ニキビに薬の塗りすぎは逆効果!?早く治したいときの3つの方法     

少しの食生活の乱れ、睡眠不足やストレスでも、容赦なく現れるのがニキビ。

とにかく早く治したい!と、とりあえずニキビの薬をたっぷり塗りたくったこと、ありませんか?

早く治したいときでも、ニキビの薬の塗りすぎは厳禁です!

薬をたくさん塗ったり、塗る回数を増やすと効果がありそうに思いますが、薬の塗りすぎでかえって早く治したいニキビを悪くしてしまうこともあります。

薬を使うときの注意点、知っておきたいですよね。

ニキビの薬の塗りすぎに気をつけるべき理由と、ニキビを早く治したい時におすすめの3つの方法をご紹介します。

この記事を読めば、きっとあなたのニキビを治す最善策が見つかるはずです!

ニキビの薬の塗りすぎは避け用法用量を守る

ニキビに薬をたくさん塗ったからといって早く治るとは限らず、むしろ逆効果になることもあります!

効き目が上がりそう!とニキビに薬をたっぷり塗ったり、乾いたら付け直すことを試したことがあるなら、今後はやめましょう。

きちんと薬の用法用量を守ってはじめて、効果は期待できるのです。

薬といっても皮膚科で処方されるものからドラッグストアで手に入るものまで様々です。

中には油分が多かったりピーリング作用のあるものなど、塗りすぎたり使う回数が多すぎると、かえってニキビを悪化させたり跡になるリスクもあるのです。

ちなみにピーリング作用のある薬には、肌を乾燥させてターンオーバーを促したり、毛穴の詰まりを改善させる目的もあるため、肌が赤くなったりヒリヒリすることがあります。

そういった症状はある意味良い反応ともいえるので、心配しすぎる必要はありません。

刺激がなかったり弱いときでも、薬の塗りすぎは厳禁です。

また、ニキビの薬には抗生物質やステロイドが入っていることもありますが、これらは個人差もあり大きな副作用の心配もあるので、より注意が必要です。

薬といえど、いえ、むしろ薬だからこそあくまで適量が効果的ということですね!

では目安の量ですが、ローションタイプの薬は1円玉サイズの量、クリームやチューブタイプの薬は人差し指の先から第一関節までの量が適量です。

ニキビだけに塗るときはニキビが隠れるくらいの量を、顔全体や背中に塗るときは両手に広げて伸ばします。

薬の厚みが薄いと効き目が弱いように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。

ポイントは薬をムラなく塗ることで、特にニキビの範囲が広い場合は塗り忘れを防いだり、薬の浸透を効かせることが期待できます。

また薬を塗るタイミングですが、基本的には洗顔後の清潔な肌に使うのが大切です。

ただ薬によっては、化粧水や乳液などのスキンケアを終えて肌を整えてから塗るものもあるので、使い方を確認してくださいね。

薬の正しい使用量と回数を守ること、適切なタイミングでムラなく塗ることを心がければ、ニキビを早く治せますよ!

ニキビの薬は皮膚科に行こう!早めの診断で悪化を防ぐ

早く治したい!と急ぐときほど、専門家(皮膚科)に診てもらうのがベストです。

大切なイベントの前にニキビができてしまったりして、早く治そうと焦るあまり我流で何とかするのは、実際は早く治らないことが多いのでおすすめしません。

自分の体のことは自分が一番分かっているようで、やっぱりよく分からないものです。

皮膚科に行けば、お医者さんがあなたのニキビを的確に診断してくれ、たくさんある薬や治療法の中から早く治すために最善のものを選んでくれます。

「急がば回れ」と言うように、面倒に思えても皮膚科に行くのが、ニキビの悪化を防ぎ早く治す近道なのです。

ニキビを診てもらうのは皮膚科?美容皮膚科?

