ペットボトルの中身を手軽に温めたいあなたは、どんな温め方がいいのか知りたくありませんか?
ボトルの中身の温め方がわかると、寒い季節に温かい飲み物が飲みたいときに役立ちますよね。
そこで、今回はペットボトルのままで湯煎できるか調べてみました!
- ペットボトルを湯煎すると容器の変形や破裂の可能性があり危険!
- 電子レンジでそのまま温められるペットボトルがある
- 耐熱温度はホット用のボトルで約85度!普通のボトルは約60度でも危ない
- 湯煎は食材を溶かすことや食品を温めることに活用する
この記事で安全な温め方を知ることができるので、あなたも安心して温かい飲み物を飲んでくださいね!
こちらの商品はミルクウォーマーですが、ペットボトルを温めることもできます。
充電式でどこでも使うことができるのが嬉しいですね。
ライトもついているので、災害時などにも活躍しそうですよ!

目次
ペットボトルの温め方で湯煎は危険!容器の変形や破裂の恐れあり

ペットボトルの飲み物を湯煎で温める方法は容器の変形や破裂する恐れがあるため、別の容器に出して温める方法が安全です。
ペットボトルの耐熱温度はホット用のもので85度までとされています。
そのため、ペットボトルのまま湯煎すると、変形したり破裂したりする可能性がありとても危険です。
湯煎をして放置すると、このように変形してしまうんですよ。
また、破裂すると怪我ややけどにつながることもあります。
そのため、多くの企業から公式に直火で湯煎をしないように注意換気されています!
私はペットボトルを直接火にかけることや電子レンジに入れることがないので、湯煎は安全に温めできる方法だと思っていました。
しかし、安全と思われがちな湯煎での加熱も危ないと感じました。
他にも、ストーブなどの暖房器具に直接乗せて温めると、とても危険なのでしないようにしてください。
このように企業が注意喚起していることもあり、湯煎はペットボトルの温め方としてお勧めできません。
なので安全な温め方を2つ紹介します!
ペットボトルの飲み物を耐熱の容器に移し替えて、時間を調整しながら加熱します。
ポイントは一気に加熱しないようにすることです。
何回かに分けて、ゆっくりかき混ぜながら温度を確かめてください。
2つ目は鍋を使用する方法です。
飲み物を鍋に移し替えて、コンロやストーブなどにかけて加熱します。
この時もゆっくりと混ぜながら加熱してください。
電子レンジと鍋を使用して温める際に注意したいのが、突然飲み物が沸騰する「突沸」です。
通常液体が沸騰すると、泡が出てきますよね。
お湯を沸かしたときに「グツグツ」や「グラグラ」と表現される状態です。
しかしまれに、液体が沸騰する温度を超えても泡が出ない状態になることがあります。
このとき、液体に振動や何かを入れるなどの刺激が加わると、突然爆発したように沸騰し中身が飛び出す現象が見られます。
この現象を「突沸」と言い、わずかな刺激でも起こるんですよ。
急に液体が沸騰し、中身が飛び出てきたらびっくりするし、怖いですよね。
突沸を防ぐためにも、容器に出してレンジで温める場合や、鍋で温める場合でもゆっくりとかき混ぜてください。
レンジや鍋を使うと簡単に飲み物を温めることができますが、安全には十分に気をつけましょう。
ボトルの湯煎を自己責任で行う際の注意点を紹介!
