アメカジスタイルの定番アイテムであるカウチンセーターは年齢に関係なく、さまざまな系統のメンズコーデに応用できます!
ちょっと変わった形のカウチンセーターは、どうしたらかっこよく着こなせるのか悩んでいませんか?
カウチンセーターはそのシルエットから、ご年配が着ているイメージがありますよね。
そこでカウチンセーターを取り入れたかっこいいメンズコーデを紹介します。
本記事では、カウチンセーターを使ったメンズコーデや、野暮ったくならないコツ、ダサいと言われる由来を詳しくご紹介します。
ぜひこちらを読んで、あなたなりのカウチンセーターのおしゃれな着こなしを発掘してみてはいかがでしょうか?
カウチンセーターでコーディネートを組もうとしているなら、チェックシャツを合わせてみてはいかがでしょう。
こちらは裏起毛なのでカウチンセーターと一緒に着れば最強の防寒になります!
15色展開なので、ついついイロチ買いしてしまいそう!
目次
カウチンセーターはメンズコーデを大人リッチにする
カウチンセーターは大人リッチなメンズコーデを叶える冬の定番アイテムです。
ざっくり編んだローゲージニットが織りなす大ぶりなノルディック柄が特徴のカウチンセーターは、一枚で簡単に大人の余裕を醸し出してくれます。
なぜそれが可能なのか、カウチンセーターの特徴を紐解いていきましょう。
- アメカジ定番のニット
- まとまりのあるタイトめなシルエット
- 上質な郊外感
- アメカジ定番のニット
世界でアメリカンカジュアル、通称アメカジが流行った80年代にカウチンセーターは普及しました。
山を感じさせる幾何学模様や動物の模様はかわいくなりすぎず、かといってキメすぎない、肩の力が抜けたおしゃれを実現します。
- まとまりのあるタイトめなシルエット
大人のメンズコーデを目指すならカジュアル路線は難問!ですが、カウチンセーターはその突破口です!
シルエットにダボつきがなくボトムスを隠さないほどの絶妙な着丈がメンズの体のラインにフィットします。
男性ならではの体格を活かしてくれるので意外とスタイリッシュな印象になるんです!
- 上質な郊外感
郊外感とはどういう意味?
はっきりと定義はされていませんが“都会感”と言うのはイメージしやすいんじゃないでしょうか?
うってかわって郊外感とは、都会のどまんなかのようなゴージャスさやラグジュアリー感はないにしろ、砕けすぎない上質な雰囲気を表しているのではないかと思われます。
カウチンセーターはまさに郊外感をまとえる上質なアイテムです!
そもそも本物のカウチンセーターは特別な羊毛を使用してハンドメイドで製造されているので高価なんです。
特別な素材で丁寧に作られているから、正しく着こなせば上質な仕上がりになるのも納得。
以上の理由から、カウチンセーターはメンズの大人リッチにふさわしいアイテムと言えます。
カウチンセーター購入を検討しているけれど、高価と聞いて悩んでしまいましたか?
以下の記事では相場はもちろん、カウチンセーターの入手方法、安く購入する方法などもご紹介しています。
素材やブランドによって価格もかなり上下しますから、知っておけばお得にお買い物できますよ♪
アイテムとの組み合わせ次第でコーディネートは七変化
カウチンセーターは大人コーデのみならず、ファッションアイテムとの組み合わせ次第で王道のアメカジから、ヴィンテージルックなど、さまざまなスタイルを楽しめます。
カウチンセーターって…おじさまっぽい…かも
わかります、いかにもおじさまが着て別荘で冬の休日をのんびり過ごしている、そんな印象を抱きます。
ですが、それはスタンダードな着こなしをすればの話で、ほかのアイテム、ボトムス・インナー・シューズなどの組み合わせで、いかようにもなります。
説明を聞くよりも見るが早いですから、カウチンセーターを取り入れたメンズコーデをご紹介します。
コーデを見ればカウチンセーターのイメージが変わり、新たなジャンルへ挑戦するきっかけになるかもしれません♪
- シンプルな白シャツ×アイスブルーデニムでアメカジの王道スタイル
ジェームズ・ディーンを彷彿とさせる白シャツとデニムで合わせれば軽めの本場アメカジファッションが完成!
