布団を清潔に保てる布団乾燥機は毎日でも使いたいから、電気代や効果のほどをいろんな商品で比較しておおよその使用感を把握しておきたいですよね。
布団乾燥機について以下のような疑問を抱いていませんか?
購入したとしても、ちゃんと使いこなせなければ、損した気分になりそうですよね。
そこで今回は布団乾燥機について、電気代から効果的な使用頻度まで幅広くご紹介します!
この記事を読めば、布団乾燥機を使用しつつ電気代を節約する方法もわかるので、節電テクニックも習得できますよ♪
メジャーな電化製品と比べ、布団乾燥機は購入したことがないと、なにを基準に選べばいいか見当がつきませんよね。
コンパクトでシンプル、安定のお値打ち価格のアイリスオーヤマの商品であれば初心者さんでも使いやすいですよ!
長い間、ダニに悩まされていた購入者が「早く買えばよかった」と正直レビューしています!
目次
布団乾燥機の電気代を比較するなら使い方関係なく1kWhは31円!
布団乾燥機の電気代を比較する場合、商品やメーカーに関わらず、現在の1時間の電気単価、1kWhを31円で計算します。
布団のコンディションを整えるには布団乾燥機が大いに役立ちます。
でも気になるのは布団乾燥機を使用したことによる電気代。
少なくともシングルサイズの布団を温風やら送風やらさまざまな運転モードでケアしてくれるので、その分電気代がかさみそうですよね。
布団乾燥機1台の運転でどれほどの電気代になるのか調べてきたので、ぜひ参考にしてください。
まず、だいたいの平均を先にお伝えしましょう。
布団乾燥機680Wの通常モードを運転した場合、1時間でかかる電気代はおよそ20円です。
1時間で20円の電気代は、安い、高い、どっち?
だいたいエアコンの暖房と同じぐらい、もしくは少し安いくらいの電気代です。
では布団乾燥機の消費電力別で1時間運転した場合の電気代を比較してみましょう。
布団乾燥機A | 400W | 約12円 |
布団乾燥機B | 680W | 約20円 |
布団乾燥機C | 1000W | 約31円 |
執筆時点で、全国家庭電気製品公正取引協議会が公式に発表している、1時間の電気単価は31円/kWh(税込)なので、そちらを参考に計算しました。
もし1日に1時間、布団乾燥機を使用するとしたら、月間約360〜930円の電気代がかかります。
年間にすると約4,320〜11,160円の電気代になります。
布団乾燥機がおおむね10,000円台の価格ということも考えると、費用対効果のほどで高いか安いか、感じ方が変わってきそうですね。
ちなみに、マットありとマットなしではそこまで電気代に大差はなく、年間で約90〜300円ほどマットなしタイプが上回った、という検証結果があります。
ただし、マットの有無で消費電力の大きさが変わるわけではなく、あくまで商品によっての差になるので、必ずしもマットなし商品が高くなるとはいえません。
そのため、消費電力を気にするあなたにとって、マットの有無は判断材料にはあまりならないことを、ご承知おきください。
かかる電気代だけじゃ布団乾燥機のおトク感がわからない!
そのとおり!もし電気代だけで布団乾燥機の購入を諦めてしまったら、布団にカビが生えたりダニが繁殖したり、防げるはずだった事態が防げなくなってしまうかもしれません!
布団乾燥機は工夫して使用すれば、電気代を節約できるので、生活に取り入れた場合のメリットとデメリットも含めて、購入をご検討ください!
節電しつつ布団乾燥機を活用する方法!ダニモードは控えめが吉
節電を意識した布団乾燥機の活用方法は、定期的に掃除をする、ダニモードの使用を控えるなど6つあります!
