最近保育園や習い事としても話題のリトミック。
「興味はあるけど、習い事として通うなら月謝の相場はどのくらいなんだろう?」と気になっていませんか?
私も2歳の息子がいて興味があったので、リトミックについて詳しく調べてみました!
この記事では、リトミックの月謝からメリット、自宅でできる方法まで詳しく解説しています。
ぜひ親子で楽しくリトミックを取り入れてみてくださいね♪
スカーフは、自宅でリトミックを行う際にもおすすめの道具です。
音楽に合わせてゆらしたり、広げたりすることで、表現の幅が広がりますよ!
6枚セットなので、親子で一緒に楽しめますね♪

目次
リトミックの月謝相場は大手なら約5千から1万円!個人教室は安め

リトミックの月謝の相場は、大手の音楽教室が運営している場合は約5千〜1万円、個人教室では約3〜6千円と、個人の方が比較的安い教室が多いようです。
リトミックとは、スイスの音楽教育家によって創案された、教育法のことです。
音楽に合わせて身体を動かすことで、表現力や記憶力・集中力、社会性や協調性など、さまざまな能力が身につくとされています。
実際にいくつかの大手音楽教室の費用を調べてみたので、参考にしてみてください。
料金は子どもの年齢や教室によって異なることがあるので、実際に申し込む際はホームページなどで確認しておくと安心ですよ!
個人教室の相場は大手より安いですが、教室ごとの差が大きいので近くにある場合は直接問い合わせてみるのが良いでしょう。
中には、「5回で5,000円」といったように、チケット制を取り入れている教室もあるようです。
また、リトミック教室では月謝のほかに入会金や、施設維持費、教材費などが別途かかることも多いため、事前に確認しておくことが大切です。
また、お子様の年齢が上がるごとに、月々の費用相場も高くなります。
長く通い続ける予定なら、年齢ごとの費用も一緒に見ておくと安心ですよ♪
カリキュラムの内容は年齢によって異なる!

リトミック教室のカリキュラム内容は、年齢ごとに異なることがほとんどです。
年齢ごとの活動例を紹介していきますね♪
早ければ、首が座り始めた頃から取り組むことができます。
この頃は保護者が一緒にレッスンを受けることがほとんどで、膝の上などで音やリズムを感じていきます。
音楽に合わせてマッサージを行ったり、簡単な工作や視覚・触覚への刺激を与えたりして、一緒に楽しんでいくようなカリキュラムが多いでしょう!
体を動かすことができるようになってくるので、ゆっくり歩いたり、早く歩いたり、少しずつ音に対する集中力を高めていくようなカリキュラムが増えていきます。
マラカスやカスタネットなどの楽器に触れたり、手遊び歌を楽しんだりすることもあるでしょう♪
3歳頃からは、子どもたちだけでレッスンを受けるケースも増えてきますよ♪
子どもが自由に動けるようになってくる時期で、表現力や想像力が身につき始めます。
絵を描いたり楽器を鳴らしたり、表現方法にも幅が出てくるでしょう。
徐々に自立心や、個性が現れる時期です。
どのように表現するかを考えながら動くことに加え、友達とコミュニケーションを取ることも増えてきます。
集中力や協調性、社交性など、さまざまな能力を高めることにつながっていきますよ♪
だんだんできることが増えてくるので、カリキュラムも成長に合わせてくれているんですね!


そうですね!
そのため、教材費やレッスン料も年齢が上がるごとに、高くなることが多いようです。
運動面での習い事を探しているなら、ブレイクダンスもおすすめですよ!
こちらの記事では、子どもでも挑戦しやすい技の紹介や練習方法も解説しているので、参考にしてみてくださいね♪
無料の体験は初心者向けのカリキュラムであることが多い
無料のイベントや、地域のコミュニティなどでワンコインで体験できる気軽なリトミックもありますが、内容は初心者向けのものであることが多いです。
体験としてイベントに参加すること自体は、子どもの社会性が育つ良い機会となります。
気になるあなたはぜひ、積極的に参加してみてください♪
ただし、これらのイベントは初見でも楽しめるカリキュラムであることがほとんどで、教育として取り入れたい場合には物足りなく感じることも多いようです。
本格的な幼児教育として取り入れたいなら、専門の教室に通うことがおすすめですよ!
また、最近ではYouTubeなどの動画も配信されていますね。
気軽に楽しくリズム遊びを行う際には適していますが、何度も視聴するうちに、子どもは内容を覚えてしまいます。
音楽の速さや音量など、変化に柔軟に対応できる力を効率的に伸ばしたい場合は、対面のものが適していると言えるでしょう。
ただし、リトミックでは本人が楽しく行うことも大切なので、お子様に合った方法で取り入れてみてくださいね♪
無料のイベントと教室では、内容が異なるんですね。