ペットボトルを湯煎する際の危険性を知ったうえで、自己責任で湯煎したい場合に注意して欲しい点を3つ紹介します。
ホット用のペットボトルは85度まで耐熱可能です。
しかし、普通のペットボトルの耐熱温度は約60度までです。
60度を超すと変形や破裂してしまう可能性があります。
そのため、お湯を使うときはボトルが耐熱であるか確認しておきましょう。
ペットボトルの中身を温かくするためには、温度を一定に保つ必要があります。
しばらくボトルを入れておくと、お湯の温度が下がるので、調節するためにお湯を足していきます。
このときに、沸騰したお湯を使うと急激に温度が変わるため、変形や破裂に繋がり危険です。
温度調節のために入れるお湯は沸騰していないものを使うようにしましょう。
お湯につけているときに、ペットボトルが少しでも膨張したら、すぐに取り出して冷却します。
ボトルが膨張し始めたら耐熱温度を超えている兆候です。
温めている間は、目を離さないことが大事です。
危険を伴うのでペットボトルを湯煎するのは自己責任となります。
それでも湯煎で温めるときの方法を紹介します。
鍋に半分ほど水を入れて、沸騰するまで加熱する。
この段階でペットボトルは入れないでください。
沸騰したら加熱をやめて、冷水を入れて温度を下げる。
手を入れられる温度(50度から60度)にまで冷ましてください。
鍋に温めたいペットボトルを入れる。
ペットボトルのキャップは緩めないようにします。
温度変化でボトルが膨張すると、キャップが飛ぶ可能性があり危険です。
温度が冷めてきたら、新たにお湯を足して温度を保つ。
直火で温めないように注意してください。
5〜10分待ち、中身が温まるのを待つ。
取り出すときは熱いので、火傷を防ぐため、耐熱手袋を使用してください。
気をつけるポイントが多くありますね。
私はこの方法を見たときに、少し手間がかかるし、危ないなと感じました。
なので、湯煎をするよりも別の容器に入れて温める方が手軽だと考えます。
もし湯煎をする場合には、自己責任で十分気をつけてくださいね。
ペットボトル専用ウォーマーは手軽に温めが可能!
ペットボトル専用のウォーマーが販売されており、安全に中身を温めることができます!
ペットボトル専用ウォーマーは、適切な温度で保温するように設定されており、自分で温度管理する必要がありません。
購入にコストがかかってしまうというデメリットもありますが、とても便利なものだと思います。
電源に繋げるだけで使用が可能なため、出先やオフィスで手軽に取り入れることができますよ。
安全に温めたいあなたは、専用のウォーマーの購入も検討してみてくださいね!
専用ウォーマーは商品によって、加熱能力が異なります。
購入前に、温度調整機能や対応ボトルサイズを確認しておきましょう。
温められるペットボトルを伊藤園が開発!電子レンジで加熱できる

伊藤園から「電子レンジ対応ペットボトル」が発売されていて、ペットボトルのまま電子レンジで温めることができます!
電子レンジで温められるペットボトルはなんと2016年から発売されているんですよ!
ホットの商品が多い冬の時期には、よくコンビニで見かけることもありますね。
電子レンジ対応ペットボトルは、時間が経って冷めてしまった飲み物を温めて飲みたい、そのまま温めたいという消費者の声に応えて誕生しました。
開発元の伊藤園ではたくさんの実験を重ねて、電子レンジ対応のペットボトルを開発しました。
そのまま温められるペットボトルの開発には、多くの努力が重ねられているんですね。
特に暖かい飲み物を好む女性や、高齢者から絶賛の声があるようですよ。
私も冬には温かい飲み物を買うので、冷めたものを電子レンジで温めることができたら嬉しいと感じます。
温める方法はとても簡単です!
ペットボトルのキャップをはずす。
キャップをしたまま加温すると、容器内の圧力が高くなり、キャップを外したときに中身が飛び出す可能性があります。
パッケージに書いてある設定で、電子レンジで加熱をする。
電子レンジには、1本ずつ入れてください。
一度加温したペットボトルを再度電子レンジで加温すると変形する可能性があります。
熱くなっているため、注意して電子レンジから取り出す。
ペットボトルのまま温められると、別の容器に移し替える必要もないので、よりお手軽ですね。
注意点として、200ml以下の場合は過剰加温となるため、電子レンジで温めることは控える必要があります。
また、中身を入れ替えると、加温の条件が異なり、うまく加温できず火傷などの事故に繋がるリスクがあります。
中身を入れ替えることも控えてくださいね。
電子レンジで温められるペットボトルには、パッケージにレンジ対応であることが表示されています。
書いてないものを電子レンジで温めると変形や破裂するおそれがあるので、よくパッケージを確認することが大事ですね!
寒い冬には、ペットボトルの中身が冷めてしまうのも早いですよね。
そんなときは、温める手順を守って、温め直してみてくださいね!
