高品質で優れた機能性、そして男女関係なく使えておしゃれ…グレゴリーのバッグにはたくさんの魅力が詰まっていますよね。
アナタは今、お持ちのグレゴリーが加水分解でボロボロになってしまい困っていませんか?
せっかくお気に入りのだったのに、加水分解のせいでもう使えないなんて悲しすぎますよね…。
そこで今回は、加水分解が起きてしまったときの対処法を調べてみました!
重曹水のお手入れでグレゴリーが復活したら嬉しいですよね♪
記事の後半では、加水分解しないリュックの紹介もいたします!
重曹は、いろんなところをキレイにできる、お掃除には欠かせないアイテムです!
電子レンジの中のこびりついた汚れや、フライパンの裏の焦げなど、重曹を使えばピカピカに落とせますよ♪
中身は1kgとたっぷり入っているので、これだけあれば思う存分お掃除ができますね♪
目次
グレゴリーが加水分解でボロボロに!対処法は重曹水に漬け置き
お手持ちのグレゴリー、加水分解で防水コーティングがボロボロ・ベタベタになってしまったら、重曹水への漬け置きでキレイにできます!!
(グレゴリーのデイバッグ、加水分解してきたな…そろそろ替えどきか…)
え、なにこれ! このリュックなんかベタベタしてるし、…しかもクサイよ!!
そーゆうもんなの! まあ一回、噂の重曹水漬けやってみるかぁ~。
グレゴリーに限らず言えることですが、防水加工の施されたリュックは、経年劣化で加水分解が起こります。
加水分解とは、水が反応物や化合物の結合を切ることによって化学的な変化を引き起こす過程の化学反応のこと。
この加水分解はウレタン素材の劣化によっておこる現象で、長年使っている場合は避けて通ることはできません。
加水分解が進むと、素材がボロボロになったり表面がベタベタするようになったりします。
なかには、「ほとんど使ってなかったのに、久々にひっぱり出したらベトベトになっててびっくりした!」という声も少なからずあります。
せっかくのグレゴリーが、ほとんど使えないまま加水分解を起こしていた…なんて悲しすぎますよね。
防水コーティングが加水分解してしまったグレゴリーは、重曹水への漬け込みでキレイになるので、ご安心ください!!
手順を解説していきますので、ぜひチェックしてお手持ちのグレゴリーを復活させましょう♪
ちなみに、普段のお手入れ方法や汚れてしまったときの洗濯方法についてはこちらの記事で詳しく解説しておりますので、合わせてチェックしてみてくださいね!!
加水分解したコーティングを重曹水で落とす手順
加水分解したコーティングを落とすには、重曹水への漬け込みとブラッシング、あとは干すだけという簡単な手順で完了します♪
重曹とブラシがさえあれば、誰でも簡単にグレゴリーをキレイにすることができます!
では実際に、加水分解してしまったグレゴリーの防水コーティングを落とす手順を解説してまいります♪
①重曹水に一晩漬けこむ
まずは、ボロボロになってしまっている防水コーティングを溶かす工程です。
コーティング部分が浸るほどのお湯の量に、重曹を溶かして重曹水を作ります。
お湯の温度は40~50℃ほどのぬるま湯で、重曹の量はお湯100mlに対し大さじ2杯程度でOK。
重曹は自然由来の優しい成分なので、もし重曹水の濃度が濃くなってしまっても生地が傷む心配がないので安心ですね。
お湯はお風呂の残り湯を使い、浴槽の中で漬け込みをすれば、手間が省けて一石二鳥です♪
コーティング部分を露出させた状態にし、重曹水に一晩漬け込みます。
②こすり洗いする
一晩漬けこむと防水コーティングが溶けているので、その部分をブラシなどでこすり洗いをします。
使うブラシは100均などで売っているお掃除用の物や、細かい部分は古い歯ブラシなどを使うといいです。
また、ブラシを使うのもいいのですが、生地同士をこすり合わせて揉み洗いするのが一番効率がいいという口コミもあります。
ただその場合は、生地がヘタったり傷んでしまったりするリスクも少なからずあるので、判断はお任せいたします。
③必要であれば、再度漬けこみをする
こすり洗いをしてみて落ち切らないコーティングがある場合は、再度重曹水を作り、もう一晩漬けこみをしてみましょう。
④陰干し
コーティングが大体落とせたようなら、水気を切り陰干しをします。
リュックを絞るのは大変なので、洗濯ネットに入れ洗濯機の脱水モードで水気を切るのがおすすめです。
脱水時間が長いと傷む可能性があるので、時間は短めに設定し、様子を見ましょう。
水気が切れたら、風通しのいい場所で陰干しをします。
⑤落ち切っていないコーティングをこすり落とす
乾いた後、落ち切っていないコーティングがあるようなら、歯ブラシなどで擦って落とします。
コーティングがしぶとく落ち切らない場合は、また漬け込みから…と上記の工程を繰り返せば、キレイに復活します♪
なんだ! 案外簡単だね! これなら私でもできそう!!