動画や無料体験でお子様の様子を見てから、教室を検討してみるのも良いですね!
体験レッスンで確認しておきたいポイント3つ!子どもとの相性など

体験レッスンを受けた際に確認しておくと良いポイントは、子どもとの相性など3つあります。
本格的なレッスンを受けてみたいと思っても、どの教室を選べばいいのか迷いそうですね…。


体験レッスンで確認しておくと良いポイントをお伝えするので、参考にしてみてください!
子どもに合った雰囲気であることは大切ですよね!
教室によってはグループか個人かなど、レッスンの形態が異なるので、どちらが合っているか体験で見極めておくと良いでしょう。
フォロー体制が整っているかどうかも大切です。
レッスン中に講師がしっかりコミュニケーションを取ってくれているかどうかも、チェックしておきましょう。
また、子どもの動きや、表現方法を尊重しているかどうかも重要なポイントです。
リトミックでは音に合わせて動くだけでなく、さまざまな楽器の音を聴く、幅広いジャンルの音楽を聴くなども大切です。
また、生演奏だとスピードや音量を子どもに調節できるので、より柔軟で幅広いレッスンができます。
体験レッスンを受けてみると、教室ごとの雰囲気やカリキュラムがわかり、子どもに合っているか判断しやすくなります。
気になる教室がある場合は、体験レッスンが可能か問い合わせてみると良いでしょう!
リトミックとはスイスで創案された音楽教育法のこと
そもそもリトミックとは、スイスの音楽教育家(作曲家)であるエミール・ジャック=ダルクローズによって広められた教育法です。
日本には明治時代に伝わってきたと言われています。
そんなに昔からあった教育法だったなんて、驚きですよね。


皇室の愛子さまや、黒柳徹子さんも習ってきた教育法なんですよ♪
リトミックでは、音楽に合わせて体を動かし、表現力や記憶力・集中力、社会性や協調性など、さまざまな能力を育むことを目的としています。
最近では、CD音源などを使うレッスンも多く見られますが、本来は「生演奏」で行うことが基本とされています。
リトミックを行う際には子どもの動きを尊重することが大切
リトミックを行う際には、子どもの動きを尊重することが大切です。
リトミックでは子どもが音楽を聴いて、自分で判断して動くことが大切になってきます。
自分で考えて表現しようとすることで、表現力や集中力、社会性が育っていきます。
子どもの表現に優劣や正解・不正解はないので、無理に指示したり、動かしたりしないようにしてくださいね♪
また、良いことをしたらしっかり褒めるようにしましょう!
褒めるときは、なるべくその場で具体的に伝えることで、子どもにもストレートに伝わり、やる気にもつながるそうです。
逆に、「なかなか思うように身体を動かせない」なんてこともあるかもしれません。
そんなときも、まずは指示を出すのではなく、アドバイスをする程度にとどめておきましょう。
見守ることで、子ども同士で協力し合って解決する、なんてことも多いそうです。
楽しみながら、自分で学んでいくことが大切なんですね♪

リトミックは家でできる!楽器に触れるなどの方法を4つ紹介

自宅で気軽にできるリトミックのやり方を4つ紹介するので、ぜひ今日からでも始めてみてください♪
リトミックは表現力や集中力などさまざまな能力の向上が期待できます。
「いきなり教室に習いにいくのは抵抗があるな…」というあなたも、家でできる内容なら気軽に取り入れられますよね♪
思ったようにできなくても、問題ありません!
まずは楽しむことが一番大切なので、お子様と自由に楽しみながら挑戦してみてくださいね♪
自由に楽器に触れる!リトミックの楽しさを伝える最初の一歩に
自由に楽器に触れたり、演奏したりすることは、音を知る機会となり、リトミックの楽しさを知ってもらう点でもおすすめです!
カスタネットやマラカスなど、本物の楽器を使っても良いですし、自宅にある空き缶やペットボトルを楽器に見立てても良いですよ♪
最近は100円ショップで購入できる楽器もあるので、一緒に探しに行くのもおすすめです。
音が出る不思議さや楽しさを一緒に体験することで、リトミックの魅力を感じてもらいやすくなりますよ!
曲に合わせて手遊びや体操!0歳からでも気軽に取り組める♪
曲に合わせて手遊びや体操をする方法なら、0歳からでも取り組むことができますよ。
指は第二の脳とも言われており、手や指を動かすことは子どもにとってたくさんの刺激になります。
最初のうちは、音に合わせてマッサージをするなどでも親子の絆を深められますよ!
慣れてきたら、体全体を使って大きく動いたり、一緒に歌いながら遊んだりするのも良いでしょう。
私も息子と「幸せなら手をたたこう」や「とんとんとんとんひげじいさん」など、いろいろな手遊び歌で遊んでいます♪
音に強弱や高低をつけて動きで表す!表現力が養われる
ピアノなどの楽器が自宅にある場合は、音に強弱や高低をつけて動きで表すことで、音感や表現力を養うことができますよ♪
ジャンプなどの激しい動きは、マンションだと迷惑になってしまわないか気になりますよね…。
そんなときは、強い音ならライオンの鳴きマネ、弱い音ならゾウの鳴きマネ、といったように動物で表してみても楽しいですよ!
私もこの方法を知って、早速試してみたくなりました♪
音楽に合わせて動いたり止まったりしてみよう!集中力UPにも!
音楽に合わせて動いたり止まったりする遊びは、急な変化への対応力や集中力を養うのに役立ちます。
音楽が止まったら動きを止める、流れたら一緒に動き始める、というように音楽に合わせて動いてみましょう♪
どんな音楽でもできるので、お子様の好きな曲で始めるのが、挑戦しやすくおすすめですよ!
私も、小さい頃幼稚園で取り組んだ記憶があります。
いつ音楽が止まるかわからないから、ドキドキして盛り上がるんですよね♪
どの方法も気軽に家でできる内容なので、気になるあなたはぜひ試してみてください!
自宅でリトミックを行う際におすすめの道具や教材5選♪

