Kanataのタグは年代ごとに違う!ヴィンテージの特徴もご紹介

古着をよく選んで、他とかぶらないおしゃれを楽しむっていいですよね。

でも、カウチンセーターにはさまざまな年代のものがあり、どれを選べばいいのかわからない、なんてことはありませんか?

  • Kanataのタグの種類が知りたい
  • ヴィンテージの特徴を見分けたい
  • おしゃれな服で防寒したい

古着の世界にご招待できるよう、Kanataのカウチンセーターについて調べてみました。

この記事でわかること
  • Kanataのタグには年代やナンバーが記されていることもある
  • ヴィンテージの年代はジッパーとボタンで見分ける
  • おしゃれのコツはサイズ感、迷ったらデニムを合わせて

タグにもこだわりが込められており、服の年代が表れています。

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Kanataのタグで年代がわかる!ナンバー付きのものもある

Kanataのタグには2つのパターンがあり、ロゴが大きくデザインされたものとトーテムポールが中心になっているものとで年代が分かれます。

Kanataは1979年創業のニットブランドで、ネイティブアメリカン固有の文化や神話をもとにしたデザインを大切にしています。

こちらは旧タグと呼ばれる、ロゴが大きくデザインされたものです。

右端の袖に付けられたタグを見るとわかりやすいかと思います。

このようなアイテムを見つけたら年代ものかもしれませんね。

えりの部分に注目すると、丸い独特の形となっています。

これはカウチンセーターの特徴である、ショールカラー(ヘチマえり)というもの。

セーターの直線的なシルエットにアクセントを加えてくれる効果がありますよ。

こちらは現行タグと呼ばれ、トーテムポール柄が中心となっているものです。

同じく、脇のところに着けられたタグがわかりやすいですね。

また、Kanataには創業年代以前のテイストを表現した商品もあり、そちらは襟首のタグの下に「50’s vintage」などといった年代が表記がされています。

こちらはなんと、シリアルナンバー付きなんです!

特別感のあるお洋服を身に着けていたら、1日じゅう気分が上がりそう♪

Kanataで使われる毛糸は太く、機械では「カウチン編み」の再現は難しいそうです。

安価で大量に売られているのは、機械で編まれた「カウチン風」のものがほとんど。

ハンドメイドで作られているため、市場に出回るのはほんのわずかしかありません。

特に日本では、古着をチェックして手に入れるのが現実的かもしれませんね。

古着屋さんのSNSをチェックしたり、フリマサイトで調べると多くの情報が出てきますよ。

カウチンセーターは長く着ることができ、子から孫へ受け継がれるとも言われています。

流行に左右されず、良質のものを着続けるのって素敵ですね。

以下の記事では、カナダ発祥のカウチンセーターについて詳しく解説されています。

せっかく買うなら本物の1着を選びたい!というあなたはぜひ参考にしてください。

カウチンセーターのヴィンテージはジッパーやボタンに注目

カウチンセーターのヴィンテージはジッパーやボタンに細かな細工が施されています。

ヴィンテージとは、主に90年代以前の年代物でデザインや素材に価値があるもののことを言います。

一般的には古いものほど価値があるため、高価になることが多いようです。

Kanataのカウチンセーターには、ジッパーを閉めるものやボタン留めのものがあります。

そのどちらにも、細かいこだわりが隠されているのです。

TALON社製のジッパーを見つけたらラッキー

ジッパーのロゴにTALONと記されていれば、ある程度古い年代だと推察できます。

TALON社は1991年に倒産しているため、年代を見分ける目安となるのです。

<HOOKLESSは1937年以前のお宝品>

「HOOKLESS」という刻印があれば、1937年以前のレアものです。

希少価値が高く、高値で取引される古着に使われています。

<コの字留めジッパーは1940年代以前のヴィンテージ>

ジッパーの先端にコの字型の穴が開いているものも、かなりの年代物です。

古着関係の記事などを見ていると、「コの字留めジッパー」と注意書きがついているものもあるほどです。

ジッパーの細かな部分に年代が表れているなんて、奥が深いですね。

<「42」と書かれたジッパーは60~80年代>

ジッパーの中央に「42」と記されているものもあり、60~80年代だとわかります。

このモデルは42タロンと言われ、ヴィンテージ好きから「名品」と言われているとか。

80年代半ばには、「42」の文字はないものの「TALON」の文字が斜めになったモデルもありました。

カウチンセーターにジッパーは欠かせないもの。

Kanataのカウチンセーターの場合は、ジッパーの先にさらに装飾用のタグがついているものもあります。

これが、派手すぎず程よく主張してくれていてとても可愛いのです!

細部をよく見て選ぶ癖をつければ、本物を手にすることができそうですね。

ヴィンテージボタンがポイントに!装飾は年代の表れ

古着のボタンにも年代が表れており、古いものは細かな装飾が多いようです。

洋服のデザインの中でもボタンはよく目立ちますよね。

Kanataのカウチンセーターにも、ジッパー式のほかにボタン留めのデザインが制作されています。

<装飾の細かいものは1940年代以前の可能性あり>

エンブレムのように細かい装飾が施されたものは、40年代以前のものである可能性があります。

現代ではこのボタン単体で高く売られていることもあるそうですよ。

<月桂樹のボタンがついたジーンズは40~50年代初期>

カウチンセーターに合わせる定番といえばジーンズです。

以下のXでは、月桂樹ボタンとコの字留めジッパーが見て取れます。

ジーンズのボタンに月桂樹のデザインがついている場合は、40~50年代に生産されたものだとわかります。

第二次世界大戦中で物資が不足していたため、軍服に使われていた既製品のボタンを使用していたためだそうです。

<その他のボタン>

Kanataのアイテムにはジッパー使用のもののほか、ボタンで留める方式のものもあります。

このボタンがどれも可愛いので、個人的にはおすすめしたいです!