布団乾燥機は運転中はずっと安定した温度の風を布団に送り続けるため、エアコンと同じく季節によっては電気代がかさばります。
でも、工夫すれば無駄にかかる電気代を節約できるので、消費電力や使う頻度も含めてベストな商品を選べば、あなたの生活の質が向上するかもしれません♪
- 効率的に使う
- ダニ対策モードの使用を控える
- 定期的に掃除をする
- 取扱説明書通りに使用する
- 旧式は買い換える
- 電気料金プランを見直す
- 効率的に使う
布団乾燥機の武器である送風機能ですが、その風が効率よく布団に行き届いていなければ乾燥に時間がかかってしまいます。
マットありタイプであれば、マットが布団に収まってはみ出していないか確認。
マットなしタイプであれば、布団の端を内側に折り込んで温風が漏れ出ていないか確認してください。
- ダニ対策モードの使用を控える
布団乾燥機を使う理由として代表的なのがダニの繁殖を抑えること。
ダニは50℃以上が20〜30分続くと死滅するといわれているので、布団乾燥機のダニ対策モードもそのぐらいの温度で設定されています。
なおかつ、ダニ対策モードの運転時間はだいたいどの商品も100分です。
高めの温風で100分の運転をすればそれなりに消費電力は大きくなります。
もし、節電を意識するのであれば、ダニ対策モードの使用頻度は減らすことをおすすめします。
- 定期的に掃除をする
私のアパートに設置されているエアコンは、雪が降る極寒のなか、なぜか運転が止まってしまったことがあります。
原因は、フィルターに溜まった大量のホコリでした。
何年も掃除していなかったので、私のエアコンのフィルターには分厚いホコリのカーペットができていました。
ホコリを一掃して起動させてみたところ、力強い温風が吹き出し、たちまち部屋は温かくなりました。
布団乾燥機も空気の循環で機能しているので、ホコリが溜まりやすい電化製品です。
使う頻度が多ければ1週間に1回、少なくとも1ヶ月に1回は定期的に掃除をしましょう。
布団乾燥機を定期的にメンテナンスすることで、最大限に力を発揮してもらえて節電になる!
ちなみに、電話の子機を掃除したことはありますか?
ホコリや汚れがたまっていると、電話の子機が充電されない可能性があると以下の記事で紹介されているので、気になるあなたはすぐにチェック!
- 取扱説明書通りに使用する
当たり前ではありますが、取扱説明書を読んだうえで、メーカーの推奨する使い方をしましょう。
といいますのも、商品によってはダイヤルを回すだけで操作できるものから、自分で温度や時間をカスタマイズして使うものまであります。
自分で設定する場合、もしかしたら必要以上のパワーで余分に時間をかけて使ってしまっているかもしれません。
もし節電したいのであれば、メーカーの推奨する使い方をしないとお金も時間も無駄にしてしまうかもしれません!
- 旧式は買い換える
古い家電を何年も使っていると物持ちがいいと讃えられる風習が日本にはありますが、家電に関してはなるべく最新のものへの買い替えをおすすめします。
最新家電は省エネに特化しているものも多いです。
表立って「省エネ」と謳っていなくても旧式より電力の供給がスムーズになるので、思い切って買い換えれば多くの場合、節電になります。
- 電気料金プランを見直す
あなたは、契約している電力会社の1kWhあたりの電気代はいくらか把握していますか?
電力会社によって1kWhの電気単価は微妙に違い、なおかつ、どれだけ使っているかの使用量でも電気料金は変わってきます。
もし電気代を減らして節約したいとお考えであれば、布団乾燥機を購入するかどうか以前に、電気料金プランを見直す、というのが近道で効果的かもしれません。
電気料金プランはアンペアと電力量のバランスで決まっている
各電力会社が提供している電気料金プランは、アンペア数と電力量によって決められており、それぞれの量を調整すれば電気代を下げられるかもしれません。
2016年4月の電力自由化により、どこの企業や電力会社から電気を買うか、個人の意思で自由に選べるよになりました。
安く電気を使って節約したいあなたに、どんな料金プランがあるか一例をご紹介します。
- ガス料金とまとめるセットプラン
- 時間帯により料金が変わる変動プラン
- 使った分だけかかる従量制プラン
ガスと電気のセットプランはよく聞く!
ガスと電気の両方を提供している会社がよく用いるセット割引ですね。
必ずしも、ガスと電気をまとめて払ったほうが安くなるわけでもありません。
セットプランもそのほかのプランも、契約する前に現在の契約アンペア数を把握して、比較することをお忘れなく!
では、ここで大事な契約アンペア数について解説します。
アンペア(A)とは1秒間に流れる電流を表す単位のことで、これは電力会社によって量を管理されています。
1人暮らしのアパートであれば30Aがほとんどです。
このアンペア数は多ければ多いほど料金がかかり、電力会社に申請すればだいたいどこでも変更することができます。
アンペア数を少なくすれば電気代は安くなるってこと?!
