あなたは、お持ちの天然石の種類やクオリティーについて、不安に思っていることはないでしょうか。
天然石の鑑別を依頼したいと考えているあなたは、こんなことに悩んでいませんか?
天然石の鑑別について依頼先など知ってみたい私が情報をまとめました!
天然石の鑑別を依頼してあなたの石に自信を持てるように情報をお伝えします!
鑑別を依頼する前に天然石の状態を自分で観察するとしたら、まずはよく観察するために拡大できるレンズが必要ですね!
こちらの宝石鑑別に使えるルーペなら、カメラでお馴染みのNikonのレンズを使用しているのでとても高性能です♪
プロも満足できる品質のルーペで天然石の様子を、鑑別する前に観察してみてください!
目次
天然石の鑑別を依頼する場所は専門機関と店舗と研究施設の3つ!
天然石の鑑別を依頼できる場所は「宝石の鑑別を行う専門機関」「ジュエリーやパワーストーンなどの天然石販売店」「鉱物の研究を行う施設」の3つがあります。
手元にある天然石や、これから購入しようとしている天然石が、本当に自分が考えている石の種類と同じなのか不安なあなた。
天然石とは、自然界に存在している全ての石のことです。
指輪についている宝石も、不思議な力があると言われるパワーストーンも、道ばたの石も、全て天然石です!
宝石やパワーストーンを購入するときに、石の種類は知っているけれど本当にその通りの石の種類なのか、確信が持てないことがありますよね。
何か信頼できる証明の方法はないかとお探しのあなたは、天然石の鑑別をしてみようと考えているのではないでしょうか。
一般の人も鑑別を依頼できる場所があるのなら、鑑別してもらって石の種類に自信を持っていたいですよね。
そもそも、天然石の鑑別をしてもらえる場所は、一体どこにあるのでしょうか?
そこで、天然石の鑑別を依頼できる場所はあるのかを調べて情報をまとめました!
天然石の中でも石の種類によってなんとなく住み分けがされているので、鑑別してくれる場所もそれぞれに別れているのですね。
あなたが鑑別してみたい天然石は、どの場所へ依頼したらいいかざっくりと確認できたのではないでしょうか?
あなたが依頼してみたい鑑別の依頼先について、もう少し詳しくご紹介します!
宝石の鑑別をする代表的な専門機関を紹介!GIAは信頼の証
天然石の中でも、宝石の鑑別を数多く行っている、代表的な鑑別の専門機関である「GIA米国宝石学会」「CGL中央宝石研究所」など4つをご紹介します。
天然石の鑑別の中でも、宝石の鑑別をを考えている方の割合はかなり多いのではないでしょうか。
ダイヤモンドをはじめ、様々な宝石で作るジュエリーに使われている天然石が、本物であるという価値は非常に重要です。
そのため、百貨店や高級ジュエリーショップでは販売する宝石をあらかじめ鑑別して、鑑別書を添付して信頼性を高めています。
私の手元にある宝石を、どこかにお願いして鑑別してもらえないかしら?
そこで、持ち込みでの鑑別ができる代表的な天然石の鑑別専門機関をご紹介します!
ご紹介している宝石の鑑別専門機関では鑑別書の発行ができるので、発行料金も合わせて記載しています。
国内の持ち込みで鑑別を依頼できる情報があった、代表的な専門機関を4つご紹介します!
<GIA 米国宝石学会>
世界最大の宝石学研究・教育機関として広く認められている非営利団体です。
国内の百貨店や高級ジュエリーショップでは、商品にGIAの鑑別書が付いていると表記していることが信頼の証になります。
鑑別書の発行は、天然石の大きさや種類によって変わり、15,000円〜110,000円ほどです。
<CGL 中央宝石研究所>
国内最大手の鑑別機関で、発行される鑑別書は公的にも信用があります。
特にダイヤモンドの鑑定では国内シェア1位となっています。
鑑別書の発行料金は、「ダイヤモンド鑑別書3,630円」「色石鑑別書3,960円」です。
<AGTジェムラボラトリー>
宝石学で世界的権威のある教育機関の日本支部で、厳正な中立の立場をとり、業界と消費者の保護と利益に貢献する宝石鑑別を行っています。
定期的に宝石学セミナーを開いていて、宝石の知識の普及にも努めています。
鑑別書の発行料金は、ダイヤモンド、色石ともに4,000円です。(会員価格などもあり)
<日独宝石研究所>
レアストーンなどの色石の鑑別に力を入れている鑑別機関です。
石の種類があらかじめわかる情報があれば、事前に鑑別にかかる料金の見積もりをしてもらえます。
直接施設に持ち込めるほか、宅配便や郵送などで送付して鑑定依頼もできます。
鑑別書の発行料金は、基本料金3,850円、ミニ鑑別書2,750円です。(会員制度あり)
鑑別書の発行料金の他に、天然石の鑑別を行う検査費用が別途必要です。
加工の有無など、石の状態によって鑑別できない場合もあります。
詳しい注意事項は鑑別機関へ依頼するときに必ず確認してください。
鑑別の専門機関へ依頼するメリットは、鑑別の結果が正確なことと、鑑別書によって証明がされることです。
費用はかかりますが確かな鑑別を受けることができるので、あなたの天然石に信頼性が担保されますね♪
天然石販売や買取の店に宝石鑑定士がいれば鑑別できる場合も!
