ポートリプリケーターとドッキングステーションの違いは拡張性!おすすめ商品も

あなたは作業環境を良くする製品を探している中で、ポートリプリケーターとドッキングステーションって何が違うの?と思っていませんか?

  • ポートリプリケーターとドッキングステーションの違いってなに?
  • KVMスイッチとドッキングステーションの違いは?
  • おすすめのドッキングステーションが知りたい!
  • Ankerのドッキングステーションを比較して教えて!

迷わず製品を選べるように、それぞれの違いやおすすめ製品を調べてみました!

この記事でわかること
  • ポートリプリケーターとドッキングステーションの違いは、接続できる周辺機器の種類と数
  • KVMスイッチはパソコン間の切り替えが目的で、ドッキングステーションは機能の拡張を目的としている点でそれぞれ異なる
  • おすすめ製品として、CalDigitなど3つ紹介♪
  • Ankerから販売されている4製品を、価格や備わっている機能で比較

散らかってしまうデスク周りをスッキリさせて快適な作業環境を作りましょう♪

ポートリプリケーターとドッキングステーションの違いは拡張性!

それぞれの違いは、接続できる周辺機器の種類と数で、ドッキングステーションはより多くの周辺機器や画面の接続に対応できます。

ポートリプリケーターの特徴

ノートパソコンに、マウスやキーボードなど複数の周辺機器を、簡単に接続できる機器

  • 1本のケーブルで複数の機器をまとめて接続できる
  • 比較的コンパクトで持ち運びに向いている
  • 古いノートパソコンだと、背面に直で接続して利用するものもある
ドッキングステーションの特徴

ポートリプリケーターがもつ基本的な周辺機器の接続に加えて、その他の接続もできる多機能な機器

  • 高解像度の画面表示やインターネット接続に対応
  • 比較的大きいため、デスクに備え付けて使うのに向いている
  • 電源アダプターがついており、安定した電力供給ができる

例えば、ノートパソコンを使っているけど、パソコンの画面だと小さすぎるから大きい画面で操作したい…。

そんなときってありませんか?

そういうときにポートリプリケーターやドッキングステーションを使えば、簡単に複数の機器を接続できますよ!

ポートと呼ばれる色んな形の差し込み口が付いていて、複数の周辺機器が接続できる仕組みになっています。

あなた

複数の機器を、1本のケーブルでまとめてノートパソコンに接続できるって便利だね!

辞書では、ドッキングステーションの方が、より多くの接続に対応した大型の機器のことを指していました。

一方で製品としては、それぞれの違いが曖昧になっていて、ポートリプリケーターもドッキングステーションとして販売されていることが多いようです!

ドッキングステーションとUSBハブの主な違いは持ち運びやすさ

それぞれの違いとして、接続できる周辺機器の種類と数、持ち運びのしやすさが挙げられます。

USBハブの特徴

USBポートを手軽に増やせる機器

  • ノートパソコンにUSBポートが1つしかなくても、ポートを増やしてマウスやキーボードを同時に使える
  • 軽量で持ち運びできる
  • 価格が比較的安い

USBハブは、ポートが少ないノートパソコンでも、1本のケーブルで一気にポート数を増やせるので便利です!

また、最近のUSBハブはUSBポートを増やすだけでなく、USB以外の接続も対応できる製品が多くなっています。

メーカーによっては、USBポートのみの機器をUSBハブ、USB以外の接続も対応している機器をドッキングステーションと定義していることもあるようです。

ここでは持ち運びができる小型のものをUSBハブとして、それぞれどんな人におすすめなのか紹介しますね。

USBハブがおすすめの人
  • 基本的な周辺機器の接続がしたい

USBメモリやキーボードなど、数台の機器の接続ができれば十分

  • 持ち運びのしやすさを求めている

コンパクトで軽量なため、出先で使うことが多い場合におすすめ

  • モニターは1台しか使わない

USBハブは基本的に1画面の出力のため、モニター2台以上使う場合は、ドッキングステーションがおすすめ

ドッキングステーションがおすすめの人
  • 多くの周辺機器を同時に接続したい

モニター、キーボード、マウス、プリンターなど多くの周辺機器の接続に対応

  • オフィスや在宅勤務で固定して使いたい

据え置き型が多いため、デスクに置いて安定した接続環境が作れる

  • 高解像度モニターを複数使いたい

高解像度の映像や2台以上のモニター出力ができる

  • 高速データ転送や電力供給が欲しい

電源アダプターがついていることが多いため、安定した電力供給ができる

USBハブは電源アダプターからではなく、接続するパソコンから電力供給を受けるものが多いです。

そのため、どのようなシーンで使いたいかによって考えることもおすすめです!

