冬といえば、アウターでたくさんのおしゃれができる季節になりますよね♪
カナダが本場のカウチンセーターですが、本物にはどのような特徴があるかご存知ですか?
寒い冬には欠かせないセーターの中でも、最も暖かいとされるカウチンセーターについて今回は掘り下げていきたいと思います!
あなたも本物のカウチンセーターを手に入れられれば、寒い冬を暖かく心地よく、そしておしゃれに過ごせること間違いなしですよ♪
こちらのブラシは、羊毛(ウール)で出来ているカウチンセーターのお手入れに適した商品です。
このブラシもカウチンセーター同様、偽物が多く出回っていますが、こちらから購入すれば本物が手に入りますよ!
一生もののセーターに合わせて、一生もののブラシも購入しませんか?

目次
カウチンセーターのカナダ製の本物には特徴が5つある!

カナダが原産のカウチンセーターですが、本物の特徴として、自然のままの色合いや人の手で紡いだ毛糸など5つあります!
カナダの本物のカウチンセーターの特徴5つを以下にまとめてみました!
ちなみに、本場カナダでは、本物認定制度が存在するようです!
本物認定制度については、色々文献をあさってみましたが、詳しくは記載がされていませんでした。
しかし、本物にはしっかり認定制度があるとのことです!
認定制度があるのと同時に上記の特徴5つを抑えておけば、あなたもきっと本物のカウチンセーターを手に入れることができると思います!
本物のカウチンセーターは自然のままの色合いが多い
本物のカウチンセーターは、脱脂・脱色していない羊毛を使うため、真っ白な毛糸ではなく、ややアイボリーっぽい色になります。
そのほかにも、茶色の毛色や黒の毛色など、自然の色のまま、その色を活かして模様を編みこんでいきます。
なので、本物のカウチンセーターには、実は青や赤・黄色などの色は存在しないのです。
ただ、現代では、赤や青などに染めた毛糸を使って編み上げたものもあるようです。

元々は自然の色のままのものが一般的だったけど、時代の変化によって、今では染めた毛糸でも編まれるようになったんだって!
また、油分を含んでいる糸で編まれているため、非常に重量があるので注意が必要です。
なんと、1着あたり約1.5Kgの重量があるのだそうです!
私だったら、重量を抑えたいので、少し小さめのものを探したいなと思います。
脱脂をしていない糸で編まれているため重量はありますが、その分、防寒性と防水性には優れています。
防寒性と防水性に優れているこの1枚があれば、あなたも雪の降っているような寒い冬も難なく過ごせることでしょう!
本物は全て人の手で紡いだ毛糸でできている

本物のカウチンセーターは全て、人の手で紡いだ糸、人の手で編まれたセーターになっています。
手で紡いでいるので、糸の太さが均一にはならないのです。
ところどころボコボコしていて、変化があるのが自然の魅力といっていいでしょう。
糸から全て手編みなので、職人技のようなものがあるんだろうなぁと想像してしまいます。
手編みだからこそ、世界にただ1つしかない、あなただけのセーターになりますよ!
編み目自体も手編みのため、糸のそのままの感じが伝わってくるので、いいですよね♪
セーター自体も人の手で編まれているので、暖かみがあって、さらにほしくなる一品ですね!
本物のカウチンセーターの柄は自然をモチーフにしたものが多い
カウチンセーターの起源はカナダのカウチン族と言われており、そのカウチン族が狩猟民族であったため、その身近なものがモチーフになっています。
例えば、トナカイなどの動物や幾何学模様、杉、あとはカナダのインディアン部族の中で伝わる雷鳥などがそれに当てはまるでしょう。
元々狩猟民族だったカウチン族が、独自の彫刻技術を用いて木彫りの動物を作っていた影響で、セーターの柄も動物のモチーフが多いようです。
柄などの由来を知っておくだけで、よりカウチンセーターについての知識が増えるので、それだけでも愛着がわいてきますよね!
似たようなデザインで「ノルディック柄」がありますが、こちらは北欧が主流の柄になります。
ノルディック自体が北欧を意味する言語で、雪の結晶などの柄が多いですね!

