正しい姿勢が取れると人気のバランスチェアですが、膝をつく独特な座り方で実は膝に悪いのでは?といううわさがチラホラ。
特にお子さんがいるご家庭では、使うことで子供の膝に悪い影響が出るのではないかと心配になりますよね。
そこで2人の子を持つ私が、バランスチェアを使うことで膝に悪い影響があるのかを調べてみました。
あなたもこの記事を読めば、ご自身やお子さんにぴったりのバランスチェアを見つけられるようになりますよ♪
テレワークが広がり、運動する機会も減ってきました。
そんな中だからこそ、仕事や勉強中も姿勢を良くして体幹を鍛えていきたいですよね。
こちらの商品は自然なS字の姿勢を取れて、バランス機能を活性化することができるので座ったままで過ごす方にはぴったりです。

目次
バランスチェアが膝に悪い影響を与えることはない!座り方が大事!

バランスチェアの膝置きはクッション性があることに加え、正しい座り方をすれば膝に悪い影響を与えることはありません。
バランスチェアとは、座面と膝置きだけがあるイスで、座ると背骨がS字の状態になって正しい姿勢を維持することができます。
特徴として座面が斜めになっているので、座ったときに前傾姿勢になりバランスが取れた姿勢を取りやすくなります。
人間工学に基づいて設計されたスゴいイスなんです!
このバランスチェア、実は日本人の正座に近い姿勢をと、ノルウェーで作られたものが始まりだそうです。
海外の方が日本人の姿勢を参考にしてくれていたなんてうれしいですよね。
バランスチェアは膝あてがあることで、体重がかかって膝に悪い影響を与えるのでは?と言われていますがそんなことはありません。
膝あてとは言いますが、実際のところ膝をあてるわけではなく、多くがすねの部分が当たる構造になっています。
また、膝あて部分もクッション性があるので膝に悪い影響はありません。
バランスチェアは座面に90%、膝あてに10%の割合で体重が乗るのがベストな座り方とされています。
お尻で体重を支え、膝あて部分はすべっていかないようにするという感覚で座るのが良いようです。
もしあなたがバランスチェアを使って膝を悪くしたのなら、それは間違った座り方をしていたと言えるでしょう。
バランスチェアの使用をやめる前に、もう一度座り方が正しいのかを確認してみてくださいね。
バランスチェアで腰痛は悪化しないが反り腰の人は要注意!

バランスチェアは正しい座り方をすれば、腰痛が悪化することはありません。
むしろ普通のイスのほうが猫背になりやすく、腰痛を悪化させることがあります。
バランスチェアは姿勢を良くし体幹も鍛えられるので、使用するうちに腰痛も改善する効果が期待できます。
一方でバランスチェアは姿勢がよくなりますが、バランスを取って座るため体幹や筋肉がしっかりしていないと、長時間の使用はつらくなってきます。
もともと姿勢が悪い方や筋肉の少なめな方は、バランスを取るために普段使わない筋肉を使うことになりますので、初めのうちは背中など筋肉痛になるかもしれません。
中でも反り腰の方は背中のS字がきつめの傾向がありますので、背中が反りすぎてしまう危険もあります。
せっかく買ったイスであなたの体を痛めてしまったら悲しいですよね。
ご自分の体の癖を知りながら、短めの時間からスタートして様子を見ながら使用するのをおすすめします。
こちらの記事はストレートネックの原因と治し方について書かれています。
ストレートネックも姿勢が原因で起こる可能性がある病気の一つですよね!
自分の普段の姿勢がどんな影響を与えるのか気になる方はこちらも参考にしてみてください♪
バランスチェアを子供が使うデメリットはサイズ調整が必要なこと

バランスチェアは身長や体形に合わせて選ぶ必要があるため、成長とともに子供に合うサイズに買い替えも検討しないといけないというデメリットがあります。
子供はいつも背中を丸めていたり本との距離が近すぎたりと、親から見た子供は気になるところがいっぱいです。