この重曹水漬けは、ポリウレタンコーティングを落とす工程なので、当然防水性は失われてしまいます。
ですが、防水機能がなくなっても、普段使いする分には十分な品質が維持できています。
お手持ちのグレゴリーが加水分解してしまった際は、処分に踏み切る前にぜひ重曹水漬けトライしてみましょう♪
手順を分かりやすく解説している動画もありますので、よろしければこちらも合わせてチェックしてみてください!
グレゴリーのデイバッグの寿命はコーティングが剥がれるまで5年
グレゴリーのデイバッグは、防水コーティングの寿命は大体5年前後ですが、バッグそのものは耐久性が高く壊れにくいため長く使うことができます。
5年かぁ…俺のグレゴリーも、確か買ってからからそれくらい経ってるな…
そうなんだ? じゃああのコーティングがボロボロしちゃってるのは、やっぱり寿命ってことなんだね。
グレゴリーのデイバッグは、グレゴリーの代表商品といっても過言ではありませんね。
多くの方が持っている商品だからこそ、少しでも長く愛用したいと考えているファンが大勢います。
ここで言う寿命とは、「防水コーティングが経年劣化ではがれてくるのが、使用開始から大体5年前後」ということ。
ですので、グレゴリーのデイバックを5年以上使っているユーザーはたくさんいます!!
グレゴリーは『バックパックのロールスロイス』と言われるアウトドアブランドです。
ロールスロイスと称される理由は、その壊れにくさにあると言われています。
グレゴリーのデイバッグは、各パーツの耐久性が高くとにかく壊れません。
このように、グレゴリーのデイバッグは耐久性を高めるため、バッグの至る所に工夫が凝らされています。
防水コーティングが剥がれて防水性がなくなってしまったとしても、バッグ自体の耐久性が高いため、長く愛用するファンが非常に多くいるのです♪
私の主人も通勤用バッグとしてグレゴリーのデイバッグを使用していますが、生地がほつれたり破れたりなんて気配、少しもありません。
20年使えるなら…定年近くまでそのグレゴリーで押し通せるな!!
そう考えると、3万円弱で買ったグレゴリー、めちゃめちゃコスパいいですよね♪(笑)
加水分解しないリュックは本格派ならマックパックがおすすめ
加水分解しないリュックは、アウトドアを本格的に楽しむアナタなら、アズテックという独自素材によって高い防水性を発揮したマックパックがおすすめ!
もし次に新しいのを買うとするなら、加水分解しないリュックがいいよな~。
アウトドア用のリュックの多くが、防水のためにポリウレタンコーティングが施されています。
このポリウレタンコーティングが加水分解を引き起こし、ベタベタになったり悪臭の原因になったりします。
じゃあさ、ポリウレタンコーティングじゃない防水加工ってないの?
加水分解が原因でリュックの買い替えを考えているアナタにおすすめさせていただくのが、マックパックというアウトドアブランドのリュックです!