それぞれの地域で主流の柄が違うんですねー!
その地方での特産や特徴がそれぞれの柄のモチーフになっているって、なんだか素敵ですね♪
カウチンセーターはカナダのバンクーバー島に住んでいたカウチン族が作ったセーターが発祥になっているので、間違えないようにしましょう!
本物のカウチンセーターは非常にシンプルな編み方
模様を編みこんではいますが、メリヤス編みのみの非常にシンプルな編み方で編まれているのも特徴です。
メリヤス編みというのは、棒針編みの基本の編み方の1つです。

よく見かける編み方ですよね!
平面に編む場合には、表編みと裏編みを一段ごと繰り返す編み方になっています。
表編みの部分はより防寒性を高めるために、普通の編み地より密度を詰めて編まれています。
柄が入っている編み込み模様の部分は、「編みくるむ編み込み(カウチン編み)」で編まれており、これは機械編みではできない技法なんです!
ここも密度が詰まり、編地の厚みが増すようになっており、これがカウチン編みの特徴でもあります。
全て手編みで編んでいるなんて、今の時代からしてもすごい技術ですよね!
元々は筒状に編まれているかぶりタイプが主流
伝統的なカウチンセーターは胴の部分を筒状に編んでいるため、かぶりタイプが主流となっていました。
つまり、カウチンセーターにはボタンも何もないのが基本だったのです。

そもそも、カウチンセーターが発祥した頃には、ファスナーなんてなかっただろうしね!
あとから前の部分を切り開いて加工し、ジッパーなどをつけることもあるようです。
現代では、パーツに分けて編まれることが多くなってきているようで、ボタンやジッパーがついているものも多くなってきました。
ブランド物はこういったパーツに分けて編まれていることが多いため、ジッパーなどをつけておしゃれにしているようです。

本来のカウチンセーターの姿は、かぶりタイプだったんだねぇ!
本物を手に入れたいあなたは、かぶりタイプを選ぶのも1つの方法ですよ♪
シンプルだからこその味わいがでるカウチンセーター、ぜひほしくなりますね!
カウチンセーターの本物の見分け方は匂い!

カウチンセーターは元々羊毛が持っている油脂成分を含んだ糸を使うため、独特の匂いがするので、本物と見分けるときは匂いを嗅いでみましょう!
カウチンセーターの本物の特徴は、自然のままの色合いだったり、自然をモチーフにした柄だったりと、5つご紹介しました。
しかし、本物かどうかはそれだけではなかなか見分けがつかないですよね!
そんな本物の見分け方は匂いを嗅ぐことが一番です!

匂いですか!?意外な見分け方ですね!
通常のウール製品は脱脂をしているので、ほぼ無臭ですが、本物のカウチンセーターは油の匂いがします!
本物のカウチンセーターは脱脂をしていない糸で編まれているため、油の匂いがするのです。
見分け方として匂いとなると、すぐにわかりますよね!
これであなたも本物のカウチンセーターの見分け方がわかったので、本物を手に入れ暖かな生活ができるようになる可能性が出てきましたね♪
脱脂していないので、その油分のおかげで防水性にも優れています。
また、密度も高い編み方になっているので、防寒性にも優れていますよ!
ぜひ手元に1着は持っておきたい一品ですね♪
本物は7万以上するものもある!価格も見分けるポイント

本物は一般的に2万~7万程度すると言われており、高価なものだとそれ以上する場合もあります。

え!?セーター1つで7万!?高くない!?
このような価格帯になるのには、理由があります。
それは製造工程が手編みという非常に手間のかかる作り方ということ、そして使用される素材がピュアウールと呼ばれる特殊な素材ということの2つです。
カウチンセーターの本場カナダでは、本物は機械で再現できない手法で作られており全て手編みです。
それだけ手間がかかるのであれば、納得の値段ではありますよね!
ピュアウールとは、刈り取った毛だけを使用しているということです。
実は、ウールって抜け落ちた毛なども含まれているんですって!
全然知りませんでした!
本物は、ピュアウールでなおかつ脱脂していないものを使って作られているので、それはお値段が張って当然、というしかないですね。
価格は高くても、いいものを手にして暖かく過ごせるのであれば、あなたにとっての最高の買い物になること間違いなしですよ!
ちなみに本物の価格については、こちらの記事でより詳細に知ることができます。
気になるカウチンセーターの寿命などにも触れてくれているので、さらにカウチンセーターについて知りたいあなたは、こちらの記事も参考にしてみてください♪
カウチンセーターの保管方法で吊るすはNG!必ず畳むこと