ペットボトルはお湯が何度まで対応?一般用50度ホットは85度まで

ペットボトルの耐熱温度は一般用が50度まで、ホット用は85度までで、それ以上になると膨張や変形してしまいます。
耐熱温度とは、素材の形や性状が変わらず何度まで耐えられるかの上限の温度のことです。
ホット用のペットボトルでも対応できる温度には85度までと限界があることが分かります。
そのため、中に100度近い沸騰したお湯を入れると変形や破裂の恐れがありとても危険です!
温かい飲み物を入れる場合には85度以下の温かさのものを入れてくださいね。
また、温かいお湯を入れたとき、すぐにキャップを閉めると、内部の蒸気圧でボトルがへこんでしまいます。
冷ましてからキャップを閉めるようにしましょう。
また、ホット用のボトルと常温や冷たい飲み物が入っている普通のボトルでは、耐熱が何度までか違いがあります。
普通のペットボトルの耐熱温度は約50度です。
飲み終わったペットボトルに約60度のお湯を入れるだけで縮んでしまうことがあるんですよ。
ホット専用以外のものにはお湯は入れないように気をつけてください。
ホット用と一般用の見分け方はキャップの色の違い
ペットボトルがホット専用であるかどうかはキャップがオレンジであることや、飲み口の色が白であることで判断することができます!
ホット用のペットボトルのキャップはオレンジであることが多いです。
また、飲み口部分が白色のものは高温対応のものである目印になります。
普通のペットボトルのキャップはいろんな色があり、飲み口は透明であることが多いです。
見た目でホット用と普通用のペットボトルなのか見分けることができると、入れる飲み物の温度の目安がわかりますね。
しかし、メーカーによってデザインが異なるので、何度まで耐熱性があるかよく確認してください。
ペットボトルが高温で縮む性質を利用してゴミの削減ができる!
ペットボトルが温度によって変形する性質を利用すると、ペットボトルを小さく処理できるためゴミを減らすことに繋がります!
ペットボトルはかさばるので、ゴミとして捨てるときに処理が大変ですよね。
高温で縮むという性質を利用すると、ペットボトルを小さくして処理することができるんですよ!
ゴミ袋のスペースを節約することや、リサイクルしやすくなること、ゴミ出しが楽になることが利点としてあげられます。
リサイクルは自治体によって異なるので、あらかじめ確認しておく必要があります。
また、熱いお湯を使うので火傷などしないように、慎重に行ってくださいね。
私はペットボトルを貯めてしまうこともあるので、小さくまとめることができるとゴミの処理がしやすいと思います。
また、ゴミを減らすことができるので、地球にも優しい行動の一つですね。
こちらの記事では、ペットボトルのラベルを使ったステンドグラスの作り方を紹介しています。
使い終わったペットボトルを捨てるときに、ラベルを外して作品にしてみるのもいいかもしれないですよ。
湯煎で温める方法はお菓子作りやレトルト食品の加熱で活用する

湯煎で温める方法は食品の温めや材料を溶かすときに活用し、ゆっくりと温めることが特徴です。
湯煎とは容器や保存袋に入れた食品や材料を、温めたお湯の中で間接的に加熱する方法です。
お菓子作りでは、バターやチョコレート、ゼラチンを溶かすときに湯煎をします。
湯煎で温めるとゆっくりと加熱されるため、なめらかに溶かすことができるんですよ。
電子レンジや直接加熱すると、焦げることなど失敗してしまうことがありますが、湯煎はその心配がありません。
レトルト食品を解凍したり、温めたりするときに湯煎をすることがあります。
また、缶詰の商品も湯煎で温めることができます。
湯煎は一度に多くの商品を温めることができるため、とても便利ですよ。
レトルト食品を湯煎するときには、レトルトパウチ全体がお湯に浸かるようにしてください。
鍋のふちに触れると、レトルトパウチに直接穴が空いてしまう可能性があります。
また鍋の底に触れると、レトルトパウチに印字が鍋に転写されてしまう可能性があります。
印字されてしまった場合は中性洗剤で洗い流してください。
パウチ成分が溶け出すことはありませんが、温めた残り湯は他の料理には使用しないでください。
料理をするときにも湯煎を活用します。
特にローストビーフを湯煎で作ると、お肉がしっとりと仕上がります。
はちみつが固まったことはないですか?
