最近、テレビCMでもよく見かけるようになったオーツミルク。
健康に良いイメージがありますが、成分についてはよく知らないことも多いのではないでしょうか?
まだまだ謎が多いオーツミルクですが、メリットが多いならぜひ、生活に取り入れていきたいですよね♪
- オーツミルクのタンパク質は牛乳より少ないが食物繊維やカルシウム補給に最適
- オーツミルクは腸内環境を整えたり、免疫力を高める効果あり
- オーツミルクは飲み方を気を付ければ体に良いことのほうが多い
タンパク質の量など気になることがたくさんありますが、これを読んで新たなオーツミルクの魅力を知れば、きっとあなたも飲んでみたくなりますよ♪
こちらのアルプロの砂糖不使用のオーツミルクはすっきりとした美味しさです。
クセがなく、コーヒーやシリアルの邪魔をせず、お菓子作りにもぴったり♪
ビタミンやカルシウムなどもプラスして身体にも良く、低カロリーです!!
目次
オーツミルクのタンパク質は意外と少ない!牛乳との違いを比較!
オーツミルクは牛乳と比べてタンパク質が少なく、カルシウムや食物繊維などが多く含まれています。
オーツミルクとは『オーツ麦』と呼ばれる穀物から作られる植物性のミルクのことです。
他にも豆乳やアーモンドミルクなどは植物性ミルクに該当します。
これらは植物性のため、乳製品アレルギーの方やヴィーガン、ベジタリアンのあなたも牛乳の代替品として取り入れることができますよ。
オーツ麦はオートミールやグラノーラの原料として利用されていて、栄養豊富でクセがなく、自然な甘みがあるのが特徴です。
他のミルクとはどんな違いがあるんだろう…
オーツミルク以外のミルクとの栄養価の違いを比較してみました。
(100gあたり) | エネルギー | タンパク質 | 脂質 | カルシウム | 食物繊維 |
オーツミルク | 48㎉ | 0.8g | 2.75g | 148㎎ | 0.75㎎ |
豆乳 | 44㎉ | 3.6g | 2.0g | 15㎎ | 0.2㎎ |
アーモンドミルク | 15㎉ | 0.6g | 1.2g | 173㎎ | 0.45㎎ |
牛乳 | 61㎉ | 3.3g | 3.8g | 110㎎ | 0g |
- 100gあたりのタンパク質を比較すると牛乳3.3gに対してオーツミルクは0.8gとかなり少ない
- オーツミルクは牛乳と比べるとカロリーや脂質が抑えられていて、食物繊維やカルシウムが多く含まれている
- 同じ植物性ミルクの豆乳と比べてもカルシウムが圧倒的に豊富
- アーモンドミルクと比較するとカロリーは高めだが、食物繊維はオーツミルクの方が多い
オーツミルクはタンパク質が少な目なので、生活に摂り入れる場合は他の食材でタンパク質を補う必要があります。
また、オーツミルクは牛乳よりもカロリーが低く、なおかつ低脂肪であるため、ダイエットに向いていると言えます。
ダイエットを考えているあなたにとってはまたとない食材なのです!!
オーツミルクのデメリットは手に入れにくさ!!エコな一面も
逆にオーツミルクにデメリットはないのかな…
健康面、栄養面でメリットの多いオーツミルクですが、デメリットも存在します。
<豆乳や牛乳より取り扱い店舗が少ない>
いまや豆乳や牛乳はスーパーやコンビニで必ずといっていいほど販売されており、手に入らないことはほとんどありません。
一方のオーツミルクはまだどこでも手に入る状況ではないのが現状です。
しかし、年々大型スーパーなどでの取り扱いも増えてきています。
そしてオーツミルクは牛乳と違い常温保存ができるので、見つけたときにまとめ買いをしておくこともできちゃいますよ♪
<牛乳よりも値段が高い>
価格面からみてみると、オーツミルクは牛乳よりも高価です。
一般的には牛乳は1リットルあたり200円~250円前後、オーツミルクは350円~500円前後であることが多くみられます。
大量に生産、消費されている牛乳と比べると少し手が出しにくいかもしれません。
ですが、オーツミルクは環境にとって優しい一面も持ち合わせているのです。
牛乳の生産には乳牛を育てるための土地や水やエサなど…様々な資源が必要です。
しかしオーツミルクの生産は乳牛ほど膨大な資源は必要ありません。
ちょっとお値段なお高めですが、オーツミルクを選んで買うことは環境にとって有益だと言えますね♪
<牛乳よりもタンパク質が少ない>
カルシウムや食物繊維が豊富なオーツミルクですが、タンパク質は牛乳に比べてかなり少ない含有量です。
これまで牛乳や豆乳を摂取していた場合、全てをオーツミルクに変えるとタンパク質の摂取量が不足してしまうことも考えられます。
タンパク質は肉や魚、豆類にも含まれているので食事とのバランスを考えながらオーツミルクを取り入れていくと良いでしょう。
食物繊維やカルシウムをたっぷりとれるオーツミルクは体の調子を整えるのに最適なミルクであると言えます。
オーツミルクのメリット、デメリットを理解し、生活に上手に取り入れることで良い健康状態を保つことができるので、元気な毎日が送れちゃいますよ♪
オーツミルクの効果は健康やダイエットにも期待大!
