VRヘッドセットは老眼でも使える!焦点が合わないときの対処法も!

あなたは、「老眼や視力低下の影響で、VRの映像がボヤけて楽しめないのでは?」と思っていませんか?

  • VRヘッドセットは老眼でもちゃんと使える?
  • VRで老眼って回復するの?
  • 焦点が合わなくて見えにくいときはどうしたらいい?
  • Meta Questメタクエスト3を使ってみたいけど、老眼でも楽しめる?

今回はバーチャル世界に興味のある私が、VRヘッドセットについて詳しく調べてみました!

この記事でわかること
  • VRヘッドセットは、目の前にある画面の映像を遠くにあるように見せる仕組みのため、老眼でも関係なく使うことができる
  • 老眼でも楽しむことはできるが、回復したという事例はない
  • 焦点が合わなくて見えにくい場合は、本体の設定を見直すことで見えやすくなる可能性がある!
  • Meta Quest3は、老眼でも問題なく使用できると高評価♪

この記事を読めば、見えにくいなどの不安が解消されて、思いっきりバーチャルの世界を楽しむことができますよ♪

VRヘッドセットは老眼でも使える!近視や遠視がある場合の対処法も

VRヘッドセットは、目の前にある画面の映像を遠くにあるように見せる仕組みになっているので、老眼でも関係なく使うことができます!

老眼とは、年齢とともに目のピントを合わせる力が弱まって、近くのものがボヤけて見える状態をいいます。

正式名称は「老視ろうし」になります。

例えばカメラで写真を撮るとき、自動でピピっとピントを合わせてくれる機能がありますよね。

カメラでいうこの機能が私たちの目でもおこなわれていて、加齢とともにこのピントを合わせる機能が弱くなってしまいます。

あなた

そうそう!40代超えてから少しずつ近くのものが見えにくくなってきてるんだよね…。

現実で見えにくいんだから、VRの映像もボヤけて見えるんじゃないの?

実はVRでは遠くに映し出された虚像きょぞうを見ているので、老視は関係ないと考えられています!

ゴーグルの左目と右目にそれぞれ映像を映す画面がついており、その映像が立体となって遠くに見える仕組みです。

ただし、近視きんし遠視えんし乱視らんしなどの屈折異常といわれる症状をもともと持っている場合、ボヤけて見える可能性があるので注意が必要です。

それぞれの見え方について簡単に説明しますね!

  • 近視

遠くにピントを合わせることができない。

近くは見えるけど遠くのものがボヤける。

  • 遠視

遠くを見るときは少しの調整、近くを見るときは強い調整でピントを合わせる必要がある。

近くのもの、遠くのもの両方が見えにくい。

強いピント調整が必要なので目が疲れやすい。

  • 乱視

どの距離でもピントが合わない。

遠くのもの、近くのもの両方見えにくいうえに、物が二重にみえる。

このように目が悪い中でも見え方がそれぞれ異なります。

これらの症状に老視が加わることで、ピントを合わせる力が弱くなって、よりボヤけて見えてしまう可能性があります。

あなた

老眼だけが原因で「VRが見えにくい」ってなる可能性は低いってことだね!

見えにくいときの対処法とかあるのかな?

もし屈折異常の症状があって見えにくいあなたは、度付きレンズなどを使うことで改善できるかもしれません!

できる対処法を3つ紹介しますね♪

VRが見えにくいときの対処法3つ!度付きレンズを使うなど

遠視や近視、乱視がある場合の対処法として、度付きレンズをつけることなど3つ紹介します!

  • 手持ちのメガネをかける
  • 度付きレンズをつける
  • 焦点距離調整機能しょうてんきょりちょうせいきのうを使う

<手持ちのメガネをかける>

手持ちのメガネをかけた状態で、VRヘッドセットを使う方法です。

すでに持っているメガネが使えるので、追加で何かを購入する必要がなく楽ちんですね!

商品によっては「メガネスペーサー」といわれる付属品がついており、ヘッドセット内にはめることでメガネを覆うゆとりを作ることができます。

ただし、メガネの形によっては付属品をつけてもヘッドセットに入らなかったり、レンズが曇って操作のさまたげになったりすることがあります。

VR大好きマン

手持ちのメガネを使うなら、事前に試したりしてヘッドセット内にメガネが収まるか確認しておこう!

<度付きレンズをつける>

本体に度付きレンズを取り付けることで視力補正ができるようになります!

