産後太り解消のため絶賛ダイエット中の私ですが、食事制限に運動、規則正しい生活を心がけていても、なかなか顔って痩せていかない…と落ち込む日々です。
そんなとき、ダイエット以外にも小顔になれる方法があったらぜひ実行してみたいと思いませんか?
早食い・過食を防ぐために「よく噛んで食べましょう」と言われますが、よく噛むと顔が大きくなるという噂をアナタは聞いたことないでしょうか?
よく嚙むと顔が大きくなるというのはウソで、普段の食事の咀嚼回数程度では顔の大きさに影響は出ませんからご安心ください!
むしろよく噛むことで咀嚼筋が鍛えられ、顔のたるみの改善やフェイスラインが引き締まって、小顔になれるんです!
よく噛むと顔が大きくなるのではと心配なアナタも、これを読んだらすっきり小顔が手に入れることができます♪
目次
よく噛むと顔が大きくなるはウソ!あごの形は遺伝によるもの!
よく噛むと顔が大きくなるというのはウソ、あごのサイズや形は遺伝によるもので、むしろよく噛まずに食事をすると歯並びに影響が出てしまいますので注意しましょう。
顔が大きくなると一口で言っても、よく噛むことで大きくなるというのはどの部分のことを指しているのでしょうか?
噛むことで発達するのは、咬筋と呼ばれる、こめかみあたりからあごにかけての筋肉…いわゆるエラの部分です。
ここが過度に発達することで、咬筋の肥大・骨の隆起が起こり、エラが張ってしまうと言われています。
しかし、普段の一日3回の食事、仮に1回あたりが20分だとしても、その程度の咀嚼回数では顔が大きくなるほどの咬筋の肥大は起こらないそうです。
あごのサイズ・形は、一般的に遺伝による先天的要因であることが大半で、よく噛むことでの影響はさほどないんだとか。
特に、顔が大きくなるのが嫌だからと幼少期にあまり噛まずに食事をさせると、口やあごが発達せず、歯並びに影響が出てしまう恐れも。
テレビのキレイな女優さんも、歯並びがいまいちだとついつい口もとが気になってしまいませんか?
顔が大きくなる原因によく噛むことは関係はありませんから、キレイな歯並びのためにも、しっかりと噛んで食事をするようにしましょう。
ガムをずっと噛んでる人は要注意!エラ張り顔になる恐れも
ガムをずっと噛んでる人は、咬筋の肥大・骨の隆起でエラが張ってしまったり、顎関節症、歯がすり減り知覚過敏になったりしてしまうなどのリスクがあるので要注意です。
眠気覚ましや口寂しさの解消などで、よくガムを噛むという方多いのではないでしょうか。
日頃からガムをずっと噛んでる人は、顔が大きくなるリスクがあるので要注意です。
さっきはよく噛んでも顔は大きくならないって言ってたじゃん…
一日3食の食事での咀嚼回数程度では、顔の大きさやあごの形に影響が出ることはまずありえないそうです。
ですが、ガムを一日中噛んでいるなど極端に咬筋や歯を酷使することで起こりうるデメリットも存在します。
ガムをずっと噛む習慣のせいで、エラ張り顔になってしまい鏡を見るのが嫌になったり、顎関節症や知覚過敏で食事が楽しめなくなったりしてしまっては悲しいですよね。
ここでは、ガムをずっと噛んでる人に起こりうるデメリットについて解説していきます。
咬筋の肥大や骨の隆起によりエラが張ってしまう
一つ目は、よく噛むことで一番使われる筋肉である咬筋の肥大・骨の隆起によりエラ張り顔になり、結果顔が大きく見えてしまうというデメリットです。
咬筋も筋肉の一種ですから、ガムをずっと噛んでるということは、常に筋トレをしているのと同じで、動かす頻度が多かったり負荷が強くかかったりすると発達してしまうようです。
またガムを嚙む以外にも、歯を食いしばる癖や就寝中の歯ぎしりも咬筋が発達していく原因になるそうです。
