冬といえば、アウターでたくさんのおしゃれができる季節になりますよね♪
寒い冬には欠かせないセーターの中でも、最も暖かいとされるカウチンセーターについて今回は掘り下げていきたいと思います!
カナダが原産のカウチンセーターですが、自然のままの色合いの糸や人の手で紡いだ毛糸など4つの本物の特徴があります!
あなたも本物のカウチンセーターを手に入れられれば、寒い冬を暖かく心地よく、そしておしゃれに過ごせること間違いなしですよ♪
今回はそんなカナダ原産のカウチンセーターの本物の見分け方や、カナダの有名なブランドも紹介していきます。
ぜひ最後まで読んで、本場カナダのカウチンセーターについて、知識を深めてくださいませ!
目次
カウチンセーターのカナダ製の本物には特徴が4つある!
カナダが原産のカウチンセーターですが、本物の特徴として、自然のままの色合いや人の手で紡いだ毛糸など4つあります!
カナダの本物のカウチンセーターの特徴4つを以下にまとめてみました!
- 自然のままの色合い
- 人の手で紡いだ毛糸
- 伝統的な柄(カウチン柄)
- 編み方がシンプル
ちなみに、本場カナダでは、本物認定制度が存在するようです!
本物認定制度は、色々文献をあさってみましたが、詳しくは記載がされていませんでした。
しかし、本物にはしっかり認定制度があるとのことです!
認定制度があるのと同時に本物のカウチンセーターの特徴4つを抑えておけば、あなたもきっと本物のカウチンセーターを手に入れることができると思います!
それが前述した、本物のカウチンセーターの特徴4選です。
本物のカウチンセーターは自然のままの色合いが多い
本物のカウチンセーターは、脱脂・脱色していない羊毛を使うため、真っ白な毛糸ではなく、ややアイボリーっぽい色になります。
そのほかにも、茶色の毛色や黒の毛色など、自然の色のまま、その色を活かして模様を編みこんでいきます。
なので、本物のカウチンセーターには、実は青や赤・黄色などの色は存在しないのです。
それらは、ウールなどで安価に作られたもので、カウチンセーター風にしているのです。
また、油分を含んでいる糸で編まれているため、非常に重量があるので注意が必要です。
なんと、1着あたり約1.5Kgの重量があるのだそうです!
私だったら、重量を抑えたいので、少し小さめのものを探したいですね!
重量があるのは、脱脂をしていない糸で編まれているためですが、そのために防寒性と防水性に優れています。
防寒性と防水性に優れているこの1枚があれば、あなたも雪の降っているような寒い冬も難なく過ごせることでしょう!
本物は全て人の手で紡いだ毛糸でできている
本物のカウチンセーターは全て、人の手で紡いだ糸、人の手で編まれたセーターになっています。
手で紡いでいるので、糸の太さが均一にはならないのです。
ところどころボコボコしていて、変化があるのが自然の魅力といっていいでしょう。
糸から全て手編みなので、職人技のようなものがあるんだろうなぁと想像してしまいますよね!
編み目自体も手編みのため、糸のそのままの感じが伝わってくるので、いいですよね♪
セーター自体も人の手で編まれているので、暖かみがあって、さらにほしくなる1品ですね!
本物のカウチンセーターの柄は自然をモチーフにしたものが多い
カウチンセーターの起源はカナダのカウチン族と言われており、そのカウチン族が狩猟民族であったため、その身近なものがモチーフになっています。
例えば、トナカイなどの動物や幾何学模様、杉、あとはカナダのインディアン部族の中で伝わる雷鳥などがそれに当てはまるでしょう。
元々狩猟民族だったカウチン族が、独自の彫刻技術を用いて木彫りの動物を作っていた影響で、セーターの柄も動物のモチーフが多いようです。
柄などの由来を知っておくだけで、より本物のカウチンセーターについての知識が増えるので、それだけでも愛着がわいてきますよね!
似たようなデザインで「ノルディック柄」がありますが、こちらは北欧が主流の柄になります。
ノルディック自体が北欧を意味する言語で、雪の結晶などの柄が多いですね!
それぞれの地域で主流の柄が違うんですねー!
その地方での特産や特徴がそれぞれの柄のモチーフになっているって、なんだか素敵ですね♪
カウチンセーターはカナダのバンクーバー島に住んでいたカウチン族が作ったセーターが発祥になっているので、間違えないようにしましょう!
