最近、交通事故が多くなってきていますよね…。
もしあなたが交通事故にあってしまったら…そんなときに使えるのが自転車保険や自動車保険の法律相談費用補償特約です!
法律相談費用補償特約は、交通事故にあったときに被害者側としての相談費用を免除してくれる補償です。
保険には入っているけどどうしたらいいんだろう…とお悩みのあなた。
この記事を見れば万が一交通事故にあった時にも安心してサービスを利用できるので、損しなくてすみますよ!
今回は法律相談費用補償特約に加えて、弁護士費用補償特約についてもお話しします。
目次
法律相談費用補償特約とは相談費用の負担をしてくれる!
法律相談費用補償特約とは、事故にあった時に自分が被害者だった場合に、加害者への損害賠償に関しての弁護士などに対する相談や書類作成の費用を補償する特約になります。
弁護士などと記載したのは、弁護士だけでなく、司法書士や行政書士への相談も含まれるからです。
これとは別に弁護士費用補償特約というものも存在しますが、またのちほど違いを記載していきますね。
こちらは弁護士への相談になるものなので、違いに注意が必要です。
法律相談費用補償特約は、自動車保険や自転車保険にセットにできる特約の1つですね。
法律相談費用補償特約において、基本的に示談などの実際の法律業務は特約の対象外になります。
示談交渉などをどうやって進めていけばいいか、などの法律相談までの料金を法律相談費用補償特約を使って保険でまかなうということになります。
法律に関することを相談できるので、自分で示談交渉を行う際にも、不明点なく有利に進められますね!
また、事故の被害者にあった時の特約ということは頭に入れておきましょう。
万が一被害にあった場合には、かなり有利に進められるようになるため、法律相談費用補償特約に入っているならぜひ使いましょう!
法律相談費用補償特約でまかなえる範囲は10万円まで!
法律相談費用補償特約を利用した場合、保険金の支払い上限は1事故につき10万円になります。
一般的に法律相談費用だけなら、この法律相談費用補償特約を使えば、ほぼまかなえる金額となるでしょう。
弁護士などに相談すると費用がどれぐらいかかるかわからない…と不安なことも多いと思います。
弁護士費用はだいたい、30分あたり5400円が相場となっています。
アドバイスや資料作成の依頼などでしたら、十分な時間といえるでしょう。
法律相談費用補償特約を使えば、十分に満足のいく相談ができるようになるため、あなたも安心して事故対応ができますよ!
示談交渉自体を行えないケースなども事故によってはあるので、そういった場合には、この法律相談費用補償特約を利用しましょう。
費用の負担がなく相談できるとなると、いつ起こるかわからない事故にも対処できそうですよね。
法律相談費用補償特約のメリットは適切なアドバイスがある
法律相談費用補償特約のメリットは、法律のプロによって適切なアドバイスが受けられるという点にあります。
もちろん、法律相談の費用を特約で免除してくれることもメリットの1つです。
ですが、交通事故の場合、加害者側との示談交渉などが待っています。
示談交渉の適切なアドバイスをもらうことができるため、法律相談費用補償特約は使うべきですね!