オーダメイドで作ってくれるサービスがあるので、あなたにぴったりのレンズができますよ♪

度数を入力して依頼するので、強度な遠視や近視でも対応できるレンズが作れるところもあるかもしれません。

オーダメイドの内容によって値段が異なるため、気になるあなたはネット上で比較して見積もってみるのがおすすめです♪

VR大好きマン

メガネをかけながらゴーグルをつけたり、コンタクトをつけたりするのが苦手なあなたも、度付きレンズをつければ快適に楽しめるよ!

<焦点距離調整機能を使う

本体に焦点距離調整機能が備わっているものであれば、遠視や近視の見え方に合わせて距離を調整できますよ!

レンズを前後に動かすことで目から画面までの距離を調整する仕組みです。

イメージとしては、本や新聞を読むときに文字が見えにくいから、前後させて見える位置にもってくるのと似ています。

商品の中には専用のアプリを使って調整するものもあるようです。

調整できる度数以上の屈折異常がある場合は、対応できない可能性があるので注意が必要です。

気になるあなたは、家電量販店などで試しにつけてみるのがおすすめです!

VR大好きマン

視力に不安があっても、あなたの見え方に合わせた対策をとれば、思いっきり楽しむことができるよ!

VRで老眼が回復した事例はないが視力が上がったという声はある!

老眼でも映像を楽しむことはできますが、VR技術で回復したという事例は今のところないようです。

老眼で見えにくくなるのは、加齢によってピントを合わせる力が弱くなることが原因です。

老化を食い止めることはできないので、回復させるのは難しそうですね…。

一方で視力の回復につながったという声はいくつかありました!

たかしさん

1日4時間ほど使用して、5ヶ月後に視力が0.3から1.0に回復した!

トムさん

1日1時間の視聴を3ヶ月間続ける実験をおこなったところ、62%の視力改善がありました。

海外では子供の視力を改善させる治療法としても使われてるようですね!

視力が上がった理由として、目から虚像までの距離があることで、遠くを見ている状態になるからと考えられています。

近い距離で見る習慣が目の負担となり、視力を低下させる原因となってしまいます。

遠くを見ているのと同じ状態になるVRは、目を休ませることができ、物が見えやすくなったのではと考えられています!

ただし、本来の近視ではなく一時的な目の緊張による仮性近視だったから視力が良くなったなど、目の状態によって改善するかは変わってくるようです。

あるアンケートでは、視力が上がったと回答した人よりも、下がったと回答した人の方が多いという結果も出ています。

視力が上がるといった効果を過信しすぎず、適度に楽しむために使うのが良いですね!

また、子供の場合は最低でも12歳まではVRの使用を控えることが推奨されています。

目の成長段階であるため、映像に慣れてしまうと普段の物を見るときの見え方に悪い影響を与える可能性があるようです。

長時間使用してしまうと「VR酔い」を起こし、体調を崩すケースがあるので十分に注意して遊ぶようにしましょう!

VR大好きマン

老眼の回復には関係ないことや、視力についても誰でも良くなるとは考えない方が良さそうだね。

視力へのリスクも考えながら、安全に楽しもう♪

あなたは普段の生活で、スマホやPCとにらめっこする時間が長くて、ストレートネックに悩まされているなんてことはないですか?

この記事ではストレートネックでも長時間座れる椅子や、姿勢を正してくれる椅子など、細かく紹介しています。

仕事があるけど長時間座っていられなくて辛い…というあなたにピッタリの椅子が見つかるかもしれませんね♪

VRで焦点が合わないときの対策3つ!本体の設定を見直してみる

VRの焦点(ピント)が合わないせいで見えにくい場合は、本体の設定を見直すことで見えやすくなる可能性があります。

近視や乱視など視力の問題以外に、本体の設定があなたの目に合っていない可能性があります。

できる対策を3つ紹介しますね!

  • 瞳孔間距離どうこうかんきょりを調整する
  • レンズと目の距離を調節する
  • Viewer Profile(ビューワプロファイル)の設定をする

瞳孔間距離をあなたの目に合わせて調整する

人によって異なる瞳孔間距離どうこうかんきょりを、あなたの目に合わせて調整することで、ピントが合う可能性があります。

瞳孔間距離はIPDともいわれ、右目の瞳孔中心から左目の瞳孔中心までの距離を指します。

この距離は人によって異なり、瞳孔とレンズの位置が合っていないと、うまく見えなくなったり気分が悪くなったりすることがあります。

ゴーグルにダイヤルがついていることが多く、簡単にレンズを左右に調整することができますよ♪

VR大好きマン

物が重なって見えるなどの違和感があるときは、この設定があなたの目と合ってないことが多いみたい!

細かく調整してみるのがおすすめです!