ニキビに困っている時は、ぜひ皮膚科を受診しましょう。

皮膚科にも種類があり、まず一般の皮膚科では皮膚全般の治療を保険診療内で行い薬を処方してもらえます。

美容皮膚科では一般の皮膚科での診療内容に加えて、ニキビの予防やニキビの跡の相談までのってくれ、希望すれば自由診療でいろんな治療法を組み合わせてもらえます。

それぞれの皮膚科のホームページにニキビに処方する薬の種類や治療法、料金表などを載せているところも多いので、確認してみましょう。

あなたのニキビはどれ?皮膚科ならすぐ分かる種類と処置

ニキビには、炎症のあるニキビと炎症のないニキビがあり、「白ニキビ」、「黒ニキビ」、「赤ニキビ」、「黄ニキビ」、「紫ニキビ」といった種類があります。

ニキビの進行具合によって呼び方は変わり、もちろんそれぞれ必要な処置の仕方も違います。

たとえば、白ニキビや黒ニキビはまだ炎症を起こしてはいないものの、毛穴が詰まったり詰まりが酸化している状態のニキビです。

そういった比較的軽い症状のニキビの場合、ビタミンの入った飲み薬や毛穴の詰まりを取り除くピーリング作用のある塗り薬を処方されることが多いです。

ニキビがすでに炎症を起こしているニキビは赤ニキビと呼ばれ、炎症を抑えるために抗生物質を処方された皮膚科で角質を押し出してもらうこともあります。

黄ニキビや紫ニキビのレベルになると、ニキビが膿んで出血や腫れを起こしている状態なので、強力な抗生物質や場合によっては外科治療が行われることもあります。

自分のニキビがどれなのか判断するだけでも、難しそうですよね。

皮膚科に行けば、お医者さんが素人には分かりにくいニキビの種類や症状を正しく見極めて的確な薬や治療法を選んでくれるので、早くニキビを治す近道になります。

ニキビの薬でよく効く市販の薬は身近なところに!

皮膚科に行く時間も惜しいときは、よく効くニキビの市販薬を探しましょう。

ドラッグストアなどで皮膚トラブルの薬のコーナーを見るとニキビに関係した市販の薬がいっぱい棚に並んでいて、いったいどれを選んだらいいのか困りますよね。

あなたと同じようにニキビに悩む人がいかに多いかということが伺えます。

薬の値段もバラバラで、パッケージだけ見るとどれもよく効きそうに思えますね。

たくさんある市販の薬の中から、よく効くと評判の塗り薬と飲み薬をご紹介します。

塗り薬ならこれ!大塚製薬オロナインH軟膏

大手製薬会社の大塚製薬から出ているオロナインH軟膏は強い殺菌力と値段の安さが魅力です!

クロルヘキシジングルコン酸塩液と呼ばれる、簡単に言えば消毒効果がある成分が、ニキビの原因の大きな一つ、アクネ菌という菌の繁殖をおさえてくれます。

オロナミンH軟膏の良いところは、ニキビだけでなく吹き出物やすり傷などにもよく効くのと、一番少ない容量(11グラム)で300円前後という値段の安さです。

効き目だけでなく思いついたときに買いやすい、そんな手軽さもおすすめポイントです。

飲み薬ならこれ!エーザイチョコラBBドリンクビット

エーザイチョコラBBドリンクビットは、即効性を求めたいときにおすすめのドリンクです。

薬を選ぶとき、しかも早くニキビを治したい時ならなおさら気になることは即効性ですよね。

ドリンクタイプは錠剤より吸収性が高い分、早く効果を感じられやすいのでおすすめです。

私も時々このドリンクを買うのですが、明らかに肌に効いている実感が早いですし、ジュースのような味で飲みやすいのが気に入っています!

このチョコラBBドリンクビットは、肌ケアに大切なビタミンB2やビタミンB6、ニコチン酸アミドなどが配合されています。

さらに、肌のターンオーバーをうながしてニキビの治りを早くしてくれるという効果も。

1日1本が推奨されていますが、ニキビの状態に合わせて数日続けるとより効果があがると個人的には感じています。

ニキビを薬を使わず早く治すためには絆創膏を使おう

皮膚科に行くのも市販の薬を買いに行くのも難しいときは、絆創膏でニキビを保護するだけでもニキビを早く治すのに効果的です!

ついついニキビが気になって手で触ったり、潰して中の膿を取ろうとしたことはありますか?

ニキビは炎症が起きてとても敏感になっている状態がほとんどなので、むやみに手で触ると雑菌が入ってひどくなってしまいます。

早めに絆創膏を貼っておけば、ニキビを雑菌から保護してくれるので、ニキビが軽いうちに治しやすいです。

ニキビに絆創膏を貼る時の注意点は、まずは肌を清潔にすること、できれば消毒液か炎症を抑える薬を少しつけてからニキビに押し付けないようにやさしく貼り付けることです。

お医者さんにすぐ診てもらえないときや、市販の薬がすぐには手に入らないときは、肌を清潔にしてからニキビを絆創膏で保護するという方法を覚えておきましょう。

まとめ

  • ニキビの薬の塗りすぎは逆効果になることもあるので、用法用量を守る
  • ニキビを早く治すには、薬も治療法も豊富な皮膚科に行く
  • 皮膚科に行くのが難しいときは、ニキビによく効く市販の薬に頼る
  • ニキビを薬を使わず早く治すには絆創膏を使う

ここまで、ニキビを早く治したいときのコツや、塗りすぎを避ける薬の塗り方などについてお話ししました。

ニキビには薬の塗りすぎに限らず、食事の偏りや睡眠不足、ストレスなども大きく関係していますので、これを機に生活全体の見直しをすることが予防にもつながります。

ぜひ参考にしていただいて、トラブルに悩まされないお肌を目指してくださいね!

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