オーツミルクは健康だけでなく、腸内環境を整えることにもアプローチでき、ダイエットにも効果が期待されています。
オーツミルクには実はまだまだダイエットにも関わるこんな特徴があるんです!!
こんなに栄養価が高く、健康効果も期待できるなんて、今日から私もさっそく飲んでみたくなっちゃいます♪
オーツミルクの健康効果で自律神経を整え免疫アップ!
オーツミルクにはビタミンB12やβグルカンが豊富に含まれており、接種することで疲労軽減・免疫アップの効果が期待できます。
オーツミルクには悪性の貧血や自律神経を安定させるのに有効なビタミンB12が含まれています。
このビタミンB12は体に足りなくなると疲労や体力の低下、食欲不振・ストレスからくる過食が起きたり、しびれや手足の痛みなどを引き起こしたりすることもあります。
日常的にオーツミルクを摂り入れることで、疲労軽減や自律神経の安定といったことが期待できます。
また、お肉や動物性ミルクの牛乳などに多く含まれているLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が植物性ミルクのオーツミルクには含まれていません。
現代人は普段の食事でこのLDLコレステロールを摂り過ぎていることが多いので、オーツミルクを活用することで摂取量を抑えることができますよ!
コレステロールを摂り過ぎてしまうと、脂質異常症になったり健康の維持が難しくなったりすることがあります。
そしてオーツミルクの食物繊維には、βグルカンというキノコなどにもよく含まれている成分が含まれています。
このβグルカンには、以下の効果があるといわれています!
こんなに嬉しい効果が期待できるなんて、やっぱり日常的に取り入れたくなりますね♪
健康やダイエットにメリットがたくさんあるオーツミルク、タンパク質は他のミルクに負けますが、それを上回るメリットがたくさんあることがわかりますね!
糖の吸収を穏やかにし腸内環境を改善してダイエットにも♪
オーツミルクに含まれるビタミン群や食物繊維を摂取することで、体の代謝を増進し腸内環境の改善が期待できます!ダイエットにも嬉しい味方♪
オーツミルクは、人の体内でなかなか作り出せない栄養素となるビタミン、特にB2とDを豊富に含んでいます。
ビタミンB2はエネルギーの代謝に関わるビタミンのため、ダイエットにおいても大切な役割を担ってくれますよ!
また、ビタミンDはカルシウムの吸収に関わる他、欠乏すると肥満に繋がる可能性があることが分かっています。
またオーツミルクには牛乳の約2倍、豆乳のなんと6倍の食物繊維が含まれているのです!
食物繊維は腸内環境を整える(お通じの改善や吹き出物などの肌環境の改善)効果だけでなく、糖の吸収を穏やかにする効果もあるといわれています。
糖が一気に身体に摂り込まれると、使われなかった糖は脂肪となって体に蓄えられてしまい‥これがいわゆる『太る』原因の1つです。
身体に蓄えられないようにするためには、できるだけ糖の吸収を穏やかにして糖質を体に余らせないことが大切になってきます。
以上のことから、オーツミルクはダイエット中のあなたにもとてもうれしい飲み物であることが分かりますね!!
オーツミルクを上手く生活に取り入れられたら、代謝の良い元気で若々しい体でいられますよ♪
腸内環境を整える役割を担う特性をもつ食品に『アマニ油』があります。
おすすめの摂り方や注意するべき温度までわかりやすく解説されています。
健康な質の高い生活を目指すあなたはぜひこちらの記事もどうぞ♪
オーツミルクは体に悪い!?飲み方に気をつければ大丈夫♪
オーツミルクは基本的には体に良いものですが、他の食事とのバランスを考えずに飲むと、1日の栄養バランスが崩れて体に悪いものになってしまう可能性があります。
オーツミルクの1日の摂取量の目安は約200mlで、約コップ1杯分とされています。
オーツミルクに限らず、食品には必ずいい面と悪い面があります。
オーツミルクが体に悪いと言われてしまう理由を知って、さらにあなたの健康にうま~く使っていきましょう!