本物のカウチンセーターは非常にシンプルな編み方
模様を編みこんではいますが、編み方はメリヤス編みのみの非常にシンプルな編み方で編まれているのも特徴です。
メリヤス編みというのは、棒針編みの基本の編み方の1つで、平面に編む場合には、表編みと裏編みを一段ごと繰り返す編み方になっています。
表編みの部分はより防寒性を高めるために、普通の編み地より密度を詰めて編まれています。
柄が入っている編み込み模様の部分は、機械編みではできない技法で、「編みくるむ編み込み(カウチン編み)」で編まれています。
ここも密度がつまり、編地の厚みが増すようになっており、これがカウチン編みの特徴でもあります。
全て手編みで編んでいるなんて、今の時代からしてもすごい技術ですよね!
ボタンも何もないのが基本ですが、後から加工して、ジッパー前開きにすることもあります。
カウチンセーターでよく目にするのは、ジッパー前開きのものではないかと思います。
ジッパー前開きのものだと、少し暑くなってきたら、前をすぐ開いて着られるので、気温の変化に対応しやすい1着ですよね♪
シンプルだからこその味わいがでるカウチンセーター、ぜひほしくなりますね!
カウチンセーターの本物の見分け方は匂い!
カウチンセーターは元々羊毛が持っている油脂成分を含んだ糸を使うため、独特の匂いがするので、本物と見分けるときは匂いを嗅いでみましょう!
カウチンセーターの本物の特徴は、自然のままの色合いだったり、自然をモチーフにした柄だったりと、4つご紹介しました。
しかし、本物かどうかはそれだけではなかなか見分けがつかないですよね!
そんな本物の見分け方は匂いを嗅ぐことが一番です!
匂いですか⁉以外な見分け方ですね!
通常のウール製品は脱脂をしているので、ほぼ無臭ですが、本物のカウチンセーターは油の匂いがします!
本物のカウチンセーターは脱脂をしていない糸で編まれているため、油の匂いがするのです。
見分け方として匂いとなると、すぐにわかりますよね!
これであなたも本物のカウチンセーターの見分け方がわかったので、本物を手に入れ暖かな生活ができるようになる可能性が出てきましたね♪
脱脂していないので、その油分のおかげで、防水性にも優れており、密度も高い編み方になっているので、防寒性にも本当に優れています。
ぜひ手元に1着は持っておきたい1品ですね♪
カウチンセーターのおすすめブランド2選
カウチンセーターのオススメブランドはKANATAとカナディアンセーターの2つです!
- KANATA
- カナディアンセーター
特にKANATAはカウチンセーターではかなり有名なので、あなたもすでに知っているかもしれませんね!
私の中で最高のバイク用寒くない服として辿りついたのが「Kanata」のカウチンセーターです。ある意味の本物で価格は高いですがバイク用の服の中に着れば寒くないので紹介させて頂きます。外着でも良いです。 pic.twitter.com/5aMrsGaHBS
— shimahina (@shimahina80) December 12, 2022
Xでも好評のこちらのカウチンセーター、本当に暖かくて最高です!
KANATAはバンクーバーで生まれた手編みカウチンセーターのブランドです。
カナダ本国だけでなく、日本でも「カウチンセーターならカナタ!」と毎年品薄になるような大人気の老舗ブランドです。
伝統的なモチーフを主に全て手編みで作られています。
そもそも、カウチンセーターで使う糸の太さは太く、機械で編むには難しいのです。
あなたもKANATAのカウチンセーターを手に入れられたなら、周りの人に自慢でき、一目置かれる存在になること間違いなしです!
一方、カナディアンセーターは、カナダの伝統を尊重しながらも、現代風のモダンなデザインを取り入れているハイブリッドなハンドメイドのブランドです!
デザインやファスナーの部分にもこだわり、かっこいいデザインが多いので男性からとても人気があります。
カナディアンセーターは、白やグレー系をベースにしたものが多いです。
それも太い毛糸で厚地にそして丈夫に作られており、しっかりと脂肪分を抜かずにいる毛糸を使っています。
そのため、撥水性と防寒性どちらも高いため、こちらも人気のブランドとなっています。
まとめ
- カナダが原産のカウチンセーターは、本場カナダでは、本物認定制度があり、また、本物は自然のままの色合いなど特徴が4つある
- カウチンセーターは元々羊毛が持っている油脂成分を含んだ糸を使うため、独特の匂いがするため、本物と見分けるときは匂いを嗅いでみる
- カウチンセーターのオススメブランドはKANATAとカナディアンセーターの2つある
カナダで生まれたカウチンセーター、とても暖かく1枚持っていれば、本当に重宝しますよ。
おすすめブランドでぜひお気に入りの1枚を手に入れてみてください!
きっとあなたも最高の1枚を手にして、寒い冬を暖かく過ごせるようになるはずです!