真空パック機の耐用年数は10年!償却率の調べ方や買い替え時期も紹介!

食品の加工や製造業だと、真空パック機は欠かせない機械ですよね!

現場で使っているあなたは「どのくらい使えるのか?」「買い替えはいつすべき?」と悩んでいませんか?

  • 真空パック機の耐用たいよう年数って何年なの?
  • 耐用年数ってどうやって調べたらいいの?
  • 機械装置の耐用年数の償却率しょうきゃくりつは?
  • 業務用の真空パック機でおすすめの商品が知りたい!

年数の調べ方や計算方法、さらに業務用のおすすめ商品まで詳しく解説していきます!

この記事でわかること
  • 真空パック機の耐用年数は「10年」
  • 調べ方は、国税庁のサイトにある「減価償却げんかしょうきゃく資産の耐用年数表」を確認すること
  • 償却率は機械装置そのものではなく、耐用年数ごとに割合が定められており、減価償却の計算方法によって異なる
  • 業務用でおすすめの商品として、TOSEIのTOSPACKなど3つ紹介

事業計画を立てるときに役立つ情報を、ぜひチェックしてみてください♪

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真空パック機の耐用年数は10年!買い替えのタイミングも紹介

真空パック機(真空包装機)の耐用たいよう年数は「10年」とされています。

この年数は国税庁ホームページにある「減価償却げんかしょうきゃく資産の耐用年数表」で確認できます。

耐用年数とは、簡単にいうと「物や設備がどのくらいの期間であれば使えるか」を法で定めた数字です。

機械・装置は「設備の種類」で年数が異なるので注意が必要です。

耐用年数が10年である真空パック機(真空包装機)は、一般の食品用であるピロー包装機を指しており、「食料品製造業用設備」に振り分けられます。

間違いやすいものとして農作物を梱包する機械があり、その場合は「農業用設備」となるため、「7年」となります。

この年数は主に減価償却といわれる会計処理で使われます。

あなた

減価償却…?なんだか難しそう…

耐用年数も一体何にどうやって使うの?

単語だけではイマイチよく分からないですよね。

例を挙げて説明しますね!

食品加工会社を経営しているあなたは、真空パック機を買い替えるか、修理しようか悩んでいるとします。

このような悩みがあるときに、年数が1つの目安になります!

あなたが今使っている真空包装機が、すでに10年使っているとしたら、耐用年数は10年なので修理してもすぐ壊れてしまう可能性が高いですよね。

もし新しいものを購入した場合は、耐用年数を使って減価償却することになります。

減価償却とは、減価償却資産(時間の経過とともに価値が下がる資産)の購入費用を、年数で分割して経費に計上するやり方です!

例えば真空包装機を30万円で買った場合、 1年目に全て経費にしてしまうと、利益が極端に少なくなってしまいます。

一方で、耐用年数の10年で分割して、毎年3万円ずつ経費にすれば、利益が極端に減ることを防ぐことができます!

減価償却の説明や計算方法は、後ほど詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください♪

経理担当姉さん

耐用年数は資産の種類や用途によって異なります。

この記事で、どのように分けられているのか詳しく紹介するので、一緒に確認していきましょう!

中古品を購入する場合の耐用年数の計算方法

中古品を購入するときは、資産価値が落ちていることを考えて計算する必要があります。

予算の関係で、中古品の真空パック機の購入を検討しているあなたもいると思います。

中古品だと、購入した時点で資産価値は落ちているので、残りの耐用年数を計算する必要があります!

計算方法
  • 耐用年数が経過している場合

耐用年数×0.2

  • 耐用年数が一部経過している場合

(耐用年数 – 経過した年数) + (経過した年数×0.2)

※0.2とは耐用年数の20%を表します

では、耐用年数が10年の中古資産を例に具体的に計算してみましょう!

  • 年数が経過している場合

10年×0.2=2年が残りの耐用年数となります

  • 年数が一部経過している場合(経過年数が5年の場合)

(10 – 5) + (5×0.2) = 5 + 1 = 6年が残りの耐用年数となります

これらの計算で算出した年数に1年未満の端数があるときは、その端数を切り捨て、その年数が2年に満たない場合には2年となります。

経理担当姉さん

もし計算結果が1.5年だったら、小数点以下の0.5は切り捨てられて1年になります。

1年だと2年に満たないので、耐用年数は最低の2年になるということですね!