この変更できるアンペア数が「基本料金」で、そこに使用量に応じた料金「電力量料金」とそのほか諸々が加算されたものが電気代として請求されます。
そのため、契約アンペア数と電力量料金、どちらか一方ではなくどちらも見直さなければ電気代は下がりません。
決まったアンペア数を契約しないで使った分だけ電気代が発生するのが基本料金が0円の従量制プラン、電力量料金が時間帯によって安く設定されているのが変動プランです。
あなたの契約している電気の「基本料金」と「電力量料金」を知れば、ふさわしいプランを選び、電気代を安くできるかも知れません!
布団乾燥機のメリットとデメリット!耐熱温度70℃の羽毛は週1で!
布団乾燥機は布団のボリュームを蘇らせるメリットがありますが、羽毛布団の場合は耐熱温度70℃を意識して使用する必要があります。
布団乾燥機を購入するにあたっての費用が気になるあなたは、一体どんな商品なのか、いまいちど知ってから検討しても遅くないかもしれません。
メリットとデメリットを比較すれば、布団乾燥機があなたの生活にどんな影響をもたらすか、イメージしやすくなりますよ♪
- 潰れた布団のボリュームが復活する
- 天気を問わず布団を干せる
- 衣類や靴の湿気をとってくれる
- ダニの繁殖を防ぐ
- カビの発生を防ぐ
- 暖かい布団が快眠を促す
快眠には心地よい寝床が必要不可欠ですから、布団乾燥機によってそれが手に入ると思えば決して高くはなさそうです。
なおかつ布団乾燥機は商品によって衣類や靴にまで使用できるものがあります。
やはり、乾燥させるためにはある程度の風量と風力が必要です。
商品によってはドライヤーぐらいの音が発生するものもあります。
もし心配であれば静音性の高い商品を選ぶことをおすすめします。
換気扇の騒音値がおよそ50dbなので、40db台の布団乾燥機を選べば、どんな人でも気にならない程度の音量である可能性が高いです。
また、デメリットではありませんが、羽毛布団への使用は注意が必要です。
羽毛布団の詰め物である羽毛はタンパク質です。
そのため、布団乾燥機の温風が高温だと羽毛が割れてしまい、布団の風合いが損なわれてしまう可能性があります。
羽毛布団に布団乾燥機は使えないってこと?!
羽毛の耐熱温度は約70℃といわれているので、温風の温度と使用時間に気をつけて、多くても1週間に1回の使用にとどめれば、問題なく乾燥させられます。
心配であれば、羽毛布団専用の運転モードがある商品を選べば、懸念材料が1つ減って、安心して羽毛布団をケアできますよ♪
布団乾燥機は毎日でなくても効果あり!ダニ抑制は週1でOK
布団乾燥機は毎日使用しなくても、1週間に1回でダニ抑制に十分効果はあります。
前述した、およその布団乾燥機の電気代は1日1時間の目安でしたが、そもそも1日に1時間使う必要はあるのでしょうか?
ダニ対策の観点からいえば、死滅させるか、抑制させるかで効果的な使用頻度は変わってきます。
死滅させたければ、50℃以上の温度で20〜30分暖める、もしくはダニ退治モードを使用します。
もしダニの死滅ではなく抑制を目的とするならば、2週間ごとの使用を目安とし、季節や天気によって頻度を調整してください。
ダニの抑制を目的とするならば、1週間に1回、乾燥する冬場であれば1ヶ月に1回の使用で十分といわれているので、そこまで電気代はかかりそうにありませんね。
布団の乾燥が目的であれば多くても1週間に1回で十分
シングルサイズの布団であれば、乾燥させるには1週間に1回、30分の使用で十分に効果はあります。
前述したように、羽毛布団への使用は注意が必要なので、毎日の使用は避け、多くても1週間に1回にとどめましょう。
詰め物に関係なく、布団乾燥機が布団の乾燥にかかる時間はシングルサイズで30分、ダブルで90分といわれていて、速乾モードであればより短縮されます。
季節ごとに湿度は変わるので、夏場は1〜2週間に1回、冬場は1ヶ月に1回を目安に使い分ければ湿気を防ぎ、無駄に運転させなくて済みます。
おや、布団乾燥機は毎日使う必要はない?
乾燥を目的とするならば、シングルサイズの布団で1週間に1回30分で事足りるので、1ヶ月で約40円の電気代になります。
快眠を促すために布団を加熱するなら10分で完了
冬場などに布団を暖める目的であれば、運転時間は10分ほどで事足ります。
快眠の観点からいえば、布団乾燥機を使用することはメリットしかありません。
快適な快眠に必要とされているのは、適切な温度と湿度。
布団のなかの理想的な温度は32〜34℃、湿度は50%前後とされています。
エアコンは室内の温度と湿度を調整できますが、布団のなかまでには及びません。
布団乾燥機であれば、布団のなかを理想的な温度と湿度に調整でき、あなたの快眠を手助けします!