法律相談費用補償特約を使ったとしても、加害者側との交渉は自分で行う必要があります。
適切なアドバイスをもらっておくことで、示談交渉を有利にすることもできる、ということです。
相手は保険会社が示談交渉の場に出てきますから、万全の準備をしておく必要があります。
また、弁護士を紹介してもらえるところもありますが、ご自身で好きな弁護士に依頼することもできます。
自分で弁護士を選べるのは、あなたにとって親身になってくれる弁護士を選べるということなので、あなたにとっても負担が減りますよね。
そのため、交通事故に強い実績を持っている弁護士に依頼することもできるでしょう。
実績については弁護士事務所のホームぺージを見れば書いていることが多いです。
その実績をもとに依頼する弁護士を決めて、特約を利用してアドバイスが欲しいことを伝えると特約を利用して相談ができるということです。
日常生活の事故などでも補償の範囲内の場合も
法律相談費用補償特約は、適用範囲が広いのが特徴の1つで、日常生活で物を壊してしまったり、スポーツ中の事故なども見てくれる特約もあります。
保険の契約者以外の家族が交通事故にあった場合や、自動車や自転車に乗っていないときの事故でも使うことができる場合があります。
もらい事故などの場合は、実は保険会社が示談交渉できません。
そういった場合には法律相談費用補償特約が便利です。
示談交渉のアドバイスを弁護士にしてもらうことで、自分での示談交渉も不備なく進められることでしょう。
自分が入っている保険にまずは法律相談費用補償特約がついているかどうかを確認しましょう。
保険の内容がわからない場合は、各保険会社に問い合わせをすると、すぐに回答してくれるところがほとんどです。
まずは自分の保険がどうなっているか調べてみるところから始めましょう。
法律相談費用補償特約と弁護士費用補償特約の違いは補填費用
法律相談費用補償特約と弁護士費用補償特約の違いは、補填される費用がそもそも違うということです。
弁護士費用補償特約は、交通事故にあった時に、示談交渉自体の弁護士費用を補償してくれる特約になります。
示談交渉自体だけでなく、1事故についてかかる弁護士費用全てを補填してくれるため、入っておくとかなり安心できますね!
被害者となった場合、加害者側との示談交渉を弁護士に依頼することができます。
その費用を補填してくれるので、0円で示談交渉までしてくれることも可能です。
法律相談費用補償特約と一緒で、弁護士費用補償特約も自分が被害者となった場合のみ利用できますので、注意が必要です。
加害者側は保険会社を通しての示談交渉になることがほとんどですから、法律相談のプロである弁護士が示談交渉までしてくれるのは安心ですよね。
もし万が一事故にあったら、私も利用してみたいです。
ただ、自動車保険に付随されている自転車保険には、この弁護士費用補償特約が使えないケースもあるようです。
自動車保険の場合は、自動車の事故には対応しているけど、自転車の事故には対応していないということです。
自転車の場合は、自転車専用の保険に入っていることで、弁護士費用補償特約が使えるようになるということですね。
もし自転車に乗っていて、自転車保険にまだ入っていないあなたは、今から入るなら自転車保険専用の保険を選ぶことをオススメします。
そして弁護士費用補償特約を付けて保険加入しましょう。
弁護士費用補償特約は300万円の限度額
弁護士費用補償特約は、1事故につき、300万円までの限度額で補償してくれます。
弁護士を雇って示談交渉してくれる費用や、訴訟、調停などになった際の費用など全てまかなってくれます!
弁護士費用はだいたい、30分あたり5400円が相場とお伝えしましたよね。
重傷事故等の一部のケースぐらいが300万超えるぐらいですので、300万円を超えることはほぼないでしょう。
そのため、自己負担なく0円で交通事故の後処理ができる可能性が高いということです。
最近の保険は弁護士費用も負担してくれるなんてすごいですね!
また、弁護士費用だけでなく、司法書士への書類作成にかかる費用なども全て負担してくれますので、費用に対しての不安なくお願いできますね!
要するに、弁護士費用補償特約がついている場合は、法律相談費用補償特約の内容を包括しているということになりますね!
これだけの補償がついている特約となると、使わない手はないですね!