耐用年数が過ぎても使用することはできる!メンテナンスが大切

耐用年数は機械の寿命を示す年数ではないため、メンテナンス次第で使い続けることができます。

税法上の耐用年数のほかに、耐久年数といわれる期間があります。

耐用年数は主に会計処理で使われる年数で、耐久年数とは異なります。

耐久年数とは、商品のメーカーなどが調査した結果、「この期間であれば機能面で問題なく使える」と判断した期間になります。

例えば、木造建築の耐用年数は22年ですが、耐久年数は30年といわれています。

中には30年以上経っている住宅もたくさんありますよね!

耐久年数は使用状況や環境よって大きく変わり、いかにメンテナンスをきちんとするかが大事になります。

経理担当姉さん

仮にきちんとメンテナンスしていても少しづつ経年劣化していきます。

資産価値や性能が下がることも考えて、まだ稼働している間に、買い替えの検討をすることも大事ですよ。

真空パック機を買い替えるタイミングは経年劣化での故障など3つ!

真空パック機(真空包装機)をいつ買い替えるかは、経年劣化で不具合が起きているかどうかなど、見極めが重要です。

今回は買い替えの目安となる3つのタイミングを紹介しますね!

  • 経年劣化で不具合や故障が起きた
  • 新機種が登場した
  • 事業を拡大したい

<経年劣化で不具合や故障が起きた>

真空包装機の耐用年数は10年ですが、経年劣化は進んでいるため、突然動かなくなることもあります。

もし古い機械であれば、部品の取り寄せが困難になる可能性も考えられます。

ある程度の年数が経過した機械に関しては、まだ動いているうちに買い替えのタイミングを検討することをおすすめします!

<新機種が登場した>

新技術の開発スピードはとても速いので、新しい機種はどんどん登場します。

減価償却ができるなどのメリットもあるので、検討する良いタイミングですね!

<事業を拡大したい>

真空包装機は、1台で加工できる数が限られていますよね。

もし店舗の拡大や商品を増やす場合に、加工が間に合わない可能性があります。

今使用しているものより、大量に加工できる新しい製品もあるので、事業拡大の際は買い換えを検討することをおすすめします!

耐用年数の調べ方は国税庁の耐用年数表を確認すること!

耐用年数の調べ方は、国税庁のホームページにある耐用年数表を確認することが最も正確です。

国税庁が提供する公式な表には、さまざまな資産の耐用年数が記載されています。

対象となる資産によって年数が変わるため、しっかり確認する必要があります。

また、同じ資産でも構造や用途によって違いがあるので要注意です!

経理担当姉さん

表に記載がない場合や、分からないときは、最寄りの税務署に相談してみてくださいね♪

他の調べ方として、資産名を入力するだけで年数を検索できる「全力耐用年数」というサイトを使う方法もあります。

この記事では、真空パック機も対象になっている表を使って、年数の調べ方を解説しています。

ぜひ参考にしてみてください!

資産の種類や用途で分類される耐用年数表が異なる

耐用年数表は5つのカテゴリーに分けられており、真空パック機は機械・装置カテゴリーにある「食料品製造業用設備」に分類されます。

  • 建物、建物付属設備
  • 構築物、生物
  • 車両・運搬具、工具
  • 器具・備品
  • 機械・装置

さらにそのカテゴリー内で、機械・装置は「設備の種類」で分類されており、それ以外のカテゴリーは「構造・用途」で分類されています。

真空パック機の場合、以下のように確認します。

STEP

国税庁のホームページにある「機械・装置」の表を開く

STEP

設備の種類から、食料品製造業であれば、「食料品製造業用設備」の年数を確認する

もし農業用であれば、設備の種類にある「農業用設備」の年数を確認することになりますね!

下記の表を参考に確認してみてください♪

設備の種類細目耐用年数(月)
農業用設備7
林業用設備5
食料品製造業用設備10
飲料・たばこ・飼料製
造業用設備
10
繊維工業用設備炭素繊維製造設備
 黒鉛化炉
 その他の設備
その他の設備

3
7
7
木材・木製品(家具を除く。)製造業用設備8
家具・装備品製造業用設備11
パルプ・紙・紙加工品製造業用設備12
印刷業・印刷関連業用設備デジタル印刷システム設備
製本業用設備
新聞業用設備
 モノタイプ・写真・通信設備
 その他の設備
その他の設備
4
7