宝飾品の買取専門店や、ジュエリーショップやパワーストーンなどの販売店に宝石鑑定士が在籍している場合は、天然石の鑑別をしてもらえる場合があります。
天然石の鑑別書がない場合や鑑別書を紛失してしまった場合にも、石の種類を知りたいですよね。
天然石の鑑別を専門機関にお願いするほどではないけれど、気軽に頼める場所はないかしら?
鑑別書を必ず発行して欲しいわけではない、でも石の種類が知りたいあなたに天然石の鑑別ができる場所をご紹介します♪
<通販サイトで鑑別依頼を代行してもらう>
パワーストーンやジュエリーの通信販売を行っているサイトの中には、自分の持っている天然石を持ち込んで鑑別機関への鑑別の依頼を代行してくれるサービスがあります。
通信販売の店舗なので直接持っていく手間もかからず、鑑別書を発行して天然石の種類などを証明してもらえます。
お店へ行かなくても鑑別書を発行してもらえるなんて、忙しいあなたも助かりますよね!
いろいろなサイトを調べてみましたが、依頼にかかる料金は5,500円〜10,000円程が多い印象です。
通販サイトによっては、自分のお店で購入した天然石以外は受け付けていないこともありますので、よく確認してください。
<宝石鑑定士が在籍している買取専門店や販売店へ持ち込む>
天然石の鑑別を行うための「宝石鑑定士」の資格を持った人が在籍している店舗で鑑別ができる場合があります。
宝石鑑定士とは、宝石の鑑別を行うための知識を身につけていると証明された資格を持った人のことです。
宝石鑑定士の資格には、日本国内のみで有効な資格と、国際的に認められた資格があります。
国際的に活躍することが認められている宝石鑑定士さんのほうが信用性が高いと言われています。
- ブランド品の買取専門店は持ち込みで鑑別してもらえる
持ち込まれた宝石の鑑別を買い取るために行っている買取専門店であれば、鑑別をしてもらえます。
買い取ることが前提で持ち込んで鑑別してもらい、鑑別後に買取価格が提示されます。
証明書などの発行はしてもらえないので、宝石の鑑別結果を直接伝えてもらいますが、鑑別書のような細かい内容ではありません。
天然石の種類や傷の有無などはわかりますが、鑑別の専門機関よりも鑑別内容は正確ではないです。
持ち込んだあなたが鑑別の結果に納得できるのであれば、買い取ってもらうこともできます。
気軽に持ち込めて、天然石の種類やお金で表す価値がわかる点が、買取店のメリットですね!
- ジュエリーやパワーストーンの販売店は持ち込みできるか確認が必要
宝石鑑定士が在籍している店舗でも、外部から持ち込んだ天然石の鑑別ができるかは店舗によって異なります。
せっかく店舗へ行っても、持ち込みの鑑別はできませんと言われてしまったら悲しいですよね。
必ず事前に店舗へ連絡して、持ち込みで鑑定ができるか確認してくださいね。
私の住んでいる地域には、ジュエリーのリフォームをしている店舗で鑑別を行っている例もありました。
あなたの近くの天然石を扱う店舗でも、鑑別を依頼できる場所を探してみると見つかるかもしれません!
通販サイトや買取店なら天然石を鑑別してもらえて、鑑別書を発行してもらったり、買い取ってもらったりできるので、あなたも気軽に依頼できますね♪
採取した天然石の鑑別を研究施設で受けられる場合がある!
天然石の中でも自然の中から採取した石の鑑別は、石の研究をしている施設で受け付けている場合があるので、情報があった3ヶ所をご紹介します。
自然に存在する天然石を採取することを趣味にしているあなたは、手元の天然石の種類を調べたいとお考えですよね。
僕が海に行ったときに拾った石のこと、知りたいな〜!
