してしまうと回収してもらえないことがあるので、必ず住んでいる地域の出し方に従うようにしましょう!
家庭から出る生ごみを自宅で発酵・分解させることができるコンポストを知っていますか?
この記事ではおすすめのコンポストや使い方を解説しているので、家庭の生ごみを減らしたい場合には、ぜひ参考にしてみてください。
大きいサイズの米びつは粗大ごみとして分別されることがほとんど
自治体で決められたサイズを超える大きいサイズの米びつは、粗大ごみとして扱われることがほとんどです。
適した保存環境を自動で保ってくれる保冷米びつや、棚と一体型のタイプ、10kg以上の米を保存できるものは大きいサイズになるよね。
これらの捨て方は大きく分けて、収集日にゴミステーションに出して回収してもらう方法と、自身でクリーンセンターへ持ち込む方法との2パターンあります。
一般的に数百〜数千円の手数料がかかることが多く、サイズや品目ごとに金額が変わる仕様の自治体もあるので、詳しく調べておく必要があります。
指定の袋に入るものなら無料という地域や、持ち込みなら手数料がかからないという地域もありますよ!
それでは一般的な捨て方の流れを見ていきましょう♪
- 収集日にゴミステーションで回収してもらう方法
ゴミステーションに出す場合は、家からすぐ近くの場所に出すことができるので、持ち運ぶ負担は少ないでしょう。
しかし、回収日は週に1回、月に1回のように決められていることが多いため、回収日までは自宅に保管しておく必要があります。
- クリーンセンターへ持ち込む方法
予約が必要なことはありますが、都合のよい日程で処分できるのはメリットですね!
また、持ち込む場合と回収してもらう場合では手数料が異なることがあるので、手間と価格を比較して判断するのがおすすめです。
持ち込みをすれば、処分する日を選ぶことができるので、あなたが仕事で収集日に出すことが難しい場合にも対応できますよ♪
ただし、持ち込みでは荷物を車から降ろす作業も、自身で行わなければならない場合があります。
一人で持てないような重い荷物の場合は、複数人で行くようにしましょう!
プラスチックの米びつは地域で捨て方が異なる!大阪と横浜の例も!
分別するときのルールや手数料は地域によって異なるので、必ず自治体の公式サイトをチェックしてから捨てるようにしましょう!
いくつかの地域における分別の特徴を調べてみたので、悩んだときの参考にしてみてください。
あなたの住んでいるところが、ごみ分別アプリを配信している地域なら、利用してみるのもおすすめですよ!
- 大阪市
大阪市では、長辺が30cm未満のプラスチック製品(容器包装プラスチックは除く)は普通ごみに分類されます。
この基準を超えるものは、処分するために事前申込が必要です。
品目によって200〜1000円の手数料がかかるので、自治体のサイトから調べて支払うようにしましょう!
サイトに載っていない品目の場合は、自分で大きさを測る必要があります。
大阪市では、30cmを超える米びつは200円の手数料がかかるようです。(2024年11月時点)
- 横浜市
横浜市では、長辺が50cm未満のプラスチック製品はプラスチック資源に分類されます。
ただし、製品の一部に金属などプラスチック以外の部品が含まれている場合は、燃やすごみになるので注意が必要です。
規定のサイズを超えるものは事前申込のうえ、粗大ごみとして処分することになり、手数料は品目によって200〜1500円程度かかります。
長辺が50cm以上ある米びつを処分する際の手数料は、200円でした。(2024年11月時点)
手数料は誤って購入してしまっても、返金の対象外であることが多いです。
せっかく指定日に出したのに、分別方法が間違っており、回収されなかったとなってはコストも手間も余分にかかってしまいますよね。
正しく分別できるように、必ず事前に手順を調べておきましょう!
米びつはリサイクルショップで売るなど捨てる以外の方法もある!
米びつはごみとして捨てる以外にも、不用品としてリサイクルショップで売る、もしくは回収してもらうなどの方法があります。
不用品として扱う場合は、主に以下の3つの方法があります。
それぞれの方法にメリットとデメリットがあるので、詳しく解説していきますね!
不要になったとはいえ、「まだ使えそう」「捨てるのはもったいない」と悩んでいる場合は、これらの方法も検討してみてください。
捨てる以外の選択肢があることを知っておけば、あなたが米びつ以外の処分に悩んだときも、柔軟に対応することができますよ♪
リサイクルショップで売ることができるか確認してみよう!
米びつは機能性が高いものだと需要が高いので、リサイクルショップで買取の対象となっていることがあります。
大きめのリサイクルショップだと扱っている商品の幅が広いので、近くにある場合は確認してみるとよいでしょう。
即日現金化してもらえることが多いので、なるべく早く手放したい場合にはおすすめの方法です。
しかし、フリマショップに比べると買取金額は安くなる可能性が高いです。
このため、手続きをする手間の割に金額が合わないと感じることも多いようです。
ショップで取り扱いがないと持ち帰ることになるので、金額も合わせて事前に確認しておくと安心だね!
重くて移動が難しい米びつの場合は不用品回収も検討してみよう!