3
10
10
ゴム製品製造業用設備9
なめし革・なめし革製品・毛皮製造業用設備9
窯業・土石製品製造業用設備9
鉄鋼業用設備表面処理鋼材・鉄粉製造業・
鉄スクラップ加工処理業用設備
純鉄・原鉄・ベースメタル・フェロアロイ・
鉄素形材・鋳鉄管製造業用設備
その他の設備

5


9
14
金属製品製造業用設備金属被覆、彫刻業・打はく、金属製
ネームプレート製造業用設備
その他の設備


6
10
林業用設備5
鉱業・採石業・砂利採取業用設備石油・天然ガス鉱業用設備
 坑井設備
 掘さく設備
 その他の設備
その他の設備

3
6
12
6
総合工事業用設備6
倉庫業用設備12
運輸に附帯するサービス業用設備10
飲食料品卸売業用設備10
飲食料品小売業用設備9
その他の小売業用設備ガソリン・液化石油ガススタンド設備
その他の設備
 主として金属製のもの
 その他のもの

8

17
8
宿泊業用設備10
飲食店業用設備8
洗濯業・理容業・美容業・浴場業用設備
13
その他の生活関連サービス業用設備
6
自動車整備業用設備15
令和5年時点
引用 国税庁公式HP

他にも真空パック機以外の例として、分包機ぶんぽうきの耐用年数を考えてみましょう。

分包機とは、調剤薬局などで薬を自動で薬袋に袋詰めしてくれる装置のことをいいます。

あなた

真空パック機と同じで機械だし、機械・装置カテゴリーかな?

機械ではありますが、実は機械・装置ではなく、「器具・備品」カテゴリーとなるので注意です!

器具・備品カテゴリー内の医療機器の調剤機器に該当するので、「6年」となります!

ややこしいですが、年数を間違えてしまうと正確な計算ができなくなってしまいます。

少しでも迷うときは税務署や専門家に確認するのがおすすめですよ♪

機械装置の耐用年数の償却率は減価償却の計算方法によって異なる

償却率は機械装置そのものではなく、耐用年数ごとに割合が定められており、減価償却の計算方法によって異なります。

償却率とは、資産の購入金額を毎年どれだけ経費にできるかを示す割合になります。

この割合は機械装置などのカテゴリーごとではなく、耐用年数ごとに定められています。

経理担当姉さん

耐用年数表と同じく国税庁のホームページにある「減価償却資産の償却率等表」で確認することができますよ!

記事の最初のほうでチラッと出しましたが、減価償却とは購入した物の金額を、耐用年数で分割して経費に計上するやり方でしたね。

償却率は、この減価償却の計算で使われるものになります!

計算方法として以下の2種類があります。

減価償却の計算方法
  • 定額法

減価償却する金額が毎年同じ(定額)になる計算方法

「減価償却費=取得価額×定額法の償却率」

  • 定率法

減価償却する率が毎年同じ(定率)になる計算方法

「減価償却費=未償却残高×定率法の償却率」

未償却残高とは取得価額のうち、まだ減価償却していない額のこと。

※もし計算結果が「償却保証額」以下になったときは、計算方法が下記に変わる。

「減価償却費=改定取得価額×改定償却率」

償却保証額は、取得価額に耐用年数ごとに定められた保証率を掛けて求めた金額のこと。

改定取得価額は「未償却残高×定率法の償却率」が初めて償却保証額を下回った年の未償却残高のこと。

では、例を挙げてそれぞれの計算を説明しますね!

  • 定額法

例)耐用年数が4年のものを100万円で買った場合

耐用年数4年の定額法の償却率は0.250(「減価償却資産の償却率等表」より)

100万円×0.250=25万円が減価償却費(1年間で計上するべき金額)となる。

年度減価償却費未償却残高
1年目250,000円750,000円
2年目250,000円500,000円
3年目250,000円250,000円
4年目249,999円 (残存価格1円)1円

減価償却が終わったあとも、その資産が使われているということを示すために、最後の年は全額償却せずに1円を残す。

  • 定率法

例)耐用年数が4年のものを100万円で買った場合

耐用年数4年の定率法の償却率は0.500、改定償却率は1.000、保証率は0.12499(「減価償却資産の償却率等表」より)

償却保証額は100万円×0.12499=12万4990円

1年目:100万円×0.500=50万円

2年目:(100万円-50万円)×0.500=25万円

3年目:(50万円-25万円)×0.500=12万5000円

4年目:(25万円-12万5000円)×0.500=6万2500円

※4年目は償却保証額を下回っているため、1円を残して12万4,999円が減価償却費となる

年度減価償却費未償却残高
1年目500,000円500,000円
2年目250,000円250,000円
3年目125,000円125,000円
4年目124,999円 (残存価格1円)1円
あなた

計算方法は分かったけど、一体どっちを使えばいいんだろう?