自宅で行うリトミックにおすすめの道具や教材を5つ紹介します。
順番に詳しく見ていきましょう。
もしかすると、すでに持っているものもいくつかあるかもしれませんね!
<カスタネットや鈴などの楽器>
カスタネットや鈴、タンバリンなどの楽器は100円ショップでも手に入ります。
手軽に手に入れることができるのは嬉しいですよね♪
空き缶やペットボトル、段ボールなどを楽器に見立てて使うのも、想像力がつきそうですね!

<スカーフ>
スカーフは小さいお子様でも安全に使用できるので、おすすめです。
音楽に合わせて色を選んだり、布を大きく揺らしたり広げたりして、音楽を表現してみてください♪
布を使うと音の違いを目で見て確認することができるので、表現しやすく、初めてリトミックを取り入れる際にもおすすめの道具です。
スカーフを使うレッスンは、教室などでもよく取り入れられている方法だそうです!

<ボール>
ボールを音楽に合わせて転がすだけでも、楽しくリトミックを体験できますよ♪
100円ショップにもさまざまなボールが売っているので、一緒に探しに行くのも良いですね!
外で遊ぶときに取り入れても良さそうですね♪

<CD・DVD>
CDは音楽を流したり、止めたりするのに使うことができるので、楽器が用意できないときにもおすすめです。
また、DVDなら映像を見ながら動きをマネすることができるので、いろいろな表現方法を学ぶことができますよ♪
雑誌の付録や、通信教育などで専用のCDやDVDを手に入れられることがあるので、調べてみると良いでしょう!
なるほど!
マネすることで、表現の幅が広がるんですね。

<スマホアプリ>
スマホアプリには、無料で使える音楽系のアプリも多数あるので、利用してみましょう♪
たとえば、音楽を流せるアプリを始め、鍵盤が出てきてピアノを弾けるアプリや、さまざまな音を鳴らしてリズム遊びができるものなどもあるようです。
YouTubeなどの動画配信アプリも使うことができそうですね!
すでに家にありそうな道具や、簡単に準備できそうな教材が多いですね♪


身近にあるものだと、お子様にとっても親しみやすく、安心して取り組めるでしょう。
家でできる表現力を養う方法はリトミック以外にもあります。
こちらの記事では、ペットボトルラベルを使った作品作りを紹介しています。
捨てるはずだったラベルを使って作品が作れるなんて素敵ですよね♪
ぜひ親子で挑戦してみてください!
リトミックのメリット6つとデメリット3つを紹介!

