はこぽすとPUDOの違いは3つ!それぞれの使い方や登録方法まで紹介!

近年、フリマアプリ等の普及やコロナウイルスの影響もあり、宅配での荷物のやり取りが増えてきていますね。

ただ、仕事終わりに対面で受取るには残業があって不在にすることが多い…そんな面倒ごとを引き受けてくれる宅配ロッカーについて知れたら楽になりそうですよね♪

そんな宅配ロッカーであるはこぽすとPUDOステーションとの違いはサイズ・送れる対象サービス・各社サービスへの登録など3つあることが挙げられます。

はこぽすは郵便局が運営するロッカーで、PUDOステーションというPackcity Japanというヤマト運輸の関連会社が運営するロッカーと2種類あります。

はこぽすとPUDOステーションを使いたいけど違いがわからないというあなた、違いだけでなくどう使うかまで網羅できますよ♪

まずは違いからしっかり理解を深めていきましょう!

はこぽすとPUDOの違いは3つ!会社が違うとこうも違う!

郵便局が運営するはこぽすと、Packcity Japanが運営するPUDOステーションの違いは、サイズ・送れる対象サービス・各社サービスへの登録が必要の3つあります。

運営会社が違うこともあり、受け取り可能サイズや、送れるものまでそれぞれ異なっています。

各社サービスへの登録は、はこぽすなら郵便局のMy post、PUDOステーションならクロネコメンバーズへの登録が必要です。

そもそも、はこぽすとは、荷物や郵便物を郵便局などに設置されたロッカーで受取または送ることができるサービスです。

一方、PUDOステーションは、Packcity Japanが運営するオープン型の宅配便ロッカーのことをいいます。

ただ、実は、はこぽすとPUDOステーションはすでに連携をしていて、はこぽすで受取可能な郵便物をPUDOステーションでも受取れるものもあります。

連携してくれていると使える幅が広がるので、もっと便利に使えるようになりますね♪

それぞれの違いを各項目に分けて詳しく見ていきましょう。

荷物のサイズが受取と発送ともに違いがある!

まずははこぽすとPUDOステーションの受取の違いから比較してみましょう。

<はこぽすの場合>

ゆうパック

大きさ
長さ厚さ3辺計
通常タイプ41cm24cm
PUDO54cm41cm18cm100cm
コインロッカー34cm24cm

ゆうパケット

大きさ
長さ厚さ3辺計
34cm34cm3cm60cm
引用:日本郵便

はこぽすの場合は、基本的にはゆうパックとゆうパケットの2点しか受取のサービスはできません。

通常の郵便物は、My postへの登録がないと受取はできないので注意が必要です。

ゆうパックの場合は厚さが18cm以下ならPUDOステーションでも受取可能です。

<PUDOステーションの場合>

対象種別ご利用可能お荷物サイズ
宅急便発払い100サイズ以下縦・横・高さの三辺計が100cm以内かつ重量が10kg以内のお荷物
宅急便コンパクト発払いすべてのサイズ
パソコン宅急便発払い100サイズ以下縦・横・高さの三辺計が100cm以内かつ重量が10kg以内のお荷物
国際宅急便(ヤマトグループが通関業務を行い、海外から日本へ発送されたお荷物)発払い100サイズ以下縦・横・高さの三辺計が100cm以内かつ重量が10kg以内のお荷物

