あなたはアートクレイシルバーで「色付けにも挑戦したいけどやり方が分からない…」と悩んでいませんか?
ハンドメイドに興味がある私が、色付け方法や作り方など詳しく調べてみました!
この記事を読めば、あなたが作りたいデザインを表現するための技術を身につけることができますよ♪
こちらの商品は、アートクレイシルバーを始めてみたいあなたにおすすめのセットになります。
銀粘土7gが入っているので、キーホルダーなど1つお試しで作るのに最適な量になっています。
必要となる基本的な道具も揃っているので、届いたらすぐにオリジナルの作品を作ることができますよ!
目次
アートクレイシルバーの色付け方法は樹脂を使うなど5つ!
アートクレイシルバー(銀粘土)の色付けには、樹脂や燻し液を使うなど、5つの方法があります。
- UV樹脂を使う
- エポキシ樹脂を使う
- 燻し液を使う
- 七宝塗りをする
- 別の金属粘土を使う
色付けに使われる方法として、自作の場合は樹脂や燻し液などを使うことが多いようです。
シンプルなシルバーも素敵ですが、色付けできるとさらに作品の幅も広がって楽しくなりますよね!
アートクレイシルバーの5つの色付け方法について詳しく紹介していきますね♪
UV樹脂はレジン液を流して硬化するだけなので初心者にもおすすめ
UV樹脂は、レジン液にUVライトを当てるだけで硬化できる扱いやすい素材のため、初心者にもおすすめです。
樹脂を使った着色方法は、UVとエポキシの2種類があります。
UV樹脂は1種類の液体だけで作れ、UVライトを当てるとすぐに固まる手軽さが特徴です。
透明の樹脂(レジン液)に着色剤(UV樹脂カラー)を混ぜることで、好きな色のレジン液を作ることができます!
UVライトの紫外線が届かないと固まらないため、薄くて小さい作品を作るのに向いています。
着色したい部分に流し込んで、硬化すれば簡単に色がつくので、初心者のあなたにもおすすめですよ♪
エポキシ樹脂は透明感がありしっかりした発色になる
エポキシ樹脂は硬化に時間がかかりますが、透明感があるため、綺麗な発色を表現することができます♪
「主剤」と「硬化剤」の2液を混ぜて、化学反応で固まる樹脂になります。
硬化剤を使って時間をかけて固めるため、UV樹脂とは違って、厚みがある大きな作品を作ることができます!
透明感が高く、濃い発色を表現できるので、綺麗な仕上がりになりますよ♪
2液を混ぜるときに、きちんと計量して適量を入れなければいけない点で注意が必要です。
誤った分量で作ってしまうと、しっかり固まらずベタベタする…なんてことがあるので、慎重に計るようにしましょう!
実はレジン液はアートクレイシルバーの着色だけでなく、いろんな用途に使うことができるので、1つあると便利ですよ。
この記事では、お花を美しい状態のまま飾れるレジンフラワーのやり方や、適したレジンの紹介をしています。
この機会にレジンフラワー作りにも挑戦してみてはいかがでしょうか♪
燻し液は凹凸模様をしっかり見せたいデザインにおすすめ
より綺麗に仕上げるために、事前に洗剤で洗って油分を落としておくのがポイントになります。
七宝塗りは専用の電気炉を使って本格的な色付けができる
七宝塗りは、専用の電気炉で焼き付けて色をつける方法で、本格的に色付けしたいあなたにおすすめです。
古くからある金属に色をつける技法で、「エナメル」ともいわれます。
釉薬といわれるガラス質の粉末を塗って、高温で焼き付けることで色をつけます。
発色が良く、高級感のある作品を作ることができますよ!
高温で焼く専用の電気炉が必要ですが、本格的な作品を作りたいあなたにおすすめです♪
別の金属の粘土を使うことで素材の色を活かした作品に!
銅や金など別の金属粘土を使うことで、素材本来の色の違いを活かした作品を作ることができます。
銀粘土以外にも、銅粘土と金粘土の2種類があります。
単体で使えばそれぞれの色味を活かした作品ができ、混ぜて使えば色の違いを楽しむことができますよ!
銅粘土は温かみのある赤っぽい色で、金粘土は華やかな金色の表現ができます。
銅は比較的値段が安いので、銀の代わりに銅だけの作品を作るのも楽しそうですね!
金は高価ですが、アクセントとして作品の模様にすると、一気に華やかな印象にすることができますよ。
銀粘土をベースにしながら、模様に銅や金を使ってみるのも、それぞれの色合いを活かした作品になって楽しそうですよね♪
着色とは異なりますが、わざと磨き残したり、金剛砂といわれる研磨剤を使ったりして、あえて白くするという方法もあります。
研磨剤を使って白くする方法は、タッパーに焼成して磨き終えた作品と、金剛砂、水を入れて振るだけ!
表面に細かい傷がつくことで白くなるそうです。
マットで柔らかい雰囲気の作品を作りたいあなたは、ぜひ試してみてくださいね♪
アートクレイシルバーの作り方は簡単5ステップ!自宅でも作れる♪
アートクレイシルバーを使ったアクセサリーなどの作り方は「造形」「乾燥」「修正」「焼成」「仕上げ」のたった5ステップです!