独自素材の防水加工、ニュージーランド発のブランド『macpac』
マックパックは、アズテックという独自の素材を開発しています。
このアズテックは、摩耗に強いコットンと腐食に強いポリエステルの混紡糸を織り合わせたハイブリッド素材。
この素材を使用することで、ポリウレタンコーティングを施さずともリュックに防水性能を備えることが可能になっているのです。
お! いいじゃん、マックパック!! じゃあ次買うならこれだな♪
シンプルなデザインに、色合いも彩度の落ち着いたものが中心のため、どんなお洋服とも合わせやすく、年齢・性別問わず使いやすいのも高評価な点です。
ただ、一つ注意点があるとしたら、マックパックはその丈夫さゆえ非常に重いということ。
基本的に、登山やハイキングを日頃から楽しむ人向けに作られたブランドであるため、これからアウトドアを始めようとする方の購入はよく検討を重ねましょう。
せっかくマックパックのリュックを買ったのに、重すぎてアウトドアが楽しめない…となってしまってはテンション下がってしまいますよね…。
今はオンラインショップなどでも購入ができますが、なるべくなら店頭で試着をしてみてから購入することをおすすめいたします。
なるほどな…俺は通勤用リュックとして使いたいから、ちょっと向いてないかもしれないな…。
なかなか見ないブランドでおしゃれ最先端! て感じだったのに残念だね…。
テバくん、マックパック以外にも加水分解しないリュックはあるので、決して落ち込まないでください!!
加水分解しないリュックなら一生ものとして長く使えますから、せっかくなら気に入った性能やデザインのリュックを選びたいですよね。
では次に、マックパック以外の加水分解しないリュックを2つご紹介いたします♪
加水分解しないリュック2選!性能やデザインを比較♪
加水分解しないリュックは、オーガニック素材にこだわるテラパックスや、シンプルな作りでカラー展開の多いミリカンなどがあります♪
通常、アウトドア用リュックの防水加工はポリウレタンコーティングで施されるのが一般的です。
ですが、このポリウレタンコーティングは、加水分解による経年劣化がどうしても起こってしまいます。
これから紹介する2つのブランドは、リュックにポリウレタンコーティングを施さないため、加水分解の心配がありません。
自然素材にこだわったアメリカ発のブランド『TERRA PAX』
テラパックスは、化学的な素材を可能な限り使用せず、自然素材だけでバッグを作るということにこだわり続けたアメリカのブランドです。
テラパックスのリュックの生地は、ヘンプと呼ばれる麻の一種が素材となっており、強度が高く撥水性に優れています。
オーガニック素材らしいナチュラルなテイストのデザインは飽きが来ず、リュックを長く使いたいアナタにおすすめです♪
ただ、カラー展開が少なく選択肢が狭いことと、素材であるヘンプが毛羽立ちやすく、生地が手触りが気になる方も一定数いるようです。
パーツや装飾が少なくシンプルな作りのイギリス発のブランド『millican』
ミリカンは、無駄な廃材を出さないよう極力シンプルに、パーツを少なくしたデザインが特徴のブランドです。
今でこそ『サスティナブル』という言葉が浸透してきていますが、いち早くそれを意識して製品開発を続けてきたブランドでもあります。
ミリカンのバッグの生地は100%リサイクルポリエステルで、コットン風に仕上げた独自素材。
カラー展開も豊富なため、アウトドア用リュックは黒が多い中、好きな色のリュックを持ちたいアナタにおすすめです♪
ただ、日本には直営店や販売代理店がないため、オンラインショップで購入するしか手段がなく、実物が手に取れないのが難点です。
まとめ
- グレゴリーが加水分解で防水コーティングがボロボロ・ベタベタになってしまったら、重曹水への漬け置きでキレイにできる
- グレゴリーのデイバッグは、防水コーティングの寿命は5年前後だが、バッグそのものは耐久性が高く壊れにくいため長く使うことができる
- 加水分解しないリュックなら、独自素材によって高い防水性を発揮したマックパックや、他にもテラパックスやミリカンなどがある
アナタは、お手持ちのグレゴリーが加水分解でボロボロになってしまい悩んでいましたね。
愛着と思い入れのあるバッグ、重曹水漬けでまだまだ長く使うことができるなら、こんな嬉しいことはないですよね!
もし処分を考えていたのなら、ダメ元で一度重曹水漬けを試してみてはいかがでしょうか?
重曹は弱アルカリ性なので酸性の汚れを落とすのにおすすめです!!
キッチン周りの油汚れや手垢なども酸性の汚れになるので、重曹があればキレイにできますよ♪
毎日のお掃除は、重曹水をスプレーボトルに入れておけばいつでもサッと使うことができて便利です!