食いしばりや歯ぎしりで顎にかかる負荷はおよそ60~80kg程度と言われています。
食いしばりが常習化していたり、就寝時間中ずっと歯ぎしりをしたりしているとなると、あごや歯への負担は計り知れませんね。
ガムをずっと噛んでいる、するめなどの硬いものを好む、食いしばり癖がある、就寝中歯ぎしりをしている、など当てはまる人はエラ張り顔予備軍ですので注意しましょう。
あごや口周りの筋肉に負荷がかかりすぎて顎関節症になる
二つ目は、あごや口周りの筋肉ばかりに負荷がかかり、筋肉や骨を痛め、顎関節症になってしまうというデメリットです。
顎関節や咀嚼筋の痛み、顎関節の雑音、開口障害やあごの運動異常などをきたす症状
上述したように、ガムをずっと噛んでるということは常に筋トレをしているのと同じですから、負荷をかけ続けていると筋肉や骨を痛め、顎関節症になる恐れがあります。
あごの関節に違和感があって食事をするのに支障が出たり、口を開けると痛みが走って思うように会話ができなくなってしまったりしてしまっては辛いですよね。
特に顎関節症は再発しやすい、いわゆるクセになりやすいと言われています。
顎関節症を発症していまうリスクを減らすためにも、過度にガムを噛む習慣がある人は生活を見直した方がよさそうですね。
歯がすり減り知覚過敏や噛み合わせの悪化が起こる
三つ目は、ガムの噛みすぎで咀嚼回数が極端に多いため、歯のエナメル質がすり減り知覚過敏になったり、歯の噛み合わせが悪くなったりしてしまうというデメリットです。
ガムをよく噛むということは、あごだけでなく歯にも多くの負荷がかかっていることになります。
長時間ガムを噛み続けたり噛む力が強かったりすると、歯のエナメル質がすり減り、破折を起こす可能性があります。
歯の摩耗により知覚過敏になると、冷たいもの・甘いものが沁みたり、歯ブラシなどの刺激で痛みを感じたりするようになります。
一日3回の食事や朝晩の歯磨きのたびに歯が沁みたり痛みを感じたりするようになるのはしんどいですよね。
さらに、歯がすり減ることで噛み合わせが悪化し、顔の形が歪んだり、片方だけで噛む癖ができて虫歯になりやすくなったりと、連鎖的に悪いことが起こりえます。
ガムをずっと噛んでると、このように様々なリスクが起こる可能性がありますから、ガムが手放せない生活になってしまっている人はよくよく気を付けるようにしましょう。
よく噛むと顔のたるみが改善される!小顔エクササイズもご紹介♪
よく噛むことで、顔のたるみが改善され若々しい印象になり、さらにフェイスラインが引きあがることで小顔になることができます!
顔のたるみは、咀嚼筋の衰えにより起こると言われています。
咀嚼筋とは、噛みしめたときに力が入る箇所…先ほどまで登場していた咬筋と、耳の上あたりにある側頭筋のこと。
加齢とともに咀嚼筋は徐々に衰えていくとされてますが、その他に噛む回数が少なかったり、やわらかいものばかりを食べていたりすることも衰えの原因と言われます。
咀嚼筋が衰えるとそれに繋がる顔の筋肉も弱く細くなり、顔周りの脂肪や皮膚を支えられなくなることで顔のたるみに繋がります。
また、あごの周辺はリンパや血管が集中しているため、ここを動かす機会が少ないと流れが滞り、代謝が低下してしまいます。
血流やリンパの流れが悪くなると、余分な水分や老廃物が排出されなくなり、むくみの原因となってしまいます。
顔のたるみ…いやだ…こわい…どうしたらいいの…
顔のたるみやフェイスラインが引き締まっていないせいで、実年齢以上に老けて見られてしまっては悲しくなってしまいますよね。
でも逆に言えば、顔のたるみがなくフェイスラインが引き締まっていたら、実年齢以上に若く見られるということ!
顔のたるみを防ぐ簡単なエクササイズを3つご紹介しますので、ぜひお気軽にお試しください!