コロンとした丸いボタンや、カナダをイメージさせるメープル柄のものなど多彩。

こうした細かな要素でヴィンテージ感を表現できたら、おしゃれ上級者ですね♪

Kanataのカウチンセーターにはデニムを合わせて暖かく

Kanataの商品紹介によると、サイズ感と合わせるアイテムがコーデのコツのようです。

Kanataは海外のブランドであることもあり、全体的に、日本人の体格からすると大きめに感じることが多いようです。

編み物ですので、着こむにつれて少しずつ伸びることも考えに入れましょう。

少し小さいかな、と思えるほどのものを選び、伸びるにつれて体に合っていくのがちょうど良いかもしれません。

ネットで販売しているものは寸法が記されていますから、購入するときはよく確認することが必要です。

お店で直接手に取ることができる場合は、可能であれば試着し、インナーやアウターに何を合わせるかも考えてみると良いでしょう。

女性なら、ダボッとしたシルエットで可愛らしく着こなすのも好印象です。

カップルや家族で共有して着るのも、愛着が増しそうで素敵ですね。

カウチンセーター独特の大きめサイズを逆手にとって、インナーにデニムシャツやニットを合わせてしまうのもよく見られる着こなしです。

セーターの下にデニムやニット!?と驚かれるかもしれませんが、シンプルなものを合わせればしっくりまとめることができます。

大きめサイズと肩まわりのコンパクトさに助けられるので、厚めのアイテムを組み合わせても、着こんでいるといった印象になりません。

カウチンセーターは独特の「編みくるむ編み込み(カウチン編み)」という編み方で作られています。

職人が手掛ける特別な編み方により、毛糸の密度が上がり、隙間から風が入ってくるのを防いでくれるのです。

羊さん

着用するにつれて毛糸がフェルト状になり、どんどん保温性や強度が増していくこともうれしい特徴ですね。

これなら、真冬以外はコートを羽織らなくてもとても暖かそう!

カウチンセーターの防寒性を存分に活かしたコーデですね。

ボトムはデニムなら鉄板ですし、靴なども含めてきれいめにしても、ほっこりした柄のおかげでバランスがとれるようになりますよ。

カウチンセーターとはカナダの伝統的な狩猟着

カウチンセーターはカナダ発祥で、狩猟に着ていけるほど防寒性や撥水性に優れています。

ここでカウチンセーターについて、ちょっと理解を深めてみましょう。

カウチンセーターとは、ネイティブアメリカンの労働着として生まれた伝統的な衣服です。

カナダ・バンクーバーのカウチン湖周辺に人々が定住していたことから、その名がつけられました。

ちなみに「Kanata」というのはカウチン族の言葉で「村」「集落」という意味だそうです。

羊さん

脱色や染色をしていない羊毛が使われているので、グレー系やブラウン系など、自然の色味を楽しんでいただけますよ。

さらにカウチンセーターは、狩猟に着ていけるほどの防寒性を誇ります。

あなたがバイクに乗るなら、走行中の風やちょっとした雨粒も防いでくれますよ。

その秘密は、脱脂していない状態の太い毛糸で、高い密度で編まれていること。

つまり、羊の毛が本来もっている油分をしっかりと保っているのです。

これによりよく水をはじくことができ、重さは1着あたり1.5kg前後とけっこう重め、独特の匂いがあることが特徴となります。

カウチンセーターは90年代に流行を見せ、近年また再燃中のトレンドです。

よく似ているものにノルディック柄がありますが、こちらはノルウェーなど北欧の柄であり、トナカイや雪の結晶などが特徴です。

カウチンセーターではカウチン族の狩猟や信仰の対象が図柄になっており、サンダーバードやトーテムポール、鳥や魚、熊など様々な柄のものが作られています。

Kanataもそれらのモチーフをよく使っていますので、伝統的な柄を楽しむことができます。

近年では、ゴルフ柄や車の柄、野球の柄など現代風のものも作られていますよ。

スポーツのときにさらりと羽織れば、雰囲気づくりと防寒を両立できそうですね!

たくさんのバリエーションの中から自分の好みの柄を見つけることも楽しみのひとつとなりますね♪

以下の記事では、カウチンセーターを使ったコーデについて紹介されています。

初心者さんでも取り組みやすいものが多いので、チャレンジしてみてくださいね。

まとめ

  • Kanataのタグには2つのパターンがあり、ヴィンテージテイストのタグが添えられることもある
  • 年代ものの洋服はジッパーとボタンの細工にこだわりがあり、時代が判別できる
  • Kanataのカウチンに暖かいインナーを合わせると、冬のおしゃれを楽しめる

Kanataを見かけてタグについて気になったときは、これらを思い出してくださいね。

可愛いタグにも年代が現れており、吟味して選んだ品は愛着もひとしおとなることでしょう。

年代ものを発掘したときの喜びは格別ですし、自分だけのファッションが楽しめますよ。

タグと年代についての知識を身に着けて、おしゃれ上級者になっちゃいましょう♪

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