重くて持ち運べない場合や不用品が複数ある場合は、不用品回収業者を利用して、引き取ってもらう方法がおすすめです。
例えば、保冷米びつや棚と一体型のものの場合は、重さや大きさがあるので移動させるだけでも大変ですよね。
その点、回収業者は解体作業から運び出しまで行ってくれるので、手間をかけずに処分することができます。
ただし、不用品回収に頼むと楽に引き取ってもらえる分、少ない量の回収では費用が高くなってしまうことがほとんどです。
トラックの荷台単位で料金が決められていることが多いので、米びつ以外にも処分するものがある場合には検討してみましょう!
また、不用品業者には悪質な業者が紛れている可能性もあります。
「見積もりと違う金額を請求される」などのトラブルに巻き込まれないために、口コミや評判を調べて信用できる業者に依頼するようにしましょう!
いらなくなった米びつはフリマアプリでも取引されている!
比較的きれいな状態のものであれば、フリマアプリで新品に限らず複数の取引が行われています。
実際有名なフリマアプリでは、金属製や桐製の米びつ、保冷米びつなどさまざまな種類の商品が出品されていました!
機能や状態にもよりますが、取引金額は数千〜数万円と比較的高値なので、商品がきれいな場合は検討してみるのがおすすめです。
私自身、複数のフリマアプリを兼用していますが、処分予定だった家電がすぐに売れたこともありました!
ただし、フリマアプリで出品する場合は、写真の撮影から状態の説明、梱包、発送までを全て自分で行う必要があります。
また、必ず売れる保証はないので、手間をかけても結局売れず処分することになる可能性もあります。
どの方法にもメリットやデメリットは存在しますが、ただ捨てるだけよりもお得に処分できる場合はありますよ!
米びつがプラスチックの場合の洗う方法を解説!再利用もできる!
プラスチック製の米びつは、水で洗うことができるものが多いですが、計量できるタイプのような部品が複雑なものは湿らせた布巾で拭き取るのがおすすめです。
米びつはお米を使いきったときにしか洗うことができないので、つい見落としてしまいがちですが、基本的に入れ替える時には毎回掃除をする必要があります。
精米後の米であっても米ぬかが残っている可能性はあるので、掃除をしなければ少しずつ溜まってしまいます。
古い米ぬかには虫がわきやすいので、定期的に取り除いておくことが大切なのです。
米びつを水で洗う場合には、細かいところにも米ぬかが入り込んでいる可能性があるので、隅々まで洗いましょう。
また、きれいに洗っていたとしても、しっかり乾かしてから使用しなければ、米が劣化したりカビが発生したりする原因になります。
せっかくきれいな状態を保つために掃除をしたのに、内部が乾いておらず、逆にカビの原因となってしまっては悲しいですよね。
洗った後は乾拭きして、しっかり乾かしてから使うようにしましょう!
計量タイプのものは、プラスチック製の物が多いですが、内部が乾いたかどうかを確認するのが困難なので、水で洗うことはおすすめしません。
部品が複雑なものの場合は、古い歯ブラシで届く範囲をこするなどして汚れを落とします。
万が一計量タイプの米びつを水洗いしてしまった場合は、しっかり乾かしてから使うようにしましょう!
また、米びつは米の劣化や臭い移りを防ぐために、密閉機能が優れているものが多いです。
しっかり密閉できるということは、米以外の食材を保存することにも適しています。
乾物や粉製品など、湿気に弱い食材の保存にも使えるね!
プラスチック製のものは手入れが簡単なので、「まだ使えそう」「捨てるのがもったいない」と感じる場合は、再利用することも検討してみてください♪
米びつを保管する場所は冷蔵庫の野菜室がおすすめ!
米の劣化を防ぐためには、日の当たらない風通しのよい冷暗所で保管する必要があり、最もおすすめな場所は冷蔵庫の野菜室です。
シンクの下や棚に保管する家庭も多くみられますが、これらの場所は湿気が多く、お米に適した保管場所とは言えません。
冷蔵庫に入らないという場合は直射日光や高温多湿な場所を避け、涼しい場所に保管しましょう!
また、お米は気温が22℃以上になると、劣化が早まると言われています。
気温が高くなる夏場は、米を買いだめしないようにして、1ヶ月〜1ヶ月半で使い切ることを目安にしましょう。
同じキッチン用品のせいろも手入れが大切な道具の1つです。
こちらの記事ではせいろの使い方やお手入れ方法を詳しく解説しているので、せいろを持っているあなたはぜひ参考にしてくださいね♪
米びつのおすすめ商品を紹介!生活に合った材質やサイズを選ぼう!
米びつはプラスチック以外にも木製やガラス製などさまざまな材質の商品があり、サイズの種類も豊富なので、生活に合ったものを選ぶとよいでしょう。
ネットで検索するとたくさんの商品出てくるので、どのような製品を選ぶべきか迷ってしまいますよね。
そこで、さまざまな材質の米びつのおすすめ商品を5つ紹介します。
それぞれの特徴も紹介しますので、あなたに合った商品選びの参考にしてくださいね♪
山崎実業の密閉米びつは生活に合わせてサイズやカラーが選べる!