白シャツとデニムの色はだいたい決まっていますから、カウチンセーターの色と柄で遊んでも悪目立ちしません。
- デニムシャツに羽織ってヴィンテージ感強めのアメカジスタイル
カウチンセーターはアウターとして分類されているほど身幅にゆとりのある形状なので、厚手のデニムシャツを着たってキツキツになりません。
ほかと被らないコーデをお探しなら、デニムシャツをチラ見せして、素材と色のバラエティで遊んでみると、古着寄りのヴィンテージルックになります。
- 黒ベースでシックなウィンターファッション
インナーとボトムスが黒一色でも、複数の色の組み合わせで編まれていることが多いカウチンセーターを羽織れば、手抜き感は出ません。
黒ずくめにするとその気はないのに、攻めたキザな印象を与えかねませんが、ほどよくその輪郭をぼかして柔らかく仕上げてくれます。
タイトなボトムスと合わせると上半身との強弱がついてより大人な印象に。
- ワイドパンツとポップな柄でスクールモード
シルエットがワイドなパンツとも相性が良いカウチンセーター。
ポイントはちょっと着丈が長め&ポップな柄のカウチンセーターを合わせること。
若者ならではのストリートでアンニュイな雰囲気を出しつつ、決してだらしなくはならない上級者コーデ!
本物のカウチンセーターは特殊な羊毛でできている
本物のカウチンセーターは油脂成分を含んだ羊毛が素材の、撥水性・防寒性に優れた、伝統的な防寒着です。
素材や製造方法などからカウチンセーターには、本物とそうでないものがあります。
え!偽物があるの?!
偽物ではありません!カウチンセーター風のカーディガンです!
カウチンセーターは、素材は羊毛、製造はハンドメイド、と伝統的な手法で作られたものがある一方、コストやトレンドを考慮され現代風にアレンジされたものもあります。
決して模造品というわけではなく、カウチンセーターの形状や特徴を取り入れた、カウチンライクなカーディガンと言えます。
本場のカウチンセーターにこだわりたいあなたには以下の記事をおすすめします。
本場カウチンセーターってどんな匂いがすると思います?気になったあなたはぜひチェック!
本物かと思って購入したものがカウチン風カーディガンだったら、幻滅してしまうかもしれません。
お安くはない買い物ですから、情報は手広く収集しましょう♪
小さめサイズとシンプルインナーでかっこよく決まる
サイズとインナー選びを注意すれば、簡単にカウチンセーターをかっこよく着こなせます。
カウチンセーターをかっこよく着るコツを2つ紹介します。
どちらも失敗しないための対策なので、決して正解というわけではありません。
コーディネートに迷ったあなたへ、参考としてお届けします。
- カウチンセーターのサイズは小さめをチョイス
- インナーに迷ったら無地シャツ&ハイゲージニット
そのすぼまったシルエットから、野暮ったい仕上がりになってしまうんじゃないかとお悩みのあなたには小さめサイズのカウチンセーターをおすすめします。
カウチンセーターはそのほとんどがラグランスリーブの形状をしています。
ラグ…ラン…スリーブ…
ラグランスリーブというのは、衣服の肩の切り替え位置が襟元にあるタイプの袖、を指しています。
ということは、肩幅がいつもより少し華奢に見えるということ。
ですが、袖は重ね着できるほどゆとりのある作りになっています。
肩は華奢、腕は太い、つまりカウチンセーターは着ると、ずんぐりむっくりなフクロウのようなシルエットになるということ。
このカウチンセーターの特徴をうまく活かせてないことが野暮ったく見えてしまう由来なのです。
スタイル良くないから、僕には似合わなそう…
そんなときは、思い切って小さめサイズを選びましょう。
アウターとしての役割が多いので大きめのサイズを選びたくなるでしょうが、そうすると図体が大きく足が短く見えてしまいます。
なので、サイズはピッタリもしくは小さめを推奨します。
小さめを選べば上半身がコンパクトな印象になるので、むしろ体型カバーの効果も期待できますよ♪
そのうえインナーは、無地のシャツやカットソー、ニットだったらハイゲージにすれば失敗が少ないです。
カウチンセーターは大きめのガシャガシャした柄が持ち味なのでインナーが柄ものだと組み合わせが難しくなります。
悩んだら無難に白シャツ、ワイシャツ、と覚えておきましょう!