カウチンセーターの保管方法は、ハンガーなどにかけずに、必ず畳んでしまうことが重要です!
カウチンセーターは重みがあるので、ハンガーにかけると伸びてしまい、型崩れの原因になってしまいます。
せっかく買ったお気に入りのセーターが伸びてしまっては悲しいですよね…。
一時的に休ませる方法は、タンスやクローゼットにはしまわずに、外の空気にふれる状態で、平らな場所にきれいに畳んで置いておきましょう。
そうすると、着用していたときに吸い込んだ水分が蒸発してくれ、羊毛本来のふっくらさが戻ってきますよ♪
長期で保管するときは、必ず他の衣類とは別にしておくことが重要です!
理由はカウチンセーターの特徴でもある、羊毛の油脂が他の衣類に付着してしまうからです。
洋服用の圧縮袋などに防虫剤と一緒に入れて、畳んで保管するのがいいでしょう。
羊毛は虫が食いやすいので、必ず防虫剤は入れてくださいね!
また、必要に応じて、防臭剤や防カビ剤などを含んでいる除湿剤も使用するのがいいですよ。
ここで、しわになりにくい畳み方を伝授します!
セーターやニットの背中側を上にして、広げて置く

まず左側の肩の部分を折る

胴の部分を折った幅の分だけ袖を折り畳む

右側も同じように折る

半分に折り返して完成!

こうすることで、しわなくきれいに保管しておくことができますよ♪
ポイントは、最終的に、胸元の部分をきちんと整えてあげることです。
胸元にしわがあると着るときに目立ってしまいますよね。
セーターを伸ばさないように優しく畳みながらも、しわは伸ばしてあげましょう!
お手入れはドライクリーニングで!濡れタオルでの簡単処置も

カウチンセーターのお手入れ方法は、クリーニング店でのドライクリーニングをおすすめします。
カウチンセーターは水洗いすると、繊維が縮んでしまう可能性があります。
そのため、クリーニング店でドライクリーニングをお願いするのがいいでしょう。
ただ、お手持ちのカウチンセーターの洗濯表示を確認してみて、手洗い可能の表示があれば、自宅で洗うこともできます。
大事なカウチンセーターを長く着れるように自分でお手入れできたら、もっと愛着がわきますよね!
それでは、自宅でできるカウチンセーターの水洗いの方法をご紹介します。
セーターが入る大きなバケツやたらいもしくは浴槽などに水を入れる
お湯や冷水は使わず、体温・室温以下(約30℃)を使用しましょう。
洗い始めから終わりまで同じ温度であることが重要です。
皮脂などの汚れは低温になるほど落ちにくくなるので注意が必要です。
セーターやニットも洗えるようなおしゃれ着用洗剤を準備する
カウチンセーターを裏返して水に入れ、洗剤を馴染ませるように優しく押し洗いする
浮いてくるセーターを押すようなイメージで洗うのがポイントです。
絶対に擦ったり揉んだりしないでください!!縮む原因になります!
洗濯液に20~30分浸けこむ
汚れがひどい場合でなければ、長時間の浸けおきは避けましょう。
脱水前に10回程度軽く押し洗いをする
洗濯機で1分だけ脱水する
30秒で一度止め、セーターの形を変えて残りの30秒脱水をすると、水が垂れにくくなります。
きれいな水に1分くらい浸けたあと、10回程度軽く押し洗いする
STEP6とSTEP7を2、3回繰り返す
最後のすすぎのときに、スプーン1杯のラノリンオイル(なければオリーブオイル)を入れる
本来、羊毛がもつ油脂(ラノリンとも呼ばれます)が水洗いで抜け落ちているので、防水効果を保つためにいれます。
裏返したカウチンセーターを表に戻し、形を整え、平干しネットなどを使って、平らな場所・状態で陰干しする
乾燥機の使用は厳禁です!
縮んでしまいます!
お風呂のふたにバスタオルを敷いてその上に平らな状態で干すのもおすすめです。
自分で手洗いする場合には、繊維を壊さないように強く押しすぎないことを気を付けましょう。
繊維が縮んでしまうので、絶対に擦ったり揉んだりはしないでください!
ちなみに、汚れがひどくない場合には、濡れたタオルで表面を軽くポンポンと叩く、という方法も1つです!
見えない汚れをタオルが吸着してくれます。
叩き終わったら、風通しのいい平らな場所に置いて十分に乾燥させましょう。
普段のお手入れで大切なのは毛玉ができるのを防ぐこと

カウチンセーターを着るうえで重要なのが、できた毛玉をとることよりも毛玉ができるのを防ぐことです!
カウチンセーターに関わらずですが、ニットやセーターには毛玉ができやすいですよね。
洗濯などのお手入れの他にも、毛玉ケアは重要になってきます。
大切なのは、できた毛玉をとることよりも、まずは毛玉ができるのを防ぐことです!
毛玉を作らないようにするには、着た後にブラシをかけて繊維の毛並みを整えることが重要です。
このとき、力を入れすぎないように、優しく一定方向に向けてブラッシングするのがコツですよ!
いろんな方向にブラッシングすると、繊維が絡まってしまい、逆に毛玉ができてしまう原因に…。
もし、毛玉ができてしまった場合には、毛玉を引っ張らずにハサミなどで切るようにしましょう。
保管方法やお手入れ方法まで網羅できたので、あなたも安心してカウチンセーターを着ることができますね♪
カウチンセーターのおすすめブランド2選