姿勢の悪さが気になるのよね。
子供は集中すると前のめりになり、姿勢がどんどん悪くなってしまいがちです。
注意してもなかなか直らないのが親としては悩みどころですよね。
そんな姿勢の悪いお子さんも、バランスチェアを使えば姿勢も良くなり勉強に身が入るようになります。
そこで、バランスチェアを子供が使うメリット・デメリットをまとめてみました。
姿勢がよくなり、使い続けるうちに良い姿勢を維持できるようになるというのは前述したとおりです。
人間工学に基づいた設計なので、自然と姿勢がよくなり体幹も鍛えられます。
姿勢がよくなると呼吸がしやすくなり脳に酸素が行き届くようになるので、集中力も上がると言われています。
さらにバランスチェアに座ると机から一定の距離を保つことができるので、視力の低下も予防することができるそうです。
成長期の子どもにはぴったりなイスと言えますね♪
デメリットとしてはやはり前述したとおり、バランスを取るように姿勢を取るため、慣れるまでは長時間の使用は向いていないということです。
座る時間を少しづつ増やしながら使用していくといいでしょう。
また、バランスチェアは少し足を開いて座るため、幅広の種類が多いです。
そのため学習机にバランスチェアが収まりきらずにスペースを取ってしまうことが多々あります。
使用する部屋にスペースがあるか、机に収まるサイズかなどサイズを測ったうえでの購入をおすすめします。
そして最大のデメリットというと、子供の成長に合わせたサイズ選びです。
バランスチェアは身長や体形に合わせて選ばないと効果が発揮されません。
成長期の子供は身長も体形もあっという間に変化していきます。
サイズ調整のきかないバランスチェアを買ってしまうと、子供の成長に合わせて何度も買い替えないといけないという事態に陥ってしまいます。
購入するときは子供の成長も考慮して選ぶことをおすすめします。

さっそく子供と一緒にバランスチェアをチェックしなきゃ!
バランスチェアで後悔しないためにはお試しが一番!

バランスチェアに限らず、自分に合ったものを選ぶときはお試しするのが一番の近道です。
バランスチェアは安いもので1万円前後から購入できますが、高いと10万円を超えるものもあります。
決して安くない買い物だからこそ、後悔しないものを選びたいですよね。
後悔しないためには、やはり実際に店頭で座ってみるのが一番です。
バランスチェアは自分の体に合ったものを選ぶことが何より重要です。
近くに販売店がある場合は、店頭で実際に座って試してみましょう。
インターネットなどの通販サイトで簡単に購入もできますが、本当に後悔しないためには販売店に出向くことも検討してみてくださいね♪
- 高さ調節ができるかどうか
- 膝あての大きさ、柔らかさは合っているか
- 背もたれがあるかどうか
- 置くスペースに合っているか
- 高さ調節ができるかどうか
繰り返しになってしまいますが、バランスチェアは自分の身長・体形に合わせて選ぶことが何より重要です。
勉強や読書でなどで机とセットで使う場合はなおさらです。
机とバランスチェアの高さがあっていないと、姿勢がよくなるどころか悪くなってしまう恐れもあります。
例えば机の高さに比べてバランスチェアが高いと、前かがみになりすぎて猫背になってしまいます。
せっかくバランスチェアで姿勢を良くしようとしたのに、逆に悪くなってしまっては元も子もないですよね。
これは子供が使う場合も同様です。
成長期の子供はあっという間に身長も伸びて、バランスチェアのサイズも小さくなってしまいます。
そんな時高さ調節機能がついているバランスチェアなら、成長に合わせてサイズを変更することができます。
バランスチェアによっては対応身長が決まっているものもありますので、そちらも必ずチェックするようにしてください。
- 膝あての大きさ、柔らかさは合っているか
バランスチェアを長時間使う方や膝やすねの痛みが気になる方は、膝あての大きさや柔らかさもチェックしましょう。
バランスチェアは足を少し開いて使います。
そのため自分の座ったときの足の位置が膝あてに収まっているか、ちょうどいい位置に当たるかも見ておきましょう。
もともと足に痛みのある方や、使うときに痛くなるのが心配という方は、低反発などクッション性の高い素材を使っているかも選ぶポイントになります。
低反発などのクッション性の高い素材なら、膝が痛くなる心配もないので、あなたも安心してバランスチェアを使うことができますね。
バランスチェアの種類によっては、膝あてが広くあぐらをかくこともできるイスもありますので、自分の好みに合ったイスを選ぶことをおすすめします。
- 背もたれがあるかどうか
バランスチェアは背もたれがないものがほとんどですが、背もたれ付きのものも存在します。
基本的に前傾姿勢で使うものなので、背もたれがなくても大丈夫です。
しかし、使いはじめや休憩したい時など、背もたれに寄りかかってリラックスしたい!という方は、背もたれ付きのものを検討してもいいかもしれません。
リビングなどでリラックスするときに使える、ロッキングチェアタイプもありますよ。
こちらも使用環境に合わせて、お好みで決めてくださいね♪
- 置くスペースに合っているか
バランスチェアは膝あてがついているため、一般的なイスよりもサイズが大きい傾向にあります。
そのため、学習机に収まらない、スペースを取るといったことが起こります。
置いて邪魔にならないか、机にはきちんと収まるかなど、使う予定の場所とイスのサイズを測ったうえでの購入をおすすめします。
体に良い影響を与えるのも悪い影響を与えるのも、あなたの選び方次第です。
バランスチェア選びで後悔しないために、ぜひ上記を参考にしてみてください。
リビングではゆったり座ってリラックスしたい!という方にはこちらの記事がおすすめ。
カウチソファーのおすすめも紹介しているので、おうちの中に素敵なくつろぎ空間を作るのに役立ちますよ♪
バランスチェアおすすめ5選!超有名バランスイージーも紹介!