例えば、外付けのDVDドライブやプリンタなど、消費電力の大きい機器を安定して使いたい場合は、ドッキングステーション。

基本的な接続ができればよくて、とにかくコンパクトに持ち運んで使いたい場合は、USBハブがおすすめです!

ガジェット好き姉さん

どんな用途で使うことが多いか、何の接続が必要なのかを全部洗い出して考えるのが良さそうですね♪

ドッキングステーションの選び方のポイント7つ!

選び方のポイントは7つあり、まずは接続したい機器の種類や数を確認することが大切です!

  • パソコンと接続する端子を選ぶ
  • 使用する映像出力端子を選ぶ
  • DisplayLink対応の有無を選ぶ
  • 対応するOSから選ぶ
  • LANポートの有無を選ぶ
  • 「据え置きタイプ」か「モバイルタイプ」かを選ぶ
  • USB Power Delivery(USB PD) 対応の有無を選ぶ

<パソコンと接続する端子を選ぶ>

パソコンと接続する端子には、USB-AとUSB-Cの2種類があります。

最近はUSB-Cが採用されているノートパソコンが多いため、USB-CのドッキングステーションやUSBハブが多いようです。

私が使用しているMacBook AirもUSB-Cのポートしか付いていないため、購入するときはUSB-Cのものを買おうと考えています!

あなたも購入するときは、手持ちのノートパソコンに付いているポートを確認してみてください♪

<使用する映像出力端子を選ぶ>

ノートパソコンの画面だと小さすぎるから、大きいモニター画面で見たいというあなたもいると思います。

そういうときは、手持ちのモニターがHDMIやDisplayPortのどれに対応しているか確認する必要があります!

映像や音声を送ることができる点では同じですが、DisplayPortの方が性能が高く、高画質な映像出力ができます。

また、モニターを複数使いたい場合は、映像出力端子が複数ついているものを選びましょう!

私は以前、モニターを2つ使いたいのに、HDMIポートが1つの製品しかなくて、モニターが1つしか使えないということがありました…

購入を検討しているあなたは、使用するモニター分のポートがあることを確認するのがおすすめです!

<DisplayLink対応の有無を選ぶ>

Macを使っていて、2台以上のモニター出力がしたいあなたはDisplayLink対応を選ぶ必要があります!

DisplayLinkとはUSBポートを使って、複数のモニターに出力ができる技術です。

同じく映像出力できるHDMIやDisplayPortは専用のポートである点で異なります。

また、DisplayLink対応であれば、モニター出力が1台までと制限されているパソコンでも、複数のモニター出力ができるようになります!

Windowsは基本的に2台以上が可能ですが、Macは一部の機種を除いて、モニター出力は1台までと制限されています。

お手持ちのMacを確認してみて、必要であればDisplayLink対応の有無をチェックしてみてくださいね♪

<対応するOSから選ぶ>

基本的にWindowsOSに対応しているものが多いようです。

Macを使っているあなたは、MacOSに対応しているか確認してから購入することをおすすめします!

<LANポートの有無を選ぶ>

最近のノートパソコンは無線LANが備わっているため、LANポートがついていないものが多いようです。

LANポートがあればケーブルで接続することで、高速で安定した通信ができます。

<「据え置きタイプ」か「モバイルタイプ」かを選ぶ>

据え置きタイプは大型で、多くの機器を接続できます。

一方でモバイルタイプはコンパクトで場所を取らない点や、持ち運びに向いています!

必要なポートの数や使う環境を考えて、あなたに合ったタイプを選びましょう♪

<USB Power Delivery(USB PD)対応の有無を選ぶ>

ノートパソコンを充電しながら使いたい場合は、USB PD対応がおすすめです。

USB PDは従来のUSBと比べて、電力のやり取りをより早くできるUSBになります。

1本のケーブルで、周辺機器の接続と充電を同時にできるので、デスク周りもスッキリして便利ですよ!

注意点として、ノートパソコンの消費電力以上の電力供給できるか確認が必要です。

一般的なノートパソコンは充電するのに、約45W〜60Wの電力が必要とされています。

手持ちのノートパソコンが必要とする電力に、ドッキングステーションが対応しているか確認しておきましょう!

KVMスイッチとドッキングステーションの違いは使用目的

それぞれ使用目的が違い、KVMスイッチはパソコン間の切り替え、ドッキングステーションは機能の拡張のために使われます。

KVMスイッチとは「Keyboard(キーボード)、Video(ビデオ)、Mouse(マウス)」の略で、パソコン切替機ともいわれます。

1組のキーボード、マウス、モニターを、複数のパソコンで共有して使えるのがKVMスイッチになります!

あなた

複数のパソコンで共有して使える?どういう風に便利なの?