今回は、指輪を作る場合の必要な道具と、基本的な作り方を紹介しますね。
造形(形を作る)
下敷きの上で銀粘土を棒状に伸ばし、付箋をつけた木芯棒に巻き付けて形を整える
焼成すると縮むので、作りたいサイズより3〜4号くらい大きめに作っておく
乾燥
ドライヤーの熱風を10分〜30分ほど当てて乾燥させる(自然乾燥の場合は約1日)
乾燥が不十分だと焼成中にひび割れを起こすこともあるので、しっかり乾かす
修正
乾燥して硬くなったら、木芯棒からそっと外して、付箋をとる
金属のやすりで形を整え、スポンジやすり(研磨剤)で表面を滑らかにする
焼成(ガスコンロで焼く)
ガスコンロに専用のステンレス網を敷いて、銀粘土を焼く
火加減や時間を確認しながら、焼き上がったら数十分おいて冷やす
仕上げ
ステンレスブラシで全体を磨く
磨きヘラやシルバーポリッシュクロスを使って仕上げる
もし一度開封して銀粘土が余ってしまったら、とにかく乾燥しないように保管しておくことが大切です。
余った粘土は水を少しつけてから、サランラップと濡れたティッシュに包んで、チャック付きの袋で保管しておくのがおすすめですよ。
この作り方で簡単な形の指輪であれば、なんと3時間ほどで出来上がるんだとか!
シルバーアクセサリーがこれだけ手軽に作れるとなると、今すぐにでも始めたくなっちゃいますね。
シルバーアクセサリーが自宅で作れるなんて知らなかったよ!
アートクレイシルバーって一体どんな素材なの?
アートクレイシルバーは、粘土のように自由に形が作れる素材で、焼き上げると純銀(純度99.9%)に変わります。
人体に対して害のない製品に付与される「APマーク」を取得しており、安心して使える素材となっています!
柔らかい素材なので、こねてちぎって伸ばして、あなたの好きな形に作ることができますよ。
粘土をこねて遊んだ子供の頃を思い出して、作品作りに没頭してしまいそうですね♪
ただ、最初に道具を揃えるのに手間取って、やる気をなくしてしまったら、せっかくの始めるチャンスを逃してしまうかもしれませんよね。
そういうときには、基本の道具がセットになったスターターキットから始めるのをおすすめします!
値段も3500円くらいから販売されており、手元に届いたらすぐにアートクレイシルバー作りを始めることができますよ。
アートクレイシルバーであれば、あなたのオリジナル作品を作れるので、いつまでも大事に使いたくなる素敵なアクセサリーができますね♪
アートクレイシルバーで石枠を使った石留めや他の付け方を紹介
アートクレイシルバーで石を留めるには、直接石を埋め込む方法や、石枠を使う方法などがあります。
ワンポイントに綺麗な石をつけたシルバーアクセサリーってとても素敵ですよね!
アートクレイシルバーで自作する場合も、枠を使って石を固定することで、見た目も綺麗にクオリティの高い作品を作ることができます。
市販の枠であれば、初心者のあなたも挑戦しやすいのでおすすめですよ!
アートクレイシルバーで石を留める方法は、合成石と天然石で異なります。
- 合成石の場合
- 直接埋め込む方法
- 市販の石枠を使う方法
- 天然石の場合
- 純銀リボン線で自作した枠を使う方法
- 市販の石枠を使う方法
それぞれ詳しく紹介していきますね♪
合成石の石留めには直接埋め込みか石枠を使う方法がある!
焼成可能な合成石であれば、銀粘土と一緒に焼成できるため、初心者でも扱いやすくおすすめです。
合成石をつけるときは、石を銀粘土に直接埋め込んでつける方法と、枠を使って石をつける方法があります。
<直接合成石を留めて焼成する方法>
乾燥後の作品に、合成石のサイズに合わせた穴を開ける
穴にアートクレイシルバーペーストタイプを少量つけ、石をしっかりと埋め込む
ペーストが乾燥したらそのまま焼成する
土台に開ける穴は貫通させておくと、光が透過するので、石を美しく見せることができますよ!
透明度の高い石は、石の表側だけでなく、裏側からも光を取り入れるとより輝くそうです♪
作りたいデザインに影響がなければ、穴を貫通させておくと良さそうですね。
直接埋め込みは、焼成したときの粘土の収縮を利用した留め方なので、枠を用意する必要がなく、手軽にできますよ!
<石枠を使って留める方法>
粘土の造形中に枠を埋め込む
乾燥後、必要に応じてペーストタイプで補強する
焼成・研磨したあと、枠に石をセットし、ピンセットで枠の爪を倒して石を固定する
枠を使うことで高さが出て、より石を綺麗に見せることができます♪
ただし、石の直径に合った枠が必要なので、大きさをしっかり確認してから買うように注意しましょう!