カウチンセーターのおすすめブランドはKanataとカナディアンセーターの2つです!
- Kanata
- カナディアンセーター
特にKanataはカウチンセーターではかなり有名なので、あなたもすでに知っているかもしれませんね!
私も、そこまでブランドに詳しいわけではないのですが、Kanataは知っていました!
昔、兄がカナダに留学していて、そのときにKanataのカウチンセーターを送ってくれたんです。
ぶかぶかで全然似合っていなかったんですけどね…笑
でも背丈のある父にはすごく似合っていて、かっこよかったのを今でも覚えています。
私の思い出話はさておき、それぞれのブランドの特徴をご紹介しますね!
- Kanata
Xでも好評のこちらのカウチンセーター、本当に暖かくて最高です!
これは実体験をもとにお伝えしているので、間違いないですよ!
Kanataはバンクーバーで生まれた手編みカウチンセーターのブランドです。
カナダ本国だけでなく、日本でも「カウチンセーターならカナタ!」と毎年品薄になるような大人気の老舗ブランドです。
伝統的なモチーフを主に全て手編みで作られています。
そもそも、カウチンセーターで使う糸の太さは太く、機械で編むには難しいのです。
あなたもKanataのカウチンセーターを手に入れられたなら、周りの人に自慢でき、一目置かれる存在になること間違いなしです!
- カナディアンセーター
◎沿岸セーリッシュ族の大敵でありながらロマンスのシンボルとして人気。https://t.co/YhgyhtJTnB#カウチンセーター #カナディアンセーター #カウチンセーター大好き pic.twitter.com/VbrsCfs7x7
— cowichanfamily (@cowichanfamily) January 16, 2025
カナディアンセーターは、カナダの伝統を尊重しながらも、現代風のモダンなデザインを取り入れているハイブリッドなハンドメイドのブランドです!
デザインやファスナーの部分にもこだわり、かっこいいデザインが多いので男性からとても人気があります。
カナディアンセーターは、白やグレー系をベースにしたものが多いです。
それも太い毛糸で厚地にそして丈夫に作られており、しっかりと脂肪分を抜かずにいる毛糸を使っています。
そのため、撥水性と防寒性どちらも高いため、こちらも人気のブランドとなっています。
Kanataについてもっとよく知りたいあなたは、こちらの記事も読んでみてください!
年代ごとのタグの違いや、コーデのコツなども教えてくれます♪
もっと楽しくカウチンセーターを着こなせるようになりますよ!
まとめ

- カナダが原産のカウチンセーターは、本場カナダでは本物認定制度があり、また、本物は自然のままの色合いなど特徴が5つある
- カウチンセーターは元々羊毛が持っている油脂成分を含んだ糸を使うため、独特の匂いがするため、本物と見分けるときは匂いを嗅いでみる
- カウチンセーターの保管方法は、ハンガーなどにかけずに、必ず畳んでしまうことが重要
- カウチンセーターのおすすめブランドはKanataとカナディアンセーターの2つある
カナダで生まれたカウチンセーター、とても暖かく1枚持っていれば、本当に重宝しますよ♪
おすすめブランドで、ぜひお気に入りのものを手に入れてみてください!
きっとあなたも最高のカウチンセーターを手にして、寒い冬を暖かく過ごせるようになるはずです!
ブラシの外側は太くしっかりとした豚毛でできており、羊毛の繊維をしっかり立たせてくれます。
内側は柔らかい馬のしっぽの毛が敷き詰められているので、繊維の奥にたまったほこりや花粉を残らず落としてくれますよ!
これ1本あれば、毛玉しらずの長持ちカウチンセーターが手に入るかも!?

本物のカウチンセーターは“手紡ぎ、手編み”、“かぶり”タイプで、前開き(ファスナーやボタン)はありません。一部の業者が本物のカウチンセーターをカウチン族から仕入れ、前をカットして加工してファスナータイプに変えています。
カナダ現地では、「KANATA」みたいなロゴの無い、現地人が作ったカウチンセーターが売られていました。自分用には、ロゴの無いセーターを、家内用にはKANATAを購入しました。
山田さま
この度は記事にコメントをいただき、ありがとうございます!
なんと、実際に現地の方が作られたカウチンセーターを購入された方にコメントいただけるなんて、とても嬉しいです^^*
いただいた内容で記事を少し更新させていただけないでしょうか?
この度はありがとうございます♪