PUDOステーションは、3辺計が100cm以内ははこぽすと一緒ですが、重量が10kg以内など、重さまで指定があります。

ただ、長さや幅の細かな指定はないため、その点ははこぽすとの違いになります。

次に、発送についてですが、これもそれぞれ違いがあります。

<はこぽすの場合>

はこぽすの発送は、あとにも述べますが、ゆうゆうメルカリ便しか発送できません。

ゆうゆうメルカリ便のゆうパックかゆうパケットでのみ発送が可能となっていますので、それ以外は発送できないことを覚えておきましょう。

ゆうパック

大きさ重さ
長さ厚さ3辺計
54cm41cm24cm100cm25kg

ゆうパケット

大きさ重さ
長さ厚さ3辺計
34cm3cm60cm1kg

受取とサイズも違い、重さの指定もありますので、利用される時は重さまで気にしておきましょう。

メルカリを利用されているあなたは、この大きさの違いを知っているだけでも便利に使いこなせますよ♪

<PUDOステーション>

対象種別ご利用可能お荷物サイズ
宅急便発払い100サイズ以下縦・横・高さの三辺計が100cm以内かつ重量が10kg以内のお荷物
宅急便コンパクト発払いすべてのサイズ
パソコン宅急便発払い100サイズ以下縦・横・高さの三辺計が100cm以内かつ重量が10kg以内のお荷物
国際宅急便(ヤマトグループが通関業務を行い、海外から日本へ発送されたお荷物)発払い100サイズ以下縦・横・高さの三辺計が100cm以内かつ重量が10kg以内のお荷物

PUDOステーションの場合、受取と発送でサイズの違いはないようになっています。

このように、はこぽすとPUDOステーションでは、受取と発送それぞれによってサイズの違いがあります。

ご自身が送りたい荷物がどのサイズに当てはまるのかしっかり確認してから送るようにしましょう。

発送ができるサービスがPUDOステーションの方が多い!

はこぽすはメルカリの1種類、PUDOステーションは宅急便・メルカリ・ヤフオク・PayPayフリマの4種類のサービスが発送可能になっています。

はこぽすは発送サービスがメルカリゆうゆう便にしか対応していません。

そのため発送ができるサービス会社は自然とメルカリ1種類のみとなります。

また、発送可能なロッカーは今のところ以下の4つしか存在しません。

  • 光が丘郵便局(東京都)
  • 葛西郵便局(東京都)
  • ローソン ゲートシティ大崎アトリウム(東京都)
  • 八千代郵便局(千葉県)

利用できるところが少ない点は不便な点かもしれませんね。

メルカリは私も使っているので、対応できるロッカーが少ないのは残念ですね…。

一方PUDOステーションは、ヤマト運輸の宅急便・メルカリ・ヤフオク・PayPayフリマと4種類のサービス会社が利用できます。

それぞれのサービス会社のサイトやアプリからまずは申し込みをするようになります。

発送をするのに宅配便ロッカーを使おうと思っているあなたは、対象サービスを確認して発送ができるので、送れないなんてことなく、安心して荷物を送れますね♪

利用にはMy postやクロネコメンバーズへの登録が必要

はこぽす・PUDOステーションのそれぞれの利用には、各会社のサービスMy Post・クロネコメンバーズへの登録が必要になります。

一部登録がなくても発送したり、受取ができたりもしますが、基本的には各社サービスへの登録が必須となっています。

はこぽすは、通販サイト等からの商品購入時に申し込む場合と配達予告・不在持ち帰りメールから申し込む場合は登録がなくても受取は可能です。

ただし、この場合は通常の郵便物は受取できないんでしたよね。

はこぽすで通常の郵便物を受取るには、My postへの登録が必要となります。

その際の大きさ一覧を余談までに載せておきますね。

ゆうパック

大きさ
長さ厚さ3辺計
通常タイプ54cm41cm24cm100cm
PUDO41cm18cm
コインロッカー34cm24cm

ゆうメール(一般書留または簡易書留に限ります。)

大きさ
長さ厚さ
34cm25cm3cm

郵便物(一般書留または簡易書留に限り、現金書留を除きます。)

大きさ
長さ厚さ3辺計
54cm41cm13cm90cm

郵便物はゆうパック等より一回り小さいサイズのみ送れるようになっています。

一方、PUDOステーションでは、受取の場合は、クロネコメンバーズへの登録が必須となっています。

逆に発送する場合は、特に登録の必要がありませんので、PUDOステーションの方がはこぽすより気軽に荷物の発送ができますね♪

それぞれ登録に要する時間は、My Postは本人認証が必要なため、1週間以上かかります。

クロネコメンバーズは5~10分あれば登録可能ですので、その点でも気軽に利用できるサービスだと言えるでしょう。

はこぽすとPUDOステーションの使い方は超簡単!