天然石の鑑別を行う場所は、主に宝石やパワーストーンなどを鑑別している場所が多いですよね。
自然に存在するままの状態の石を鑑別してくれる施設があれば、フィールドワークで採取した石も持ち込むことができますね!
そこで、自然の中から採取した天然石の鑑別を受け付けている施設の情報を、まとめてご紹介します!
<益富地学会館>
京都市にある公益財団法人が運営する石に関する博物館で、研究施設も併設されています。
石の鑑定では、肉眼による鑑定と専門の機器による検査分析を行っています。
肉眼での鑑定は1件30分で3,300円、また肉眼鑑定報告書を11,000円で発行できます。
専門の機器による検査分析では、3種類の機器を使ったさまざまな分析ができて、費用は分析内容によって異なり2,000円〜50,000円ほどです。
<フォッサマグナミュージアム>
新潟県糸魚川市にある、フォッサマグナ(糸魚川静岡構造線)に関する博物館です。
地学の知識を持っている学芸員さんが、イベントが開催されるときに肉眼で石の鑑定をします。
あなたが海岸や河原で拾ってきた石の名前を、学芸員さんが鑑定して教えてくれます。
石の鑑定イベントで鑑定してもらうためには、事前に抽選をして配布される「鑑定券」が必要です。
詳しい開催日や内容はフォッサマグナミュージアムのHPに記載されていますので、事前に確認してからお出かけください!
<日独宝石研究所>
宝石の鑑別を行っている研究所ですが、採取した天然石の鑑別もできる場合があります。
窓口への持ち込みと郵送でも受け付けてもらえて、事前に石の情報をお伝えすれば見積もりもできる場合があります。
石の標本は、サイズが大きいものや岩石のような鉱物が入り込んでいるものは鑑別が難しいようです。
石の名前には宝石名と鉱物名がありますが、こちらの鑑別機関は宝石の鑑別を行っているため、宝石名も記載されます。
施設によって天然石の分析方法に違いがあるため、気軽に名前が知りたいのか、詳しく分析したいのか考えて依頼先を選んでくださいね!
天然石には不思議なパワーがあると言われていますが、石にまつわる意味をご存知ですか?
組み合わせることで、良い効果を生み出す石の組み合わせについて知ることができる記事を読んでみてください♪
天然石の鑑別書で石を科学分析した内容がわかる!人工石も判別!
天然石の鑑別書は、石の種類や透明度などを科学的に分析した内容の証明書で、分析で人工と判明すれば人工石と書かれた鑑別書が作成されます。
天然石の販売店などで、商品に「鑑別書付き」と書かれているのをみたことがありますよね。
この鑑別書の内容について、あなたはご存知でしょうか。
鑑別書って、その石が本物である証だと思っています!
私にも鑑別書は石が本物であると証明しているというイメージがあります。
では実際の鑑別書とはどんなことを調べて、どんなことを証明しているのでしょうか。
分析した結果を記載するので、もし天然石だと思っていた石が人工だった場合には、「人工石」とわかる内容で発行されます。
検査された石が何者であるかを調べた結果が証明されるのが鑑別書なんですね!
では、発行された鑑別書には、どんなことが記載されているのでしょうか。
実際に鑑別書を見たことがない私が、記載されている内容を調べてみました!
例にしたルチルクォーツのブレスレットでは、天然クォーツと記載があるので天然石だとわかりますね。
ただ、摘要の部分に記載があるように、人工的に着色されていることがわかります。
天然石だと思っている石が、本当に天然石なのか知りたいときには、科学的に分析された証拠として鑑別書が有効となります。
あなたが天然石を購入するときには、鑑別書があったほうが石の信頼性が高いので安心できますね!
鑑別書は宝石全般の分析結果!鑑定書はダイヤモンドの品質証明!
宝石全般を科学的に検査分析した内容を記載するのが「鑑別書」、ダイヤモンドの品質を保証するために発行されるのが「鑑定書」なので、2つは別物です。
お宝鑑定とか宝石の鑑定とか、よく聞く「鑑定」という言葉ですが、天然石の世界では「鑑別」という言葉も使われていますよね。
ここまで鑑別書についていろいろ調べてきましたが、「鑑定書」というものも存在するはずではないでしょうか?
この前、母からダイヤモンドの指輪を譲り受けたときに、「鑑定書」が付いていたのだけど。
鑑別書と鑑定書は同じなの?