どういう人がどっちの計算方法を使えばいいのか、それぞれの特徴と合わせて説明しますね!

定額法の特徴
  • 減価償却する金額が毎年同じなので、計算が楽

計算が簡単だと管理がシンプルになり、事業計画が立てやすくなる

  • 初年度の節税効果が小さい

減価償却費が均等に分けられるので、初年度に大きな経費計上ができず、節税効果が小さい

定率法の特徴
  • 初期の節税効果が大きい

資産を購入した初年度に大きく経費計上できるので、その年の税負担が軽くなる

  • 計算が複雑で難しい

未償却残高に基づいて毎年異なる金額を計算するため、管理も大変になる

一般的に個人事業主は定額法、法人は定率法とされています。

計算方法を変えたい場合は、税務署へ届出書を提出することで、個人事業主も定率法、法人も定額法を使えることがありますよ!

ただし、資産の種類によっては計算方法が決まっているので注意が必要です。

建物・建物付属設備・構築物・ソフトウェアは、個人と法人どちらも「定額法」を使うことになっています。

機械装置など、どちらの計算でもいい資産であれば、早めに経費として計上したいから定率法にするなどの選択もできるということですね!

経理担当姉さん

計算方法に迷ったときは、それぞれの特徴とあなたの状況を照らし合わせて考えることが大切です♪

真空パック機の業務用おすすめ商品3選!メリットや選ぶポイントも

業務用の真空パック機でおすすめの商品として、TOSEIのTOSPACKなど3つ紹介します!

  • TOSEI(トーセイ)TOSPACK 卓上型真空パック機
  • FoodSaver(フードセーバー)
  • ホシザキ HPSシリーズ

真空包装機って、商品をキレイな状態で長持ちさせることができて本当に便利ですよね!

真空包装するメリットは下記のようにたくさんありますよ♪

  • 酸化や腐敗を防止する

酸素が入りにくいことで、酸化による変色や細菌が増えるのを抑える

  • 調理の時短や作業の効率化

空気を抜くことで、味付けや漬け込みが短時間でできる

  • におい移りを防止する

冷蔵庫・冷凍庫内に並べても場所をとらず、におい移りの心配がない

私は学生の頃、卒業の思い出としてみかんの缶詰を作ったことがあります。

缶を真空保存したおかげで長く保管でき、数年後に友人たちと集まって、思い出話をしながら一緒に食べたのが楽しかったです!

真空といえば、お花を長期保存するのにも役立つのをご存知ですか?

最新の加工法として、真空状態で乾燥させるやり方があるんです!

他にもお花を保存する方法をたくさん紹介しているので、ぜひチェックしてみてください♪

TOSEIのTOSPACKは日本製ならではの高性能で使いやすい

TOSEIのTOSPACKは高性能で使いやすいので、さまざまな従業員が働く現場にもおすすめです!

  • 国産ならではの高性能な真空包装機

包装袋はポリ袋やアルミなど、いろんなタイプが使える

  • 大型のタッチパネルと見やすいデザインで操作しやすい

言語切り替えもできるので、外国人従業員にも対応

袋のコスト面や、従業員の操作の負担を減らしてくれるのは嬉しいポイントですね!

私は英語表示のみの機械を使ったときに、操作にとてもストレスを感じたことがあります…

FoodSaverの真空パック機は7層のフィルムで鮮度が長持ちする!

FoodSaverはコンパクトな設計なので、手軽に真空包装機を取り入れたいあなたにもおすすめです♪

  • 独自の7層フィルムの袋で鮮度が長持ちする

酸素をほとんど通さないので、酸化やカビの増加を防ぐ

  • 3ステップで真空パックできる簡単さ

食材を袋に入れて、フタを閉めて、ボタンを押すだけで真空にできる

長期保存ができて鮮度もキープできるのは嬉しいですよね!

下味をつけて冷凍しておいたら、そのまま短時間で味を染み込ませることもできちゃいますよ♪

私も自宅用に欲しくなってきて、購入を検討しています!