もちろん事故にあわないのが一番ではありますが…。
弁護士費用補償特約のメリットは示談交渉までしてくれる
弁護士費用補償特約は、法律相談費用補償特約と違って、示談交渉や保険会社への請求など全てを弁護士が行ってくれます。
そのため、手続き的な負担も弁護士費用補償特約なら一切かかってきません。
これを知っていれば、あなたの精神的な負担も軽減されて、不安も解消されますね♪
加害者側の保険会社は、示談交渉のプロなので、こちらもプロにお任せすることによって、不利益が生じることが少なくなります。
本来請求できるはずの損害賠償の金額より少なくなる、といったこともなくなるでしょう。
また、弁護士費用補償特約がついている場合、法律相談費用補償特約が一緒に付随されているケースも多くあります。
まずは、あなたが入っている保険が法律相談費用補償特約か弁護士費用補償特約が含まれているか確認をしてみることから始めてみてください。
自転車の法律相談費用補償特約なら東京海上日動かau損保
法律相談費用補償特約なら東京海上日動のeサイクル保険かau損保のBycleがオススメです。
まずは東京海上日動のeサイクル保険をオススメします。
自転車事故に限らず、日常生活で他人にけがをさせてしまった、他人のものを壊してしまったなども法律相談費用補償特約が利用できます。
本人だけの補償の場合や、家族型、夫婦型まで選べる保険になっています。
保険料 | 自分のけがに対する補償 | 相手に対する補償 | |
本人型 | 460円~ | 本人まで対象 | 家族まで対象 |
夫婦型 | 630円~ | 配偶者まで対象 | 家族まで対象 |
家族型 | 880円~ | 家族まで対象 | 家族まで対象 |
本人だけの場合、月額230円~ととてもお手頃価格で入れる保険になっています。
ちなみに、東京海上日動の保険だと、車に乗車中の事故でけがをしてしまった場合や、自転車運転中以外の交通事故等によるけがも補償してくれます。
普段から自転車に乗っているあなたはぜひ一度保険の見直しをしてお得にしてみましょう。
東京海上日動の保険なら月々もお得になり、さらに、法律相談費用補償特約や弁護士費用補償特約などもついてきて安心までついてきますよ。
一度東京海上日動のホームページを確認してみてください!
もう1つ法律相談費用補償特約がつけれる保険のオススメは、au損保のBycleです!
死亡・入院まで補償 個人賠償責任2億円 | 通院まで補償 個人賠償責任3億円 | 法律相談弁護士費用補償 個人賠償責任3億円 | |
本人タイプ | 340円 | 590円 | 1130円 |
家族タイプ | 680円 | 1280円 | 2010円 |
本人・親族タイプ | 570円 | 1030円 | 1680円 |
こちらは、月々340円~と少し東京海上日動より高くなりますが、法律相談費用補償特約に付随して弁護士費用補償特約も適用できます。
弁護士費用補償特約は、弁護士が自分に代わって示談交渉を進めてくれるんでしたよね!
また、費用も全額負担してくれるので、事故にあったとしても安心して任せられる保険です。
また、Bycle Bestという保険もあり、こちらはけがの補償範囲がさらに増えます。
部活やアウトドアやご自宅などでの身近なけがでも補償の対象内になります。
BycleもBycle Bestもどちらも本人タイプと家族タイプまた、親族タイプと選べるようになっています。
法律相談費用補償特約や弁護士費用補償特約は選ぶ保険内容によってついていない場合もあるので注意です。
必ず法律相談費用補償特約がついている保険内容かどうかを確認するようにしてください。
補償の範囲も様々ですので、ぜひ1度適正診断をしてみてください!
まとめ
- 法律相談費用補償特約とは、事故にあった時に自分が被害者だった場合に、加害者への損害賠償に関しての弁護士などに対して相談や書類作成の費用を補償する特約のこと
- 法律相談費用補償特約と弁護士費用補償特約の違いは、補填される費用が300万円と違う
- 自転車の保険で法律相談費用補償特約なら東京海上日動のeサイクル保険かau損保のBycleがオススメ
法律相談費用補償特約についてまとめてきましたが、参考になりましたでしょうか。
法律になると難しいと感じがちですが、案外まとめてみるとわかりやすくされているものも多かったです。
もし万が一事故にあってしまった際には、この記事を思い出して、法律相談費用補償特約や弁護士費用補償特約を利用してみてください!
法律相談費用補償特約の存在を忘れて利用の機会を逃すことがないように…。
加害者側では利用できないとは知りませんでした。自分が被害にあってしまった場合のみ利用できるんですね!