天然石の石留めには純銀リボン線で自作した枠や市販の石枠を使う
天然石は合成石と違い、銀粘土と一緒に焼成することができないため、あとから石をはめ込む方法がおすすめです。
焼成してしまうと、高熱に耐えられず、割れてしまったり変色したりする可能性があります。
一緒に焼成したい場合は、まず石だけで焼成を行って、割れや変色がないことを確認するようにしましょう。
天然石をつけるときは、純銀リボン線といわれる薄くて平たい形の銀線を使う方法と、枠を使う方法があります。
<純銀リボン線を使う方法>
天然石の形や大きさに合わせてリボン線を曲げたり、切ったりして、石を包み込む枠を作る
作った枠を作品に取り付け、焼成する
焼成後、枠に天然石を入れて固定する
リボン線を使って天然石を留める場合は、使用する石の透明度によって、土台の裏側まで穴を開けるか決めると良いそうです!
琥珀やピンククオーツ、ルチルクオーツなど、光を透過させる石は、穴を開けておくと綺麗に見えます。
トルコ石やマラカイト、マグネサイトなど、光を通さない石であれば開ける必要はないです。
一工夫で石を美しく見せ、作品の完成度を高めることができるので、ぜひ試してみてくださいね♪
リボン線を手で曲げたり調整したりする技術が必要なため、ワンランク上の作り方に挑戦したいあなたにぴったりです!
いきなり難しい技術に挑戦するのは少し怖いな…というあなたもいると思います。
そういうときは、工房や教室で行っているセミナーや石留め講座などで教えてもらうのがおすすめです!
プロの方に教えてもらって作れるようになったら、新しいデザインに挑戦するのがさらに楽しくなりそうですね♪
<石枠を使って留める方法>
枠を使って石留めする方法は、合成石のやり方と同じです。
天然石のサイズに合った枠をつけて、焼成後に天然石をはめ込みます。
あとから天然石をはめ込むので、高熱で割れたり変色したりする心配もなく、安全に取り付けることができますよ♪
市販の枠は、アートクレイシルバー公式サイトや、楽天・Amazonなどで購入できます。
あなたの作品に合う枠を探してみてくださいね♪
もし「使っているアクセサリーの天然石が取れてしまった」というときは、接着剤をつけて固定することもできますよ。
この記事では、おすすめの接着剤やつけ方を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
アートクレイシルバー作品が見れるコンテストを紹介♪
アートクレイシルバーはコンテストや展示の場があり、いろんな作品を見て楽しむことができます。
いざ作るぞ!と思っても、アイデアがなかなか浮かばなかったら、手が止まって進まなくなってしまいますよね…。
私は学校の授業で銅を使った作品を作ったとき、まったくアイデアが思い浮かばず、結局アニメキャラのキーホルダーにしたことがあります。笑
せっかく作るのであれば、あなたのアイデアを活かしたオリジナルの作品にしたいですよね!
アートクレイシルバー公式サイトでは、コンテストで入賞した作品を見ることができ、あなたの創作活動に役立てることができますよ♪
このコンテストは、銀粘土という誰でも手軽に扱える素材を通して「つくる楽しさ」をより多くの人に知ってもらうために開かれているそうです。
とても素敵な想いが込められたコンテストですよね♪
作るのに慣れてきたら、次は出品する側に挑戦してみることで、さらに楽しく作ることができるかもしれませんね!
開催される年やテーマは毎回異なるようなので、アートクレイシルバー公式サイトをチェックしてみてください。
他にもハンドメイドマーケットや、地域の作品展などで、他の方が作っているものを見ることができますよ。
私の友人もアクセサリーのオンライン販売やマーケットをしていて、他のクリエイターと交流することで創作意欲が高まると言っていました!
アートクレイシルバーで創作してる人がたくさんいるんだね。
展示や販売をすることで、いろんな人と交流できたり、新たなアイデアを得たりするのは楽しそうだね♪
私も、まずは自分の好きなデザインを、アートクレイシルバーで作ってみたいと思います♪
まとめ
- アートクレイシルバーの色付けには、樹脂や燻し液を使うなど、5つの方法がある
- 銀粘土を使ったアクセサリーなどの作り方は「造形」「乾燥」「修正」「焼成」「仕上げ」の5ステップ!
- 銀粘土に石を留めるには、直接石を埋め込む方法や、石枠を使う方法などがある
- アートクレイシルバーはコンテストや展示の場があり、いろんな作品を見て楽しむことができる
家でシルバーに色付けする場合は、主に樹脂や燻し液を使うと手軽にできる、ということが分かりましたね♪
さらにスキルを上げれば、色付けだけでなく、複雑なデザインも作れるようになっていきます。
いろんな技術を身につけて、あなただけのアートクレイシルバー作品を作っていきましょう♪
アートクレイシルバー作りをすぐに始められる、お手軽キットです。
焼くときに使用する網や研磨材など、焼成から仕上げまでに必要な道具が入っているので、これ1つで作品を完成させることができますよ♪
人気作家さんの作品が載っているミニブックもついてくるので、デザインに困ることなく作れますね!