とてもよく似ている名前の鑑別書と鑑定書ですが、2つの違いについて宝石素人の私が調べました!
<鑑別書>
鑑別書には、宝石を検査して分析した結果が記載されています。
鑑別書が発行される対象となる石は「全ての宝石」です。
ダイヤモンドやサファイア、タイガーアイやメノウ、ガラスや人工石などなど、さまざまな宝石を対象に発行されます。
どんな石でも調べて検査した内容を教えてもらえるのですね!
<鑑定書(ダイヤモンドグレーティングレポート)>
鑑定書では、ダイヤモンドの品質を検査して証明する内容が記載されています。
鑑定書が発行される対象となる石は「ダイヤモンドのみ」です。
ダイヤモンドグレーティングレポートとも呼ばれていて、鑑定書では4Cと呼ばれるクオリティーの指標で評価され証明されています。
ちなみに4Cとは「色(coler)」「研磨(cut)」「透明度(clarity)」「重さ(carat)」のことです。
ダイヤモンドにも「鑑別書」はありますが、4Cについての記載はされません。
似ているようで全く別物の鑑別書と鑑定書について知っておくと役に立つ知識になります。
あなたに知識があれば、ダイヤモンドなのに鑑別書しかない?と違和感に気づけますね♪
知識はときに、身を助けることを実感できるかもしれません。
天然石を使ってアクセサリーを作るのは、難しそうに感じているあなたにこの記事を読んでいただきたいです!
お気に入りの天然石が活かせるピアスの作り方をわかりやすく基本から学べますよ♪
天然石の鑑定方法を3つ紹介!肉眼よりも科学的な分析が正確!
屈折率や熱伝導率など、天然石の特徴を利用して肉眼で鑑定はできますが、信頼できる鑑定方法は鑑別の専門機関で科学分析を行う鑑定です。
天然石を自分でできる鑑定方法で鑑定してみたいあなたは、その方法を探していますよね。
どこかに依頼せずに、自分で本物だと調べられたらいいのにな!
簡単な方法で天然石を鑑定できたら、手間がかからずに安心できますよね。
そこで、パワーストーンとして人気が高く、偽物も出回っている水晶の鑑定方法を調べてみました!
市場に出回っている水晶には、天然水晶、ガラス玉(練り水晶)、人工水晶があります。
まずは天然水晶とガラス玉を比較して判断する方法です!
天然水晶には結晶構造があるため、水晶を通る光が屈折して髪の毛が2本に見えます。
ガラス玉には結晶構造がないので1本に見え、本物の水晶ではないとわかります。
①同じ大きさの水晶とガラスを同時に氷の上に置く
②水晶のほうが早く氷が溶けていく
③同じ大きさの水晶の中で溶ける速度が遅ければ、ガラス玉だとわかる
水晶とガラス玉では熱伝導率が違うことを使って、水晶かガラスかを判断する方法です。
この方法なら、天然水晶とガラス玉を簡単に見分けられそうですね!
①偏光板を2枚用意して、間に水晶を挟む
②偏光板に虹色の光の輪が回転しているように映し出されたら天然水晶、映らなければガラス玉
水晶の中にある二酸化ケイ素の結晶が影響して、虹色の光が起こる現象なのだそうです。
ガラスには二酸化ケイ素の結晶がないため、虹色の光にはなりません。
この3つの方法であれば、あなたも比較的簡単に天然の水晶かガラスかを判断できそうですね!
次に、天然水晶と人工水晶を比較して判断する方法を調べてみました!
天然水晶と人工水晶は肉眼では判断できないため、専門機関で判別してもらうしかない!
天然か人工かの判断は、肉眼ではプロでも見分けがつかないため、専門の場所で鑑別してもらうしかありません。
人工水晶を作る技術がだんだんと巧妙になっていて、見た目だけでは判断が難しくなっているようです。
専門機関で鑑別してもらった鑑別書の内容の違いで、天然水晶かガラス玉か人工水晶か判別できます。
しっかりと分析された鑑別書の鉱物名で確認すると、天然か人工か合成かがわかるんですね!
人工水晶は自然の中で水晶が出来上がる過程を、人工的に再現して作っているので非常に精巧にできているそうです。
そのため肉眼では判別ができず、科学的な分析でないと鑑別ができないのですね。
肉眼で鑑定する方法を知っていても、本当に当たっているのか不安な場合もあるかもしれません。
どんな天然石でも、鑑別をしている専門機関へ依頼したほうが安心できるかもしれませんね!