はこぽすは問い合わせ番号とパスワードの入力で、PUDOステーションは受取用バーコードをかざせば受取できるので、とても簡単に受取が可能です。

発送もはこぽす、PUDOステーションともに2次元バーコードをかざすだけ、と簡単な使い方になっています。

バーコードをかざすだけで受け取りができるのはとても便利ですよね♪

細かな使い方はそれぞれ利用するサービスによって違いますので、解説していきます。

はこぽすは受取の申し込み内容によって利用方法が違う!

はこぽすの受取は、通販サイト等から商品購入時に申し込む場合、配達予告・不在持ち帰りメールから申し込む場合、My Postサイトから申し込む場合の使い方があります。

通販サイト等から商品購入時に申し込む場合

①通販サイト等でロッカーを指定する

②受取可能になったら、通販サイト等から受取に必要な問い合わせ番号、パスワードがお知らせでくる

③指定したロッカーで問い合わせ番号、パスワードを入力すると扉が開く

④受取完了!

配達予告・不在持ち帰りメールから申し込む場合

①配達予告等のメールに記載されている専用URLからロッカーを指定

②受取可能になったら電子メール等で受取に必要なパスワードを通知

③指定したロッカーで問い合わせ番号、パスワードを入力する

④受取完了!

My Post利用者専用サイトから申し込む場合

①My Postに事前に登録が必要

②My Postの「民間企業から選択」ではこぽすを選択し、受取を申請する

③登録完了の連絡がMy Postのレターボックスに届くので、レターにMy Post利用者専用サイト「再配達(はこぽす)の申し込み受付」のURLが記載されている

④My Post利用者専用サイトのURLにアクセスし、ゆうびんIDでログインする

⑤荷物等の問い合わせ番号など必要情報を入力した上でロッカーを指定する

⑥受取可能な状態になったら、電子メール等で受取に必要な問い合わせ番号とパスワードがお知らせされる

⑦指定したロッカーで問い合わせ番号とパスワードを入力すると扉が開く

⑧受取完了!

それぞれ扉を開くのに必要になる問い合わせ番号とパスワードがきたら、あとは指定のはこぽすまで行って、入力するだけ、という非常に簡単な手続きになっています。

それぞれ申し込んだ内容によって、問い合わせ番号等がくる先が違うので、注意が必要ですね!

先にも述べたように、My Postの登録には本人確認が必要になるので1週間ほどかかります。

My Postを利用したいあなたは、早めの登録をしておくと便利にはこぽすのサービスを利用できますよ♪

PUDOステーションではクロネコメンバースに通知が来る!

PUDOステーションではクロネコメンバーズのアプリに通知が来るようになっているため、そこからバーコードで受取をするだけになっています。

PUDOステーションで受取る場合

①クロネコメンバーズ各種サービスの「受け取り場所」をタッチ

②指定可能な宅配便ロッカーを一覧か地図から選択する

③「納品完了通知」が届いたらPUDOステーションに行く

④PUDOステーションの操作画面で受け取りをタッチ

⑤納品完了通知から受取用バーコードを取得し、スキャナーにかざすか、通知に記載の認証番号を入力する

⑥受取のサインをタッチパネルの四角枠の中に指で記入する

⑦扉が開くので、荷物を取り出した後、扉を閉めたら完了

⑧受取完了!

通知からバーコードの取得をして、あとはPUDOステーションでの操作なので、とても簡単ですよね♪

クロネコメンバーズにさえ登録しておけば、あとは手続き楽ちんです!