山崎実業のものは、サイズは5kgと10kg、色はホワイトとブラックのそれぞれ2種類あるので、消費量や家の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
実は私も、10kgタイプのものを現在使用しています!
普段5kgのお米を購入することが多いのですが、袋ごと保管することが可能なので清潔に保ちやすいところが、この商品の決め手でした!
また、ふたにはパッキンが付いているので密閉性も備わっていますよ!
価格は2024年の11月現在、5kgサイズなら楽天市場で3300円程度、10kgサイズは4000円程度で購入できました。
プラスチック製の商品は本体が軽く、水洗いがしやすいのでお手入れの手軽さを重視する場合にはおすすめです♪
OXOのポップコンテナは容量や形の種類が豊富!密閉力もバツグン!
OXOのポップコンテナシリーズはサイズが豊富で、ふたのボタンを押すだけで簡単に密閉することができます。
この商品もプラスチック製の商品になります。
さまざまな容量・形のものがあり、重ねて保存することも可能なのですっきりと収納することができますよ!
「OXO ポップコンテナ ビッグスクエア トール」を使用すれば、5kgのお米を収納することが可能です。
冷蔵庫に保管する場合は、小さめのサイズで複数に分けてもいいね!
価格はサイズによりますが、2024年11月時点で1000〜4000円程度で買えるようです。
計量カップはセット販売で付属していることもあるようですが、基本は別売りなので購入するときは注意してくださいね。
野田琺瑯のラウンドストッカーは長く使えてデザインもオシャレ!
野田琺瑯のラウンドストッカーはデザインがシンプルで使いやすく、長く使用できるところが人気な商品です。
色や臭いが移りにくい特徴があるので、米びつとして使わなくなっても漬物や味噌などの食材を保管することが可能です!
2024年11月現在、楽天市場などのネットショップでは、5kgの米が保管できる21cmサイズで4270円〜購入できました。
ただしホーローはガラス質で、強い衝撃があると割れてしまうので、小さな子供いるなどの場合には注意が必要です。
私自身、以前はホーローの容器を使っていましたが、落として欠けてしまったこともありました。
心配なあなたは、割れない材質のものがおすすめです♪
DULTONのガラスクッキージャーはガラス製で中身の確認もできる!
DULTONのガラスクッキージャーは見た目が可愛く、中身の確認もしやすいので、米びつとしても人気の商品です。
ふたにはパッキンが付いているので、しっかり密閉もできますよ!
価格は2024年11月現在、米5kgが入る7Lのもので2530円〜とリーズナブルですね♪
ガラスは丸洗いできるので清潔に保ちやすいですが、重量があるので移動するときの負担や、落とすと割れてしまう危険があります。
ぼん家具の桐の米びつは保存性が高く洋風なキッチンにも合う!
ぼん家具の桐製米びつは米の保存に適しており、デザイン性にも優れているので、洋風のキッチンにも合わせやすいです。
桐は容器内の湿度を一定に保つ機能があるので、梅雨の時期など湿気が気になるときにも安心して保管ができます。
また、タンニンという物質を含んでおり、防虫・防腐の効果もあります。
桐は和風なイメージがあり家の雰囲気に合わないことが懸念されますが、この商品はデザインもスタイリッシュなので、洋風のキッチンでもおしゃれに使うことができますよ!
2024年の11月時点では価格も3380円〜購入できるので、他の桐製の商品と比べてもリーズナブルです。
桐製の商品は材質上、水洗いはできないのでしっかり奥まで拭き取れる、投入口が大きいものを選ぶと手入れの負担を減らせますよ♪
米びつにはさまざまな材質やサイズのものがあり、それによって手入れの方法や収納場所も変わってきます。
材質の特徴やメンテナンスのことも考慮して選べば、手入れの負担も最小限になり、長くきれいに使うことができますよ♪
まとめ
- プラスチック製の米びつは、地域ごとに決められたサイズ内なら「可燃もしくは不燃ごみ」、サイズ外の場合は「粗大ごみ」のように、大きさで捨て方が変わる
- ごみとして捨てる以外にも、不用品としてリサイクルショップで売るもしくは回収してもらうなどの処分方法がある
- プラスチック製の米びつは水で洗えるものが多いが、部品が複雑なものは湿らせた布巾で拭き取るのがおすすめ
- 米びつはさまざまな材質やサイズのものがあり、生活に合ったものを選ぶとよい
プラスチック製の米びつはサイズによって捨て方が異なるので、ごみとして捨てる場合は自治体の情報を確認して捨てるようにしましょう。
また、捨てる以外にも不用品として回収してもらう方法や、洗ってお米以外の食材を保管するという方法もあります。
まだ捨てるにはもったいないと思う場合は、捨て方だけでなく、再利用する方法も検討してみてくださいね!
こちらは私も実際に使っているプラスチック製の米びつです。
ふたにはパッキンが付いているので、しっかり密閉しだ状態でお米を保存できますよ!
サイズと色はそれぞれ2種類から選択できるので、生活や好みに合わせて検討してみてください♪