レンズと目の距離を調整して細かなズレをなくす

レンズと目の距離によって起こる見えにくさは、ゴーグルのつけ方を気をつけたり、焦点距離を調整したりすることで解消できる可能性があります!

レンズと目の距離が合っていないせいで、焦点が合わず物が見えにくくなっていることがあります。

メガネをかけたまま使用する場合など、適切な位置にハマっていないとVRの世界に没入できなくなってしまいます。

装着時のポイントとして、VRゴーグルを顔につけてフィットする位置を探してから、バンドを締めるのがおすすめです!

水泳で着けるゴーグルみたいに、上からズラすようにつけると、中途半端な位置になって合わない…となることがあります。

VR大好きマン

レンズを前後させて距離を調整する焦点距離調整機能も使いながら、あなたの見えやすい位置を探しましょう!

QRコードを読み込んでViewer Profileの設定をする

スマートフォンを差し込んで使うような簡易的なVRゴーグルの場合、Viewer Profileの設定をすることで見え方を改善できる可能性があります。

Viewer Profileとは、使用する本体の情報やレンズの焦点距離などを記録したものになります。

QRコードは箱や説明書などに記載されていることが多いです。

もしQRコードの記載がない場合は、自作することもできますよ!

Googleが公式で出している「Cardboard viewer profile generator」というサイトで、Viewer Profileを自作することができます。

専用QRコードの場合は、本体と対応スマホに合わせた平均的な設定になっていますが、自作のプロファイルであればあなたの目に合わせた設定ができます。

専用QRコードを使っても見えにくい…という場合も、自作して細かく設定することで解消できるかもしれませんね♪

数万円以上する高性能のヘッドセットは、高い精度の映像や視覚に合わせた設計がもともとされているため、プロファイル設定は不要なことが多いようです。

VR大好きマン

ほんの少しのズレでも見え方に違和感が出てしまうので、根気よく調整してみて、あなたにピッタリの設定を見つけましょう!

Quest3は老眼でも使える!VRで高解像度なマルチモニター環境も!

Meta Quest3(メタクエスト3)は、老眼でも問題なく使用でき、ゲームやアプリなどが楽しめると高評価です!

2023年10月に発売されてから、大人気ですよね!

私の中でVRヘッドセットといえば、Meta Questのイメージです。

昔、初代Questを触ってみて、映画で観たようなバーチャルな世界に感動した記憶があります!

Quest3はさらに性能が上がっていると考えると、とてもワクワクしますね♪

老眼でも映像を楽しむことができるQuest3の特徴について紹介しますね。

  • 瞳孔間距離どうこうかんきょりの調整がミリ単位でできる

Quest2は3段階のみの調整だったのが、Quest3ではさらにミリ単位で調整できるようになりました。

本体についているダイヤルで調整するので、ゴーグルを装着して実際の見え方を確認しながら合わせることができますよ!

  • 高性能な映像技術

パススルーといわれる機能によって、VRゴーグルをつけながら現実の映像をリアルタイムに見れるようになりました。

Quest2では色がないグレーの映像でしたが、Quest3では周りの様子がフルカラーで目の前に映し出されるようになっています!

また、Metaストアに配信されたさまざまなVRゲームを楽しむことができますよ!

老眼にも最適なオフィスワーク環境を作れる「Immersed(イマースド)」というアプリもあるようです。

複数のモニターをバーチャル上で配置して仕事ができるようになっています。

私の机はモニターが大半を占領しているので、バーチャルでモニターが置ける魅力に思わず欲しくなりました!

あなたはVRに集中しすぎて目が冴えて寝れない…となったことはありませんか?

この記事では快眠できると話題のヘッドスパについて紹介しています。

リラックスしてぐっすり眠ることで、次の日も快適に過ごすことができますよ♪

まとめ

  • VRヘッドセットは、目の前にある画面の映像を遠くにあるように見せる仕組みになっているので、老眼でも関係なく使うことができる
  • 老眼でもVRを楽しむことはできるが、回復したという事例は今のところない
  • 焦点が合わなくて見えにくい場合は、本体の設定を見直すことで見えやすくなる可能性がある!
  • Meta Quest3(メタクエスト3)は、老眼でも問題なく使用でき、ゲームやアプリなどが楽しめると高評価♪

VRヘッドセットは老眼でも見える仕組みのため、安心して使うことができますね!

物がボヤけて見えにくい場合は、屈折異常による視力の問題やヘッドセット本体の設定が関係している可能性があります。

あなたの視力に合うように調整して、快適なVR体験を楽しみましょう♪

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