例えばプライベートのパソコンはMac、会社のパソコンはWindowsで、毎日2台のパソコンを使っているとします。

パソコンが2台あると、キーボードなど周辺機器も差し替える必要があって大変ですよね…

そんなときにKVMスイッチがあれば、2つのパソコン間で、1組のマウスやキーボードを切り替えられるので、使いやすさが全然違いますよ♪

ガジェット好き姉さん

ドッキングステーションとは違い、基本的にはパソコン間での切り替えが目的のため、ポートを増やすことはできません。

ただし、KVMスイッチとドッキングステーションの機能が合わさった製品もあるようです。

サンワサプライからパソコン切替器「SW-KVM2DK」が販売されていました!

2台のパソコンを使っていて、同じ複数の周辺機器を使いたいあなたにはピッタリかもしれませんね!

値段は高くなりますが、用途に合わせて検討してみてはいかがでしょうか♪

ドッキングステーションのおすすめを3つ紹介♪

ドッキングステーションのおすすめとして、CalDigitなど3つ紹介します!

ドッキングステーションのおすすめ3選
  • CalDigit TS4 Thunderbolt Station
  • Lenovo(レノボ)ThinkPad ユニバーサル Thunderbolt 4 ドック
  • Belkin(ベルキン)CONNECT Pro 12-in-1 Thunderbolt 4 Dock

ドッキングステーションで調べると、たくさん出てきて、何が良いか分からなくなりますよね。

今回は口コミやランキングを参考に、評価が高かったものを3つ紹介します!

CalDigitのTS4はポート数が18個あってすべての性能が高い!

CalDigitのTS4はポートの数が豊富な上に性能も高いので、多機能な製品が欲しいあなたにおすすめです!

  • ポートが18個ついているため、たくさんの機器を接続できる

どのポートも速度があり、ストレスなく使える

  • コンピューターへの出力が98W

高出力のため、複数の機器に十分な電力を送ることができる

  • 最新の接続規格であるThunderbolt 4に対応

データ転送速度が速く、大容量のデータや高解像度の映像、電力供給も十分におこなえる

一方でHDMIポートがついていないので、HDMIを使ってモニター出力したい場合に注意が必要です!

その場合は、元々ついているDisplayPortやUSB-Cを、HDMIに変換するアダプターが別で売っているので、それを購入するのも良さそうです♪

Lenovoはポートが背面にまとまった設計で使いやすい

Lenovo(レノボ)はポートの数が多いですが、背面にまとめられており、見た目にもスッキリしていて使いやすいです。

  • ポートの数が多いので、複数の接続にも対応

HDMIが1つ、DisplayPortが2つあるので、Windowsであれば3画面のモニター出力ができる

  • 135Wの電源アダプターがついており、安定した電力供給ができる

複数の周辺機器を接続していても、電力供給や充電ができるので安心

  • Lenovoが出しているThinkPadノートパソコンであれば、連携できて便利

ThinkPadを接続している場合、ドッキングステーションの電源ボタンを押すと、ThinkPadの電源もオンになる

一方でSDカードを挿入する口はついていないので注意が必要です!

SDカードを使いたいというあなたは、別でSDカードリーダーを買うのもおすすめです。

こちらの記事でカードリーダーを選ぶのに必要な知識や、メーカーを紹介しているので参考にしてみてください♪

Belkin CONNECT Proは高出力のポートで充電とデータ転送が速い

Belkin(ベルキン)は給電ポートが多いので、タブレットやスマホを同時に接続して使いたいあなたにおすすめです!

  • 豊富なポート数でいろんな周辺機器に対応

ノートパソコンとタブレット・スマホを同時に充電しながら、データ転送もできる

  • 最大90WのUSB Power Deliveryに対応

30分で最大50%のiPhoneの急速充電もできる

  • アルミ製のシンプルなデザインでおしゃれ

グレーでシンプルな見た目なので、他の機器とも馴染みやすい

注意点として、ノートパソコンと接続するポートが前面についているため、ケーブルが目立ちやすくなっています。

ノートパソコンを持ち運びする機会が多い場合は、前面にある方が抜き差ししやすいので便利かもしれませんね!

Ankerのドッキングステーションで人気の4製品を比較!

Ankerのドッキングステーションで人気の4製品を、価格や備わっている機能で比較してみました!