布団乾燥機が欲しくなってきた!!
布団乾燥機の省エネなおすすめ商品4選!消費電力600W以下
アイリスオーヤマや三菱電機など、省エネに特化したおすすめの布団乾燥機を消費電力600W以下を条件に4つご紹介します。
布団乾燥機が欲しくなってきた!そんなあなたに、省エネに特化した商品をご紹介します!
消費電力が低い、購入者の評価がおおむね良好、おすすめランキングの上位に登場している、という条件のもと、私の独断で商品を選別させていただきました。
どれも購入を視野に入れても申し分ないので、ぜひ参考にしてください。
- アイリスオーヤマ ふとん乾燥機 カラリエ FK-C3
カラリエシリーズの1つであるこちらの商品は、なんといってもシンプルな作りが最大の魅力!
温度調整は高温・低音・送風の3段階で、最大は高温風の560W。
マットなしタイプで、ノズルを折りたたむと幅16cm×高さ36×奥行き約14cmなので、とてもコンパクト。
用途を想定した自動運転モードは温度と時間があらかじめ設定されているので、「冬」「夏」「あたため」「ダニ」のいずれか選べばすぐに送風を開始します。
アイリスオーヤマ公式サイトにて、送料無料の12,630円です。
- 三菱電機 ふとん乾燥機 ぽかサラPlus AD-PS70BB
トリプルバリアフィルターが搭載されているので、菌やウイルスを排除した清潔な空気を送り出します。
ダイヤルを回して運転モードを選択するため、説明書が不要なぐらい操作は簡単で、消費電力は600W。
付属するマットを使用すれば衣類の乾燥もスピーディーに完了します。
サイズは幅27.5×高さ32.9×奥行き16cm、布団・衣類・靴に使用できて、ダニ対策までしてくれます。
だいたい13,000〜16,000円の価格で販売されています。
- パナソニック ふとん暖め乾燥機 FD-F06X2-N
「すぐぽかノズル」といわれているノズルは100cmと長いので、高めのベッドでも使用可能。
消費電力は驚異の最大460Wで、幅30×高さ39.8cmと大きめですが奥行きは14cmなので、工夫次第で収納できるようなサイズです。
省エネであるうえに、パナソニックの電化製品にたびたび用いられるナノイーXが搭載されているため、消臭に特化しています。
また、布団の詰め物別で「羽毛羊毛コース」「綿・合繊コース」が設けられているのが、嬉しいポイント♪
- シャープ プラズマクラスターふとん乾燥機 UD-AF1
ノズルの先にはきのこのような円盤が付いており、風を効率よく四方八方へ行き渡らせます。
プラズマクラスター搭載なので消臭・浄化作用があり、消費電力は510W。
幅45.4×高さ31.4×奥行き30.6cmとサイズは少し大きめですが、女性にも好評な丸みを帯びたフォルムはインテリアに馴染むスマートなデザインです。
よりコンパクトな布団乾燥機をお探しのあなたには以下の記事がおすすめ!
まとめ
- 布団乾燥機の電気代を比較する場合、商品やメーカーに関わらず、現在の1時間の電気単価1kWhを31円で計算する
- 布団乾燥機は毎日使用しなくても、1週間に1回でダニ抑制に十分効果がある
- 省エネに特化した消費電力600W以下の布団乾燥機は、アイリスオーヤマ、三菱電機、パナソニック、シャープなどの商品がおすすめ
消費電力から電気代を割り出せると、いろんな電化製品を比較できるようになるので便利です。
なおかつ、大事なのは費用対効果なので、電気代の比較だけでなく、購入するビフォーアフターでなにが変わるかに注目すると、思わぬ決め手が見つかるかもしれません。
その思わぬ決め手はあなたが感じる幸せの大事な構成要素かも?!
花粉の時期は布団を外に干せないため、湿気やダニが気になりますよね。
布団乾燥機があれば、布団から湿気やダニを防いで、なおかつふかふかの暖かな状態にしてくれます!
楽天・Amazonでも扱われているので、大きい金額になる家電はネットで買ってポイントを貯めましょう♪