ちなみに一般的なパワーストーンの通販では、大量に入荷した天然石の一部を鑑別依頼に出すんですよ。
鑑別書付きと書いてある場合は、同じ仕入れ先の石の鑑別書がついているということです。
商品ひとつひとつ全部を鑑別しているわけではない、ということをご理解ください!
宝石への加工に適した原石を買取の実績ある店舗に依頼して鑑定!
宝石に加工できる原石は、買取の実績がある店舗へ依頼すると加工しやすさやクオリティーを基準にして鑑定してもらえます。
天然石の中には、加工する前の原石の状態で購入できるものもあります。
原石とは、磨いて宝石に加工する前の状態の天然石のことです。
手元に原石の状態の天然石がある場合は、鑑定してもらえるのでしょうか?
加工後の天然石の鑑別とは違う、原石の鑑定ができる場所について調べました!
ブランド品などの買取専門店で、宝石の原石を買い取っている場合があり、在籍している宝石鑑定士が鑑定をして価格の提示をしてくれます。
ジュエリーを取り扱う専門店でも原石を買い取っている場合があり、ブランド買取店よりも宝石の専門性が高い鑑定が期待できます。
どちらにしても、宝石鑑定士によって結果が異なることもあるので、複数の場所で鑑定してもらうほうが安心です。
鑑定に持ち込む際に買取の需要がある、原石の鑑定ポイントをご紹介します!
<ダイヤモンド>
ダイヤモンドの原石には3種類あり、それぞれに評価が違います。
- ソーヤブル・・・希少な原石なので、最も高額で鑑定される
- メイカブル・・・品質が不安定だが、磨き方で美しく仕上げられる
- ニアージェム・・・宝石にはなりにくいので、工業用の加工に使う石になる
鑑定の評価が原石の種類によって変わるため、複数の場所で鑑定してみるのが良いですね。
<アメジスト>
色味や傷の有無が評価され、原石の産出国によって品質に違いがあります。
- 透明感があって濃い紫色のほうが、価値が高い
- 表面に傷が入りやすいので、評価に影響が出る
ブラジル産は黒っぽい紫色、ウルグアイ産は美しい紫色の中に色だまりがあるなど、鑑定時の評価ポイントが違います。
<翡翠(ヒスイ)>
日本でも古来より珍重されている宝石で、新潟県の糸魚川周辺をはじめ、各地で産出します。
糸魚川翡翠は、海岸や川の河口付近で自然に打ち上がった翡翠を採取できます。
- 透明度が高い石が評価され、「ロウカン」と呼ばれるエメラルドグリーンの石は最高級品
- 硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)があるが、硬玉が高額で鑑定される
- 羊脂白玉と呼ばれる半透明の軟玉の翡翠は、貴重なため非常に高価
着色処理などの加工がされている場合は、鑑定の評価が下がるので注意が必要です。
原石で買取している店舗では、鑑定してもらった後に金額など納得できていればそのまま買い取ってもらえます。
あなたの天然石も原石のままで持っているよりも、宝石に加工した方が価値が上がるかもしれませんよね♪
鑑定ができる場所も鑑定方法も知ることができたので、持ち込んでみて価値を知ることから始めてみてはいかがでしょうか!
まとめ
- 天然石の鑑別を依頼する場所は「宝石の鑑別を行う専門機関」「天然石の販売店」「鉱物の研究を行う施設」の3つ
- 天然石の鑑別書は科学的に分析した内容の証明書で、分析結果で人工と判明すれば人工石と書かれた鑑別書が作成される
- 屈折率や熱伝導率など、天然石の特徴を利用して肉眼で鑑定できるが、信頼できる鑑定方法は鑑別専門機関での科学分析
天然石という言葉の中には、宝石、パワーストーン、岩石、鉱物と様々な要素が含まれているので、鑑別を依頼する場所もいろいろあるのですね。
鑑別の専門機関で科学的に分析して発行される鑑別書は、宝石やパワーストーンの信頼性を高めるためには重要な証明です。
鑑定方法は肉眼で行ったり科学的に行ったりと違いがありますが、天然石を鑑別して価値を示すことは、あなたにとって有益なことですね♪
天然石の鑑別を依頼せずに自分でしてみたくなったあなたに、必要な機材として宝石鑑別用のルーペをご紹介します♪
信頼性の高いNikonのレンズを使用しているルーペで、天然石の透明度や色相、不純物などの確認をしてみてください!
折り畳むと4㎝ほどのコンパクトな商品だから、メール便なら送料無料で届いてお得です♪