バランスチェアのおすすめは、バランスイージーやニトリの北欧風スタイルチェアなど5つあります!
その中から私が選んだおすすめ5選を紹介します。
- バランスラボ バランスイージー
娘の椅子来たよ~😆
— COROCORO (@korokoro0112) April 6, 2023
私が座っても背筋伸びる✨#バランスイージー pic.twitter.com/UUVgy7ig01
高品質のブナ材のみを使い、木の部分は安心の10年保証がうれしいこの商品。
専用カバーも種類が豊富にあるので自分好みのイスにすることができます。
膝クッションの高さを7段階で調整でき、110㎝の子供から180㎝の大人まで使うことができます。
また、ネジ一本、部品一個から追加購入ができるのもうれしい商品です。
- ニトリ 北欧風スタイルチェア
座面高さ無段階調整機能が付き、座面奥行き調整(2段階ビス止め)も可能のため、低学年の子供から一般ユーザーまで使うことができます。
学習机に収納しやすいコンパクト設計なので、置くスペースにも困りません。
1万円台で購入できるのもうれしいポイントです。
- イーサプライ(esupply) バランスチェア EEX-CHB03
前方から両サイドまでカバーする大きな膝あてが特徴的なバランスチェア。
通常のバランスチェアの使い方に加え、あぐらをかいたり片膝を立てたりといろんな姿勢を取ることができます。
厚さ約8㎝もある膝あては、膝やすね部分の負担をやわらげてくれる期待大。
また49~61.4㎝までの高さ調整機能も付いていて、レバー操作なのも簡単でうれしいですよね。
キャスター付きなので、移動する際も便利です。
- 宮武製作所(MIYATAKE) プロポーションチェア CH-88W
横幅48.5㎝で、学習机にも収まるサイズ。
前後に動くキャスター付きで子供でも移動が楽にできます。
高さ調節機能も付いていて、子供から大人まで使用可能です。
お子さんが使うときは膝あての補助クッション(別売り)もあるので、さらに身体に合わせた調整がしやすいのが◎。
替えカバーの色も豊富です。
- Balans® (KOKUSHIN) 5064 balans® study
日本人の身体に合うように長年の研究を経て、約40年間愛され続けているバランスチェア「Balans®」がLOWYAに新登場!🆕
— LOWYA(ロウヤ) |家具・インテリアのオンラインストア【公式】 (@lowya) April 12, 2022
バランスチェアに座った際の腰椎カーブは、直立姿勢に近い自然なS字型が保て、筋肉の緊張を解き腰や背中の負担を軽減します。
▼アイテムをチェック!https://t.co/xJfZi7KAKY pic.twitter.com/F9gFFGaJgf
日本人の体に合うように長年の研究を経て作られたバランスチェア。
従来のバランスチェアよりコンパクトでシンプルな設計で、学習イスに適しています。
座部と膝うけ部が各3段階で角度調整ができ、座面の高さも約7㎝の調節が可能です。
130㎝の子供から大人まで使用することができます。
この他にもいろいろなタイプのバランスチェアが発売されています。
多くの商品を見比べて、ご自身に合ったイスを見つけてくださいね♪
まとめ

- 正しい座り方をすればバランスチェアが膝に悪い影響を与えることはない
- バランスチェアを子供が使うデメリットはサイズ調整
- バランスチェアで後悔しないためにはお試しが一番!
自分の身体に合ったバランスチェアを使い正しい座り方をすれば、膝に悪い影響も出ずに良い姿勢が維持できるということがわかりました。
多くのバランスチェアは高さ調整機能がついているので、子供も大人も安心して使うことができます。
バランスチェアは膝に悪いと決めつけず、どんなイスが自分に合っているのかをお店に探しに行ってみるのもいいかもしれませんね。
こちらの商品は膝クッションの高さ調整機能がついているので、子供から大人まで使うことができます。
専用カバーも種類が豊富なので、男女問わず自分好みのイスにすることができます。
お子さんの入学・進級祝いにもぴったりですよ♪