防寒機能を高めたいならばニットをなかに着てもいいですが、大切なポイントはハイゲージであること。
ハイゲージは、目が細かいことだね!
その通り!ニットの目が粗いものをローゲージ、細かいものをハイゲージと言います。
カウチンセーターはローゲージなので、インナーのニットもローゲージにしてしまうと、少しうるさくなってしまいます。
それはそれで主張の強い、派手なコーディネートができますが、落ち着いたファッションを目指すならば、避けたほうが無難です。
ハイゲージのニットはおおむね控えめでスタイリッシュな印象を与えるので、カウチンセーターとケンカせずに引き立てあってくれるはず!
カウチンセーターがダサいのは流行り廃りがないから
カウチンセーターは流行り廃りのないデザインですが、その伝統的なシルエットがダサいと評価されがちです。
伝統的なファッションアイテムであるがゆえ、古臭い印象を抱かれてしまうようです。
さらに、アメカジのイメージが強いため、オールマイティーに使いづらいという苦手意識もあるのかもしれません。
すべてまぎれもない事実なので、そもそもカウチンセーターとは、“余裕のある大人の伝統的なアメカジセーター”なんだと思ってください。
ですが、かといってダサいかどうかは別問題です。
どれもカウチンセーターが持っている良さなので、前述したように、コーディネートするアイテム次第で大人かっこいいファッションになります!
むしろ、流行ではない、けれど廃れているわけでもない、ということなので一部の「ダサい」という評価は気にしなくていいかもしれません。
ダサいかどうかは人それぞれの感じ方の問題かな?…と私は思っているので、素直に好きなもので楽しみましょう♪
カウチンセーターを寒いと感じるのは新品だから
カウチンセーターは卸したての新品の場合、風が編み目を通って「寒い」と感じることが多いです。
とても大事な防寒着としての機能を掘りさげましょう。
本場で製造されたカウチンセーターの素材は羊毛、なおかつ油脂成分(ラノリン)を含んでいるため、より保温効果が高いです。
ですが、新品の場合、まだその防寒性が低い状態です。
と、いうことは、これから高くなるってこと?
そうなんです!使えば使うほど保温性が高まります!
なぜかというと、セーターはすべてに言えますが、使うたびに毛羽立って毛玉ができます。
この毛羽立ちが発生したとき、防寒性がグッと上がるんです。
細かな毛ができることで、編み目の隙間が埋まっていき、風が通りづらくなっていきます。
そうやって本来のカウチンセーターの優れた防寒性に達していくんです。
じゃあ、最初はしばらく寒いのか。
私は着たことがないのでレビューはできませんが、寒いと言ったって、素材は羊毛のセーターです。
冬将軍が訪れる前の気温であれば十分、寒さは防げるでしょうし、カウチンセーターの上にコートを羽織ることもできます。
よって、カウチンセーターは防寒性が低いという可能性は極めて低いでしょう。
まとめ
- カウチンセーターは大人リッチなメンズコーデを叶える冬の定番アイテム
- カウチンセーターは流行り廃りのないデザインだが、その伝統的なシルエットがダサいと評価されがち
- カウチンセーターは卸したての新品の場合、風が編み目を通って「寒い」と感じることが多い
本場のカウチンセーターはメンズやレディースに分類されていないユニセックスなので、一枚あればカップルで、夫婦で貸し借りできちゃいます。
パートナーにプレゼントをお探しであれば、奮発してカウチンセーターを贈ってみてはいかがでしょう?
メンズっぽいシルエットと思われがちですが、女性が着るとゆるっとしたエスニックコーデができあがってかわいいですよ♪
カウチンセーターお得意のアメカジコーデを完成させるなら、抜群のチェックシャツがあります!
ヘビーウェイト生地なのでヴィンテージファッションやストリート系にも応用できますよ。
インド産コットンを100%使用しているので、長く愛用できる商品です!