私もクロネコメンバーズには登録していますが、家でも配達伝票の発行ができたりするので、とても便利に使えています。

近くにPUDOステーションがある方はクロネコメンバーズに登録しておいて損はないですね♪

発送には特に登録等必要なし!簡単操作で気軽に発送!

はこぽすもPUDOステーションもどちらも発送には特にそれぞれのサービスへの登録なく、気軽に発送が可能です。

まずははこぽすからご説明していきますが、はこぽすは、ゆうゆうメルカリ便のみの発送でしたよね!

ゆうゆうメルカリ便の発送方法の説明をしていきます!

メルカリで発送する場合

①メルカリのアプリ画面で「ゆうゆうメルカリ便」を指定する

②メルカリのアプリ上で郵便局用の2次元コードを表示する

③はこぽすロッカーを操作して、2次元コードをかざし、印刷されたラベルを荷物に貼り付ける

④該当のロッカーにしまい完了!

メルカリのアプリ上で操作することがほとんどですので、メルカリ利用の方はぜひとも使ってみてください!

ちなみにお届け日時等の指定はできませんのでご注意ください。

次に、PUDOステーションでの発送方法をお伝えします。

PUDOステーションで発送する場合

①対象サービス(メルカリ・ヤフオク・PayPayフリマ・宅急便)のサイト上で2次元バーコードを発行する

②対象サービス上で発行した2次元バーコードを準備する

③PUDOステーションの操作画面で配送をタッチ

④対象サービス上で発行した2次元バーコードをスキャナーにかざす

⑤画面に従ってお届け希望日時とボックスサイズを指定する

⑥扉が開くのでロッカーに荷物を入れる

⑦扉を閉めて完了ボタンを押せば操作完了!

PUDOステーションの場合発送できないものとして、クール宅急便やゴルフ宅急便などがあります。

また、フリマサイト等での発送は基本着払いはできないので注意してください。

PUDOステーションははこぽすと違い、お届け日時まで指定できるのはいい点ですね♪

はこぽすとPUDOステーションの受け取り時間は24時間!

はこぽすもPUDOステーションも受け取り時間に特に制限なく、24時間受取可能です!

ただし、はこぽすの場合は、ゆうゆう窓口が開いている場合に限りますので、ゆうゆう窓口が24時間営業であれば、ということになります。

はこぽすの場合は、設置されている郵便局のゆうゆう窓口の営業時間を確認した上で利用しましょう。

PUDOステーションは駅や駅近くに設置されているため、いつでも24時間受取可能です。

私の家の近くの駅には設置されていないので、お近くにあるあなたはとてもラッキーですよ!

受け取り時間を気にすることなく荷物を手にできるのは、時間を有効に使えるのでいいですよね♪

また、受取期間についても触れたいと思います。

はこぽすについては、基本ロッカーへの入庫日の翌日から3日間が受取期間となっています。

ただし、不在持ち帰りメールなどから申し込んだ場合については、不在連絡票に記載されている保管期間と同様の保管期間となります。

PUDOステーションは、納品完了日を含む3日以内に受取が必要です。

受け取り時間は一緒でも、受け取り期間は少し違ってきているので、注意が必要ですね!

まとめ

  • はこぽすと、PUDOステーションの違いは、サイズ・送れる対象サービス・各社サービスへの登録が必要の3つ
  • はこぽすは問い合わせ番号とパスワードの入力で、PUDOステーションは受取用バーコードをかざせば受取可能。発送も2次元バーコードをかざすだけ
  • はこぽすもPUDOステーションも受け取り時間に違いはなく、24時間受取可能

今回ははこぽすとPUDOステーションの違いを見てきましたが、それぞれの特色があり便利に利用できそうですね♪

発送だけ見たら、PUDOステーションの方が一歩リードという感じでしょうか。

私も近くにあったらどちらもぜひ使ってみたいサービスですね!

ただ、どちらも現在は連携しながら運営しているようなので、今後の展望が楽しみですね♪

いずれの違いもなくなれば、もっともっと便利に荷物の受け渡しが可能になりそうですね!

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