ひと口30回もぐもぐする、耳下のリンパを押す…などどれも簡単にできる内容ですので、日々の生活に取り入れ、すっきり小顔を手に入れましょう♪
咀嚼筋を鍛えろ!ひと口30もぐもぐエクササイズ
顔のたるみに繋がる咀嚼筋の衰えを防ぐため、食事の際はひと口30回噛みしましょう!
エクササイズと言いましたがなんてことはありません、食事の時にひと口30回もぐもぐとよく噛むことを心がけるというだけ。
簡単にできると思うかもしれませんが、ひと口何回噛んでいるか意識して数えてみると、意外と30回も咀嚼していないことに気づくと思います。
食べるときは、姿勢をよく奥歯でしっかり噛むようにしてください。
また咀嚼筋を鍛えるために、「おやつをずっとおせんべいにしよう!」とか「するめをたくさん食べよう!」とあえて硬いもの食べたりしようとしなくて大丈夫です!
あまり硬いものはあごの筋肉や歯に負担がかかってしまいますから、それよりは根菜や玄米など自然と咀嚼回数が増えるものを選ぶようにしてください。
老廃物を流せ!耳つぼエクササイズ
リンパの流れを促し老廃物が流れていくよう、耳まわりのツボを刺激していきましょう!
耳の周りには多くのリンパ節が集中し、顔のほとんどのリンパが流れ着きます。
ですので、顔のたるみやむくみが解消しにくい場合はここが滞ってることが多いです。
終わった後は、耳がポカポカして血流がよくなってるのを実感できます。
やったことのない方は、試しに一度実践してみると分かると思うのですが、耳が凝っていたりリンパが詰まっていたりするとかなり痛い!
私はこのエクササイズを、歯を磨きながら朝と晩2回おこなっています。
30代を過ぎ、ダイエットはなかなか効果が出ませんが、この耳つぼエクササイズはわりとすぐ顔まわりがすっきりするので嬉しくてついつい続けてしまいます♪
ほうれい線とさようなら!舌ベロぐるぐるエクササイズ
老け見えの要素であるほうれい線を解消させるため、口の中で舌を大きく回しましょう!
私は大学卒業後レストランで客席係として勤めており、2年前まで朝から晩まで毎日接客をする生活だったため舌をよく動かしていました。
ですが、娘の妊娠を機に退職、一日中家にいるようになり主人と以外喋る機会がほとんどなくなりました。
するとどうでしょう、なんだか顔がだらしなくなってきた印象が…!!
その時初めて、舌も筋肉だったんだということを自覚しました。
こちらも耳つぼエクササイズと同様実践してみると分かるのですが、終わってみると結構疲れませんか?
舌を活発に動かすことで、たるんでいた顔の筋肉が引き締まり、垂れ下がっていた頬が引き上げられるので、ほうれい線やシワの改善も期待できます。
また、顔や首回りの筋肉がしっかりと働くようになり、リンパの流れがよくなるので、むくみによる二重あごの改善も期待されます。
私は実際これをしばらく続けたところ、ほうれい線や顔のたるみを感じなくなりました。
朝はヘアセットのタイミング、夜はお風呂あがりに髪を乾かしているタイミング、一日2回『ながらエクササイズ』をするとわりと習慣になるのでオススメです♪
まとめ
- よく噛むと顔が大きくなるというのはウソで、あごのサイズや形は遺伝によるもの、むしろよく噛まずに食事をすると歯並びに影響が出る可能性がある
- ガムをずっと噛んでる人は、咬筋の肥大・骨の隆起でエラが張ってしまったり、顎関節症や歯がすり減って知覚過敏や噛み合わせの悪化につながってしまったりする恐れも
- よく噛むことで、顔のたるみが改善され若々しい印象になり、さらにフェイスラインが引きあがることで小顔になれる
「よく噛むと顔が大きくなる」なんていうことは、少しも心配する必要はないとお分かりいただけたでしょうか?
この記事を読むことで、「よく噛むと顔が大きくなるのでは?」と心配していたアナタの悩みを少しでも解消するお手伝いができたら嬉しいです!
また、紹介した3つの小顔エクササイズもぜひ実践し、ハリのある若々しいすっきり小顔を手に入れてくださいね♪
う~ん、よく噛むと顔が大きくなるって聞いたことあるんだよな…