実際に目で見て購入したいと思ったあなたは、下記の記事もぜひチェックしてみてください。

どこで売っているのか分かるので、あなたの家の近くの店舗を探すのに役に立ちますよ♪

ホシザキのHPSシリーズは多機能で食材に合わせた真空包装が可能

ホシザキのHPSシリーズは大中小とサイズが豊富で、さまざまな業種や用途に合わせて選べます!

  • 柔らかい食材や液体にも対応

食材が崩れないようにやさしく真空包装したり、液体の吹きこぼれを減らしたりなど機能が豊富

  • メンテナンスがしやすい

オイルの交換時期やお手入れの方法など、液晶パネルで確認できる

食材に合わせた特殊なパック機能がついているので、幅広い料理に使えるのが便利ですね!

使い方や点検のポイントなど、分かりやすい動画で確認できるので、初めての操作も安心してできますよ♪

業務用の真空パック機を選ぶときのポイントを3つ紹介!

業務用の真空パック機を選ぶときのポイントとして、方式・設置タイプ・消耗品のコスパの3つを紹介します。

  • 方式で選ぶ
  • 設置タイプで選ぶ
  • 使える袋や消耗品のコスパで選ぶ

<方式で選ぶ>

業務用真空パック機にはノズル式とチャンバー式の2種類があります。

  • ノズル式

袋の口にノズルを差し込んで、中の空気を直接吸引するタイプです。

チャンバー式と比べて短時間で真空にでき、比較的安価というメリットがあります!

一方で、チャンバー式と比べると真空状態が弱く、液体を真空にするには手間どる可能性があります。

  • チャンバー式

チャンバーとは小さな部屋という意味で、袋をボックス内にセットして、ボックス全体を真空にするタイプです。

高い真空度があり、液体も真空にできるというメリットがあります!

一方で、製品によって入れられる袋のサイズに限度があるのと、ノズル式と比較してサイズが大きく値段も高くなります。

<設置タイプで選ぶ>

チャンバー式には卓上型・据え置き型の2種類があります。

  • 卓上型

台の上に置いて使うタイプで、比較的小さめです。

場所に限りがある場合などにも使いやすいですよ♪

サイズ感としては縦30cm×横40cmが目安で、包装する製品が小さい場合におすすめです!

  • 据え置き型

卓上型よりも大型のため、処理能力も高くなります。

大きい製品を真空する場合や、1日にたくさんの真空パックを生産するのにおすすめです!

<使える袋や消耗品のコスパで選ぶ>

袋や消耗品など、本体以外にお金がかかる部分のコストパフォーマンスも考える必要があります。

主な消耗品を3つ紹介するので、どのくらいお金が必要になるかも含めて、検討してみてくださいね!

  • 真空袋

専用の袋が必要なものから、100均のポリ袋でも使えるものまでいろいろあります。

大量になると月々のコストの負担になることもあるので、どんな袋が使えるのか確認しておくのがおすすめです!

  • オイル

真空ポンプを動かすために必要になります。

定期的なオイル交換やメンテナンスが必要なものだと、真空能力が弱まったり、ポンプが動かなくなったりすることがあるので気をつけましょう!

  • テフロンテープ

袋をくっつける際に使うシール部分のテープのことで、使っているうちに熱で焦げ付いたり破れてきたりすることがあります。

シールの仕上がりが汚いなど、劣化に気づいたら早めに交換する必要があります。

  • ヒーター線

シール部分に熱を加える部品で、ヒーター線も使っているうちに少しずつ熱で劣化していきます。

ヒーター線が断線すると、シールできず密閉できなくなるので、予備を備えておくのがおすすめです!

まとめ

  • 真空パック機の耐用年数は「10年」
  • 耐用年数の調べ方は、国税庁のサイトにある「減価償却資産の耐用年数表」を確認すること
  • 償却率は機械装置そのものではなく、耐用年数ごとに割合が定められており、減価償却の計算方法によって異なる
  • 業務用の真空パック機でおすすめの商品として、TOSEIのTOSPACKなど3つ紹介

真空パック機の耐用年数や減価償却の計算方法、業務用真空パック機のおすすめ商品などを紹介してきました。

表の確認や計算など、ややこしい点も多いですが1度理解してしまえば、楽にできるようになるはずです!

年数や税務上のメリットを考えて、最適なタイミングで買い替えましょう♪

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