リトミックのメリット6つとデメリット3つを紹介していくので、レッスンを受けるか悩んだときの参考にしてみてくださいね♪
音楽に合わせて体を動かすことから、音楽的な感覚だけでなく、表現力や運動能力・集中力など、さまざまな能力の向上が期待できます。
たとえば、音に合わせて動くことは自然と感情を表現する練習にもなり、感情のコントロールにも役立つでしょう。
友達と合わせたり協力したりする経験もできるので、協調性や社会性を養うことにもつながりますよ!
また、リトミックは生後数ヶ月の頃から取り組むことができ、楽しく親子の絆を深められることもメリットです。
何歳からでも始められますが、特に0〜2歳の間だと無理なく音楽に馴染みやすく、楽しく成長を促せますよ♪
これらの理由から、リトミックは子どもの総合的な成長を促すことができる教育法として、人気が高まっています。
ただし、メリットばかりではありません。
リトミックは、習い始めたからといってすぐに効果が現れるとは限りません。
他の習い事と違って、「泳げるようになった!」などといった目に見える成果があるわけではないので、モチベーションを保ちづらいと感じることもあるでしょう。
効果は時間をかけて徐々に出てくるものなので、長期的な成長を見越すことが大切です。
ただし、楽しんで取り組むことが大切なので、子どもが「あまり楽しそうじゃないかも…」と感じた際には続けていくかを検討しましょう。
また、レッスンではグループで行うことも多いため、集団で行動することが苦手な場合には、難しいかもしれません。
団体が苦手な場合は、個人でレッスンをしてくれる教室を探すのも1つですよ♪
講師によって雰囲気が異なるので、気になる教室があった際には、体験してみることがおすすめです。
どんな習い事にも、向き・不向きがあるので、子どもの様子を見て判断してあげてくださいね!
保育園でリトミックがあっても指導者が資格保有者とは限らない
近年、保育園や幼稚園でもリトミックを取り入れている園が増えてきていますが、必ずしも指導者が資格を保有しているとは限らないようです。
リトミック目的で保育園を決める場合は、講師や活動頻度について、詳しく聞いておくと安心ですね!
子どもの年齢に応じた方法を取っているかどうか確認しておくと、なお良いでしょう。
年齢別の活動例も参考にしてみてくださいね♪
リトミックの資格には、リトミック研究センターが認定する「初級指導資格」「ディプロマB資格」や、日本子ども教育センターが認定するものなどさまざまあります。
より専門的で深く取り組みたい場合には、専門の教室に通うことがおすすめです。
もしリトミックに興味があり、しっかり学びたい場合は、自分自身で資格を取ってみても良いかもしれませんね♪
リトミックとモンテッソーリの違いは目的や手法!

リトミックとモンテッソーリはどちらも教育法ですが、目的や手法などの違いがあります。
どちらの教育法も、保育園や幼稚園で取り入れられることが増えてきたので、あなたも「どんな違いがあるの?」と気になっているのではないでしょうか?
私も実際に園見学に行った際に、週に何度か取り入れているというお話を聞きました。
そこで、まずはそれぞれの教育法について調べてみました!
スイスの音楽教育家によって創案された、教育法のこと
音楽に合わせて自由に身体を動かすことで、表現力や運動能力、社会性や協調性など、さまざまな能力が身につくとされている
女性医学博士・教育家のマリア・モンテッソーリによって創案された、教育法のこと
子どもには、自発的に成長・発達する力があり、何もかも手とり足取り教える必要はないという考えに基づいている
リトミックでは、音楽中心とした活動が基本となります。
自由に音楽を楽しみながら、表現力や運動能力を始めとしたさまざまな能力の向上を目的としています。
対してモンテッソーリは音楽に限らず、自分で考えて選んだ活動を通して、自立した成長を促すことが目的です。
モンテッソーリは音楽に限らないので、リトミックとは手法が異なるんですね!


目的も違いますが、どちらもやりたいことをする、自分を表現するという点では、共通してそうですね♪
実は2つの教育法には、他にも共通している点があります。
たとえば、モンテッソーリでよく行われる作業(「おしごと」と呼ばれている)には、「色や形、大きさでグループ分けをする」というようなものがあります。
これはリトミックで音を聞き分けて、体を動かすことにもつながってくるんです!
2つの教育法にそんな共通点があるなんて驚きでした!
どちらも「できるようになった」という経験を重ねることで、自己肯定感を高め、さまざまな成長が期待できますよ♪
共通しているところもあるため、どちらも取り入れている保育園が多いんですね。
モンテッソーリもネットで調べてみると、自宅でできる「おしごと」がたくさん紹介されていました。
気になるあなたはぜひ調べて、取り入れてみてください♪
まとめ

- リトミックの月謝の相場は、大手音楽教室が運営している場合は約5千〜1万円、個人教室では約3〜6千円と、個人の方が比較的安い教室が多い
- 自宅で気軽にできるリトミックの方法を4つ紹介
- リトミックのメリット6つとデメリット3つを紹介
- リトミックとモンテッソーリはどちらも教育法だが、目的や手法などの違いがある
リトミックの月謝の相場は、大手の教室か個人の教室かによっても異なります。
他の習い事と比べても、月謝の相場に大きな違いはないので、習い事の1つとして検討してみてください♪
まずはお家でできることから、気軽に始めてみるのもおすすめですよ!
こちらは、音楽を表現する道具としておすすめのスカーフ6枚セットです。
カラフルで透け感がある素材なので、お子様にもきっと気に入ってもらえますよ♪
リトミック以外にも、おままごとなどで使っても良いですね!