糖質量を考えずに飲むと太ってしまう可能性が!
ヘルシーなイメージの強いオーツミルクですが、実は糖質量を見てみると牛乳や豆乳よりも多くなっています。
普段の食生活でご飯やパン、麺などを多く摂っている場合、食生活を変えずにオーツミルクをプラスすると1日の糖質量が増えて太る可能性があります。
健康によさそうだからってとにかく飲めばいいわけじゃないってことね‥。
その通り!普段の食生活にオーツミルクをプラスする場合には、糖質の1日のトータル摂取量を併せて考える必要がありますね。
砂糖や添加物が含まれているものは要チェック
オーツミルクの中には美味しく飲みやすくするために砂糖や添加物を多く含んでいるものがあります。
もともと糖質の多いオーツミルクに砂糖が添加されると糖質量がさらに増えてしまい、かえって糖質の過剰摂取になってしまう可能性も。
添加物には国の規定があるため、過剰に心配する必要はありませんが、あまり積極的に取り入れたいものではありませんよね。
パッケージの裏面や側面を見れば、何が入っているかを確認することができるので、自分に合ったものを買うようにしましょう!!
タンパク質の摂取量が大きく減ると代謝が落ちてしまう
オーツミルクに含まれるタンパク質は牛乳や豆乳に比べてかなり少ないため、置き換えをすると、タンパク質摂取量が大幅に減り、筋肉量が落ちる恐れがあります。
筋肉量が落ちると体の代謝が落ちてしまい、痩せにくく、太りやすい体質になってしまうのです。
ダイエットのつもりでオーツミルクを飲んだのに、タンパク質量が足りないせいで、代謝が落ちて痩せにくくなってしまったなんてことになったら悲しいですよね。
オーツミルクを生活に摂り入れるときは、他の食事でタンパク質をしっかりと補う必要がありますよ!
鶏ハムとか卵とか、幸いなことにタンパク質を摂取する方法は他にもたくさんありそうだよね♪
食物繊維の摂りすぎは下痢や腹痛の原因にも
オーツミルクには食物繊維が豊富に含まれていますが、摂りすぎは腹痛や下痢の原因になることもあります。
もちろんこれはオーツミルクに限ったことではありませんので、どれもやりすぎていいことはないということですね。
食物繊維は適量の摂取であれば、便秘の予防や改善など、あなたの腸内環境を整えるのにとても良い働きをしてくれます♪
オーツミルクを摂取するときは、一度にたくさんの量を摂り過ぎないよう注意が必要ですね。
ここまで、オーツミルクが体に悪いと言われてしまう理由をご紹介してきましたが、1日の食事の中でバランスを考えて摂り入れていけば、充分に健康効果が期待できる食品です。
オーツミルクの特徴をしっかりと理解し、毎日の生活に摂り入れていくことをおすすめします。
ちなみに、みなさんご存じの『米ぬか』もまた整腸作用のある食品の仲間です。
食べ続けると得られる効果やおすすめの商品なども知ることができます。
これを機に腸活して健康美を手に入れることもできちゃうかも?!
まとめ
- オーツミルクのタンパク質量は牛乳や豆乳に比べて少ないが、カルシウムや食物繊維などが豊富
- オーツミルクは健康効果だけでなく腸内環境を整えたり、ダイエットに効果のある栄養素も多く含まれている
- オーツミルクは体に悪いというのは嘘で、タンパク質や糖質の摂取量に気を付けて適量を飲めば、健康効果を多く期待できる
オーツミルクはタンパク質の量こそ少ないですが、腸内環境を整えることができたり、ダイエットに効果のあるビタミンが摂取できたりとメリットがたくさんあります。
1日のタンパク質量や糖質量などのバランスを考えながら生活に摂り入れていけば、健康効果も期待できることがわかりましたね♪
オーツミルクの特性をうまく利用すれば、あなたも健康的な便秘知らずの生活を手に入れることができるかもしれませんよ。
アルプロの砂糖不使用オーツミルクは豆乳と比べてカロリー40%カットでヘルシーです。
牛乳や豆乳が苦手なあなたでもコーヒーや紅茶、ココアなどに入れて楽しめます♪
お菓子やお料理にも使えて、1日不足分の食物繊維より多くの食物繊維をとることだってできちゃいます。