私はよくはちみつを固まらせてしまうので、湯煎で溶かすことがあります。
固まる前の滑らかな状態にすることができますよ。
湯煎はいろいろな場面で活用することができますね。
私は毎年バレンタインにチョコレートを使ったお菓子を作ります。
昔、チョコレートを直接火にかけて加熱してしまい、うまく溶かすことができなかった経験があります。
急激に加熱してしまったため、ボソボソになってしまったんです。
そのときに、母から湯煎の方法を教えてもらいました。
湯煎でチョコレートを溶かすと、なめらかなものになり、お菓子が上手にできました!
溶かすのに失敗して落ち込んでいましたが、最終的には成功してとても嬉しかったことを今でも覚えています。
適切な湯煎で楽しい料理や、美味しい食品の温めをしてみてくださいね!
この記事では真空パックがどこで売られているかまとめています。
真空パックは湯煎調理でも活躍するので、料理をするときの参考にしてみてくださいね。
お菓子作りの基本的な湯煎の手順を解説!必要な道具も紹介
お菓子作りの基本的な湯煎は、お湯をはった鍋やフライパンに材料が入ったボウルを入れて行います。
必要な道具は、材料が入ったボウルよりも一回り大きい鍋またはフライパンです。
大きすぎる鍋を使用すると、ボウルが動いてしまい安定して温めることができません。
また、ボウルの中にお湯が入ってしまう可能性もあります。
逆に小さい鍋を使用すると、ボウルの底がお湯にしっかりと当たらず、温まるまでに時間がかかってしまいます。
鍋を使用するときには、材料を入れるボウルに合わせた大きさのものを使ってくださいね。
一回り大きい鍋やフライパンにお湯をはります。
必ず火を止めておいてください。
湯煎にかける材料が熱くなりすぎてしまいます。
材料の入ったボウルにお湯が入ってしまわないように、お湯は3〜4cm程度入れてください。
お湯をはった鍋やフライパンに材料の入ったボウルを入れて温めます。
鍋やフライパンとボウルの間にふきんを入れると、熱の伝わり方をやわらげることができます。
お菓子作りでは湯煎をする機会が多くあると思うので、参考にしてみてください!
湯煎を行うときは温度管理に気をつけることが大事!
湯煎を行うときには、温めるものに合った温度で行うことがポイントです。
湯煎に使うお湯の温度の目安は約50度から60度です。
しかし温める食材によって温度は変わるため注意をしてください!
卵液を温めるときは70度から80度、チョコレートやバターを温めるときは50度から60度と湯煎の温度が違います。
特にチョコレートは60度以上の高温で溶かすと状態が悪くなるので、温めるものに合わせた温度で湯煎をすることが大事ですね。
料理で湯煎をするときに、レシピに湯煎の温度が書いてあれば、そちらを参考にしてください。
沸騰しているお湯は、食材が急激に熱くなるので湯煎には向いていません。
逆に温度が低すぎると、温まるのに時間がかかってしまいます。
お湯が冷めてしまったときには、熱めのお湯を足して調整してください。
ちょうどいい温度管理に気をつけてくださいね。
また、湯煎する調理器具によっても熱の伝わり方が異なります。
ステンレスのような金属製のボウルは熱が伝わりやすく、早く加熱することができます。
一方厚手のガラスのボウルは熱が伝わりにくく、温まるのに時間がかかってしまいます。
使用する器具によっても、時間が変わることを覚えておくといいですね。
まとめ

- ペットボトルの飲み物を湯煎で温める方法は容器の変形や破裂する恐れがあるため、別の容器に出して温める方法が安全である
- 伊藤園から「電子レンジ対応ペットボトル」が発売されていて、ペットボトルのまま電子レンジで温めることができる
- ペットボトルの耐熱温度は一般用が50度までホット用は85度までで、それ以上になると膨張や変形する
- 湯煎で温める方法は食品の温めや材料を溶かすときに活用し、ゆっくりと温めることが特徴である
ペットボトルの中身を容器に出した方が手軽な温め方であるとわかりましたね。
温かい飲み物が飲みたいときには安全に気をつけることが大事ですよ。
湯煎はじっくりと熱を伝えることができる温め方なので、料理や食品の温めで活用してくださいね。
こちらの商品はペットボトルを温めることにも使えます!
温度設定もできるので自分好みの温かさに調整できますね。
手軽に温めるグッズとしておすすめですよ!