商品名Anker PowerExpand
13-in-1
Anker Prime
ドッキングステーション 14-in-1
Anker PowerExpand
8-in-1
Anker 675 USB-C
ドッキングステーション 12-in-1
価格
(税込)
26,990円29,990円7,990円32,990円
最大出力85W100W85W100W
ポート・データ転送用USB-C
(10Gbps)
・データ転送用USB-A
(5Gbps)×3
・PD対応USB-C
(10Gbps)
・接続用USB-C
(10Gbps)
・データ転送用USB-C
(10Gbps)×2
・データ転送用USB-A
(10Gbps)
・充電用USB-A
(Max12W)
・充電用USB-C×2
(Max100W)
・データ転送用USB-A
(480Mbps)×3
・接続用USB-C
(10Gbps)
・データ転送用
USB-A(10Gbps)×2
・データ転送用USB-C(10Gbps)
・PD対応USB-C
・ワイヤレス充電パッド
・PD対応USB-C
(最大100W)
・USB-C
(10Gbps)×2
・USB-A
(10Gbps)×3
映像出力HDMI×2
Display Port
HDMI×2HDMIHDMI
LAN
オーディオ
microSD
SDカード
2024年11月現在

Ankerといえば、充電器やパソコン周辺機器の性能が高いことで人気のブランドですよね!

私も充電器を8年以上愛用していますが、性能も耐久性も良くて満足しています♪

ドッキングステーションも評価が高く、ランキングにたくさん入っていたので、今回4製品を比較してみました!

購入する際に参考にしてみてください♪

Anker PowerExpand 13-in-1は必要な接続が揃った安心の13ポート

Anker PowerExpand 13-in-1は、一通りの接続に対応しているので、急に接続したい機器ができたときも安心の製品です!

  • 13ポートついていて、一通りの機能が備わっている
  • 85Wの高出力なので、ノートパソコンの急速充電もできる

USBポートの豊富さに加えて、LANポートやSDカードなど一通り備わっているので、安心できますね!

他の周辺機器を使いながら、ノートパソコンの充電ができるのも嬉しいポイントです。

私はモニター画面を増やすために、HDMIポートだけついているハブを持っていました。

しかしその数ヶ月後に、USBメモリ使いたい、SDカード使いたいという場面が何度か出てきたことがあります…

Anker Prime 14-in-1は安定して複数充電ができる

Anker Prime 14-in-1は、スマホやiPadなども一緒に使いたいあなたにおすすめです♪

  • Power Display対応のUSB-Cが3つあり、4台同時に充電できる
  • 接続や充電状態がリアルタイムで確認できる

周辺機器の接続と充電を同時にできるPowerDisplayが3つもついているので、ノートパソコン本体と合わせて4台の充電ができます!

ドッキングステーション本体にディスプレイがあり、ポートの出力状態や、どのくらい充電されているか確認できます。

縦置きで場所を取らないのも良いですよね!

私の使っているテーブルはノートパソコンだけでもキチキチなので、少しのスペースで済むのはありがたいです♪

Anker PowerExpand 8-in-1はコンパクトで機能も充実

Anker PowerExpand 8-in-1は持ち運びできるコンパクトさで、機能もしっかり備わっている製品です。

  • コンパクトなサイズでありながら、機能が充実している
  • 基本的な機能は揃っていて、高コスパ

幅が12cmで、手のひらに収まるくらいコンパクトなサイズです。

高解像度で滑らかな映像を映し出す機能が備わっているので、映像重視のあなたにおすすめです!

試しに買ってみたいあなたにも、比較的安く購入できるのでおすすめですよ♪

Anker 675 USB-C 12-in-1はデスクをスッキリ整理するスタンド型

Anker 675 USB-C 12-in-1は、デスク周りを綺麗にしたいあなたにピッタリの製品です!

  • スタンドの下のスペースを活用して、デスク周りをスッキリ整理できる
  • ワイヤレス充電ができ、複数の機器を同時に充電できる

スタンド型なので、キーボードなど使わないときはスタンド下のスペースにしまうことができます!

これこそ、私の狭い机に1番必要とされる形なのでは?とテンションが上がりました!

ワイヤレスといえば、コードが必要ないイヤホンって便利ですよね。

最近は骨伝導の製品もとても人気があるようです!

こちらの記事では骨伝導の製品や、イヤホンで人気のShokzブランドの紹介をしています。

気になるあなたはぜひチェックしてみてください♪

まとめ

  • ポートリプリケーターとドッキングステーションの違いは、接続できる周辺機器の種類と数!
  • KVMスイッチはパソコン間の切り替えが目的で、ドッキングステーションは機能の拡張を目的としている点でそれぞれ違いがある
  • おすすめ製品として、CalDigitなど3つ紹介♪
  • Ankerのドッキングステーションで人気の4製品を、価格や備わっている機能で比較

ポートリプリケーターとドッキングステーション、USBハブはそれぞれ違いがあるので、あなたがどんな機能を求めているか確認することが大切です。

ポートリプリケーターは、ドッキングステーションとして販売されていることが多いようなので、調べるときは注意してみてください。

コードが邪魔になるパソコン周辺をスッキリさせて、素敵な作業環境を作りましょう♪

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